赤毛のアン 完全版
最終更新：
pureskydive 2005年12月28日(水) 03:45:16履歴
「赤毛のアン 完全版」８６年（Ａ）
日本語吹き替え版でした。
アンの声の人は、ブルマの声の鶴ひろみさんね。
今でこそメディアの主流は映像ですが、赤毛のアンが映画化される時
小説のイメージが壊れると激しく非難されたようです。
昔はよくこういうことがあったのよね。
まあ、どうしても映像のアンの世界に違和感を感じるなら
英語版の小説を読むのも手ですね。
わたしは、３０Ｐくらいでギブアップしたけどｗ
身寄りのないアンは、親戚からも虐げられ、いつも孤独だった。
鏡に映る自分の姿を、空想の親友ケティ・モーリスと名づけて
つらい気持ちを空想で現実逃避するしかなかった。
赤毛をからかったギルバートに石版をぶつけたり、
髪の毛を染めて緑色になったり
親友のダイアナにワインを飲ませて酔っ払らせたり
トラブルを起こす天才ですね。
「明日はまだ失敗のない新しい日」
ステイシー先生のこの言葉で励まされるアン。
メープルの紅葉、喜びの白い道、きらめきの湖、
美しいメロディをバックに海沿いの赤い土の道を馬車が走る美術。
本物のＰＥＩは映画に写っている物の何倍も美しいのですよ。
「もう、うちの娘だ。この島一番の美人だ」
はにかみ屋で女性を怖がるマシュウが、アンだけには心を許して
やさしくできる。
マシュウがステイシー先生と一緒に食事をするのは変だけどね。
マシュウが町へ行ってアンの為にパフスリーブのドレスを買うのに
恥ずかしがってる辺りがかわいいですね。
このマシュウのアンへの父親のような想いがとても好きです。
「私が何処へ行こうと、どんなに変わろうと、
いつまでもグリーンゲイブルズの２人のアンよ」
立派に成長してアボンリーから離れていくアンを寂しく思う
マシュウとマリラ。
「あの時、女の子と間違えてくれてよかったな」
「あれは神の思し召しですよ」
「うちにはあの子が必要だと」
そして、マシュウの死。
「女の子でよかった。お前は自慢の娘だ」と言い残すマシュウ。
もう、彼のこの言葉で涙ボロボロですよ〜
自分を傷つけた憎しみから、ギルバートを勉強のライバル視して
意地を張り続けてきたアン。
ダイアナに言われるまで、彼を愛してることに気づかなかった
認めたくなかったアン。
ギルバートは可愛そうなくらいアンに対して誠実で健気で一途なのに
こんな紳士な男は他にはいないわよ。
最後にやっと、自分の心に素直になります。
「あの海はダイヤのネックレスよりもずっと光り輝いてみえるわ」
「わたしはこのパールのネックレスでいい」
「マシュウが豪華な宝石にも負けないほどの愛を込めてくれたんだもの」
「わたしは誰にも負けないくらい幸せだわ」
劇中でアンはＰＥＩが世界で一番美しい場所だと言ってます。
わたしは実際にＰＥＩに行って、レンタカーで島を１周してきました。
確かに美しい場所です。
でも、グリーンゲイブルズは余りにも観光化された作り物で
原作のイメージとは別物でした。
それに、世界にはもっと美しい場所があるかもしれません。
アンの意味する一番美しいというのは、
風景や雰囲気などの美しさではなく、
これまで孤児だったアンが、
マシュウとマリラという家族、ダイアナという親友を得た、
掛け替えの無い「心の宝物」＝「故郷」という意味の
一番大切な美しさなのです。
誰でも自分の故郷が一番落ち着くものですよね。
日本語吹き替え版でした。
アンの声の人は、ブルマの声の鶴ひろみさんね。
今でこそメディアの主流は映像ですが、赤毛のアンが映画化される時
小説のイメージが壊れると激しく非難されたようです。
昔はよくこういうことがあったのよね。
まあ、どうしても映像のアンの世界に違和感を感じるなら
英語版の小説を読むのも手ですね。
わたしは、３０Ｐくらいでギブアップしたけどｗ
身寄りのないアンは、親戚からも虐げられ、いつも孤独だった。
鏡に映る自分の姿を、空想の親友ケティ・モーリスと名づけて
つらい気持ちを空想で現実逃避するしかなかった。
赤毛をからかったギルバートに石版をぶつけたり、
髪の毛を染めて緑色になったり
親友のダイアナにワインを飲ませて酔っ払らせたり
トラブルを起こす天才ですね。
「明日はまだ失敗のない新しい日」
ステイシー先生のこの言葉で励まされるアン。
メープルの紅葉、喜びの白い道、きらめきの湖、
美しいメロディをバックに海沿いの赤い土の道を馬車が走る美術。
本物のＰＥＩは映画に写っている物の何倍も美しいのですよ。
「もう、うちの娘だ。この島一番の美人だ」
はにかみ屋で女性を怖がるマシュウが、アンだけには心を許して
やさしくできる。
マシュウがステイシー先生と一緒に食事をするのは変だけどね。
マシュウが町へ行ってアンの為にパフスリーブのドレスを買うのに
恥ずかしがってる辺りがかわいいですね。
このマシュウのアンへの父親のような想いがとても好きです。
「私が何処へ行こうと、どんなに変わろうと、
いつまでもグリーンゲイブルズの２人のアンよ」
立派に成長してアボンリーから離れていくアンを寂しく思う
マシュウとマリラ。
「あの時、女の子と間違えてくれてよかったな」
「あれは神の思し召しですよ」
「うちにはあの子が必要だと」
そして、マシュウの死。
「女の子でよかった。お前は自慢の娘だ」と言い残すマシュウ。
もう、彼のこの言葉で涙ボロボロですよ〜
自分を傷つけた憎しみから、ギルバートを勉強のライバル視して
意地を張り続けてきたアン。
ダイアナに言われるまで、彼を愛してることに気づかなかった
認めたくなかったアン。
ギルバートは可愛そうなくらいアンに対して誠実で健気で一途なのに
こんな紳士な男は他にはいないわよ。
最後にやっと、自分の心に素直になります。
「あの海はダイヤのネックレスよりもずっと光り輝いてみえるわ」
「わたしはこのパールのネックレスでいい」
「マシュウが豪華な宝石にも負けないほどの愛を込めてくれたんだもの」
「わたしは誰にも負けないくらい幸せだわ」
劇中でアンはＰＥＩが世界で一番美しい場所だと言ってます。
わたしは実際にＰＥＩに行って、レンタカーで島を１周してきました。
確かに美しい場所です。
でも、グリーンゲイブルズは余りにも観光化された作り物で
原作のイメージとは別物でした。
それに、世界にはもっと美しい場所があるかもしれません。
アンの意味する一番美しいというのは、
風景や雰囲気などの美しさではなく、
これまで孤児だったアンが、
マシュウとマリラという家族、ダイアナという親友を得た、
掛け替えの無い「心の宝物」＝「故郷」という意味の
一番大切な美しさなのです。
誰でも自分の故郷が一番落ち着くものですよね。
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