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ネームC69

ネーム

目標ページ数:38p
タイトル:No9


1p

シャーロット=クーパー
地下都市のごみごみした一角。
幼少の彼女の前に貧しい生活と食事。汚れた家の中。
壁には軌道エレベーターのポスターが張ってある。
ことあるごとに人類の愚かさを嘆く父親。
「いただきまーす」
「今日もまた芋スープか。」
「うちの稼ぎじゃこれが精一杯よ」
「50年前はもっとうまいものが簡単に手に入ったんだ。いつでも好きなときにね。」
「また始まった」
「親父の話だけどな」
「今じゃ外は氷と砂嵐。細々と計算機からおこぼれの電気をいただいている有様。」ふっ
不安定な電灯。
「あら、やだまたちらついてるわ」
「仕方ないさ、これだけの人間がぶらがってんるんだ」

「UIOにでもいくか?」「だめよ、今はそんなお金はないわ。」
「稼ぎゃいいさ。」「ずいぶんと先の話ね」
「UIOって?」
「まあ、いいところかな?」
「あそこは人間が主人だ。」

そして10年前の事件。
UIOのエンブレムをつけた巨人が都市に侵攻してくる。
逃げ惑う人々
「そんな、UIOっていいところじゃなかったの?」
それから
私は15で公立学校を出た後はこの軍隊で生活していた。
いつかUIOを見返すために。


2p

ヒロインが朝の事務処理で要望書の中に変なのを見つける
メイドロボを壊してしまったのでそれを何とかしてほしいという。
「どこの将校様よこんな貧乏なのにメイドを支給されるなんて」

いってみるとそこは一般兵士の個室。
「ねぇ、ちょっといってやってくんない。くさくてくさくて」
何やら異臭が漂っている。「うわ。」
中には動かない例のものと世捨て人のような髭と髪を伸ばした男が待っていた。
「すぐにでも代わりのものを用意してほしいんだけど。」
「それは無理です」後ずさりしながら
「ここにはこれが一台きりなんですよ」
「それじゃご飯は食べられないじゃないか」
「え?」なにいってるの?


3p

しかし、非常に床が汚れている。服も脱ぎ散らかしたままだ。
「しょうがないわね」
多少世話を焼いていく。
布団を片付けて、部屋を掃いて。
主人公「やっぱり人間もそうするんだ」
「誰のためにやってると思ってるんです。ほら!自分するんです!」
へたくそなほうき裁き。「もしかしてやったことないんですか?」「ああ」
顔を覆うヒロイン。
「ここは軍隊ですよ託児所じゃありません!」主人公の隊長に文句を言うが。
「まあ許してやってくれ」
「あいつはちょっと特別なんだよ。」との一点張り。

4p

夢の中:
主人公登場:企業のお抱えパイロット(UIOのエンブレムと自社のエンブレムが輝く機体)
主人公出撃:彼の機体はNo9
ずぎゃーん
でもライバルにコテンパンにやられる。目を見開いて驚く。そんな馬鹿な。戦線連勝の俺が?!機体は起き上がれない。
「なかなか骨はあると思うぜ?だが若いなNo9」
主人公またも出撃:
「おしい!」またライバルにやられる。くそ!あと少しだったのに。
「だめだな。」
主人公しばらくがんばるけどライバルのおかげで連戦連敗(惜敗だったけどね)
「やつはすごいねぇ、あいつにかなうやつはいないな」
くそ。

5p

周りの視線がだんだん冷たくなる。そして居心地の悪くなる主人公
「おい、まってくれよ。」

主人公の上司は「お前のせいじゃない。やつが強すぎるんだ」それって俺じゃだめだってことでしょう?はぁ
主人公首が飛ぶ。:後釜がやってくる。とてつもなく自信満々ないやみなやつ。
「先輩のあだ討ちは僕がやっておきますよ!だから心配しないでください。」
「僕は熱くなりませんから」彼の顔にはNo17のマークが。
すまんな。お前を部隊からはずす。
「そうですか」

しばらく部屋を借りてぶらぶらするが資金もわびしく仕方ないので英語の通じるフランス軍に入隊、(やっぱり英語だよな・・・)
面接官:志望理由は?(ここに隊長もいる。)
主人公:ATVにしか乗れないもので。
隊長:主人公の首を見て「珍しいな、電脳化しているのか・・・・」「ん?」
「ところで、ひとつ聞きたいんだが、その電脳はどこまで使える?」
彼の首筋にはNo9の文字が。

6p

主人公:夢から覚めて、周りの凄惨な状態を見てため息をつく。
「一応食ってはいけるけど、ここは寮じゃないんだな・・・・はぁ」
そこに現れるヒロイン。「おはようございます」
あんまり希ガスすまなそうな顔をしている。
「おはよう」何も言わずに片付け始める。
隊長にしばらく世話をしてもらえるように頼まれた。
「オタクの部隊長に話を当しておいたから、基礎訓練の間だけでもってね」
「何でです?私にも仕事が」
「うちの戦力強化のためだよろしく頼むわ。」ウィンク!

7p

うちの弟のほうがよっぽどましね。「片付いた・・・」
「じゃあ身だしなみね」
世捨て人のような髪とひげをそってしまう。「ほら少しはきれいにしなさいよ。」
「以外にまともな顔をしてるのね」
隊の人間は興味津々の目と笑い転げる声。
「美男子だわね」「しかし、あれじゃいつまで軍隊に居れるやら。」
料理がぜんぜんできない。野菜も切れない。転がっていくたまねぎ。
たまねぎではなく缶詰。
「官きり・・・」「それも使ったことないの?」
「ほらこうやって。」「なるほど。簡単だな。」
「一体どこのいい育ちの坊ちゃんなんだ?」くくく


8p

やっと基礎訓練が終わる。
主人公首に何か変なものをつけている。
「今日から新人が訓練に加わる。セシル=ウォード上等兵。」
「よし、これから模擬戦を行う。」「初めてだが大丈夫か?」「なんとか。」
主人公ATVのパイロット:「よく訓練に耐えたわねぇ」
「本当に使えるのかよ!もやしさんよ」
デバイスの情報が電脳経由で入ってくる。「なるほど大体覚えた」
「こい!俺が鳴らしてやるよ・・・来っ!?」
あっという間にベテランを倒してしまう。
「何だあの動きは!」「うそ!この機体であんなに動けるの」

9p

だけどマシンはぶっ壊れる。「足のフレームがゆがんでますよ。」
「指も何本かバカになっちゃってます」
苦い顔の整備兵たち。「どうすんだよこれ」

隊長:主人公しかる。もっと大事に使えよ、金がねーんだ。残念ながらこれがうちのマシンなんだよ。
「すいません」「まあ、実力は見せてもらった。電脳とは便利だな。」
主人公の手にATV接続ユニットが握られている。

ヒロイン:主人公を励ます。「すごい!」「しんじられない」
照れる主人公。これでUIOを追い出せれば。
目をきらきらさせるヒロイン。
主人公には理解できない。うれしいけどなんでそんなに。
お嬢さんそれは期待しすぎってもんですぜ。ボソッと同僚。

10p

ヒロイン:しかし主人公がもとUIO企業のパイロットと知って気を悪くする。
「ATV部隊のウォーレンてひと。なかなかかっこいいよね。」
「しってた、あの人UIOの出身なんだって」
「もしかして10年前に攻めてきた人たちなの?」
「それはないみたいだけど前は企業でATVに乗ってたってよ」「そうなんだ。」
過去の苦い思い出がよみがえる。

学校の帰り道、突然ATVの集団が現れる。そして銃撃戦、
格闘戦の挙句友人が踏み潰される。マシンに輝くUIOのエンブレム。
逃げた先にATVがやってきたのだ。

11p

そして共和国の敗退。首相の拘束。
降伏宣言。それが目の前の街頭TVで放映されている。
周りの大人たちの暗い表情。それを見て唇をかむ。

そんな。だからあんなに上手なんだ。目はうつろ。

12p

ヒロイン:「いいのか、輸送部隊といえばかなり危ないぞ?」
「ええ、お役に立てれば。」
「わかった出しておくよ。あっちは人不足だからすぐに受理されるだろう。」
転属願いを出して受理される。輸送部隊に転属される。
そこは砂嵐と強盗のあふれる地域、
「諸君ら十分気をつけてくれ、われわれも危険を減らすために手は打っているのだが、なんにせよ補給活動をやめるわけにはいかない。」
今月だけで数件の事故が発生していた。
「次の出発は砂嵐天候を利用する。」
もちろん、事故は事故ではなく事故っぽい事件。代金を踏み倒した強盗の傭兵。ATVの護衛をつけたいがつけられない。
「要請はしてくれ、運がよければ護衛がつく。以上だ」


13p

首相:「やはりだめか」「やつらはわれわれをなめています。」
UIOへの条約改定を切り出すが断られる。もちろん実務者級協議。
自国の企業が不利益というより、自国の安全も守れないとはそれでも独立国か。地団太をふむ首相。
「くそ!」
「TheWorldに裁定を伺いますか?」
「できれば避けたかったが、この件は内密にな。」

UIO統括会議:高くそびえるドーム内のビルの群れ。ここだけは旧世界が復活しているようだった。
TheWorldとの協議でフランス反逆を察知、対策を練っていた
「プランは計画通りかね?」

14p

「ええ、順調です。あとはやつらにあれを買わせるだけです。」
「貴重な人材と期待の提供を感謝しますぞKDEどの」
「いえいえ、あの国にはまだまだわれわれがほしいものが遺跡に眠っていますからねぇ」
「やつらに任せれば何年かかるかわかった紋じゃない。」
「まだ彼らには早すぎる。」
「あの機体を買うことでフランス軍の軍備は5年は立ち直れないでしょう」
「勝算は?」
「彼らは人口子宮の生まれでね。いろんな癖も全部弊社で管理しております。その気になれば次に何をするかも解析できているのですよ。
それに機体と彼を同時に持つことの意味をフランス軍も理解している。」
「ならば、大丈夫でしょう、頼みましたぞ」
「それは心強い。」

主人公の元の会社:オークション会場、新造のマシンを放出、オークションにかける。
隊長の部下がその会場にいた。電話でやりとり。「それは出しすぎです!」抗議の声もむなしく、
値はつりあがる。激しく傭兵と競り合うが。

隊長:「今度だけは必ず落とすんだ。」
なんとか落とす。「落札です!」
桜の連中はほくそえむ。

15p

「隊長殿、お宅の隊だけでこの予算はどういうことだね」
「これは会計員殿、元はとれる。心配するな」
「これじゃ、軍全体の配備計画に支障が出るぞ」
「じゃあ言うが、今回の機体が手に入らなかったら、われわれはあと10年はいまのままだ。
UIO機に歯が立たない機体でいつまで戦うつもりだ?」
うぐ。
「・・・とりあえず倹約だ。今の体制じゃ少なくとも無理だ。」
不平不満つのる。
特に弾薬と飯にしわ寄せが。一気に食堂の食材ラインナップがしょぼくなる。
「すまねーな。食材がよ、全部合成食になっちまった」
「マジかよ、これじゃ自分で作ったほうがいいんじゃね?」

16p

整備員:新造機とともに入隊してくる。主人公を知っている。「ずっとあんたのマシン整備してたよ!こいつはあんた専用に設計された機体でねぇ・・・・」
しかし主人公は覚えていないというか反応が薄い。がっくり。
同僚が「やつはいま大変なのさ」でも理解できない整備員。「はぁ」


主人公:最近ヒロインを見かけなくて元気ない。会っても避けられている。
「甘えないでよ!」なぜか手は包帯だらけ。「いや、そうじゃなくて」
通り過ぎる彼女。
だいぶなんとか会おうとするが転属したことを知らされてがっくり。
「なに、知らなかったのか・・・」哀れみの目でヒロインの元の部隊長から見られる。
とぼとぼ帰る。
「そんなにいやなのか・・・」何が気に食わないんだ
窓の外。あるく主人公を見ている隊長。
「一回動かしておくか。」そうだなだったら。機体名は、名前はランスロットだな。
見かねた隊長が出撃を許可する。いってこい。2機接近中だそうだ。
ただし、あちらの舞台の指示に従えよ。これは命令だ。
「行ってきます」出撃!「ほどほどにな」
「とりあえず、動くなら問題はなさそうだな」


17p

ヒロインの部隊:嵐の中。強盗ATVに出会う。進路をふさがれている。
「面倒だからやっちまうか。」「そうだな、これだけ嵐もひどいことだし」
「俺たちが出会ったのは事故にあった後だ」
危うく事故にされそうになるが主人公の部隊護衛に到着。
「っち。護衛かよ」
チンピラどもは非常に驚く。
「何でフランス軍がこんな機体を持っているんだ!?」まったく格が違うことを動きで見せ付ける。
「動きが滑らか過ぎるぞ」

18p

主人公:威嚇を試みるも協定を理由にヒロインに拒絶される。
「そこのパイロット、お役目ご苦労。通信はできるか?」
「直ちに威嚇姿勢を解除、取引を行うゆえ、待機されたし!」
悶絶する主人公「どうして、さっき攻撃を」
「心配後無用!協定により双方の安全は保障される!」
悔しそうな隊員の面々。
目の前で燃料と弾薬が持っていかれてしまう。
「ここの支払いでな」「納品書はいただきました」
「ち、あのATVさえいなきゃな」
自分の姿が悲しくなってしまう主人公「俺は何しにきたんだ」

19p

基地内。
ヒロイン:駆けつけてくれたことにお礼を言う。「ありがとう。おかげで事故にならずにすんだわ」
「事故って?」
「あの人たちは時々そうするの。」
「あなたもそんなことしたんじゃないの?協定なんてほとんど役に立たないわ。」
「そんなことはやっていないよ」
「そう?」
ヒロインからUIOを嫌っている理由を聞かされてなにも知らない自分にがっくり来る。
「そうだったんだ、俺は、何も知らない・・・」
その姿を見てちょっと考えるヒロイン。本当に知らなかったのかも、だったら。

20p

ライバル:「この前、オークションにすごいのが出て他の知っているか?」
「MDI実験機だろう?どうせフランス軍には使えねーよ」
「それがこの前動いているのを見たやつがいるんだよ」「本当か?」
UIO派遣部隊の間で主人公の機体が話題になる。
ライバルそれを聞きつけにやり。「メーカがあそこか。オタクしかいねーよなぁ」
(ここでなんでライバルがそこにいるかが出てくる)早速作戦に応募する。その作戦とは?

21p


マルセイユの国会議事堂。
「いい、ここで休憩をしてから行く。」
「あんたも大変だな」
「ああ、もう半分ばれてるな。どうするかで割れてるよ。」
じつは首相とお友達。待合室で語らう。
「なら先手を打ちたい。TheWorldの裁定まで持てばいい。」
「そうだな。」
「買った花はすぐに枯れる。われわれもな。10年前の轍は踏みたくない。」
「わかった。ただ、あれはどうもにおうな。」
「変なものはついてなかったが・・気をつけよう。」
「あと、ひとつ頼みがあるんだが、TheWorldに掛け合って計算力を調達できないか?時間はこちらの指定でだ。」
その様子を影で見ているスパイ(モニタを見ている。)

UIO統括:耳元で側近が首相との会談を伝える。
出る杭は打たねばな。先制でこちらがいただく。侵攻開始の合図だ。
彼らにはまだ舵取りは早い。
われわれの指導に従うべきだ。
手元に会談の盗撮ビデオが流れていた、証拠能力は85%。

22p

生活主任:そんな作戦の一幕。
通信機で通信している。
「では。手は打っていますよ。このときのための仕掛けですから。」
なにやら端末の画面でSTARTの文字が浮かぶ。
どうするんだ?「生まれてこの方
われわれの育てた子供たちです。
企業の一員じゃなくなったとしても、彼らは言うことを聞くいい子なのですよ。」Start!
「・・・そうか?」
「まあ見ててください。彼らは戻ってきます。あの機体と一緒にね。」

23p


主人公、整備員:「うぐ」突然倒れ、泡を吹く。
「おい、どうしたんだ」ガクガクガク
仕掛けられたマイクロマシンによる。
「やっぱり俺たちはこんなもんなのさ、生きるも死ぬもやつらの都合さ」
整備員が最後にそんな言葉を吐いて気を失う。
「おい、しっかりしろ!」

隊長:
電話にて。
「なんだって、こんなときに。」
「意識不明の重態です。どうもマイクロマシンが作用しているようで・・」
「マイクロマシンか。やはりな。手は打ってあったか」
「本部医務局、薬はないのか。違う基地だと、」
「製造と保管に特殊な設備がいるんですよ」
「じゃあとにかくそれを注射すればいいんだな?」
「少なくとも一般的な金属系マイクロマシンは無力化できます。」
「わかった、一か八かこちらの人間にとりに行かせる!、連絡しておいてくれ」
「首都を落とされる前に間に合えばいいがな」
「出撃の準備だ、プランに従い防衛線の構築に入る!」

24p

解毒薬の手配を頼み、
「緊急の依頼だ。第12ATV部隊でパイロットに重病人が出た、薬を配達してほしいとのことだ。今は戦闘部隊への物資の補給も優先しなければならない。
よって一人しか割けない。非常に危険な任務だが行ってくれるものはいるか?」
ピーんとくる。まさか。「私が行きます!」

「頼んだぞ、他のものは他の基地への補給へ出発の準備にかかれ!」
届け先の対象者名を見て「やっぱり、あの人だわ」
ヒロインが買って出て運ぶがすでにUIOの侵攻が始まっていた。
街道を走る幾台ものATV。(主に多脚形)
なかなか表を走ることさえおぼつかない。仕方なく山道をこっそり多脚トラックで
悪路をひっしもっしで走っていく。「早く急いで、このポンコツ!」

25p


主人公、整備員:実は先天的に二重人格で性格の反転を引き起こさせる。
変わる表情、額にNo9の文字が浮かぶ。整備員もNo3の文字が浮かぶ。
目が据わっている。
「おい、大丈夫か・・・」「ああ、大丈夫だぜ」
そのまま機体に乗り込み出撃を始める。
「なにをやってる」「出撃命令は出ていないぞ!」「取り押さえるんだ!」
邪魔する整備員。
「邪魔するな」
他の部隊員もATVも次々と乗り込むが。

主人公:周りの連中(主に同じ隊のATV)を倒して逃走。
同僚のATVは主人公機にすぐに足をすくわれてしまう。
「へへ、ちょろいぜ」
「なに考えてんだ!あのやろう」基地の敷地からかなたに走っていく。
しばらく走るが「なんだこの速度は?例のやつか?」
「俺がいただくぜ」傭兵に感ずかれる。

26p


しかし、本調子でないのかUIOの機体にやられてしまう。
道をふさがれて立ち止まる主人公機。動きが鈍い。
「なんだ、乗っているのは素人か?」
「うう、気分が悪い。くそ、通信状態が悪くて何もわからないぞ」
「おらぁ!」単にタックルを仕掛けただけで
衝撃で気を失う主人公、機体も横に倒れてしまう。
「やった、賞金Getだぜ!」

ヒロイン:ATVがいっぱいいる中で走り回っている、
「はぁはぁ、基地まであと10数分」
運良く目の前に主人公機が!
周りの傭兵たちは報告と皮算用で忙しい。ヒロインには気がつかない。
「ランスロット!」
すぐに駆け寄り
「こうだったはず。」やった。コックピットが彼女の兵士認証で開く。
中には吐血して汗をかいた苦しそうな主人公が。

27p


ここで気を失っている主人公に薬を注射
「お願い!間に合って」

主人公:復活!しばらく混乱しているが正気に戻る。
夢の世界でNo9ともみ合いになる。もちろん勝利。
目の前にヒロイン「よかった」
「急いで!、あなたの力が必要なの!」
「どうなっているんだ?」混乱気味の主人公
そのころすでに首都マルセイユの防衛ラインは突破されかけていた。
敵の重火力部隊が攻勢をかけていた。よわっちいフランス軍、バリケードで抵抗しているが次第にやられていく。
そこに現れる主人公。
「何だあれは?どこの機体だ?」
「馬鹿高い値段で買ったやつか。買った分だけの仕事はしてくれよ!」

28p

生活主任:元の部隊とともに出撃。装甲車の中。
「なぜ戻ってこない。もう第二の人格No9に変わってもいいはずだが。」
主人公機がもどってこないことにいらだつ。
通信機が着信を知らせる。
なんだって?しとめたはずがあのマシンに部隊が襲われているだと?
しとめたってどういうことだ?
横で元の部隊の隊長:「主任殿、聞いていたのと違いますが?」
馬鹿が、誰かがいったん撃墜したなんて聞いてないぞ?!
「くそ、もう部隊がうわぁ」
乗りこなせるのはやつだけだ・・・・なぜ、No9の認証が通ってしまうんだ?

29p

ライバル:主人公機の出現を聞きつけ目の前に立ちふさがる。そこで自分が首の原因となったやつと口上を述べる。
「機体名はランスロットか。生かしてるねぇ」
「覚えているかぁ、俺だよ俺、お宅にはあいかったぜぇNo9」
「なんで首になったんだってなぁ。」
「あんたのか?」「そうとも、会えない間はさびしかったぜ、はっはぁ!」
それに気がつき主人公もノリノリ。あんなだったのか、ならばここでその恩を帰してやるぜ!
「よろしく頼むよ!」

主人公:「ここでまってて」
ヒロインをここで下ろして、ハラハラドキドキ首相の見守る前で格闘戦が始まる。
「あれが言っていた最新鋭機か。」
主人公後釜機:そんなことをやってるうちに首相に迫っていく。
「戦闘馬鹿どもが、僕はスマートに生かせてもらうね。」
直接首相の部屋の前に降り立つ。
振動に異変を覚えたヒロインは首相室に向かって走っていくが「首相!」

30p

戦闘:一進一退が続くがやはり身軽さとバーニアを使える主人公が1・2フィニッシュで勝利。

31p

すばらしい!、さすがだ・・・満足げな顔をしてダウンするライバル。
「Mr.No9」「ちがう、おれはウォードさ。」
だが主人公も疲れが出てきて意識が弱くなる。

32p

「うう、気分が」薬が切れNo9が復活しかかる。

No9「さあ、会社に戻らないと。主任が呼んでいる」
主人公「何の話だ?今俺は戦場にいる!」
No9「違う、それは夢だ」
主人公「夢だと。首になったんじゃないのか?」
No9「ああ、だがそれはただの仕事のための芝居さ」
主人公「じゃあ、あの寮に、みんなに会えるのか?」
No9「ああ、だがその前に俺に体をよこせ!」
主人公「お前は?!」
No9「俺がNo9だよ、お前が電脳をつけたときからいるのさ」
主人公「!」
はぁはぁ目を開けるとヒロインが。「よかった間に合った。」
ヒロインの顔には打ち身の傷が
主人公「傷・・」
ヒロイン「首相はさらわれちゃった。」力なさそうに。

33p

隊長の部隊が間に合う。
「無事か?」
主人公「なんとか・・・」薬で意識が戻りつつある。
隊長「シャーロットよくがんばった、だが、まだこれではわれわれの負けだ。」
主人公に向かって「いけるか?わがフランスの騎士殿?」
主人公「首相を取り返すんですか?」
ヒロイン手を握って「私は何もできなかった。」「お願い。あなた以外にできる人はいないの」
悔しそうな顔をしている。
主人公「・・・・ああやるさ」
もう一度倒れられると時間がない。お前はいけるか?
うなずくヒロイン。
隊長「工作兵!ランスロットにナビ席をつけろ。多少Gを緩和できればいい。5分で終わらせろ!」
隊長「これをとっておけ。TheWorldのチケットだ。使い方はわかるな」
ありがたそうな驚いた顔をする主人公。

34p

後釜「あともう少しで作戦本部だ」
首相「!?!?」
アラーと「後方から高速で接近中!」
主人公機がバーニアで突進してくる。
主人公心の中でチケットの番号を暗証する。「さあ、人類の英知よわれわれに力を貸したまえ!」
通信リンクとともに強力なシミュレーション結果が流れ込んでくる。
「すべてが見える」
「首相は?」「あの腕にいるわ。」
後釜「うそだろ」


35p

後釜:「なんだって、首相を殺す気か!?」そのままの速度でせまる主人公機。
振り向いた瞬間には首相を乗せた腕がなくなっていた。
最後、とどめの一発でマシンの背骨が折れる。
しかし苦しくなる主人公。
「大丈夫、私が守ってあげるから」手を握って
薄れる意識に鞭打ってジャンプ。
「いくよ!最後の止めだ。」そしてジャンプ。

36p

そして敵陣の司令部に着陸、壊れるサーバー群。逃げ惑う整備兵、指揮官。
「指揮所がやられたぁ。」「どうなっている」
「ATVが相手じゃ歯が立たないぞ!」「やめろ!同士討ちになる」
そのころ:各基地からATVなどの増援が間に合いUIO側に被害が目立ち始める。
「やったな!セシル。」
「俺たちもいくぜ。」同じ部隊のATVも戦闘に参加を始める。
生活主任+前の隊長:やはりな、小手先だけじゃだめってことだな。どうするいずればれるぞ。
電脳による人格改造は非合法なはずだがな。」
言い訳する生活主任:「わたし作戦を支援するためにやったんだ」
遠い目の隊長。「あいつもやられた、ここも長くは持ちそうにないな。」

37p

TheWorld:UIO全域で瞬間停電が起こる。点滅するライト。ざわめく町の人々。

UIO統括:電力の供給を止めるとは、何のつもりだ?
そうか決着はついたというのだな。
ならば撤退か。
「われわれには戦うだけのエネルギーの無駄も許されないか・・・」
コンソールの前でうなだれる。
裏では喜ぶフランス軍

38p

ここで締めのシーン
「ニュースです:
今日、10年前に結ばれました協定が改定されました。
首相はこれにより、われわれは自国の安全を自国で守ることができるとコメントしました。」
バックで新聞とラジオで協定廃止のニュースが流れる。
そのそばで一生懸命料理をする主人公。
「どうして電脳をつかわなかったの」
「俺自身で覚えたかったから、それに料理のものはないんだ。」
「そんなことより、これをどうぞ」
「今回の英雄さんの作ってくれた料理はどうかな?」ふふふ
2006年07月03日(月) 01:22:01 Modified by ryunosinfx




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