【体術】

武器を使わず己の肉体のみを使った攻撃の系統。
パンチ・キック・投げ・気のエネルギーなどを用いた技で構成されている。
基本どのキャラでも何の装備や準備もなく使えるものの、極めて弱い。
しかしそれは最初だけで、鍛え抜けば他のどの武器系統よりも強くなる可能性を秘めている。
また武器を使わない分、敵の防御力に左右されにくい、耐久度を消耗しないなど独自のメリットが与えられている。
ダメージには腕力・STRなどの力的な能力値が最も強く影響するが、次いで重要なのが素早さ。
何らかの形で素早さが強さに影響を与えている。
現実にもある技が多く取り入れられており、特にサガフロ以降はプロレス技が多い。




ロマサガ1

各地の店で「パンチ」や「キック」を買って装備することで使用可能。
購入の際には「パンチ(キック)はぶきです」などと一見シュールな台詞を言われるが、
これらは実際にちゃんとした形ある武器で、攻略本等でそのイラストを見ることができる。
パンチはいわゆるナックルダスターで、キックは馬の蹄鉄のように靴底にはめ込んでキックの威力を高める武器である。

ロマサガ2

どのキャラでも無条件でパンチが使えるようになった。
腕力と素早さの2つの能力値に依存して威力が高まる。特に腕力の影響が大きい。
敵の防御力に左右されにくいため、防御の高い敵にも安定してダメージが通る。
ただし殴属性が基本なので無機質系やカエル系の敵には注意。気弾などサブウェポンの技を用意しておこう。
クラスでは体術を専門とする格闘家がいるほか、他のクラスにもちらほらと技能を持つキャラがいる。
鍛えれば強いが、技能を持つキャラはそれほど多くないため、意識的に育成しないと弱くなりがち。
いずれ来る最終皇帝は最も体術に適したキャラなので、皇帝に使わせて技能を継承していくのが良いだろう。

敵のミスティックが使う気弾はワンパンされるので怖い。

ロマサガ3

腕力と素早さが影響する点などはロマサガ2と同じ。
本作から投げ技が登場。いずれも敵をスタンさせる効果がある。
稲妻キックや短勁など無機質系にも効く技を常備しておきたいところ。

サガフロ

武器系統の種類が減った本作では打撃属性を一手に担う。
威力にはSTR・QUI・VITが影響する。

サガフロ2

武器の耐久度が採用された本作からは、耐久度の節約という新たな役割を担うことに。
武器性能が影響しない分、残りWPに反比例して威力が上がる「極限効果」の影響が非常に強い。
WP0付近まで減らした体術は他のどの系統よりも強く、連携の最大ダメージを目指すのには欠かせない。
なお、本作では体術を使えるキャラと使えないキャラが存在する。
説明書では体術を野蛮とする風潮が理由と説明されている。

アンサガ

再び誰もが無条件で使えるようになった。
ただし、ネガティブスキルの「体術封印」をセットしていると使えなくなる。
本作では通常クラス・軽量クラス・特殊クラスの計3種類が存在し、キャラの重量とスキルパネルの有無でどれを使えるかが決まる。
重量はキャラ固有の数値であるため、一部のキャラは絶対に軽量クラスの体術技が使えないようになっている。
通常クラスはHP攻撃力が高いものの、重要となるLP攻撃力はかなり低い。
軽量クラスは攻撃回数とLP攻撃力に優れ、他の2系統よりも圧倒的に強いが、軽量を維持するために防具を制限されやすい。
特殊クラスは体術のパネルをセットしない時のみしか使用できないため、リールを止めるのが難しい。

軽量クラス以外は一見いらない子のようだが、武器の消耗がサガフロ2よりも激しい分、通常クラスも耐久度節約に貢献できる。
また、体術のパネルは能力上昇も高く、ジョイント等の同レベルボーナスも非常に得やすい。
術士キャラでもない限りは使って損はない系統である。
2018年08月25日(土) 00:06:50 Modified by sakura2next




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