248 名前:CRR[sage] 投稿日:2008/07/23(水) 22:19:46 ID:w7ZHZC9/
249 名前:CRR[sage] 投稿日:2008/07/23(水) 22:22:25 ID:w7ZHZC9/
250 名前:CRR[sage] 投稿日:2008/07/23(水) 22:24:30 ID:w7ZHZC9/
251 名前:CRR[sage] 投稿日:2008/07/23(水) 22:26:40 ID:w7ZHZC9/
252 名前:CRR[sage] 投稿日:2008/07/23(水) 22:29:31 ID:w7ZHZC9/
253 名前:CRR[sage] 投稿日:2008/07/23(水) 22:31:41 ID:w7ZHZC9/
254 名前:CRR[sage] 投稿日:2008/07/23(水) 22:34:22 ID:w7ZHZC9/
255 名前:CRR[sage] 投稿日:2008/07/23(水) 22:36:47 ID:w7ZHZC9/
256 名前:CRR[sage] 投稿日:2008/07/23(水) 22:39:19 ID:w7ZHZC9/
257 名前:CRR[sage] 投稿日:2008/07/23(水) 22:41:26 ID:w7ZHZC9/
259 名前:CRR[sage] 投稿日:2008/07/23(水) 22:44:37 ID:w7ZHZC9/
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261 名前:CRR[sage] 投稿日:2008/07/23(水) 22:48:37 ID:w7ZHZC9/
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264 名前:CRR[sage] 投稿日:2008/07/23(水) 22:54:26 ID:w7ZHZC9/

普段はなかなかオフシフトが重ならない八神家の面子。
今日は、たまたまヴォルケンリッター達だけが上手くオフシフトが重なった。

(たまには四人で帰るか……)

デスクワークをしながらも、ヴィータの意識は半分上の空だった。
何だかんだ言っても、長い間を共に過ごしてきた仲間と過ごす時間は貴重だ。
ここ数週間、他の騎士達とは仕事でしか会えていなかったので尚更である。

(べ、別に寂しいとかそんなんじゃねーけど……まぁ……な)

ふと時計を見ると、ちょうどシフト交代の時間となっていた。
デスクワークの苦手なスバルの書類もすんなり終わっており、新人達の残業に付き合う必要も無い。
ヴィータは新人達を解散させ、自分も帰路についた。

「ここから一番近いのは……医務室だったな」

六課隊舎の廊下を歩きながら、ヴィータはルートを考える。
先ずはシャマルから訪ねることにした。
本当なら思念通話でも飛ばす所だが、今日に限ってヴィータの中の悪戯心が発揮された。

「へへ、いきなりドア開けてビビらせてやろっかなー」

電子音と共に、医務室のドアが開く。
ヴィータには、ビックリしてシャマルが紅茶を吹く姿が想像できた。しかし……

そこには、ヴィータの想像を超える光景が広がっていた。








緊急出動!スクランブルシャマルさん 
【番外編・シャマル先生の実践性教育の時間】








医務室に入った瞬間、ヴィータは言葉を失った。
機動六課の医務室は、ドアを開けた瞬間にいくつかベッドが配置されているが、
その一番手前側のベッドに、シャマルとシグナム、ザフィーラが揃っていた。
それ自体は普通である―――――三人の格好以外は。

(な、なんなんだ……これ……!?)


先ず、ベッドにザフィーラが全裸の人間形態で寝ている。
そのザフィーラの体の上に、仰向けになったシグナムがこれまた全裸で体を預けていた。
シグナムの脚はM字に開かれ、もし正面に回ればシグナムの性器は丸見えだろう。
クラールヴィントの紐がグラマラスなシグナムの肢体に食い込みながら、シグナムの体の自由を奪っている。

「んはぁっ!! あ、はあぁっっ……シャマル、ぅ……なんで、こんな格好……」

そんなシグナムとザフィーラを、制服姿のままのシャマルがベッド脇から見下ろしていた。
過去の冷徹非情だった頃のような笑みを顔に浮かべながら、
顔を紅潮させ、額に玉の汗を浮かべ苦しそうなシグナムの顎を撫でた。

「……ザフィーラ」

「ああ」

ヴィータが医務室に入ってきたことなど気にも留めず、シャマルはザフィーラに目配せ。
ザフィーラの表情はヴィータからは見えなかったが、シャマルのサインに返事したことだけは聞こえた。
ザフィーラの体の上で、シグナムの体が大きく跳ねた。

「はぁぁあああっ!!」

ザフィーラが下からシグナムを突き上げたのだ。
体が大きく跳ねたその瞬間、シグナムの股間からピュッと何かが飛んだ。
明らかに液体で、まるで水鉄砲のように勢いよく飛び出したそれを、ヴィータは何なのか知らない。

(うわ、シグナムの奴、漏らしやがった……?)

だから、ヴィータが『シグナムが失禁した』と考えても仕方ないことだった。
しかしシグナムが飛ばした液体は、尿ではなくいわゆる『潮』である。

「……ね?シグナムが潮吹くところが丸見えになって、とっても素敵だもの」

下からザフィーラに一突きされただけで、どれだけシグナムの体が悦びを示したかが丸分かりだった。
口を開けたままハァハァと肩を上下させ、必死に呼吸しなければならないほどの状態まで追い込まれたシグナム。
彼女の凛々しさの一端を担うポニーテールはくしゃくしゃに乱れ、
いつもきりっとしている表情は、そんなことなど想像できないほど惚けた物へと変わっていた。

「うふふ、いつもはクールで凛々しい『シグナム副隊長』が」

「ひっ……!?」

シャマルが、シグナムとザフィーラの結合部へと手を伸ばす、
そこは、本来ならば性行為には使わないはずの、性器の下についている不浄の穴。
穴の入り口は、ザフィーラの文字通り人並みはずれたモノをがっちりとくわえ込み、円いリングのようになっている。
そこを触られた瞬間、緩んでいたシグナムの顔が、体のビクンと言う反応と共に険しくなる。

「お尻の穴を突かれて潮吹きしちゃうような変態さんだって知ったら……ライトニングのメンバーも幻滅するでしょうねぇ」

「そんな……やめろ、ぉ……やめて……」

つつっ……と、シグナムの限界まで広げられた菊門の周囲をシャマルの指が撫でる。
敏感になってしまった粘膜に、ジワジワと与えられるむず痒さ。
弱々しい抵抗の言葉を吐きながらピクピクと震えるシグナムの肌に、クラールヴィントの紐がさらに食い込んだ。
特に豊満な乳房に食い込んだ紐が見せる姿はは、そこらの男が見たら十中八九は股間を滾らせるだろう。


(……あんなシグナム、見たことねぇ)

全く置いてけぼりにされているヴィータ。
まず、シグナムとザフィーラがこういうことをするような関係だったのを知らなかった。
その光景をシャマルが何の疑問も感じず見ていて、しかも手出しまでしているのが信じられなかった。
何より、『セックス』は辛うじて知っているものの『アナルセックス』と言うものがあることを知らなかった。

「さぁザフィーラ、とどめを刺しちゃいましょう」

「……ああ」

ヴィータの目の前には、長年行動を共にしてきたはずの仲間の見たことの無い姿が広がっていた。
ザフィーラはシャマルの合図と共に腰を使い出し、シグナムの腸壁を改めてほぐしだす。
シグナムは腰をがっしりとザフィーラに掴まれ、結合部からちゅぷちゅぷと音を立てながら翻弄される。
シャマルはそんな二人の姿をまじまじと見ながら、自らもわずかに息を荒くしていた。

「ひっ!? あ、ああっぁあ、ああぁぁぁあやぁぁああぁあ!!」

ザフィーラの腰使いが激しくなっていく。
シグナムが断続的に上げていた声はついに余裕がなくなり、
艶やかな色を帯びた声がピストン運動のリズムに合わせて『漏れる』だけになった。
シグナムの喘ぎ声と、菊座から漏れるちゅっちゅっと言う粘着質な音。そして、パンパンと二人の腰がぶつかり合う音。
それらが医務室にこだまして、異質な空間を作り上げていた。

「あぐっ!?」

シグナムが低く呻いた。
それと同時にザフィーラの腰使いは止まったが、よく見るとわずかに体を震わせていた。
外から光景を眺めているヴィータには分からない。
その瞬間、ザフィーラの精液がシグナムの腸内へと発射され、じわじわと広がっていることを。
そして、精液が腸壁に広がる感覚で、シグナムが軽く意識を飛ばしてしまったことを。

「ひ、熱……熱い……焼ける……ぁ……」

ザフィーラの陰茎がどくんどくんと脈を打ち、子種を腸壁へと広げていく。
敏感な粘膜でザフィーラのモノの動き全てを感じ取るシグナムの目には、
すでにいつものような凛々しさは無い。

「くぉ、シグナム……力を抜け……!!」

「あ……無理……むり……だ……」

体に力が入らないのか、シグナムは体をぐったりとザフィーラに預けている。
しかし、ザフィーラのモノを咥えているアナルだけは、力がぎちぎちと入っているようだ。
セックス中もあまり声を上げないザフィーラが、珍しく呻き声を上げた。

「う、抜くぞシグナム」

「ま、待て……今抜かれたら……!!」

やがてビクビクとした脈動も終わり、ザフィーラのモノが若干硬度を失っていく。
頃合を見計らってザフィーラは体を捻り、シグナムを支えながら体勢を変え、結合を解こうとする。
獣の性行為のような姿勢をとったシグナム。
ゆっくりと、尻の穴からザフィーラのモノが抜かれていく。

「あ……あぁぁあああ……でる、でるぅ……」


排泄に似た開放感が、シグナムの背筋を駆け上り頭にビリビリと快感として伝わる。
ベッドを唾液で濡らしながら、搾り出すような声を上げた。

「……っあ!! は、ぁ……はぁ……はぁ……」

高く掲げられたシグナムの双丘から、完全にザフィーラが離れた。
シグナムの白い臀部に汗が伝い、照明の光を反射する。
中心部に開いた不浄の穴はさっきまで入っていたザフィーラのモノのサイズに開いたままで、
未だに喪失感を感じているのか、よく見るとヒクヒクと動いていた。

「あら、物足りない? さっき随分感じてたものね」

「ち、違う!! お前等のせい……ひゃあぁっっ!?」

物欲しげに動いていたシグナムのアナルに、シャマルが『あるもの』をピタッと押し付けた。
それは一見、金属の球体が紐でつながれたような形をしたいわゆる『アナルパール』と言われる物のようだが、
よく見ると、柄の部分にはカートリッジシステムが搭載されており、明らかに異質。

「うふふ、レヴァンティン自らこんな形になることを望んだのよ?主と交われるように」

まさか自分と苦楽を共にしてきたデバイスがこんなフォルムに変形できるなどとは、シグナムは夢にも思わなかった。
しかし、現実にシュランゲフォルムのような形の通称『アナルビーズフォルム』に変形したレヴァンティン。
ビーズがシャマルの手によって、一つ一つシグナムの体の中に消えていく。

「あ、やめ……もう……あ、あああ、あぁあぁぁぁ……」

「力抜いて……そう……幾らローション塗ってあるからって、力入れたら裂けちゃうから」

つぷ、つぷ……とビーズが飲み込まれていった。
ビーズを飲み込む瞬間穴はぷくっと広がり、飲み込まれるとまた元のようにきゅっと締まる。
それを十数回繰り返した結果、長いレヴァンティンの剣身(?)はすべてシグナムの腸内に収まり、
臀部からレヴァンティンの柄だけが顔を覗かせる異様な光景が出来上がっていた。






その光景を、先ほどからずっと固まったままじっと見ていたヴィータ。
まるで、自分の存在など無いかのように痴態を繰り広げていた三人に圧倒されていたが、
先ずはこの状況の説明をしてもらおうと、ゆっくりと口を開いた。

「しゃ……シャマル、ザフィーラ……あの、その……何やってんだよ」

「あら、ヴィータちゃん。見ての通りよ」

「見ての通りって……全然話がつかめねぇよ」

シャマルがちょいちょいと手招きをして、ベッド脇まで来るように促す。
若干警戒しながら、まるでロボットになったかのようなぎこちない動きで、
ヴィータはシャマルの元へと近づいていった。

「……そうね、もうヴィータちゃんに隠す必要もないでしょう。って言うか見られちゃったしね」

ふぅ、とため息をついたシャマルが、目の前まで来たヴィータの目線にあわせて屈む。
横のベッドの上で尻を高く掲げヘたれこんでいるシグナムを出来るだけ視界に入れないようにしつつ、
あくまでも平静を装っているヴィータ。


「ヴィータちゃんは体が小さいから、こういうことはちょっと……と思ってたけど」

そんなヴィータの胸に、不意にシャマルが手を伸ばした。
慎ましいながらもきちんと存在を主張しているふくらみを両手で軽く揉み、大きさを確かめる。
最初はあまりにも不意打ちだったので反応できなかったヴィータも、
何をされているのかを認識するなり、胸を押さえてバックステップまで使ってシャマルから距離をとった。

「ひっ!? な、何すんだよ!!」

「うーん、2センチアップ?」

「何のことだよ!!」

ヴィータの顔が一気にかぁっと赤くなる。
壁際でペタンと座り込んでいるヴィータに、シャマルが近づきながらヴィータに話しかけた。

「……ヴィータちゃん、最近下着がきつくなってるの、気付いてるでしょ?」

「え……あ、まぁ」

確かに、ヴィータには思い当たる節があった。
はやての元で活動し始めてから全く変わらなかった服や下着のサイズが、最近段々ときつくなってきている。
気に入っていたシャツを泣く泣くリインに譲ったり、下着を買うたびに店員にサイズを測ってもらったり……

「守護騎士プログラムの障害の副作用……と言ってもいいかもね。ヴィータちゃん、貴方は『成長期』なのよ」

シャマルの顔が、先ほどとは打って変わって引き締まる。
―――――プログラムとして活動し、全く身体的変化の無いはずだった守護騎士達の体は、
今、それぞれに異なる変化を見せ始めていた。

「じきに体が育って、成人の体を持つだろう。私やシグナムやシャマルは既に成人故、あとは劣化していくだけだが」

「だから……そろそろいいかなってね」

シャマルのデスクに備えてあった精力ドリンクをストローで吸っていたザフィーラも口を挟む。
その姿は『またか……』という一種の諦めの雰囲気を醸し出していた。
約4年ほど前からシャマル・シグナム・ザフィーラだけで繰り広げられていた淫靡な時間に、
目の前の湖の騎士は、新たにヴィータをも巻き込もうとしているのだ。
ヴィータに近づいたシャマルは改めてしゃがみ、ヴィータの唇に自らの唇を重ねだした。

「ん!? ん―――――っ!?!?」

突然のキスに軽くパニック状態になるヴィータ。
本来ならば、戦闘要員でないシャマルを力づくで振りほどくなど造作も無いはずなのだが、
今回ばかりはどういうわけか体に力が入らなかった。
暫しの間の口づけが終わり、シャマルはヴィータの唇から自分の唇を離す。

「ん、ぷはっ!? な、何を……」

「ヴィータちゃんも、『大人』になりたくない?」

「え……?」

今だ混乱が続くヴィータの意識の中に、シャマルのそんな言葉が飛び込んできた。
さっき目の前で繰り広げられていた宴に、自分も参加しないかと誘われたのだ。
『大人』という言葉の響きは、その容姿のせいで何かと実年齢以下の扱いをされることが多かったヴィータにとって、
少なからず魅力のある物であった。


「気持ちいいこと……教えてあげたいなって。ヴォルケンリッターで一人だけのけ者って言うのもイヤでしょ?」

「きもち……いい?」

ベッドの方にチラリと目を向ける。
さっきまで散々辱めを受けていたはずのシグナムの体が、小刻みに痙攣している。
肌はほんのりと朱色に染まり、高く掲げられた尻には汗やら何やらの液体が光っていた。
そして、時折聞こえるシグナムの喘ぎ声は、確かに苦しそうな物とは明らかに声色が違っていた。

(……………)

ヴィータはごくりと唾を飲み込む。

(ホントに……気持ちいいのか? そんなに……)

今まで見てきたシグナムのどの姿とも違う、扇情的でいやらしい姿。
もしここで一歩踏み出せば、自分もあのようになってしまうのか。
それは少し恐怖感もあったが、それより何より……

「……やだ。のけ者なんて……やだ」

自分だけその感覚を知らないのが、ヴィータにとって何となく悔しかった。
ベッドの上で喘いでいたシグナムが、どんな感覚に襲われていたのか。
シャマルはどうしてこんなにもセックスに詳しいのか。

「あたしにも教えてくれよ。シャマル、ザフィーラ」






制服を全て脱ぎ、下着だけになったヴィータ。
シンプルなスポーツブラとはアンバランスな、のろいうさぎのプリントショーツ。
うさぎのプリントをぷりぷりと揺らしながら、ヴィータは膝をついてベッドの上にあがる。

「これ……」

当然、尻を掲げたままのシグナムが目の前に飛び込んでくる。
レヴァンティンの柄まで、シグナムの腸液とザフィーラの精液が混ざった物が垂れてきていた。

(すげぇ匂い……クラクラしちまう)

シグナムが動けないので、ヴィータはそのまま興味の赴くままに近づいてみる。
シグナムの汗と愛液が混ざり合った、発情した牝の匂い。
近づくほどにむわんとヴィータの嗅覚を襲うその香りは、知らず知らずのうちにヴィータの本能を刺激する。

「抜いてみる? これ」

「え?」

「きっとシグナムも気持ちよくなるはずよ」

シグナムの臀部に近づいたヴィータに、シャマルが横から口を出す。
さっき、数珠のようになったレヴァンティンの剣身がシグナムの尻穴に飲み込まれていったのを、ヴィータも当然見ていた。
この柄を抜けば、いったいシグナムはどうなってしまうのか。

「……………」


ヴィータが、シグナムの体液に濡れたレヴァンティンの柄をゆっくり握る。
そういえば、他の騎士のデバイスを握る機会などそうそう無い。
ヴィータは二重の意味で緊張していた。

「ぐっ!? 止めろヴィータ!! 今すぐレヴァンティンから手を……!!」

「ゆっくり抜いてあげてね?じゃないとシグナムのお尻の穴が壊れちゃうから」

「……おう」

力なくうずくまっていたシグナムも、流石に気付いたのか。
ヴィータが、己の臀部にズッポリと埋まっている愛剣の柄を握った瞬間にガバッと振り向いた。
シグナムの力いっぱいの哀願空しく、シャマルのアドバイスに従って、
ヴィータがゆっくりとレヴァンティンを引き抜きだした。

「あ、ああぁ、うぁあ、ああああっ!!」

球がアナルの入り口に引っかかり、ぷっくりと広がる。
さらに力を入れて引っ張ると、引っ掛かりが外れて、ちゅるんと飛び出してきた。
ちゅぽん、ちゅぽんと音を立て、レヴァンティンの球部が何個も何個もシグナムの尻から現れる。

(うわ……すげぇ、めくれてる……)

「ひっ!? やめ、あ、や、はぁあっ、あ!!」

一つ一つ球が出てくるたびに、断続的にシグナムの喘ぎ声が聞こえる。
例によってシグナムの表情はよく見えないが、シグナムの顔のあたりのベッドが涎らしき液体で濡れていた。
ヴィータに見えていないシグナムの顔は、球がポンと出るたびに蕩け、力が抜けていた。

「ひぃぃぃ……っ!!」

最後の球が出て、ずるりとレヴァンティンがベッドに落ちる。
ザフィーラの精液とシグナムの腸液で汚れたレヴァンティンは、待機モードに戻ると共に汚れが全て落ちた。
残ったのは、レヴァンティンがこじ開けたシグナムの不浄の穴のみ。

「どう?シグナムの反応は。気持ちよさそうでしょ?」

「あ……はぁ……シャマル……貴様……っは!?」

ガクガクと脚を震わせ、辛うじて体勢を保つシグナム。
小刻みに震える臀部に、横からシャマルの手が伸び、ぱくっと二つに割る。
広げられたアナルはすぐには形が戻らず、口を開けていた。

「ほら、お尻の穴をこんなにぽっかりと開けて」

「はあぁっ……ああぁ……やめ……ろ……!!」

尻穴だけでなく、秘部にも目をやるシャマル。
先ほどからアナルにしか攻めを行っていないにもかかわらず、
シグナムの性器は愛液を分泌し、ポタポタと雫を垂らしていた。

「こーんなにアソコも濡らして……これが女の悦びよ」

「オンナの……よろこび……?」


ヴィータとて自分で自分を慰めた時ぐらいある。
しかし、その時自分の性器がどうなっているのかについては今まで気に留めていなかった。
今、ヴィータは発情した女性の秘部を初めてまじまじと見ている。
貝のように合わさっているはずの秘唇が開き、やや濁った愛液が滲み出ている光景を見て、ヴィータは言葉を失った。

「ザフィーラって素体が犬だかr」

「……狼だ」

「失礼。狼だから、一回で出る精液の量が凄いの」

デスク備え付けのチェアに座っているザフィーラのツッコミを受けながら、シャマルが説明する。
説明の傍ら、臀部を割っていた手を片方放し、シグナムの尻穴へと指を伸ばした。
人差し指と中指を使って、シグナムの腸へと放たれたザフィーラの精液を、奥から少しづつ掻きだす。

「ひゃっ!?」

「たっぷりの精液で満たされて……中が暖かくなって。とろとろって出てくるときの感じもたまらないし」

「く、シャマ……ル、貴様……っあ!!」

ヴィータとシャマルに、自分の最も見られたくない姿を晒すシグナムが、拒絶するような言葉を吐く。
しかしその言葉は語尾が既に色を帯びており、説得力が全く感じられない。
ぱっくりと開いたシグナムのアナルからコポコポと精液が垂れ、ベッドに溜っていく。
シャマルはとどめにシグナムをひっくり返し、ヴィータにシグナムの顔が見えるようにした。

「見て、ヴィータちゃん」

「や、めろ……ヴィータ……見るな、ぁ……」

(うわ、何だよこのシグナムの顔……)

M字に開いた脚の間から覗くシグナムの顔に、いつも見ている凛々しい表情は無い。
口をだらしなく開け、涎の筋を口元に作り、目尻がトロンと垂れ下がったその顔は、
どこからどう見ても『発情しきった牝』という表現が相応しかった。

「こうやって女の一番弱いところを突いてやると、頭が真っ白になってすっきりするのよねぇ」

「あ、や……隠せ、頼むから……」

「ふぅ……仕方ないわね。ザフィーラ!シグナムにとどめ刺しちゃいましょう」

「シャマル、貴様、私を何だと思っているんだ……まぁいいが」

何だかんだいってこの守護獣、ノリノリである。
重い腰を上げベッドに乗り、シグナムの両脚をぐいっと掴んで引き寄せた。

「さて、シグナムはザフィーラに任せて、ヴィータちゃんはまず私がほぐしてあげるわ」

ヴィータの目の前には、ザフィーラの背中が立ちはだかるせいで何をしているのか全く見えないが、
シグナムの「あぁぁ……あぁあああっ!!」と言う声を聞き、何かを挿れられたのだと言うことだけは分かった。
それを見送ったシャマルが、今度はヴィータに寄って来て、頬に手を伸ばす。

「……任せて大丈夫だろうな」

「こう見えても私、経験豊富よ?」


妖艶な笑みを口元に浮かべるシャマル。
ベッドに片足を上げ、警戒するヴィータの顔に更に接近してきた。






「んっ!! あ……」

「痛くない? ヴィータちゃん」

「ああ、ただ……くすぐったいような、変な感じ……」

「大丈夫、直に気持ちよくなってくるわ」

シグナムとザフィーラがいるベッドの隣で、シャマルがヴィータへの愛撫を開始して数十分。
今は、様子を見ながらシャマルがヴィータの秘部に直接口をつけている所だ。
まだ男性を知らないヴィータの秘裂から滲み出る愛液をじゅるじゅると吸い、
まだヴィータ以外の者が触れていない秘芽を舌で転がす。

「ひぃ……ん、ぁ……」

(やべぇ……股がジンジンする……)

(頭がボーっとしてきた……自分で弄るのと、全然違う……!?)

ちゅっちゅっと秘部に口づけを繰り返される感覚は、ヴィータが今まで味わったことの無いものだった。
次第にうっすらと肌に汗が滲み、ヴィータの吐息が段々と色を帯びてくる。
たまにクリトリスに刺激が加わると、小さな悲鳴と共にピクンと体を震わせ、さらに息が荒くなった。

「やぁぁああっ、ひゃめ、ああぁあぁぁ……」

「あらあら、シグナムもすっかり蕩けて……見て、ヴィータちゃん」

「……え?」

ヴィータの口から自然と声が漏れるようになった頃、シャマルはヴィータの意識を隣のベッドへと向けさせる。
ハァハァと息を吐くヴィータがゆっくりと隣のベッドに目線を移すと、
そこにはザフィーラに後ろから貫かれるシグナムの姿があった。

「ザフィーラのってすごく大きくて、ごりごり抉られるとああなっちゃうのよ。私も例外じゃないわ」

(う……ゎ……すげ……ぇ)

腰と腰がぶつかり、パンパンと音を立てる。
ポニーテールを解いたシグナムが、尻をガッシリとザフィーラに掴まれ犯されていた。
今度は秘部でザフィーラのペニスがピストン運動を続け、ごりごりとシグナムの膣壁を抉る。
やがてザフィーラがパチンと腰を一際強く打ちつけ、体を震わせた。

「あ……ぁ……出て……る……せいしが……でてる……」

シグナムの口から、何が起こっているかの説明が漏れ出す。
文字通り人並みはずれた射精量は一回出した後でも健在で、シグナムの膣内にはザフィーラの精液がたっぷりと注がれる。

(あたしも……ああなるのか?)


シグナムの目は、明らかに気をやっていることが見て取れるほど虚ろ。
あまりの快感に、意識をついに手放してしまったようだった。
それほどまでに強烈な感覚なのかと、ヴィータは少し怯んでいた。

「……不安?」

「うぇ!? っば、んなことねーよ!! 私だって一人前の騎士だぞ!! こんくらいでビビってられるか!!」

いつの間にかシャマルはヴィータへの愛撫を止め、ヴィータと目線を合わせていた。
ヴィータは強がって抗議するが、長年連れ添った仲間の心理状態などお見通しのシャマル。
赤く染まったヴィータの頬に手を添えながら、ヴィータの耳に囁く。

「大丈夫、初めてだもの。優しくするわ」

「お、おう。まぁ……苦しくないに越したことはねぇからな……」

シャマルの吐息が耳に当たり、少し体が震えた。
手はヴィータのブラジャーの中にモゾモゾと入り込み、ヴィータの先端をきゅっと捕える。
唇がかすかに震えだし、大きな声を抑えているのがシャマルには見て分かった。

「さて、そろそろかしら?アソコも準備OKだしね」

「ああ……」

「さて、ザフィーラ……あら?」

いよいよと言う時になって、シャマルが隣のベッドに目を移すと、
うつ伏せになって体を痙攣させるシグナムの後ろで、ぐったりとして胡坐をかくザフィーラが見えた。
モノはショボンと下を向き、疲れが滲み出ている。

「あら、ヴィータちゃんの初めてをもらえるって言うのに、何その萎えっぷり」

「そんなことを言っても……シグナムともう何回もしているんだぞ」

「もう、仕方ないわね……こっち来て」

シャマルの言葉の通りに、ザフィーラもヴィータとシャマルのベッドまで来た。
ザフィーラのがっしりとした体にも、うっすらと汗が見える。
ザフィーラの後ろにシャマルが回りこんでしばらくすると、ザフィーラが唐突に呻いた。

「うぉっ……!?」

「うふふ、ザフィーラも男ね。前立腺をちょいちょいで一発よ」

「シャマ、ル……き……さま……!!」

(流石、こえぇなシャマル……)

ヴィータの目の前に、さっきまでのフニャフニャぶりが嘘のような男性器が現れた。
ビクンビクンと脈を打ち、いろいろな汁にまみれた赤黒い肉棒。
シャマルがザフィーラの前立腺を刺激したことで強制的に叩き起こした一品だ。

(う……でけぇ、何なんだこれ!?こんなの、あたしの中に入るのかよ……?)

「ヴィータちゃん、こっちへ来て」

「うん……」


初めて目の前で実物を見たということは、ヴィータにとってかなりショッキングな出来事であった。
ごくりと生唾を飲み、座ったままのザフィーラへと膝歩きで近づく。

「……ヴィータ、無理なら遠慮せず言うんだ」

「ああ、心配すんな……」

腰をザフィーラに支えられ、自分はザフィーラの肩に手を掛けながら、ヴィータは自分のペースで腰を下ろしていく。
自分の花弁と、ザフィーラの肉棒の照準はしっかり合っている。

「う……ぐ、ぎ……がぁっ……」

「ゆっくり腰を下ろして、そう……焦らないでね」

「う……っ」

苦痛に顔を歪めながらも、ヴィータは腰を下ろすのを止めない。
亀頭が秘唇を押し広げ、ミリミリとザフィーラがヴィータの中へ……

「があぁぁ……ぎっ!! む、りぃ……はいらねぇ……いてぇ……」

……なかなか入っていかなかった。
ヴィータの腕くらいはあると言っても言いすぎで無いほどのサイズがあだとなり、
今だ男性を受け入れたことのない秘部には無理が生じてしまっていた。
慌ててザフィーラはヴィータの体をひょいと持ち上げ、入りかけの亀頭を抜く。

「……これは無理っぽそうね。ザフィーラのが大きすぎるのかしら」

「……シャマル、まずはヴィータの体が原因と考えないのか」

「はぁ……はぁ……」

ベッドにペタンと座り息を整えるヴィータの前で、シャマルがザフィーラにダメ出しした。
ヴィータにとってザフィーラのモノはまるで凶器のように見えていて、
さっき貫かれそうになった瞬間も、体はガチガチに緊張してしまっていたのだった。

「ヴィータちゃん、前の穴は今度にして、先ずは後ろの穴からにする?」

「はぁ……はぁ……後ろの、穴?」

「そう、さっきシグナムが気持ちよさそうにしてたでしょ?」

「……う」

今だに涙目で息を整えるヴィータに、シャマルが提案した。
確かにさっきのシグナムの感じ様を見ると、後ろの穴を使っても気持ち良くはなるのだろう。
しかし、当然経験など無いうえに、不浄の穴を性行為に使うと言うことに対してヴィータはかなり抵抗感を抱いていた。

「大丈夫。しっかりほぐせば、後ろの穴は前の穴よりも大きく開くようになるわ。体の大小関係なくね」

「う、本当かよそれ」

「本当よ。そうと決まったら……!!」

「え……ひぃいぃいいいいっ!?!?」

いつの間にかシャマルはヴィータの小ぶりな尻の下へと手を滑り込ませ、
窄まったヴィータの菊門に『何か』を差し込み、『何か』を注入した。


「しゃま……お前……なにし……て……」

「今からトイレに転移するから、ちゃんと全部出して綺麗にしてきてね。お楽しみはそれからってことで♪」

腹をグルグルと鳴らし苦悶の表情を浮かべるヴィータの下に、緑の光を放つ魔法陣が広がる。
光に飲み込まれ、ヴィータの体は最寄の女性用トイレへと転移していった。






どれくらい時間をかけただろう。
すっかり綺麗になったヴィータの菊座に躊躇無くシャマルは自分の舌を差込み、
ゆっくりと菊の窄まりを広げていく。

「あ……う、ぁ……あ……」

「ん……そろそろ、もっと太くできるかしら」

まんぐり返しの体勢で、自分の排泄口をねっとりと舐められる様を見せられるヴィータは、
既に体だけでなく意識までほぐされてしまったのか、頭に白いもやが掛かっているような感覚が続いていた。

「ザフィーラ、ちゃんと支えててね」

「……ああ」

ザフィーラのごつごつした手が、ヴィータの細い足首を持っている。
脚を固定され、無防備に晒した体を他人に弄ばれる。
それを妙に意識してしまったヴィータは、不意に恐ろしくなってきてしまった。
当然体に力が入り、シャマルの舌を菊座がキュッと締め付ける。

「……っぷあ、ヴィータちゃん、やっぱり怖い?」

「っ、んなことねーってさっきから言ってんだろっ!?」

「ふふ、安心して。ほら……一本」

「ひいいっ!?」

口を離したシャマルは、少し開いたヴィータの菊門に指を入れていく。
先ずは人差し指。

「ほら、次は二本……で、こうやって広げて……」

「うあぁあ、ぁあぁあぁ……やめ……」

次に中指も入れる。
ローションで十分に濡れたシャマルの細い指は、
時間をかけて開発したヴィータの菊穴へと思った以上にあっさりと入り込み、
柔軟に形を変える腸内で、Vの字に指を開いてさらにほぐす。
何と言ってもザフィーラのモノは大きい。拡張は丁寧にならざるをえない。

「……よし。そろそろ行って見ましょうか」

「え、あ、あぁ、うん……」


シャマルの指がゆっくりと引き抜かれる。
やや名残惜しそうにシャマルの指に纏わりついた肛門の筋肉が、伸びきった後元に戻る。
抜けるときの喪失感で、ヴィータの体が少し震えた。

「じゃあここからはヨロシクね」

「……ああ。ヴィータ、怖がることはない。私もきっちり配慮する」

「お、おう。何かあったらアイゼンの汚れにしてやるから覚悟しろよ……」

シャマルは二人から離れ、ベッドから降りて二人を見守る形になる。
ベッドの上には、恐怖感を拭いきれないヴィータと、腫れ物を触るように接するザフィーラの二人っきり。
ヴィータが苦しくないように、正常な体位に戻した後、ザフィーラは己の分身をヴィータの股へと擦り付けだす。

「んぁ……あ……ざふぃー……ら……」

すこし勃った秘芽を擦られ、鼻にかかった甘い声が自然とヴィータの口から出る。
今だ幼い秘裂は新たな愛液を分泌しだし、ザフィーラがこすり付けているモノを濡らしていく。
少しでもヴィータが痛くないように、快感を与えつつ自分のモノの準備をしているのだ。

「よし、ヴィータ……力を抜くんだ。力むと痛む」

「ひっ……お、おぅ……」

遂に、ぴとっとザフィーラのモノがヴィータの菊門に触れる。
亀頭は入り口を徐々に押し広げ、少しづつその姿を隠していく。

「あ、ぎぃ!? っあ、はぁぅううっ……!!」

十分潤滑はしているし、拡張も行った。
それでも、初めて『男性器の挿入』という行為を味わう菊門はそうそう簡単には侵入を許さない。
『力を抜け』とは言われたものの、ついヴィータは歯を食いしばってしまう。

「もう少しだ……!!」

「お、おあぁぁああ……!! あがあぁぁああああっ!!」

亀頭の引っ掛かりが、ヴィータの穴を遂に抜ける。
後は、ゆっくりとシャフト部分を埋め込んでいくだけ。
ザフィーラとヴィータの腰が、じわじわと近づいていく。

「はっぁぁああああぁ……がぁぁあああっっ……!!」

みちみちと腸を埋め尽くしていく、異質な肉の棒。
性行為になど使われていない腸壁で、その感覚を初めて味わうヴィータは、
苦しさと痛みと、ほんの少しのむず痒さが混ざり合った声を上げた。

「っ……よし、これで全部だ、ヴィータ」

「っあ……はぁ。はぁ……キツイ……これで……終わりか……」

玉の汗を体全体に浮かべるヴィータ。
挿入感がもたらす苦しみのために、顔はやはりまだ引きつっている。
ヴィータの不浄の穴は限界までシワを伸ばしながら、
ヴィータの腕ほどはあるのではないかというサイズの、ザフィーラのモノを必死になってくわえ込んでいた。

「ひ、はっ……あが、あぁぁぁ……」


「ヴィータ、ゆっくり深呼吸だ」

「お、おう……っはー……はー……ぁ……」

ヴィータが、何かにつかまろうと手を伸ばす。
その小さな、しかし歴戦の記憶が刻み込まれた手を、ザフィーラが握り返した。

「……え?」

「動くぞ」

「え、ちょ、ま……あぐぅぅっ……!!」

なんだかんだ言って、ザフィーラの限界が近づいていた。
始めはもちろんゆっくりとしたピストン運動だったが、ローションと愛液とシャマルの調教が上手く効いたのか、
ヴィータは少し時間が経つとあまり痛そうな声を上げなくなった。
ならば、とザフィーラの腰使いが速くなっていく。
カリは腸壁のシワをこりこりと擦り上げ、穴の入り口を広げてはまた中へと入っていく。
繰り返すうちに、ヴィータの声にまた艶が戻ってきた。

「あ、ん……!! はっ!! う、あぁぁっ!! はあぁあっ!! なんか……でる……!!」

「あら?お尻は綺麗なはずだから……ああ、なるほど」

まるで排泄しているかのような感覚がヴィータを襲う。
ムズムズした感覚は背筋を這い上がり、やがて開放感に似た快感として、ヴィータに認識されだした。

「やあぁっ、しゃまる、ざふぃーら、あぁぁああっ……すごいの、きそう……!!」

「うぉぉお……っ!!」

口を大きく開けたまま、たどたどしい言葉を口から漏らす。
緩みきった口とは対照的に、ヴィータの菊座は今だザフィーラのモノを放そうとしない。
遂に、ザフィーラの射精衝動が弾けようとしていた。

「ヴィータ……今からお前の中に出す……!!」

「え……ひゃああぁぁあっ!?!?」

宣言と同時に、ザフィーラはヴィータの体を持ち上げた。
ちょうどヴィータとザフィーラが抱き合うような形になり、腰は更に密着する。

「う……おおぉぉっ……」

「あぐあぁぁああっ!? あはぁあぁぁあああ!! 熱いっ!! あつい……っ!!」

ザフィーラの子種がヴィータの腸内に吐き出される。
異質な液体が自分の体の中に広がっていく感覚に、思わずヴィータは声を上げた。
無意識に腰を引き逃げようとするが、ザフィーラが腰を掴んでいるのでそれも出来ない。
ヴィータのピンク色の腸壁が、白く染まっていく。

「あ……あぁぁあぁ……ああぁぁあああぁ……」

すっかり敏感になった腸は、ザフィーラのモノがビクビクと跳ねる感覚をヴィータへと伝える。
背筋を反らせ、目にうっすらと涙を浮かべながら、ヴィータは声を上げ続ける。
その涙には当然痛さや苦しみなどとうに無く、ただただ快感を味わっていることだけを示していた。
その間もザフィーラは腰を引くこともなく、小さな消化器官を精液で埋め尽くさんばかりの量をヴィータの小さな体に注ぎ続ける。


「あ……っ、んぁ……ん」

やがて、ザフィーラの種も切れた。
背中を抱えながら、ザフィーラは今だビクビクと体を振るわせ続けるヴィータをゆっくりとベッドへと下ろし、
硬度をやや失ったザフィーラのモノがヴィータの熱い腸壁からやっと解放される。

「あ……ぁ……ぅぁ……ぁ……」

やっと巨大な肉の塊から解放されたヴィータの菊門。
すぐには穴が閉じず、ややサラサラしたザフィーラの精液がトロトロ溢れてきた。
すでに全身には力が入らない。未だに痙攣が続いている。

「どう?ヴィータちゃん」

ヴィータの顔を、シャマルが覗きこむ。

「……すげぇ……大人、すげぇよ……」

妙に優しいシャマルの笑顔を見ながら、そのままヴィータは意識を失ってしまった。






「よし、今日の処理案件も終わりか。お前等今日はあと帰っていいぞ」

「「「「はい!! お疲れ様でした、ヴィータ副隊長!!」」」」

今日も六課のデスクワークは何事も無くに終了した。
新人達は仕事を終え、部屋から出て行く。
部屋の中にはヴィータ一人だけとなった。

(……誰も、いねぇよな)

辺りを確認し、部屋にロックをかけ、結界を張る。
ヴィータは浅く椅子に腰掛けながら背もたれに背中を預け、手を股間へと滑らせる。
パンツを半脱ぎ状態まで下ろし、晒された秘部……の下の不浄の穴へと指を入れた。

(やべぇ、変な癖ついちまった……っぁ……)

あの後も幾度かザフィーラのモノを不浄の穴で味わった。
今ではすっかり慣れきってしまい、しばらくシャマルやザフィーラに合えないだけで体が疼くほどになってしまった。
いつでもアナルセックスが出来るように、常に尻を綺麗にしているほどのハマりようだった。

(う……っ!! 指……もどかしくなっちまってる……もっと、もっと……)

穴の入り口を弄り、中へと小刻みな挿入を繰り返す。
腸液が段々と染み出し、ヴィータの息が荒くなり……


『ヴィータ副隊長?』

「―――――うあっぁあああっ!?!?」

『す、すみません!!お取り込み中でしたでしょうか!?お客様なんですが』

「あ、いや……何でもない」

受付からの通信で、ヴィータの意識は一気に現実へと戻ってきた。
幸い音声のみの通信なので、ヴィータの姿は見られてはいない。
慌てて声だけ平静を装いながら、ヴィータは通信に答える。

「で、一体なんなんだ」

『はい、陸士108部隊からの事務連絡だそうで』

「そうか……分かった、通してくれ」

通信が切れ、ヴィータは深いため息をつく。
バレなかった安堵感と同時に、新たな問題が湧き上がってきた。

(今この状況で男と二人きり……あたし、このまま我慢できるのかよ……?)

触ってもいない割れ目から、愛液が少し滲んでいた。






―――――この後、ヴィータが最後まで我慢できたかどうかは、
部屋にいたヴィータと、訪ねてきた局員しか知らない。



おわり。


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目次:緊急出動!スクランブルシャマルさん
著者:CRR

このページへのコメント

いやぁ、良いモノを読ませて頂きました。

後ろを掘られまくるシグナムのエロい事エロい事、彼女は責められる姿が実に様になってますねwww
そしていけない嗜好に目覚めるヴィータも素晴らしい。

最高のエロSSでした、GJ!!

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Posted by 煙 2008年10月24日(金) 02:17:17 返信

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