436 名前:ユーノくんは俺の嫁 ぱーとつー! [sage] 投稿日:2011/01/29(土) 21:10:51 ID:YBB0y6ew [2/6]
437 名前:ユーノくんは俺の嫁 ぱーとつー! [sage] 投稿日:2011/01/29(土) 21:12:49 ID:YBB0y6ew [3/6]
438 名前:ユーノくんは俺の嫁 ぱーとつー! [sage] 投稿日:2011/01/29(土) 21:14:04 ID:YBB0y6ew [4/6]
439 名前:ユーノくんは俺の嫁 ぱーとつー! [sage] 投稿日:2011/01/29(土) 21:14:41 ID:YBB0y6ew [5/6]

ユーノくんは俺の嫁 ぱーとつー!


 空から照る、燦々と輝く陽光。
 街が面した海より吹く風は潮の匂いを孕み、実に涼やかである。
 時節が初夏を迎えた頃合であるが、外を歩くには気持ちのいい日だった。
 そんな海鳴の街を、一風変わった二人組が歩く。
 アスファルトの上に初夏の日差しで濃い影を刻まれながら行くのは、男女だ。
 一人は青年、年の頃は二十代の始めから半ば辺りの日本人男性。
 もう一方は……少女、だろうか。
 異国生まれの金髪に、触れれば折れてしまいそうな細い華奢な体を白のワンピースに包んだ、十歳くらいの子。
 顔立ちは繊細そのものといった美貌であるが、どこか恥ずかしそうにその顔を麦藁帽子のつばで隠している。
 暑気のせいなのか、頬は赤く染まっていた。


「しかし、今日はちょっと暑いね」

「……」


 青年がなんとなく告げた言葉に、だが少女は返さない。
 ただ無言のまま、彼の傍を連れ添って歩く。
 無視されたとくれば普通は気を悪くしようものだが、青年はこれといって気にした風でもない。
 どこか楽しげに微笑を浮かべてその横顔に視線を注ぐ。
 彼の眼差しを感じたのか、少女が麦藁帽子のつばをぎゅっと手で深く被って、顔を隠した。
 その仕草に、青年の笑みがまた深まった。


「ふぅん、やっぱり恥ずかしいんだ」

「……」


 無言は、すなわち肯定。
 青年の口元が意地悪そうに釣りあがり、視線が周囲を見渡す。
 周りには、あまり人はいない。
 それを確認した彼は少女の後ろに回り込み、白いワンピースのスカートの端を掴む。
 そして相手に抵抗を許さぬ速さで、ぱっと捲り上げた。


「ひゃぁ!」


 絹を裂くような悲鳴。
 露になる白い生地の内側。
 細い脚と腰に、同じく白の下着が露出する。
 レース地の女の子らしいショーツは少女によく似合っている、だが……女性用下着に浮き上がる膨らみと、頭だけ顔を出し幼い肉棒がある。


「そうだよね、恥ずかしいよねぇ〜。ユーノくん、男の子なのに、こんな格好してるんだもんねぇ」

「や、やだ……いわないで、ください」


 嗜虐的な言葉責めに、羞恥心で顔を赤くする少女、いや、少年。
 そう、この少年ことユーノ・スクライアは少女ではなく少年である。
 それが何故、女の子向けのワンピースに下着を着て街を歩いているのか。
 理由は至って簡単だ。
 つまり――そういうプレイだからだ。
 恋人兼ご主人様の青年の命令により、今日は野外を散歩しての女装羞恥プレイというわけである。
 女装を強制されたユーノは、いつばれるかと不安で、必死に顔を麦藁帽子で隠して頬を赤く染めていた。
 しかしむしろ、その様こそが彼にとっての悦びである。


「似合ってるし可愛いよ、誰も疑わないさ」


 白く滑らかな肌、さらさらの金髪、麗しいほどの美貌。
 どれもが男のものと思えぬほど、可憐である。
 百人が見て、百人ともがユーノを少女と言い切るだろう。
 それほどワンピース姿は様になっていた。
 恥じらいを偲ぶ表情など、どこの高原から抜け出したお嬢様かと思うほど品がある。
 愛しい少年のそんな姿に、青年は満足げな笑みを隠せない。
 白く小さな肩に手を置き、ギュッと抱き寄せる。
 儚げな肢体が微かに震え、だが決して抵抗せず、されるがままに抱き寄せられた。
 細い肢体を掻き抱き、青年は口元の笑みを深めて耳元に囁く。
 まるで悪魔の甘言のように。


「ねえ……ちょっと、人気のないところに行かない?」


 言葉の節々から感じられる、淫らな欲情に染まった声音。
 抱き寄せる手は背中を撫で、うなじをなぞり、小ぶりな尻をこね回す。
 背筋にぞくぞくを走る期待と不安。
 ユーノは頬をより一層赤く染め、答えとばかりに、小さく頷いた。





「んぅ……はぁ……ん、ちゅ、ぷは」


 木々の梢に隠れた中で、淫らな水音が響く。
 初夏の日差しから隠れるように、人の目を逃れるように、潜むのは海鳴のとある神社の近くにあった茂みの中だ。
 重なる二つの人影、青年の、ユーノの姿がある。
 女装した少年は木の幹に押し付けられ、青年が覆いかぶさるように唇を奪う。
 重なる唇と唇は情熱的で、淫欲に燃えていた。
 上から貪るようにキスをする青年はユーノの口の中に舌を捻じ込んでは、蹂躙する。

 可憐な唇を割り、歯茎から唇の裏、舌同士の絡め合いまで。
 舌が届くあらゆるものを愛し、捻じ伏せる。
 以前ならその暴力的な快楽に抵抗の一つでもしようものだが、今のユーノにそんな選択肢はなかった。
 ただされるがまま、彼の与える口付けと悦びを享受する。
 流される唾液をこくんこくん、と飲み込み、懸命に自分からも舌を絡める。
 蕩けきった瞳は、もはや完全に発情期のそれだ。
 男の手が細い肩を抱き、次第にゆるりと下へ這いずる。
 腰や背中を撫で、下腹部まで行ったかに見えた手はしかし、その上へと行く。
 辿り着いたのは、膨らみなど欠片もない少年の胸板だ。


「ふにゃぁ!」


 キスの合間から漏れる甘い喘ぎ声。
 青年の指が白い生地の下に秘された乳首を掻いて、そのあまりの快感に震えたのだ。
 白いワンピースの上から、執拗にされる乳首責め。
 愛らしく自己主張する小さな突起を、男の指が引っ掻き、そして撫でる。
 こりこりと転がされる度に細い肢体が震えて喘ぎ、唇からは甘く蕩けた声を漏らした。
 だが少年の薄い胸板から名残惜しげに手が一つ離れ、するりと下に伸びる。
 下腹部に沿って進む先は、少年の股ぐらだ。
 触れた指の先、ワンピースの生地越しに熱く硬いそれがある。
 細い脚の間では、ユーノそのものであるかのように幼いペニスが喜悦の涙を零して震えていた。


「あぁ……だ、だめ……おちんちん、まで触った、ら……ひぃう! ん、んぅぅ……」


 昂ぶったペニスを弄られて悶えるユーノだが、反論は許されなかった。
 口はキスで塞がれ、二つの手は一片の躊躇なく少年の体を快楽で責め立てる。
 親指の腹が乳首をこりこりと転がし、もう一方の手はスカートの裾の下から入り込んで愛らしいペニスを下着の上から扱く。
 敏感な性感帯をあちこち弄られ、少年はその悦楽にただ翻弄された。
 舌同士を絡めあう濃密な口付け、にちゃにちゃとペニスを扱く手の動き。
 我慢など、出来るわけがない。


「ふぅ、ん、んぅ! ぅああ!」


 びくんとしなる細い少年の体。
 ワンピースの白い生地の下で、幼い肉棒が跳ねては白い果汁を垂らしていた。
 ぽたぽたと地面に落ちてシミを作る青臭い液、周囲に漂う性臭。
 青年は精液で濡れた指をするりと引き抜き、わざとらしく指の間で糸を引かせて、ユーノの目の前に差し出した。


「外なのにこんなに出して、まったくユーノくんは締りがないなぁ」

「や、やだぁ……言わないで、ください」


 羞恥心で顔を真っ赤にする少年だが、その裏にはどこか言葉責めを受ける被虐の悦びがあった。
 何度も何度も犯され、辱められるうちに刷り込まれたマゾヒズムの愉悦。
 甘いその果実に、少年もまた酔っている。
 とろんと蕩けきった瞳は、もはや肉の悦びに隷属したマゾ奴隷以外の何者でもない。
 射精の余韻に呆けたような顔をしているユーノを前に、青年もまた滾る。
 かちゃかちゃと音を立ててバックルを外し、ズボンを下ろして自分のそれを露出させた。


「ぁ……」


 少年は、思わず見入る。
 隆々と天に向かってそびえるおぞましい肉の塊。
 血管を幾重にも浮き上がらせて、青年のペニスが顔を出した。


「今度は俺の番だ。ほら、舐めてくれよユーノくん」

「……は、はい……」


 青年の乞いに、ユーノは従順に頷いて従った。
 むき出しの地面の上に膝をつき、跪く。
 自然を目線の前には、そそり立つ肉棒があった。
 鈴口からてらてらと先走りを垂らしたその姿に、思わずごくりと唾を飲む。
 一体幾度、この凄まじい得物で犯された事か。
 そして何度、こうして口で奉仕しただろうか。
 想像するだけでペニスが硬くなり、口の中に唾液が溢れる。
 ごくりと生唾を飲みつつ、ユーノは剛直を軽く指で握った。
 焼けた鉄のように、熱く硬い肉棒。
 緩やかに幹を扱きつつ、先端には舌を這わせる。
 先走りのカウパー液の塩辛い味を口の中で溶かしつつ、舌先でいやらしく亀頭を舐め回す。
 ぴちゃぴちゃと音を立ててしゃぶりつくユーノは、丹念に奉仕を続けた。
 鈴口を舌で弄りつつ、カリを唇の端で引っ掛けては幹を手でしっかりと扱き上げる。
 彼の手で調教された奉仕の手管は実に見事で、瞬く間に先走りの量が増えていく。
 唾液とカウパー液が交じり合い、ぽたぽたと滴っては地面に転々と跡を残す。
 その作業をしばらく続けるうち、青年の怒張は限界寸前までに大きくなった。


(あ、そろそろ……出る、かな)


 口の中で僅かに大きくなった亀頭の感触に、ユーノは彼の射精が近い事を悟る。

 思い返す、あの青臭い粘ついたザーメンの味。
 想像しただけで興奮してきた。
 ユーノは早く彼の精液を搾り出そうと、手コキの力も強め、口でも思い切り吸引を始める。
 だが、そうして本格的に奉仕を強めようとした刹那、頭を掴れて肉棒から引き離された。
 唾液とカウパーの混じり汁が、つぅ、と橋を繋ぐ。
 上目遣いに視線を彼に向けると、青年は切羽詰った顔をしていた。


「いけない、いけない……危うく出すところだったよ」

「あの、いつもみたいに飲まなくて良いんですか?」

「ああ、それも良いけどね。今日はやっぱり……」


 するりと伸びる彼の手が、ワンピース姿のユーノの肌を撫でる。
 生地越しの愛撫にぞくりと背筋を走る快感、少年の顔に喜悦と驚きの色が混じる。


「どうせ出すならユーノくんの中に出したいな」


 深まる笑み。
 青年の口に嗜虐が混じり、次いで出た言葉にもその色があった。


「ほら、木に向かって手をついて、お尻こっちに向けるんだ」

「……は、はい」


 言われるままに、少年はその下知に従った。
 主に調教し尽くされた奴隷の呈で、ゆるゆると動く肢体。
 木の荒れた幹に手をつき、小ぶりな可愛い尻を突き出す。
 スカートの裾をぺろんと捲ってみれば、白い生地に負けぬほど生白い尻肉と太腿が露になった。
 まるでミルクでも溶かしたようなその見事な柔肌に、青年はごくりと唾を飲み込んだ。
 そっと手で撫で回せば、何度味わったか知れない極上の肌触り。
 行為をする前から興奮で胸がはち切れそうだ。
 まず、軽く指の先を入れてみる。
 数え切れないほど犯した甲斐あって、簡単に少年の肛門は受け入れてくれた。


「んぅ……ふぁ」


 口から漏れる甘い喘ぎを聞きながら、指でじっくりと尻を慣らす。
 緩やかに円を描くように、周辺をなぞり、穴を広げてやる。
 数回繰り返しただけで、既に少年のアナルは腸液を薄く滲ませていた。
 これなら、すぐにでも大丈夫だろう。
 濃厚なフェラチオで濡れそぼったおのれの肉棒を、青年はすぐに菊座へと導いた。
 くちゅり、と触れ合う穴と亀頭。
 ゆっくりと力を入れながら沈めて行けば、ユーノのアナルはまるでゴムの輪が広がるように柔軟に広がって受け入れる。
 だが決して完全に弛緩しているわけでなく、太い肉棒の挿入を食むように締め付けていた。
 入れる時は緩やかに受け入れ、しかし抜くともなれば名残惜しげに入り口が締まって絡みつく。
 度重なる調教の賜物か、それとも生来の名器なのか、少年の菊座は実に飽きさせない。
 青年は早くも押し寄せた射精の欲求に、眉根を歪めて恍惚する。


「くぅ……相、変わらず、ユーノくんのお尻は気持ち良いなぁ。どうだい? 俺のチンポの味は?」

「ひぃ! あ、ぁぁああ……はぁん!」


 言葉と共に腰を捻られ、菊座を蹂躙する肉棒。
 開発された敏感な粘膜を硬い幹やエラの張ったカリで擦り上げられ、ユーノは堪らず悶えた。
 青年の問いに答える余裕など微塵もない。
 ぱんッぱんッ、と音を立てて小さな尻に腰がぶつけられ、根元までしっかりとペニスが捻じ込まれる。
 その度に背筋を駆け巡る快楽の電撃で少年の思考は桃色に染まり、唇からだらしなく唾液を垂らして喘ぎよがる。
 白く細い四肢が獣の交尾を思わせる体勢で犯される姿は、実に淫靡で倒錯的だった。
 青年の腰を振る力がどんどん強くなり、その時が近いと分かる。
 早く自分の中に熱く滾った白いマグマを出して欲しくて、ユーノは喘ぎ乱れながらも下半身に力を込めて穴を締める。
 肉の棒に絡みつく菊座の腸壁に、青年は今にも達しそうになった。


「く、ぅあ……やべぇ、出そうだ……でも、一人でイくなんて、寂しいよねユーノ、くん!」

「はにゃぁ!!」


 びくん、としなり、震える少年の肢体。
 青年の手が伸び、薄い胸の先端にある蕾を抓ったのだ。
 乳首を片手で責めつつ、もう一方の手はさらなる快楽を与えんとユーノの太腿を這い、下半身でカウパーまみれになっていたペニスに至った。
 先走りに濡れた幼い肉棒を掴めば、力いっぱい握って扱きだす。
 いやらしい水音を立てて手淫され、震えるペニス。
 アナルを犯される快楽と相まって、もはやユーノは正気を失いそうな快楽に見舞われた。


「ひぃああああぁあぁ! だ、だめ、そんな……おちんちんしごいちゃ、らめぇ! イく……ぼくイっちゃう! しろいのぴゅぴゅってだしちゃうぅ!」


 蕩けきった顔で乱れるユーノ。
 もはやろれつも回らない口からは唾液がだらしなく垂れ、発情した犬のように舌を突き出している。

 菊座を抉る激しい挿入、乳首を抓る指の力、小さなペニスを扱く手。
 それらの動きが徐々に連動し、加速していき――決壊した。


「うああぁ、おお!」


 獣のような呻きと共に、青年の腰が跳ね、体がぶるぶると震える。
 腸液を混ぜ返した結合部から、さらに泡を立てた白濁が溢れ出し、地面にポタポタと落ちていく。
 体の中に熱く滾った欲望を放たれ、ユーノもまた達していた。
 幼いペニスの先端から溢れた白濁が痙攣しながら散り、青臭い性臭を漂わせている。
 アナルに吐き出された熱、そして自分もまた射精に達した余韻。
 その甘美な恍惚の余韻に、少年は蕩けきって酔い痴れる。


「ああぁ、しゅごぃ……おちんぽ、イっちゃって、るぅ……」


 目の前が真っ白になるような錯覚。
 全身を駆け巡る甘い痺れに、震える幼い肢体。
 ふと彼の手がユーノの細い顎を捉え、ぐいと向きを変えさせる。
 振り向かせられたかと思えば、青年の顔が近づき、唇が重ねられた。


「んぅ……はぁ……ちゅぷ」


 舌を絡め合わせた濃厚な口付けが交わされ、唾液が顎を伝って落ちる。
 名残惜しげに口を離せば、二人の間には透明な唾液の橋。
 甘いキスをすると、一度は萎えかけた二人のペニスが再び期待にいきり立ち始める。
 重なる二人の眼差しは、既に色欲に溶け切っていた。


「ユーノくん、もう一回……良いね?」


 青年の言葉に、ユーノは無言でこくんと頷く。
 それからしばらく、神社の茂みの中では、少年の蕩けきった甘い喘ぎが響き続けた。



終幕。


前へ 次へ
目次:ユーノくんは俺の嫁
著者:ザ・シガー

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

メンバーのみ編集できます