ネーム
ページ数は26ページ
目的は必要な文字情報を洗い出すこと。- 台詞
- ナレーション
- 効果音
- 注釈
右始まり
起
1P
結局、初めての勝利をつかみその都市の支配権を得るが。- N「サリバン市民諸君。われわれは人類尊厳戦線である。心配しないでほしいわれわれはテレビで言うような集団ではない。ただ、われわれの隊員のほとんどである改造人間にも人間として認めてもらいたいだけだ。」
道には新たな支配者に驚く市民があふれていた。
みな不安な顔をしている。
整然と片付けていく。
その中で冷徹な、さげすんだ目をした一団がバスに乗り込んでいく。
多くの荷物を持った召使を引き連れて。
2p
- N「脱出したい者を妨害しない」
「さすが、貴族(ボーグ)は違うな。」
- N「諸君、脱出を妨害することを作戦本部は禁じる。」
ヘルメットを脱いでいる。
そこに疑問を抱く主人公。(片腕がなくなっている。)
「あんなに死んだのに」
目の前を死体が運ばれていく。
「だからこそだ。われわれは拒んではいけない。恨みを晴らしに着てるんじゃないだ。」
「でも彼らは墓に葬れる。よくやった。」
顔をうずめる。
ここから嵐の場面が出てくる。
3p
話は前に戻る
前日午後11時。
砂嵐の夜
- N「素敵な夜だ」
- S「こんな嵐が?」
- N「少なくとも死人は少なくなる」
- S「普通の人間だったら死んでる」
- N「まあな、われわれを含め人間の欲が招いた結果だ。」
- S「もし地球がきれいだったら?」
- N「さあ、少なくとも「希望の星、アメリカ」なんて連中はいなかっただろうな。」
- S「皮肉ね」
暗闇の嵐の中でろうそくの明かりが頼りなくともされるビルの群れ。
たくさんの足跡が家々に入っていく。
- T「いたぞ、2名救出」犬を助ける。
- 「とみー!」騒ぐ子供、容赦なく麻酔銃をうつ(ドシュ!)
- ざざざ
4P
通信手段は良好。- S「現在、予定ポイントの北側だ。」
- N「予定の時間が近いあまり寄り道するなよ」
大規模な救出作戦が中規模都市で行われる。
目標は1万人のペットとなっていた改造人間の救出。
- N「目標は1万。現在救出活動は順調に実施中」
- N「ボーグ側ネットかく乱は有効です。」
- N「各ボーグ間の連携した挙動は見られません。救援までだんまりを決め込んでいるようです。」
5P
主人公はその作戦に参加。ビルの屋上から様子を見ている。荒れ狂う嵐。メインの怪人役として志願、任務はヒーローの足止めを行い見事負ける事。
- S「私は怪人、役目はやられるまでやつらをひきつけておくこと」
- S「そして死ぬこと・・・」
そして昔の自分がいる。犬のように四つんばいで歩く姿が。
眉間にしわを寄せる。
6P
そして配置につくべく移動を開始する。ビルから飛び降りそのテラスに降り立つ。
作戦が始まって自分の救出される前にペットとしていた家に入る。
- S(私がいた家・)
- B「だれだ!」おびえてがたがた震えている。
一瞬過去の記憶がよみがえる。がすぐに消える。
- B「りな、きれいになったね」
容赦なく麻酔銃で眠らせる。
- S(忌まわしい過去)
7P
本拠地での主要メンバーを集めた作戦会議室。ホログラムがある。今回のメインオペレターが作戦の概要の説明を始める。
作戦は練りに練った作戦だった。作戦本部の画面が出てくる。
気候条件は人間が活動するには最悪の砂嵐。
「今回は3ヶ月ぶりの救出作戦となる。」
「ボーグの領域ではかなりの大都市であるサリバンが今回のターゲットだ。」
「ここにはわれらが同胞がペットとして鎖につながれ折の中に換金されている。」
「その数、予想では3万。大半がペット、もしくは肉体労働の奴隷だ。」
「この図はTheWorldの予測だ、来週の砂嵐を利用する。」
「この砂嵐ではわれわれのように改造人間以外ではまともに活動できない」
8P
微妙に入れておいた錘によって送電線がショートを起こすようになる。そして異変になれて安心したところを急襲することになっていた。
- 「当日嵐の中を夕暮れより出撃する」
- 「予定では日暮れと同時に高圧送電線すべてで絡まりによる送電線の切断、」
- 「目標区域全体での停電となる、一応ネットワーク経由の地下送電線は残るが微々たる物だ、いずれ地下部隊による分断作戦も平行して行う。」
- 「敵の抵抗は?」
- 「停電中は独自の送電網を構築しないとまず無理だろう。まあやつらは関係ないが数は小さい。全体として夜明けと同時に大反攻に転じるだろう。しかし救出はその2時間前には終了する。」
- 「精度は?」
- 「君が役目を果たせば100%だ。」
- 「やつらは任せたぞ。」小声で、視線をずらして
- 「ふ」無表情に
- 「・・・・じゃあ準備してくれ」
承
9p
するとテレビで番組が始まる。TVは独立電源になっている。電話のようにネットワーク回線とともに電源が供給されている。
今回の進行に対するガーディアンずの活躍を伝える番組だ。
- TV「さあ、きてくれわれらがガーディアンズ〜!」
- TV「あの忌まわしいかわいいわれわれの子供たちをさらっていく人類尊厳解放戦線が中南部の都市サリバンを攻撃している模様です。」
- TV「現地よりの生中継です。」
昔の思いがよみがえる。
10p
過去に参加した作戦での圧倒的な強さが目の前に展開する。- N「弾幕だ!やつが通れないほどの弾幕をはれぇ!」
次々と隊員が姿が消えていく。
- G「はははは、あたらんぞぉ」
自分以外の隊員があっという間にやられてしまう。
そこに影が!怪人が出現する。
11p
一撃お見舞いする。- G「ぐあ!」
- K「いまだ撤退しろ!」という声に促されて
- G「ついに出たなぁ!」
- K「俺が相手だ!」
振り返ると怪人さん!
回想終了-----
今日は自分の番だ。
12p
作戦本部より指示が伝えられる。- N「あと12分後には予定出現ポイントにやつらがやってくる。」
- N「予定通りガーディアン図を一時間ひきつけ、見事倒されよ」
- S「長い:1時間か・・・」
彼女の生い立ち。
- N「犬です」
- N「しかし、形質はすばらしいものを持っています。試す価値はありそうです。」
- N「ボーグのネットワークにも参加できそうなのか?」
13p
しかし彼女は稀代のネット適合性を備えていた。- N「本気になればやつらにも勝てそうだな。ただ、それだけの計算力をまわしてもらえればだが。」
- N「で切れば、生還してほしい。君はわれわれの希望だ。」
ネット経由で状況が次々に報告される。
「102部隊、西区域制圧完了、救出人数300名」
14p
見ているとやはりとんでもない扱いを受けているぺっと人間があふれかえっていた。
すし詰めの小屋の中。首輪につながれた折の中の人物。
体が欠損し者のなど多数
眉間にしわ、怒りに火がつく。
- N「作戦本部!」
15p
作戦本部に対し戦闘での勝利を提案する。- N「だめだ、今回を含めてやつらに勝てても後がないんだぞ」
- S「じゃあずっとやつらから開放してもやつらはまた新しいペットを作るっその繰り返しのままなのか?」
- N「そうか。だがその分シムや面は増えるぞ。」
その条件はガーディアン図をメンテナンスしている博士を捕まえること。
転
16p
ちらりと見るとテレビにその博士が映っている。- TV「博士です。ガーディアンズの生みの親!いかがですか博士。」
- D「まあ今回も楽勝でしょうな。しかしやつらに」
- N「やるか?」うなずく
- N「じゃあ出番だ。」
15p
飛行船の登場。- G「いくか?」「ああ、今度はどんなやつかな。」
- G「さあみんなが楽しみしているぜ」
18p
そして合計3人が降りてくる。解説するTV。
- TV「おーっとここで登場したぞ、ガーディアンズ。
歓声があがる。
一方で違う部隊が下水の中を走っていた。インフラ攻撃部隊。
手始めに。地面にパンチ
- G「無駄な努力を」土管ごと破壊していく。
- TV「なんと地下にもやつらがあふれているようです!」
- S「このぉ!」
19p
早速攻撃を仕掛ける。もちろん外れる。- N「ばか無茶をするな!」
攻撃開始
第二第三のTheWorldが接続されていく。
- N「TheWorldミシガン接続」
- N「TheWorldトレド接続」
- N「TheWorldクリーブランド接続」
- N「出力順調に増加中!電源出力限界まで100分!」
20p
- N「電力が戻ると一気に不利になる、1時間はやつらの計算力をひきつけてくれ!。破壊作戦は続行しているが
- (楽にいってくれる。)心拍数が上がっていく。
また一度に結集できる計算力は時間が限られているため。
インフラが持たないのだ。(一般の毛むくじゃらの隊員が重い機材を抱えている。)
- G「今度の怪人さんはなかなかかわいいじゃないか」
- G「しかし実力のほうもなかなか見たいじゃないか」
- G「楽しませてくれよ」
- S「くっ」
21p
そして3人を相手にうまく動き始める。- G「くっなんてやつだ。あたらない?!」
- G「くっなんてやつだ。あたらない?!」
- G「ならば、いくぞ!」
- N「計算量が飽和した!まずい、くるぞ!」
22p
- G「トリプルシューティングスター!」
3人による飽和攻撃
- S「読まれていた?!よけきれない。じゃあ」
舞い上がる土煙。
- G「手ごたえあり!だな。」
- G「今回はなかなかがんばるなぁ。でももうだめだろう?」
- TV「キマッタァ、ガーディアンズ!。しかしまだ怪人は生きている?」
- G「じゃあ止めを刺さなくちゃなぁ?」
- T「今だ!、マシンどもの動きが鈍いぞ」妨害してたマシンをぶっ壊す。
23p
ズズーン(主人公が地面に激突する音)博士を発見する。
- D「今度の相手はかなり手ごわいぞ、後数分以内にかたずけないと回線が燃えちまう。」
- T「目標を発見、確保します。」
しかし時間を使い切ってしまった。1機を残して計算量ががた落ちしていく。
- N「各TheWorld、呼び電力消失。接続を解除します」
- 主(予定時間は過ぎたか・・・くっ、あと5分)
- G「逃げ回るだけじゃだめだぜ?」
- G「もう引き上げるか?」にやにや。余裕をかます。
にらみつける主人公。
優位に立つガーディアン図。が
回線に向けて破壊部隊が銃をぶっ放す。横には羽交い絞めにされた博士。
メンテナンスどころかインフラの通信回線が寸断される。
どむどむ!
計算力が半減。急激にガーディアン図の動きが鈍くなる。
- G「!?」ずーん、動きがにぶく切れがなくなる。
きらん!
24p
いらいらした目でお互いをにらみ合う。「早くお前の回線を渡せ!」この状態を感知したシステムは最悪の状態を考慮しうその情報がTVに流れ始める。
- TV「おーっと怪人どうしたんだあわてているぞぉ」
- S「逃がさない。」にやり
25p
すべての残り計算量が主人公に回される。いろいろなものがとまる。一人にしたのに回線に輻輳が発生する
- G「うそだろう?計算量をもっとまわせ!」
最後のパンパンチ。
26p
見捨てられたガーディアンズはあっという間に倒される。TVには皮肉にも主人公が勝利する画像を(白抜き?)
敵と見方を差し替えて放映していた。
- 「やったぁつよいぞガーディアンズ!」
結
砂嵐のやんだ静かな朝。- N「作戦は成功した」
拡声器で放送が流れている。
ただしガーディアンずが一名死亡する。現場に残っている。
これが問題となる。次の報復はどうなるのか?
今までのおきてが破られたのだ。
「これからどうなるんだろう。」
- N「ただじゃすまないだろうな。」
- 「あんなに死んだのに。」唇をかむ
わかった。
ここで終わり。
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2006年02月18日(土) 02:41:06 Modified by ryunosinfx