渡瀬草一郎先生のライトノベル「パラサイトムーン」「輪環の魔導師」に共通するギミック迷宮神群についてのwikiです

輪還の魔導師

概要
  • 名門ハイヤード工房の作品群の中でも、特に傑作と名高い操り人形の形をした魔道具。
    傀儡の完成後、悪用の可能性を察した工房は、いずれこの品が原因となっての乱が起きる事を恐れ、商品とはせずに、禁忌の品として封印した。
性能
  • 魔導人形を操る為の人形。魔導人形に対し、一種の疑似人格を付与する事が出来る。
    つまり、魔導師がいちいち傍で操るまでもなく、魔導師に忠実な形で人形に自らの意思を持たせる事が出来る。
    ハイヤードの傀儡によって操られた魔導人形は、ほぼ人と変わらぬほどに自然な立ち居振る舞いができる。
  • 自分の分身を作られた人々は、分身が動き続ける限り、眠ったままで魔力を供給し続ける。
    その際、体の上に銀色の球が浮いている。
  • 人形が壊れた場合、作り直すには、モデルとなる人間の“魔力”を要する。魔力は生命力と直結している。
  • 人間も操る事が出来ることが出来るが、効果が非常に限定的であり、動きそのものを止めたり、手足を少し動かしたり、
    あるいは任意の言葉を喋らせたり等簡単な操作しか出来ない。人間の場合も相性がある。

欠点
  • 傀儡として操る魔導人形にはモデルが必要であり、そのモデルは魔導人形に力を吸われ続けてしまう。
  • 人形を作る個数には限度がある。
  • 人形にしやすい者としにくい者がいる。
  • 壊れたばかりの場合には、モデルとなった人物の衰弱も激しく、すぐに同じモデルで新たな人形を作る事は出来ない。
    • 絶対に不可能というわけでもないが、魔力を極端に増幅させる特別な処置が必要になる。
  • 最大の欠点として、人間を操る能力がある魔導具なのに意思を持っているため、人間を支配しようとする点が挙げられる。

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