渡瀬草一郎先生のライトノベル「パラサイトムーン」「輪環の魔導師」に共通するギミック迷宮神群についてのwikiです

パラサイトムーン


オルタフが封印されたグランレイスの作った異界"画廊"への入り口。
全ての絵がグランレイスの世界に繋がっているので、世界を経由しての移動が可能となっている。
異界”画廊”はオルタフの影響を受けた者は様々な風景を見る事は出来るが、そうでない者には暗闇にしか見えない。
また、オルタフの影響を受けない物が長時間”画廊”にいると、元の世界に帰った後に奇妙な幻覚症状を起こす。
フェルディナンは感覚で”画廊”の中に込められた想いの濃度を探る事は出来る。
グランレイスの”想い”が塗り替えられていくと、オルタフの影響力が絵を通して外界に漏れだすようになる。

決してオルタフを縛り付ける空間ではなく、オルタフはグランレイスの願いによってこの世界に居続けている
異界”画廊”の中には別個の地球がグランレイスによって描き出されている。
この世界はオルタフが人間に毒されないようにグランレイスが作り上げた箱庭。
美しい物に囲まれ、汚い人間の手が届かぬようにする為に 本来は人間が高次元の存在へ進化、あるいは滅亡するまで異界への扉が開かぬよう鍵をかけるつもりだったが、その前にグランレイスはフェルディナンに殺された。

オルタフの異能者ならば”画廊”の仕組みがある程度解るため、出口となる「絵画」が集中して重なっている場所もわかる。

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