Graduate School of Science and Technology, Niigata University/新潟大学大学院自然科学研究科・植物分子遺伝学研究室

2010.12.8: デスクワークのお供にカルビーBQ味。ごくごく小さい当時好きで遠足のザックに1袋入れたらそれだけでザックいっぱいになって驚き途方にくれたことがある。
2010.12.7: スライド作りが終わらない。新大でサンプル譲り受けのためのMTA(英語)にサインをもらうのに一月半ほどかかる。驚くほど遅いわけではないけど、MTAを交わすのをためらわせるくらいには遅いかな。
2010.12.6: セミナー。来週のさきがけ成果報告の発表準備。イメージデータ保存用Macが去年のG4に続きG5まで壊れた。ケーブルでデータ吸い出し作業。何か1台そろそろ必要か。
2010.12.3: 強風。実験しながらデスクワーク。
2010.12.2: サンプリング。テニュア会議。超遠心故障。最近どれもこれも故障する。
2010.12.1: 12月。毎年「今年の目標」を達成したためしがないが、今年は「生まれてくる子どもを可愛がる」だったので、楽々クリア。学部卒業論文作成指導は大変だけど、自分が学生のときにきちんとしてもらったことを思い出せば自分もきちんとしなくてはと思う。
2010.11.30: revision 作成に半年や1年かかるのが当然だと、博士課程の学生が3年間で学位取得前にまとまった論文を出すのは至難の業。ポスドクでも3年でアクセプトまで持って行ける人のほうが少ないかも。
2010.11.29: 台風のような天気とすきま風。セミナー。植生学会参加登録。
2010.11.27: Cell. ERをシート構造にするタンパク質をMSとArrayで発見。へー。Cell Biology はまだまだインパクトある。細胞共通の生物学なら植物細胞をあえて使う魅力はあまりない。
2010.11.26: 時間に余裕があるので、論文チェック。
2010.11.25: やっと少し共焦点が使えるようになってきた。生物学科のIさんがセミナー。目の前の大型機器がX線結晶解析の機械とは知りませんでした。
2010.11.22: セミナーと会議。息子対応で、なかなか落ち着いて土曜日も仕事というスタイルに戻らない。
2010.11.19: 気づいたら飯豊山が雪化粧。大学入って知ったこと:実力次第の旧帝大・研究所系大学院大学は別にして、地方大では内部昇進が無原則におこらないようにするため、論文数(トータル教授で20-30, 准教授で10-20、かつ過去5年間で3-5本)、外部資金獲得状況、大学院生卒業実績数などの必要数値を内規で決めてハードルを設けることが多いし、これがそのまま外部からの応募者にも使われる。大学院生の単位・卒業実績を基本的に作れない研究所上級ポスドクが内部者を抑えていきなり地方大学准教授になるのは、旧帝大の准教授を目指すよりもある意味困難だ。集中講義の非常勤講師では数に入らないし。研究所から大学に移動したいなら、助教をターゲットにする年齢と実力のうちにか、CNSを2回くらい連続して出してどうどうと実力で道を切り開くか。研究所でずっと召し抱えてもらえればなんの問題もないのだけど。
2010.11.18: 共同研究者の論文アクセプト。Hさん、いい仕事してるなあ。独創性って大事。
2010.11.17: なかなかいい抗体ができない。手を変えてみるか。
2010.11.16: 実験実験。うちの息子が最近ハナタレ小僧に。新潟の子どもは皆同じらしい。
2010.11.15: セミナー。サンプリング。
2010.11.12: 雑用でおわる。プライベートに来客もあり。
2010.11.11: 種まき、ウエスタン。毎日こればっかり。
2010.11.10: 種まき、ウエスタン。
2010.11.9: 強風。急がば回れでもう一回。
2010.11.8: セミナー。ウエスタン。ふーん。
2010.11.5: 生命棟7階飲み会。息子がお風呂に出た後の9時過ぎから参加。
2010.11.4: サンプリング。スタッフが両方休暇。昨日は両親と一緒に弥彦山にドライブ。寒かった。紅葉も今ひとつ。
2010.11.2: パブコメ疲れ。科学技術施策パブコメ一つとっても一本化できていないのが問題。
2010.11.1: 科研費最終提出。セミナー。3日間でズリバイが本格化し、随分おもしろいけど世話がますます大変になってきた。
2010.10.29: 種まき。夕焼けきれいで、ご飯もうまい。贅沢。
2010.10.28: ウエスタン。ふーん。テニュア会議。
2010.10.27: 実験。ラフランスうま。生後6ヶ月息子のネガエリ期からズリバイ期へ移行を確認。
2010.10.26: 冬がくる
2010.10.25b: 大学メタボ問題。スリムになって体調を良くしたいけど、スリムになるとその分、食費・スポーツ費・座席・寝台スペース、どれも削られるので、ダイエットの苦しい思いをする気に全くなれない。でもスリム化しないと、食事制限で強制ダイエットが待っている。前に自ら飛び込むか、背中から押してもらうか。まあ好みの問題で結果は一緒か。
2010.10.25: 科研費提出。セミナー。学科会議。今週は少し楽しみな実験があるので、明日から再開。
2010.10.22: さきがけ報告書とサンプリングはできそう。週末延長戦で科研費書きが必要。
2010.10.21: さきがけ報告書/科研費締切間近。サンプリングも。
2010.10.20: 教授会。科研費書き。実験。
2010.10.19: 科研費書き。研究内容の重複を避けながら向かう行き先は同じにするのが難しい。
2010.10.18: 薄っぺらい土壌への集中豪雨は大地を不毛にする。伐採された熱帯雨林も科学も政治家も。
2010.10.15: 科研費書き。週末は大学祭。
2010.10.14: PSC訪問では景気悪い話。Cell:ABP1 の分子レベルの機能解明。あれこれあっても粛々と研究を進めるだけだ。
2010.10.8: 明日から5日間の秋休み・実家巡り。12日は理研PSCリトリートに参加。昨日回収したサンプルのウエスタン6枚、明日の朝一番に結果をみてから休暇。
2010.10.7: 筑波大サーカディアンリズムM先生のセミナー。おもしろかった。今日は朝から晩まで実験、サンプリング。
2010.10.6b: Tape Sandwich による葉裏の表皮細胞はがしhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC279425...。ふざけるな、と言うくらい簡単にとれる。発想と実験、大事。
2010.10.6: 実験。国立大学は各学部運営の独立性が高くて溝あり。多様性がよいと言っても、今の大学教員に求められている仕事量は限界で個別対応による教育・研究再生は困難。新潟古町の再生と一緒で、教育・事務・試験の効率化、人事の透明化、戦略的大学運営、、、一本化による効率化が必要なのではないかな。
2010.10.5: 実験中。コンストラクション・交配、たくさん。
2010.10.4: 大学後期開始。セミナー。卒研生も後半戦。
2010.10.1: 明日は停電のためお休み。新潟大の非常用電源は毎回コードとブレーカーを外から持ち込んで業者が配線している。初期投資でお金を惜しむせいか、毎年のこういった運転資金にお金がかかっているよう。
2010.9.30: 実験中。毎日実験ノート書くの何年ぶりか。ベンチの前に立つ感覚が戻ってきた。楽しい。
2010.9.29: 実験中。10年ぶりくらいに自分で大腸菌コンピを作る。新潟加島屋さけ茶漬け、ご飯のお供部門・殿堂入り。毎日食卓にのせられるぐらい稼げるように仕事頑張ろう。
2010.9.28: 実験中。楽はさせてくれないようですな。逃げずに実験。
2010.9.27: 実験中。9月が終わってしまう。
2010.9.24: ラボ独り占めでご機嫌に実験。しっかし、居室のデスクから見る夕日が最高ですな。これまでで一番かも。大学の中でも特等席の一つ、最高に贅沢だなあ。
2010.9.23: カレッジシンキングhttp://www.amazon.co.jp/College-Thinking-How-Best-...。大学は問題の答えを学ぶ場でなく、何が問題かを学ぶ場である。講義は知識が得られる場でなく、何が問題か意識させてくれる場である。そんなことが学部1年生に理解してもらえたら、大学生活4年間の勉強のあり方が全く違うと思う。今、卒研生に一生懸命教えてる。ICU、いい授業してたなあ。
2010.9.22: 妻も息子も体調不良でせわしない日々。スタッフの二人は連休に入る。来週は学生は内定式があって、大学の後期もはじまる。卒論の序論書き指導。自分も大学院のとき全くできなかったので、それを思い出しながらみっちりと。社会人になるまでに学んでほしい基礎中の基礎の事柄が山ほどあるけど、手取り足取り教えられるのは1年に2-3名がいいところ。
2010.9.21: 学科会議。ライカSP5のレーザー光軸ズレは筑波でも。部品の問題らしい。PlantCell クロレラゲノム解読。ゲノム解読はそこから引き出した情報の質と量によって評価が分かれる。今の時代ゲノム解読そのものは予備実験の範囲ということか。
2010.9.16: 気が遠くなるくらいドリブルし続けた後、やっとシュート。これで夏休みの宿題もお終い。共焦点光軸が何度もずれるので、部品交換とのこと。
2010.9.15: 理学部教授会。2時間強、大変。随分涼しくなってきた。
2010.9.14: 科学技術施策パブコメ募集https://form.cao.go.jp/cstp/opinion-0015.html。選挙と一緒で、博士号とった研究者なら参加しないわけにもいかない。気になった4つ。特別奨励研究者制度新設。SPDの上、ボトムアップ型さきがけ研究のようなものか。グリーン・ライフイノべーション関連事業。2年目になると、人、施設、研究機関、陣容も厚くなる気配。理研PSC。脇道太く本道先細りでは運営が難しい。人財強化関連。大学(生の能力)の崩壊は科学立国云々どころの話じゃない深刻な問題。
2010.9.13: NatureDigest. 研究者満足度国別ランキング16カ国中日本16位。国民そのものの生活満足度もほとんど最下位。右も左も満足できずにフラストレーションためている人ばかりということだ。まあハングリーなのは悪いことではない。
2010.9.10: 実験サンプル調整であれこれ。共焦点の調子が悪い。
2010.9.9: genotyping にTakaraMightyAmpVer2 とABI PrepMan の組み合わせがいいみたい。汚くてもよく増える。
2010.9.8: 涼しい。台風は結局関東へ。実験。
2010.9.6: また忙しい日々が始まる。仕事が節目なので、現状確認と今後の方針を決める。
2010.9.3b: 実名が分かる状況でテストカンニングのツイート。大学にいるとこのレベルの学生の存在に全く違和感を感じないけど、それが戦慄的状況なのだろうな。君なに考えてるの? って言いたくもなるよね。というより、君どうしてそんなにものを考えずに生きていけるの? つまり、「なぜ人として生きずに、獣のように生きるの?」みたいな問いを学生に抱くのが常態化しているということだものね。怖い。このテーマで小説書けるわ。東浩紀「動物化する世界の中で」はこういった近未来を暗示する本なのかな。
2010.9.3: 週末は家族を迎えに車で東京へ。結局夏休みの宿題が終わらないままか。
2010.9.2: これだけ暑いのに、陽の落ちる時間は随分早くなってきた。急に寒くなったりするんだろうな、新潟は。
2010.9.1: 暑いし、大学は9月いっぱい休みで、まだ夏休みの雰囲気。早くこのペーパーワークを終わらせて実験を本格的に再開したい。
2010.8.31: Cool.
2010.8.30: 週末の夏風邪から復帰。変異体/形質転換体の種をあれこれください、と言われること頻繁。過去の担当者ノート見返して種を探し出すのに小1時間かかることも。望めるものなら共同研究にしたい。
2010.8.27: 夏休みの宿題が終わらない。
2010.8.26: 長すぎる熱い夏にバテたか、のどの調子が少し悪い。
2010.8.25: 今年度さきがけ採択者発表http://www.jst.go.jp/pr/info/info754/index.html。N 君おめでとう。それから同じテニュアのSさんもおめでとうございます。いい仕事している人はきちんと取り上げられますね。自分も頑張らないと。
2010.8.24: 2週間ほど独りで生活。お仕事お仕事。
2010.8.23: さきがけ代謝領域のレベルの高さに改めて脱帽。植物研究外のこの人脈と経験は貴重。
2010.8.17: 明日から日曜日まではさけがけ発表会出張と夏休み帰省。休み中のメンバーへの指示だし。
2010.8.16: 午前中は仕事。午後はプライベートのお客の接待。新津夏祭り。
2010.8.14: 息子初寝返り成功後雄叫び。
2010.8.13: レーザーの光軸ずれでライカ調整。せっせと実験。
2010.8.12: 台風通過。メンバーがぽつぽつと夏休み。ねつ造は一発退場のレッドカードとしたら、イエローカードを出すべきラフプレイデータってあるけど、審判がスルーしたらOK、基本勝つのが大事という論文は結構多い。年々論文発表が難しくなっているせいか、ラフプレーを含んだ論文が多くなってる気がする。本来クリーンにやるべきだけど、サイエンスは勝ち負けのあるゲームの面もあるからある程度仕方ない。フィジカルと貪欲なまでの決定力が弱い日本人の特徴で、自分も引っ張りやひじうち、神の手ゴール、それで勝つなら少しはやったらと言われても、なかなかやる気にならんよなあ。
2010.8.11: 予想外の結果。よく分からないが次を見てみよう。
2010.8.10b: 国立大学の現状と課題http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/houjin/1295896...。研究費が増えているのに論文数が減っている。大学・大学院教育がうまく回らないと重点投資しているプロジェクト型サイエンスもうまくいかない。お金がないからさらに重点投資、の悪循環。
2010.8.10: 実験実験、書き物書き物。
2010.8.9: とある卒研生の会話;A 「思ったようにデータがでない!」 B 「お前、贅沢言うなよ」。。。そう言わずにちゃんとデータ出してください。
2010.8.6: わいは今忙しいねん。
2010.8.5: 研究発表用スライド作成。データまとめ。
2010.8.4: 猛暑。しばしデスクワーク。途端にテンション下がる。
2010.8.3: 猛暑。楽しみにしていた実験結果はネガ。この仮説は違うと。次。
2010.8.2: 植物系研究室プログレスレポートお終いで暑気払いの飲み会。新大学生は8,9月が夏休み。息子が日毎可愛さ3%増し。ラボに来られるとどんな作業していてもその日のお仕事はそこでおしまい。
2010.7.30: 実験実験、まとめまとめ。通勤時間がほとんど0というのがこれほど仕事にプラスになるとは。
2010.7.29: 大学1年生にはまず国語力をつけてもらうのがよいのではないか。実態は分からないが、毎日新聞・本を読む習慣を身に付けている学生、思考して文章にする小論文・レポートを書ける学生、が半分、、、、いない感じ。就職活動でもその差はすぐ分かってしまうだろうなあ。今の学生のひときわ高い就職活動への熱意の半分くらい国語の勉強に時間を割いたほうが就職しやすいのではないかなあ。
2010.7.28: 多忙。集中して仕事。
2010.7.27: 多忙。データまとめ。
2010.7.26: 大学運営・教育がらみで一日。うーん。
2010.7.23: おもしろくなってきた。一つのポジティブデータで夢が膨らむ。鼻も膨らむ。
2010.7.22: 忙しい。研究機関H22科研費配分額・新大22位。大学トップと末端の意識の高さの違いは顕著。目の前のスペースにもラボの壁ができあがり、やっと廊下が廊下として機能するようになった。見通し良くなり気分良し。
2010.7.21: 明日で授業終了。実験実験。
2010.7.20: 暑さのせいか研究室の冷蔵庫が壊れていた。試薬・抗体用冷蔵庫ではなかったのが不幸中の幸い。ラボの機器も10年経つので順次更新が必要。
2010.7.16: 新潟大学監査報告書http://www.niigata-u.ac.jp/profile1/70_accountabil...。問題認識されているのはよい。たぶん今年はずいぶん踏み込んだ書き方になっているのだろうな。
2010.7.15: 実験再開でやっとラボの調子が上がり始めた。やっぱり研究補助のパートさんがいると雑用が減って助かるなあ。
2010.7.14: PNAS: phot2 と COP1 が核内結合。ストーリーを作るためのデータで若干違和感あり。植物系では、別アリルで表現型の再現性なくRetract 告知も載っている。ストーリー性の重視は気をつけねば。
2010.7.13: ベンチワークリハビリ中。
2010.7.12: 家事・育児よりは仕事のほうが楽。
2010.7.9: Plant J. はプリント版のoffprint を原則作らず、作りたければメールで連絡くださいとのこと。平日の生活はキャンパス内で完結する、というのも少し味気ない。国立大運営交付金毎年8%減の可能性、、、選挙はどうすべか。
2010.7.8: 種まき種まき。授業授業。
2010.7.7: 七夕。マネージャー業からやっと解放されて、ちょっと研究。新潟では今の季節、蛍がきれいらしい。優雅ですな。
2010.7.6: 授業がらみの準備はすべて終了。デスクワークも残り一つ。
2010.7.5: 新大では植物系トップジャーナルがオンラインで読むことができないもの多々あり。雑誌購入そのものは国立大で上位に入るらしいということは、雑誌の選定方法が悪いのか、雑誌を買えない国立大がほとんどなのか。
2010.7.2: 離れた人たちから吉報2報あり。すばらしい。いよいよこれから、だろうけど頑張ってほしい。
2010.7.1: 新しいパートさんを迎えて、1日オリエンテーション。事務も実験もだから憶えてもらわなくてはいけないことが2倍。新大初授業。計画していたスピードよりも1.5倍くらい速く気持ちよく話しをしすぎた。ただその分、できればしたいと思っていたキャリアパスセミナーも4回にわけてできそう。
2010.6.30: 明日から7月、夏がくる。新潟村上の岩ガキが美味しいらしい。あと今の季節、キス・アジも。
2010.6.29:Nature. シュートにおけるオーキシンとサイトカイニンの分子レベルでの関係が明らかに。下流のHD-ZIPIIIとPlethoraの関係も明らかになっているし、メリステムがらみの話は随分話が進んだ。宿舎1階で一番の難敵と聞いていた湿気によるカビが畳の縁からいよいよ発生。エアコンと除湿器だけで息子を守れるか。
2010.6.25b: パートさん用のノートパソコンと白衣準備。実験の仕込みもちょこっと。明日は家のエアコンを発注しないと。大学宿舎の水がらみの修繕はこれで3回目。
2010.6.25: 新潟大学農学部で食品・先端穀物研究のテニュア特任助教募集中http://www.niigata-u.ac.jp/tenure_track/recruitmen...。nazunaにもriceにも案内がでないみたいで他学部のポジションに言及するのもなんだけど、やる気のある Plant Mol. Bio. の若手研究者が見落とさずに応募したらと思う。条件は悪くないし、今年のラボ立ち上げなら間接経費も余裕がある。
2010.6.24: 学生二人が続けて風邪らしい。生後2ヶ月の息子がいるラボでは、悪いけれど卒業研究を止めても休んでもらう。
2010.6.23: ただいま授業の準備中2。90分の授業でスライド20−25枚程度が目安らしい。
2010.6.22: 授業準備中。テニュアポジションでは教育活動は余技の位置づけなのでのめり込んではいけないのだけど、目の前に学生がいたらよい教育の機会を与えたいと思うのが親心。
2010.6.21: 北陸支部会は北陸の植物系で研究している大学間コミュニケーションと、新人のリトリートとしてよい機会。やっとイベントごと一段落。来月から担当授業があるが、それでも研究が始められる。
2010.6.18: 明日、明後日は富山大学で北陸植物生理研究者の集まりに、新大植物研究室・学生総出で参加。植物学会会員ではないのだけど郷に入りては郷に従え。息子が来てから1週間、寝不足気味。
2010.6.17: Office2010 upgrade はWordにおけるEndonote アドインがコンフリクトをおこす。
2010.6.16: パートさん決定。来月からは多少楽になるはず。たまっていたデスクワークもほぼ終了。明日、明後日は研究活動ができるはず。
2010.6.15: デスクワークを片付ける。1時間くらい実験できるようになった。
2010.6.14: 東京から息子と妻をつれて帰った。忙しい。仕事も雑用が溜まりまくり。
2010.6.6: 息子と遊ぶ。
2010.6.5: 砂浜近くランニングコース。贅沢。明日から一週間東京。アラビドmeetingと妻&息子の新潟移動。
2010.6.4: 出張手続き、郵便受け渡し、各種申請書の受け渡し、すべて教員の仕事か。早くなんとかしないと。
2010.6.3: 光屈性研究がいかにすばらしいかを演説してくれた唯一無二の首相が辞任表明。ガス給湯器取付。ラボセットアップすべて終了。空も海もきれいでこの季節の新潟は最高ですな。
2010.6.2: テニュア評価委員会終了。新潟初ケーキで一息いれる。実験室暗幕・エアコン取付工事。
2010.6.1: 次はArabidopsis meeting のポスター作成。明日の初年度評価委員会対応。
2010.5.31: 植物学生セミナー、テニュア発表と懇親会。なんだかんだとイベント多し。
2010.5.28: テニュア発表と評価委員会でのスライド作成終了。次はグラント申請一つ。今週末は東京に行かずに家のセットアップ。
2010.5.27: テニュア会議。4年生の卒業研究に一通り道筋をつけた。パート雇用も真面目に考えないと。
2010.5.26: そろりラボの研究が動き始めた。
2010.5.25: 卒研生のテーマ決定。7ヶ月の実験期間で何ができるか。
2010.5.24: 学生セミナー、学科会議。テニュアは大学トップからすれば「研究をきちんと」、受け入れる学科からすれば「運営・教育も将来は負担してもらいたい」ということで、2つの期待/評価面がある。学科の負担の一端を積極的に負うべきか否か判断が難しい。とにかく教員の日々の負担が大きいというのは会議へのオブザーバー参加で分かる。
2010.5.21: 暖かい。学部4年生だと教えることが多い。週末は東京。息子は最近自身の体重増に唸り声をあげることが多いらしい。
2010.5.19: 教授会オブザーバー参加。60-70名のメンバーで1.5cm厚の資料3時間。大学運営はどうすればシンプルになるのだろうか? 卒研生への研究紹介完了。
2010.5.18: テニュア研究発表準備。学生用とあわせて準備。勉強・プレゼン方法講義、就活終了、研究室の研究内容紹介の後、卒研の研究課題決め。
2010.5.17: 卒研生就活御祝い雪月花。
2010.5.14: 書類一つ完了。明日明後日は東京行って息子に遊んでもらう。
2010.5.13: 書き物しながら振り返ると種はあるけど育てて収穫してないデータがたくさんある。
2010.5.12: えんえんデスクワーク。実験もさっくりとはデータがでませんなあ。1年、2年の積み重ねで生み出すのだから簡単にはいかない。
2010.5.11: 最近お昼は宿舎に戻って Skype で息子とにらめっこしながら食事。
2010.5.10: 申請書書き終わらず延長戦。「ブラボー」「〜屋ッ!」と同じで無いとしまらないセミナー発表への質問。Nature. Splicing code の暗号解読。
2010.5.7: 卒論生論文読み。論文は読めたようなので、次はプレゼンの基本技術習得。最近Nature論文へのコメントをここで書かなくなったのは学生にコメントを聞いてもらえるからだな。デスクワーク。久しぶりに週末も仕事。
2010.5.6b: 下にいる農学部三井先生のところでごつい質量分析装置LTQ Orbitrap XL発見。すばらしい。
2010.5.6: 急に暑くなり植物部屋のエアコンの問題が表面化。これも間接経費の問題。早く解決しないと。デスクワーク。そろそろラボも本格的に稼働するのでパートタイマーを一人入れたい。首都圏・京都なら募集経験があるけど、新潟ではすべて初めてで経験者も周りにいないので全部一からパート募集から採用までの流れを自分で学ばないといけない。
2010.5.5: しばしお別れでござるよ薫殿。
2010.4.30: ペーパーワーク。年とると自然とやらなくてはいけない仕事がでてくるから、若いときにみっちり仕事しないと。今日の夜からGW入り。
2010.4.28: 卒研生に論文セミナー発表のお手本を1回。卒研生1名就活成功おめでとう。ポスドクHさんは今日の夜からGW入りして帰郷。
2010.4.27: 午前中は各種手続き。夕方から旭町キャンパスにて医学系テニュアトラック教員3名のセミナーに出席。
2010.4.26: 母子ともに無事退院。名前は薫風の「薫/Kaoru」に決定。夜に新潟に帰還。
2010.4.23: 新潟に一時帰還し、デスクワークと学生指導。明日RI講習会後に、また東京行き。
2010.4.21b: 無事第一子ジュニア誕生なり。Baby。早速親バカ。
2010.4.21: 朝5時に起こされる。眠い。どうやら今日明日がX-dayらしい。しばらく仕事は停止して東京に戻るなり。
2010.4.20: 溜まっているデスクワークを片付ける。夜は、建物同じ階の人たちで歓迎飲み会。あと一週間も余裕がないかも、という話なので、速く仕事と学生指導を軌道にのせないと。家のセットアップもまだ終わっていないし。
2010.4.19: 学生論文セミナー。学科会議。大学だから当然だけど学生がすべての中心。
2010.4.16: 純水も使えるようになり、新しい機械の設置と使用説明会も終わり、大量のゴミも捨てて、おおまかにはラボのセットアップ終了。新大(略称”しんだい”)新一年生とお酒無しで懇談会。大学はイベントが多い。新潟桜開花と言っても、天候はまだ冬の気配。そろそろ自宅のセットアップにとりかかりたい。
2010.4.15: 卒論生2名の論文読みは軌道に乗った気がする。やっと本業の実験再開準備に取りかかれる。新大での初実験はいまいちの結果かな?
2010.4.14: 強風によるすきま風がうるさい。台風のよう。デスクワーク催促メールあり。夜になんとか終わる。
2010.4.13: 嵐が丘のような天候の日々。ラボのセットアップ完了までもうちょい。
2010.4.12: 生物学科植物系のメンバーで第一回セミナーはお花見。花はまだ咲かず、小雨まじりの強風なので室内で懇談会。まだまだ寒い。今週で引越の片付けを終了させたい。その前に締め切りすぎたペーパーワークやらないと。
2010.4.9: 今日もPSCプログレスレポート。スタート間もないラボが多い。初期メンバーがほとんど抜けて、ここから第二期PSCの本番というところでしょうか。
2010.4.8: 今日は理研PSCのプログレスレポートで横浜に。バイオマス・メタボローム・植物ホルモン、が3大トピックスでしょうか。
2010.4.6b: 干天に慈雨。今後も研究がんばろう。
2010.4.6: 大学1年生に自己紹介。「基本的には教育にたずさわらないので会うのは大学3-4年時に授業でちょろっと。あとは卒論のときに」というのは楽でもあるし寂しくもある。まあ自分の仕事しよ。
2010.4.5: 生物学科の教員からの歓迎会。お魚がおいしい。
2010.4.2: ラボ内LAN、プリンターつなぐ。ラボカレンダーの作成。週末もがんばらないと。
2010.4.1: 新潟大植物分子遺伝学研究室オープン。とりあえずメンバーのラボ内のオリエンテーションで終わる。夜はラボオープンのお祝いで飲み会。まだすぐに実験できるわけではないので勉強できる環境にしないと。
2010.3.31: Y嬢新潟大でのラボ立ち上げ作業後理研に帰還。今までの協力に感謝。明日から新潟大でのラボオープン。大晦日気分でも、年越し直前まで植物整理。歩いて1分の職場で家事もないと朝8.30から晩22.30まで仕事できるなあ。冷蔵庫みたいな職員宿舎には帰る気にもならないし。
2010.3.30c: 新潟ではラボの立ち上げ作業をしていても、新潟の代理店の人が挨拶に来ない。のんびりしてる。
2010.3.30b: ResearcherID を作ってみた。自動的にcitationの数とh-index や平均引用回数などの情報をupdate してくれるのでいい感じ。
2010.3.30: 冷蔵・冷凍サンプル搬入。シロイヌナズナもとりあえず人工気象機に。流し台の設置。実験室はあと一週間くらいセットアップに時間がかかりそう。
2010.3.29: 理研にて冷蔵・冷凍サンプル搬出。シロイヌナズナを車で新潟へ搬送。谷川岳あたりは吹雪いてた。
2010.3.28: 新潟から車でお昼休憩入れて5時間。
2010.3.27b: 朝から晩まで仕事。廊下に出ていた段ボールがラボの中に収まる。冷凍・冷蔵サンプルを迎え入れるために電源の配線作業。腰痛注意。
2010.3.27: 個人的に今年一番の寒さ。雪舞う日本海を見ながら緊急のペーパーワークを3つほど。明日は車で東京。
2010.3.26: 居室の設定完了。電話、Fax、ネットワーク開通。箱を開けたら見たこともない締め切りをすぎたデスクワークがでてきた。
2010.3.25: 工事後のラボに荷物搬入完了。ほぼ図面通り。片付けが大変。4月1日オープンに間に合うか。
2010.3.24: 賃貸の家引き払う。理研ラボ引き払う。新潟移動。デスクワークがたまってきた。
2010.3.23: 熊本での学会から帰り、ラボの引越作業。帰宅したら家を引き払う作業。
2010.3.18: 引越疲れで腰痛。明日はポスター発表のみなのでゆっくり休む。
2010.3.17: 自宅の引越無事終了。ラボの工事の様子を見て、学科の退官する先生のお別れ会に参加予定。明日は朝一で熊本の植物生理学会へ。
2010.3.15: 引越準備もいよいよ佳境。明日、明後日はまず自宅の引越。
2010.3.12: 引越準備。腰にくる。夜は家でMさん論文Proof対応。
2010.3.11: 学会準備終了。いよいよラボの片付け。CREST/さきがけ募集開始http://www.jst.go.jp/kisoken/boshuu/h21/teian/top/...。今年は光合成でだせる課題あり。
2010.3.10: Ken group の旅立つ人たちのFarewell Party。人の流れが健康的。
2010.3.9: 年度末の予算調整がほぼ終わった。メール対応も終わった。明日こそポスター作成。
2010.3.8: 家の引越にまつわる連絡ごと終了。出張などで対応を忘れていたメールの整理。組換え体がらみのペーパーワークを忘れていた。予算も今週で整理を終えないと。学会対応。遅くとも明日までにはポスターを作り終えたい。
2010.3.6: PCの整理。
2010.3.5: さきがけ研究紹介。次は学会準備と引越準備。
2010.3.4: ラボの居室から日本海と雪山が見える。ずいぶん贅沢だな。
2010.3.3: テニュアトラック教員全員と関係者が顔合わせ。大学からえらいこと期待されてるなあ、頑張らないと。
2010.3.2: 新潟大学学生5名理研訪問。OSC次世代シークエンサー部屋初見。すごい部屋だな。
2010.3.1: Arabidopsis meeting 登録締切迫る。支払いは来年度でいいのか? 忙しい。
2010.2.28: 3月は予算締め、学生対応、JST・学会対応、個人引越、研究室引越、ラボ立ち上げ作業などなど。
2010.2.25: 大学は試験で少し緊張感あり。今日の用事はすべて片付いた。近くの居酒屋で一杯。ホテルも受験生で一杯。
2010.2.24: 人の論文だとあれこれ言えるけど、それじゃ自分の原稿はと言うとそうも上手くはいかない。明日、明後日は新潟。
2010.2.23: 理研運営会議ラスト。いろいろ対応しなくてはいけない話もやってくる。Y嬢の実験終了。ここから一月半は実験できない。植物が育つのを眺めつつ引越作業に突入か。
2010.2.22: 書類作業はだいたい終わった。次は学会のポスター作り。
2010.2.19: 学生対応に教科書を買う。Mol. Biol. of the Cell;遺伝子から細胞へ、Mol. Bol. of the Gene;遺伝子からゲノムへ、の2つの研究トレンドへの変遷は昔から明示されていたか。
2010.2.18: メモリー追加してセーフモード運転から通常運転に回復。引越準備に合わせた部屋の模様替えが始まり、騒然とした感じ。
2010.2.16: 年度末恒例と次の立ち上げのための提出書類が次から次へときりがない。
2010.2.15: Nature. イネ、小麦ゲノムのモデルになるイネ科の雑草 Brachypodium ゲノム解読。理研も人が投入される。出てくる情報がどれほどの影響力があるのかは今後注目。インフルエンザ感染に重要な働きを演じる遺伝子を全ゲノムRNAiスクリーニング。古生人ゲノム解読。どれもキーワードは「ゲノム」。遺伝子からゲノムへ、個別研究からグループ研究へはトレンドの一つか。
2010.2.12: 引越のための試薬チェック。いいタイミングなのでエクセルでリスト化。ケミカルって何年ぐらい持つのかな。年度末の予算使用とタイミングが重なるので、前もって見積をとり、年度末ぎりぎりにすべてのセットアップのタイミングを合わせる必要あり。
2010.2.10: 新潟大のメールアドレスなど決まった。連絡場所を確保したので、次は組み替えDNA実験の申請と組み替え体の搬出搬入などペーパーワーク。
2010.2.9b: Mさん論文受理された。ほっと一息青息吐息。新潟大での一番目の論文と。
2010.2.9: 4月1日からのラボメンバーがだいたい固まった。あとは残り予算分の物品確定とラボ工事と引越だ。
2010.2.8: 新潟大のラボ立ち上げ作業もメールと電話で行うのでまどろっこしい。大学のある市内西区も地吹雪だったらしいけど、まあ体験しなくてよかった。Nature Digest, ショウジョウバエのバックドロップ,,,まじかよ http://www.nature.com/news/2009/091202/full/462562...  individual ごとに行動を測定できるようになるとハエでさえ個性や行動様式が観察される。
2010.2.6: キーウィよりバトラー。今日は水炊きで。
2010.2.5: 中途半端に時間が空いているので勉強しようか。
2010.2.4: PCがセーフモードでしか動かなくなった。工事・予算の見直し。次は契約・書類がらみの整理整頓が必要。
2010.2.3: ほとんど実験できなくなってきた。2ヶ月くらいは世代を回すだけですかね。
2010.2.2: まず宿舎でネットにつながる。今回はまずはここまでで引き上げる。
2010.2.1c: 雪がびしょびしょと降っていて寒いのだ。
2010.2.1b: 早速生物学専攻の会議に出席。委員会が40近くあり、それを13-4名で分担する。大変そう。全員がフラットな関係なので会議は理研より活発、その分全員の理解と賛成を必要とする事柄多数。会議で扱う情報の整理・議事記録を担う事務/派遣社員が1名いるとずいぶん先生方の負担が減るような印象あり。教育と試験の扱いは繊細かつ正確性が要求されるので教員の負担は大きいよう。
2010.2.1: 新潟大学学長から辞令受け取り。新潟大学自然科学研究科准教授。まだラボも電話もないけど。
2010.1.29: 今週末で理研チームリーダーおしまい。今しばらく仕事は何も変わるところはないけど、肩書きが変わる。来週辞令を受け取りに行く。2月はラボ引越のためのもろもろのつめの作業。
2010.1.28: チャンス到来。もうちょいもうちょい。
2010.1.27: 休む暇なし。もうちょいもうちょい。捕れないボールがあるものか。
2010.1.25: 忙しくなってきた。明日は新潟。
2010.1.22: 来週から新潟と横浜の2重生活。梅が咲き始めた。
2010.1.21: Cell. クロマチンが温度センサーとなりPIF4とFTの発現制御。光と温度のクロストークが分子的につながる。いい論文だなあ。
2010.1.20: 今日明日は一人なのでひさしぶりに遅くまで実験。
2010.1.19: PhirePlantPCR. 20ul Dil.Buffer x 96穴PCR x 2mm ジルコニアビーズ x MixerMill (ピペットチップ立てをアダプターに)でゲノムDNAとり完了。そのままgenotyping。事業仕分けの結果http://www.cao.go.jp/sasshin/kaigi/honkaigi/d5/pdf...。PSC人件費に手をつけず運転資金のみ1/3縮減。大きな問題ではなくなった。科研費も守られる。一方GCOEが間接経費を中心にごっそり削減、GCOEポスドクがこの年度末ぎりぎりの時期に首になる話を聞く。世の流れとはいえ、一人一人にとっては人生の一大事。
2010.1.18: Nature. Stomatagen. Phy立体構造、ダイズゲノム解読。NatureDigest. 1000人ゲノム解析から10,000種脊椎動物ゲノム解析へ。大腸菌20年4万世代継代培養過程におけるゲノム進化研究。
2010.1.15: 一人のときは一人を楽しみ、二人のときは二人を楽しむ。最後のトリプルがとれず仕事がフィニッシュしない。
2010.1.14: ホワイトアウト・遭難状態だった年末年始から一転、着任2週間前になって急速に視界が開けつつあり。着任先の先生方と事務の方々のご尽力に感謝。新しいラボのシルエットがうっすら見えてきた。年度末の予算・手続上の締切などを丁寧にクリアすればぎりぎり3月末に移動と立ち上げが完了できる目処が立ちそう。
2010.1.13b: ちくっと寒いぜよ
2010.1.13: 家とラボの引越日程確定。実験を止めるに従い、パートさんの手が空きはじめた。懸案だったデスクワークをいろいろやってもらおう。
2010.1.12: 4月までの移行期間における具体的な作業がだんだん見えてきた。
2010.1.11: 正月もさきがけ報告会も終了し、ここから2010年の仕事開始。公私の引越等に関わる雑用が増えつつある。楽しみだけど、研究はその分遅くなる。
2010.1.7: 明日から一泊2日で南紀白浜にてさきがけ報告会。
2010.1.6: 今日は早引きして観劇。
2010.1.5: ルタオうま。一仕事お終い。癒しのキーワードは昨年でおしまい。No.1 にならなくていい、じゃなくて、No.1 を目指せ。
2010.1.4: 今日終えたい仕事があったが明日に持ち越し。
2010.1.3: 仕事をゆっくり再開。うちのパッカード君は最近目を離した隙に勝手に暴走/再起動という一人遊びを憶えて困ったものだ。「ビルに報告しちゃう?」と自分から聞いてくるのでバレバレだ。
2009.12.28: 仕事納め。小休止。
2009.12.25: そろそろ業者もメンバーも休みに入り休日気分。年明けは予算が決まり、少しは景気いい話もでるか。
2009.12.24: 専門家に評価されるよりも国民つまりその代表の政治家に評価されるブランド力が税金を使うにあたって求められている。世界の理研も日本では増えるワカメちゃんのほうがブランド力が上だものな。マスコミ活動に頭をひねる研究者を国民が求めているわけでもないと思うけど。
2009.12.23: 皆様、横浜つきみ野うかい亭ステーキ大変美味しゅうございました。ありがとうございました。
2009.12.22: なんとかぎりぎり終わった。明日は一日休暇をとらせてもらう。
2009.12.21: 連日のあれこれで体調を崩しつつも昨日の夜にデスクワークの山場を越えた感あり。23日は休みをとって「うかい亭」が楽しめそう。年賀状書きもやっと視野に入ってきた。
2009.12.17: 年末の山場一週間。うんうん唸る。早く paper work まで終えて便秘を解消したい。
2009.12.16: さきがけスライド完成。
2009.12.15: 忙しい。切迫感あるものの見通し立たず年越しの予感。
2009.12.14: 実験終了。このデスクワークが終わるまで仕事納めも来ない。そろそろ植物の土植えストップ。引越先の状況を考えると最低2ヶ月は実験が止まりそうな気配。
2009.12.11: デスクワーク。夜は同じ居室のメンバーで忘年会@鶴見中華。通常営業は来週末くらいまで、それ以降は休暇に入る人が出始める。
2009.12.10b: 大学同期からメール。
件名:圧力鍋のパッキングがゆるんで。。。:「Sの噂をコンパなどで聞き、、、新潟に転勤とのことですが、近ごろ日本産のワカメには縁がないのですが、、、」
Re:「???? 圧力鍋パッキンのゆるみ、新潟、ワカメ。僕の頭の中で一本につながらないのだけど、宛先間違えてない?」
Re:Re:「え、だってリケンってワカメと圧力鍋を作っている会社でしょ」
2009.12.10: https://form.cao.go.jp/cstp/opinion-0008.html。若手・女性研究500億Pへのパブリックコメント募集。ポイント:応募可能なのはPIのみ、若手45歳まで、女性は年齢制限なしの30%採用、「地方枠」各都道府県最低1件、研究課題「グリーンイノベーション」もしくは「健康・医療」、上限年間5000万円4年間/300件程度。海外review審査/英語で書くページをつけるか? 額を減らして件数を増やすのは、「審査」が大変だからしない。審査は科研費審査システムにのせて、年間1000万円4年間1500件採用のほうが5倍効果的だと思う。それでもさきがけ研究と同じ規模。
2009.12.9: 分生に行けず、サンプル整理と引越のメールやりとり。明日こそはデスクワーク。
2009.12.8: デスクワーク。実験には助っ人一名参加。久しぶりにたまった論文のスクリーニング。Nature.Science. ABAreceptor構造決定。おもしろい。植物ホルモンは受容体と結合すると、受容体のタンパク質相互作用に影響を与え、下流のリン酸化もしくはユビキチン化のシグナルを流す。植物ホルモンレセプターハンティングもそろそろ打ち止めに向かうか。
2009.12.7: ちょっと楽しみな実験仕込み。今週は実験と分生&CATS@横浜で忙しい。来週あけまでにはさきがけのパワポも作らないといけない。
2009.12.4: 実験実験。明日も。
2009.12.3: 話が決まらず混乱した状況が続く。年越しせずに状況をすきっとさせたい。
2009.12.1: Nature. 聴覚は聴覚・視覚情報だけでなく触覚情報も統合されて認識されている。明日は新潟で打ち合わせ。出張が休暇代わり。
2009.11.30: Briggsさん授賞式。天皇&総理拝見。肉うま。ラボに戻りスーツでノーザン。
2009.11.29: サンプリング終了。明日はW.Biggsさんの国際生物学賞の受賞式およばれで上野。村中TLに教わった教養「「平服で」は蝶ネクタイ・タキシードはご遠慮くださいという意味。当然スーツ」
2009.11.28: 一日サンプリング。明日も。スタートアップは間接経費(改修工事用)として使えないとのこと。真面目にラボの壁が立たない。大学には理研にいては予想もつかない壁があると聞いていたけど、ラボ立ち上げで「壁がない」という壁にぶつかるとは思わなかった。確かに予想を遙かに超えていた。空いたポジション/スペースに入るのではない新設「若手テニュア制度」の現実はこういう実態だったか。えらいことだな。
2009.11.27: うーん。大学は本当にお金がなくて企業はおろか国立研究機関にもはるかに及ばない。ここからさらに削減する、というのだから、えらいことだなあ。間接経費もごっそり入る大型の競争的資金をとらないとラボの壁がつくれないなあ。Y嬢「小学校は最近廊下の壁がないのが流行りらしいですよ」。山中先生も目指すオープンラボかあ。モードの最先端に立つのは勇気がいるなあ。
2009.11.26: 明日から3日間朝昼晩のサンプリング。杉山先生「大学に独立したら何もないゼロからスタートだけど頑張れ」。公私にわたって混沌とした状況は年度末までつづきそう。頭の切り替えを速くしないと。ともすれば本業が滞る。
2009.11.25: 事業仕分け。大学運営費交付金削減。大学を減らす手法として運営体力のないところから自然淘汰させるか。野依「(事業仕分人は)歴史の法廷に立つ覚悟があるのか」
2009.11.24c: ラージスケールバイオロジーとそれを支えるインフォマティックス技術は、ある意味花開く前に予算的な限界が来ているのかも。技術はあっても予算がない宇宙開発と一緒で。NASAのスペースシャトルみたいな存在にバイオロジーがなりつつあるのかも。ペタコンが生物現象の解析を利用目的として開発着工されたけど、その削減圧力、理研の生物研究予算削減圧力、バイオリソース事業の世界的見直しが時代のトレンドなのか。予算増額でサポートされることを前提にした研究戦略が世界トップ研究者のreview によって指示されているけど、本当にそっちの方向は正しいのか? 明日はどっちだ?
2009.11.24b: Nature. 生物材料・情報のオープンリソース化がここ15年間のトレンドだったけど、"It is time for a whole new approach"が必要なよう。USAのTAIRを年間1億6000万円で維持するときに、日本が10%くらい(中国が12%)使っている、1600万円の負担ができるか。DNAmethylome. おもしろいけど、こういう網羅的解析は今後予算的に難しくなっていくのかもしれない、研究トレンドとして。地上のすべてのゲノムを読まなきゃ、DNAもタンパク質もすべての修飾を同定しないと気がすまないのか、といったらそれは一般市民からしたら必要ないというのは当然だろうと思う。
2009.11.24: 混沌とした感じになりつつも前に進む。廊下とラボの間の壁さえない(部屋がない)、流し台も勉強机もない、というところから改修工事費と引越代合わせて200万円の間接経費でラボ立ち上げは「無い袖はふれない」とはいえ随分困難な依頼だなあ。悩んでも間接経費は手が出せない領域だけど。スタートアップ費で大学の廊下作るところ、ゼロから始めないとだめか。。。せめて廊下の壁くらいは現状回復してから引き渡して欲しいところだけどなあ。
2009.11.23: 勤労感謝の日。プール。事業仕分け、ラボ立ち上げとごたごたがあっても、通常営業はきちんとこなさないと。今週はあれこれサンプリング。
2009.11.20: ラボの工事費は間接経費で任せられると聞いていたら、引越費用と合わせて希望の1/5くらいしかないことが発覚。こういうことは大学は普通におこることなので、なんとかしないと。事務対応に仕事時間の多くを使わざるえないところが、理研を離れたときにつらいところ。明日は大学時の小さな友人Sさんが亡くなったことに弔意をあらわしに行く。
2009.11.19: 今日明日に意見をメールしろ、と事業仕分けでどこもかしこもヒートアップ。ラボのスタートアップ予算計画も7割くらい固まる。あとはラボの工事と引越が具体的にどうなるかが分からないのがネック。予算さえ決めてしまえばあとはそれに合わせて動くだけ。
2009.11.18: 各学会が事業仕分けへの対応で動き出す。トップダウン式の超大型Pの見直し・討論は重要だけど、科研費のようなボトムアップ式の基礎研究資金削減まで踏み込んだのですべての科学研究者の逆鱗に触れた。今の事態を憂いていると一言、ノーベル賞受賞者や山中先生が連名で新聞広告を載せればニュースになると思うけど。
2009.11.17b: 文科省に手紙を書いたら、内閣府でも意見を聞かせて、とhttp://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME...。事業の優先順位をつけろ、と言われても、文科省だけでもPDF33P 100以上はありそうなリストに順位づけができる国民って何人いるのだろ。それを、10以上の科学技術事業を抱える省ごとにでは。だいたい、これで意見をあげたとして、本当に読まれるのか。というか、なぜここでも内閣府と文科省で別々に縦割りで意見募集してるのか? それこそ無駄な事業で見直し対象だろう。
2009.11.17: 今日はライフサイエンス大型Pと女性研究者支援事業の仕分けhttp://www.cao.go.jp/sasshin/index.html。ペタコンと並んでライフサイエンス大型事業はたたかれても仕方ない。女性研究者支援は、限られた大学のみの事業なのが効果半減。
2009.11.16: 実験もコンピューターもトラブルが発生し対応におわれる一日。
2009.11.14: 昨日は関係者が集まってくれて就職お祝いPをしてもらった。NIBBメンバーからも祝辞をもらった。皆からうかい亭食事券をもらった。妻「でかした! でも(事業仕分けの予算削減で)内定取り消しがあったら困るね」
2009.11.13c: 競争的資金にあたる、先端研究、特別研究員、若手研究者養成のための科学技術振興調整費、科学研究費補助金、すべて削減。研究が経済活動なのか学問なのか。昔は文部省が学問で、科技庁が経済活動だったと思うけど、合併してからはその仕分けができていない。高校や大学が赤字かどうか気にするか?と開きなおる毛利さんの態度に賛成。
2009.11.13b: GE/LAS4000デモ。これなら実際の作業にも使えるレベル。BioRadのは使えるレベルになっていなかったこと再認識。明日は計画停電。
2009.11.13: 事業仕分け。PSC「1/3縮減」。ポイント「基礎研究なら競争的資金で」「応用・戦略的事業なら、利用者負担、成果によるバックで運営」その努力をすればそのくらい削減できるのでは?という意識あり。結局、いくらいい研究していても、基礎研究事業を国が抱える余裕がない印象。
2009.11.12: BioRadChemiDoc.デモしたけど、化学発光のイメージングは感度・解像度ともに未だデジタルよりもフィルムが一段上。かなり期待してたけど。
2009.11.11b: 文部科学省事業仕分け作業開始。実行性は?だけど、今日のペースで科学まで手をつけたら民主党は日本の科学者全員を敵に回すことになるな。
2009.11.11: 最近論文のノーザン・ウエスタンは数値化してSDつける(2回でなく3回試行)のを要求されること多し。再現性確認を明確に示せという要求なら、もう1枚ゲルイメージみせればOKな気がするけど。自分がreviewするときは「相手を基本的に信用しない」姿勢からくる要求はしない。疑えばきりがないし。それよりも細胞のイメージング写真を1枚だけそれらしいデータをのせてOKというほうがよっぽど審査が甘い気がする。
2009.11.10: ライカ顕微鏡講習会参加。自分の勉強になるし、人に教えるときにも役立ちそう。
2009.11.9: ラボ外の人の研究相談にのること最近多い。自分の研究の傾向と対策を練る。年があけるまでみっちり忙しそう。新規購入備品決定も今週が山場。Nature Digest. 地球を冷やすための5つの方法。この5つの方法を真面目に考える人種がいることにある意味驚き。地球と太陽の間に鏡を設置って。。。
2009.11.8: ラボ引越のための図面・備品リスト・シール貼り終了。平日は研究したい。
2009.11.6: いいニュース悪いニュースどちらもあった。忙しくなってきた。
2009.11.4: 2個目の実験もポジ、3個目の実験は実験条件要検討。明日明後日は新潟出張。
2009.11.3: まず一個目の実験は無事ポジティブ。
2009.11.02: 実験実験。
2009.10.30: 種まき終了。来週から実験しつつ、ラボ移動の準備を本格化。ポスドク1名募集開始する。メーリングリストには来週投稿予定。
2009.10.29: ちくちく種まき。来週末結果が分かる。さくっとポジティブデータをだしたい。
2009.10.28: 年内の仕事について一人作戦会議。
2009.10.27: 種取り終了。明日から種まき。
2009.10.26: 事務の支援なくしてスムースな研究活動は困難。
2009.10.24: 本日のみそひともじ;三連休今日は朝から種をとるふれーゆ入ってギネスでしめる
2009.10.23: 種取り。26日理研創立記念日休日で週末は3連休。週末に植物整理を終えたら、パートTさん復帰。来週から久々実験楽しめそう。
2009.10.22b: PNE休刊! TAIRの件も合わせ、基礎生物学は店じまいの様相。紙媒体からWebへの流れは仕方ないとして、「情報」の無料化が音楽・映像だけでなく、科学者まで波及し始めたのか?
2009.10.22: NSFサポートTAIR予算25%毎年減額http://www.arabidopsis.org/。植物研究にとっては実質的にも象徴的にも大きなターニングポイントになる可能性有り。
2009.10.21: 種取り。植物遺伝学のいいところは、水やりしてるだけで次のサンプルがいつの間にかできあがるところ。
2009.10.20b: 新潟大宣伝;http://www.niigata-u.ac.jp/research/10_research_01...。「カエルの尾は免疫系によって拒絶されて消える」おもしろい。
2009.10.20: 中心小体それぞれの異なる標識法がみそらしく、既にハエでは分かっていたらしい。イメージングはアイデア次第でラージスケールバイオロジーを凌駕する技術だなあ。一目瞭然だから分かりやすいし。個体の表現型解析でなく、細胞レベルの研究に移る必要あるか。最近立て続けに異なる共同研究者のデータを見る。みんなすごく頑張ってるなあ。どれもおもしろい。
2009.10.19: Nature. 細胞分裂娘細胞の質的差は2つある中心小体のどちらをもらったかによる。つまり、、、2つある中心体には古いと新しいのマークがされていて、マークを読み取って分化を調節する仕組がある。本当? 植物光受容体構造変化を分子スイッチに利用した細胞生物学研究手法。米国でも景気刺激策で巨額科学予算。日本若手1000億Pは減額500億に。
2009.10.17: 別件の書類を終わらせ、先月から続いたデスクワークがやっと一息。パートのTさんが二週間半ほど海外旅行に行っており植物部屋が荒れ果てているので、植物の整理整頓からしないと。次のラボの立ち上げ準備もそろそろ始める。民主党政治はサイエンス予算に逆風のようで、数字のでている今年度予算以外の約束事はどうなるか怪しい。
2009.10.16b: 今回の若手PIを狙った課題中止は、1000億円Pの前触れなのでしょうか。そうだとしたら、すごいつじつま合わせで本末転倒。
2009.10.16: 新学術研究領域(課題提案型)募集緊急停止。ありえん。前代未聞。だははははは、この三日間費やした原稿どうする?若手Sなら重複にならないが、、、http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/1285813...若手S、おまえもか!!
2009.10.15: オワリマセン。
2009.10.14: 科研費書き。今週はデスクワークだけで終わりそう。
2009.10.13: Nature. Direct RNA Sequence (DRS). 高速シークエンサーとの融合で実用化できるか。
2009.10.11: 三連休今日も今日とて科研費書き。似て非なる「絶妙」「微妙」。
2009.10.10: 三連休今日は朝から科研費書き。2700億P/5年は1000億円プロジェクトとなり、残りの1700億のうち1000億円は若手研究者を再採用、700億円を減額、と。ちなみに科研費全体の規模は2000億円/年http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/index.html。最近は新規で年9万件の応募があるから、今数万人の研究者が科研費書きをしているわけですが、、、その1000億円で現在2万件の採用を10%でも20%でも増やしたら。今年度予算なら、今年不採用だった人を点数の上から順に補欠採用したら。すでに点数で順位付けできてるのだろうし。飲み屋で話す話しだな。現実逃避せず仕事しよ。
2009.10.9: 共同研究の話。意外なところで話がつながる時は重要。科研費書きは連休の宿題。
2009.10.7: 書類とメールで日が暮れる。科研費書き終わるまでは忍の一字。
2009.10.6: NSF の昨年度審査概略。http://www.nsf.gov/nsb/publications/index.jsp。NSFとkeep in touchですか。
2009.10.5: 2009 RIKEN RAC 提言覚え書き
2009.10.1: 膜輸送WS初日。温泉温泉と。
2009.9.30: あちらこちらと折衝。メールだけで半日終わる。明日、明後日の出張のため、指示だしもしておかないといけない。まだポスターできてないけど。
2009.9.29: in vitro系解析は容易じゃない。ポジコンが必要か。次はポスター準備。来週は科研費書かないといけない。実験室が近くて遠い。
2009.9.28: 膜輸送WSの準備。夢を語る、、、難しい。
2009.9.25b: セカイカメラhttp://japan.cnet.com/news/media/story/0,200005602...。ある場所で音声またはテキスト入力するとGPSで特定したその場所と入力情報をリンクしてサーバー保存・一般公開し、セカイカメラごしに見ることが可能。例えば鶴見牛丼吉野屋前でセカイカメラを向ける。西口店だと「ゲキマズ!」、東口店だと「イケテル!」と吹き出しが空中に見える。論文PDFをセカイカメラごしにみたら、「この論文、超イケテネー」とか。メモリーの無駄。こんなもののために地球温暖化が進んでいると思うと泣ける。
2009.9.25: 京都LOVシンポ準備完了(no E)。来週は修善寺膜輸送WS。初心に帰り学生に混じってポスター発表。次はその準備と。
2009.9.24: フォトトロピンシンポの発表準備中。Nature. ミトコンドリア(mt)置換によるmtDNA疾患家系の遺伝病治療。mtDNA疾患を持つ女性が遺伝病を引き継がない子供を産む道が開けたというだけど、この子供は核ゲノムを父母から継ぎ、mtゲノムをもう一人の母親から継ぐのだから、母親がある意味二人になって、倫理的・法的問題がでてくる。現在のiPS研究の究極の成果として、植物のように体細胞による個体再生(挿し木など)がマンマルでもできるようになったら、どうするのかね? 不可能なはずはないからなあ。問題は、表にある裏の面を勉強しないまま、どれだけの莫大な税金がそういった研究に投入されているかさえも勉強していない国民のあり方だなあ。日本国民のために、Nature/Science の毎号全文日本語訳出版週間販売、を税金でサポートしたら?と思うくらいサイエンスの最新ニュースについてかみ砕いて解説できるマスコミの存在の重要性が増している気がする。マスコミ記者は博士号持ってないレベルだから、科学者がかみくだいた解説をコピペするしかできないのが現状だけど、これだけ博士号取得者が就職困ってるというのは記事にしてるのだから、少しは自分たちこそ採用してみたら?と思う。
2009.9.22: シルバーウィーク後半。今週末の京都フォトトロピンシンポの準備をそろそろしないと。
2009.9.18: Phire PCR. Finnzymes. アラビの2mm四方葉を20ul buffer中で爪楊枝にて突き崩し、0.5ul使用。きれいなPCRでOK。これでクラボー使わなくすむ。こういうのモニターとして、企業から新しいキット試供品をいつもただで回してもらえる、とかできないかな。ちなみにlivedoor wiki の宣伝は私のアフィリエイトではないので、私の懐には一銭も入りません。
2009.9.17: 科研費そろそろ書かないと。
2009.9.16: 今日はPSCリトリートで、夕方からバーベQ。今週末から来週半ばまでなら実験できそう・・・・
2009.9.15: 一つの案件にひっかかっていたら、あっという間にデスクワークがスタックし始めた。とりあえず珈琲でも飲もう。
2009.9.14: 水の中には1ナノメートルに「パック」された水玉があるhttp://www.pnas.org/content/106/36/15214.abstract。おもしろい。
2009.9.11: 週末延長戦。
2009.9.10: なかなか進まない。明日にはなんとかしないと。
2009.9.8: NatureDigest. uts配信を学会で無断使用されると、未発表データがネットに流れる危険。今後ますます学会で未発表データを話す人が減り、学会シンポの重要性が薄れる懸念。真面目に考える必要あり。
2009.9.7: 28連敗後1勝。さてと。
2009.9.4: 2700億円P. http://www8.cao.go.jp/cstp/sentan/kekka.html 民間企業が自腹でやる仕事を公共事業にした感じ? まあ東レの水環境技術開発とか重要な気はするけど。
2009.9.3: デスクワークが進まない。あれこれ。
2009.9.2: in vitro 解析準備。あっさり可溶性で発現してくれるとよいが。
2009.9.1: Runner. 風はいつも強く吹いている。
2009.8.31: 選挙で民主党政権。研究者は公務員(みたいなもの)だから、親玉組織(文科省などの政府)のトップが変わるということで、注目。台風。通勤帰宅にはあまり影響ないようだけど。
2009.8.28: SP5作業しやすい。もうちょっとで見られる気もするのだけど、、。明日明後日は久しぶりに完全休暇で夏休み。って土日じゃん。
2009.8.27: ライカ。切片にしないとだめですか? 今年のさきがけhttp://www.jst.go.jp/pr/info/info666/index.html。3年通常型以外に5年の人と大挑戦型ができた。今年は植物はほとんどいない。
2009.8.26: 実験再開。
2009.8.25: 出張から帰ってきたらスクリーニングが終わってた。すばらしい。
2009.8.19: 明日明後日はさきがけ成果報告会にて松本出張。
2009.8.18: 夏の終わりに向かってスクリーニングも大詰めの局面。
2009.8.17: この原稿お終い。次。
2009.8.16: 金曜日つい夏休み気分で午前中読書してから出勤。Y嬢がデータを持ってくる。S「それ楽しみに出勤した」Y「嘘だあーーー」。日曜出勤。妻「何一人で仕事ちゃっかり楽しんでるの?」S「いや仕事忙しくて大変で、、、」「嘘だあーーー」。
2009.8.14: お盆と送り火が終わると夏気分が終わりという感じ。
2009.8.13: 次のスライド作成快調。これと原稿作成を週末までにかたをつける。
2009.8.12: さきがけスライドもおよそ作り終えた。しかし今しばらくデスクワークが続く。
2009.8.11: スライド作成中の勉強で仮説を一つ思いつくなり。いそいそと仕込んで来週結果を見る。そんなことしてるからスライド作成が遅くなるのでは。
2009.8.10: 懸案の原稿がやっと形になり、山場を越えた。次はさきがけ研究報告会のスライド作成、締切が昨日だったけど。Nature. 社会の発展が進むと出生率低下が回復する。逆に言えば、出生率低下が回復しない国は発展途上国と。Nature Digest. 「日本は遺伝子組み替え霊長類の分野でリーダーになる態勢を整えつつあるが、研究者自身は生命倫理の難題に向き合う心構えができていない」。動物愛護活動家の実力行使(暴力・脅迫)を日本でも受けるときがくるか? 台風が地震のきっかけになる。昨日の地震はそれでしょうか? iPS研究の現状。おもしろい。
2009.8.8: 真夏のお勧め鶴見グルメ。東口ベルロードソフトバンク斜前マーラー刀削緬。食べるだけで30分程ジョギングした気持ちになれる、パクチーも爽やかな、むせかえるほどの真夏の太陽独り占めの一杯。
2009.8.7: コロニーレプリカの作成が難しいけれど、スクリーニングそのものは成功のよう。
2009.8.6: さきがけ報告会のスライド作らないといけないけれど、実験で手が離せない。もう一つ仕事がきたらえらいことになるので、早く整理しておかないと。
2009.8.5: 横浜研究所内にて落語講演。管理職ポケットマネーによるイベント事の一つ。この前はシルクドソレイユチケット補助があたった。野依理事長になってよかったことは、研究所の芝生張りも含め、そういった研究外の文化活動・環境が研究生活に必要だと公に宣言し、事務方がその方針に従ったこと。
2009.8.4: invitroの仕事は毎日結果がみられる分、焦る。
2009.8.3: 今年3つ目の共同研究の仕事も終わり、これからしばらく自分がFirst&Corresponding の仕事に集中。
2009.8.1: PlantCell. ねじれ成長は細胞一つ一つのねじれが器官全体で表現されたもの。想像はしてたけど、シングルセルでねじれてる写真インパクトある。細胞壁のある植物ならではのひねくれかた。ねじの木のねじれも、つるが巻くのも、大根のねじれも細胞一個一個のねじれか。接触刺激に関与する7回膜貫通ドメインタンパク質の発見。いい論文だけど20pageFig10サプリFig13はデータ多すぎ。書くほうが、というより、ここまでやらせる雑誌スタイルに疑問。投稿する研究者はむろん、Editor, Reviewer, Reader, 誰も望んでいないと思うのだけど。
2009.7.31: 7月も終わり。実験があわただしくなってきたけど、デスクワークがあって実験室に行けない。お盆あけの原稿締切とさきがけ報告会までは実験とデスクワーク両方みっちりやらないと。
2009.7.30: 実験結果がぞろぞろでてきた。さてさてどうやって料理するか。
2009.7.29: 微妙。Natureアンケートプレゼント当選!「レポートパッドカバー」。メタボ対策に導入したキシリトール入りガムへのアレルギー。
2009.7.28: Mさんトウモロコシむしゃむしゃ。楽しみにしてた実験、プライマー間違えた。結果は明後日までおあづけ。原稿が長くなって枠からはみだしつつあり。
2009.7.27: 書類書き。明日は実験結果で一つ楽しみあり。
2009.7.24: 苫小牧メロン美味。
2009.7.23: 書類作り。明日はちょっと楽しみな実験あり。失敗には理由があり、成功には運がある、らしい。
2009.7.22: 曇っていたので諦めたけど、どうやら外にでれば雲の影の皆既日食が観察できたらしい。人にはそれぞれ性格にあった仕事の仕方があるけど、地道に進んだ先の新天地を目指すのが信条。一個一個データを積み重ね、数ある可能性を一つ一つつぶし先に進む。
2009.7.21: 明日は皆既日食だけれど、この天気では見られそうにない。晴れないかな。
2009.7.20: iTune 感覚で使える文献管理ソフトPapershttp://mekentosj.com/papers/ . Macユーザー内では絶賛されているらしいが、WINで使えないのが問題だ。
2009.7.18: 大雪山系遭難事件考。トムラウシ周辺は天国とも思える素晴らしい場所で貴重な思い出の山だけど、旭と十勝の間の深部にあたる。こんな無謀なパーティとも言えない集団が歩く場所ではない。リーダー役になったガイドの責任は殺人事件として刑事責任に問われるほど重い。メンバーが「遭難」してもリーダーの責任が問われないのがサイエンスの世界だけど、人を導く人には「人の人生を左右する」ことの自覚が欲しいし、無自覚なリーダーについて行く人もどうかと思う。山でトラブルに遭った人やパーティーに出くわせば、自分の山行を止めてでも力が及ぶ範囲で助けるのが山での作法だけど、できたらそういった場面に出くわしたくないな。自分の計画遂行と他人の人生とどちらが重要か、の価値観の違いかもしれないけど、私は山でも下界でも後者を選ぶ教育しか受けていない。
2009.7.17: この原稿をそろそろお終いにしたい。
2009.7.16: 勉強中。だんだん形が見えてきた。
2009.7.15: 昨日梅雨明けしたらしい。朝早く出勤しても8時にはもう日差しが厳しい。夏が終わるまでにどれくらい進むかな。
2009.7.14: 随分暑くなってきた。あと一週間もすれば梅雨明け、子供は夏休み。先日、丹沢大山にのぼる。体力が格段に落ちていること実感。車はいかん。
2009.7.13b: Nature 横浜サイエンス高校記事。野依理事「卒業後、大学教育に失望する者がでるかも」。確かに。高校の授業が大学レベルなのか、大学の授業が高校レベルなのか。
2009.7.13: EPF2 Cur.Biol 5月と PCPrapid 6月。葉の裏にできる気孔の数はだいたい決まっているけど、気孔をつくる母細胞から分泌性のペプチドホルモンがでて周りの孔辺細胞分化を抑えるため。学生だったときに大きな謎とされていた分子機構がほぼ見えてきた。しかし競争厳しい。自分が明らかにしたいことの延長線上にその研究課題があれば、競争があると分かっていても避けるわけにはいかない、とはいえ。
2009.7.10: U嬢の活躍により条件検討終了。構想2年、準備3ヶ月。試薬の関係で7月後半からスクリーニング。ひさしぶりに大技を決めたい。
2009.7.9: 種とり種まき。論文読み。
2009.7.8: memo。夏休み行きたい所。マレーシアギナバル山。
2009.7.7: 七夕、小暑。奄美大島では梅雨明け。あと二週間もすれば真夏の大暑だ。
2009.7.6c: Nature Digest. イタリアノーベル賞受賞女性研究者リータレビーモンタルチーニ100歳;強烈な意思力がみなぎる写真;年を経るほどファッションは重要なのかも;他者の実験結果とその解釈に別の解釈を得るひらめきと発想力。Fantomプロジェクト;マスターコントロール因子の考え方は古い?;応答やフィードバック回路のある細胞の振る舞いのシステム生物学は難しい。
2009.7.6b: Nature. 脳は見た物を写真のようにイメージ表現せず、意識せずに「見たいもの、見るべきもの」を抽出して神経表現する。どこでフィルタリングするのか? Genome-Wide RNAi screening。全遺伝子のdsRNAライブラリーがavailableなこと、dsRNA入り液を培養細胞に与えるだけで取り込ませることができること、表現型を培養細胞で観察できること。クラミドかフィスコミトレラなら導入可能かも。
2009.7.6: 一般公開の振り換え休日。真っ白なワード原稿画面を前でうなる。遅筆。理研は、安全管理(RI,組み換えDNA, 防災等)、監査・コンプライアンス(研究費不正、セクハラ、パワハラ、雇用問題)、健康管理(心の健康も含め)、特許、広報、管理者講習会など、多岐にわたって事務方にお金と人がつき、研究者を支えている。大学機関でも重要。
2009.7.4: 一般公開。サフィニア、サマーウェーブ、花手鞠http://www.suntory.co.jp/flower/gardening/index.ht...。500あった花がオープン2時間であっという間になくなった。多かった声1「日当たりが悪くても大丈夫か」。日当たりが悪くても肥料だけで育つ鉢植えの花って作れるかな? 糖を外から与えるとバクテリアが繁殖して土や水が腐るのがネックだな。声2「食べられるハーブをちょうだい」。育てるのが面倒なので、もやしみたいに手軽に水で育って、ぱっと片付くのがいいようです。体にいい機能性ハーブ開発? 3「多年草か?」「去年もらったものが今年も咲いている」園芸をそれなりにやっている人たちのようで嬉しいですな。こういうイベント、UST配信できるな。入場者2600名越え。去年2000人越えで30%増し。
2009.7.3: スクリーニング準備でだんだん雰囲気でてきた。楽しみになってきた。
2009.7.2: 明後日土曜日横浜研究所一般公開http://www.yokohama.riken.go.jp/event/20090704/ind...
実験医学は当然として、ここ1-2年細胞工学も医学系の話が多い。分子生物学会も勢いがなく、化学・工学・農学・医学の応用研究がトレンドか。分かっておもしろい、と、できてすごい、を両立しなくてはだめか。
2009.7.1: 今しばらくデスクワークが続くけど、急ぎの仕事ではないので、今月は実験を半分まぜていく。
2009.6.30: いよいよ今年も半分お終い。年度の後半はこれまで行ったことのない学会でアンテナをはってみたい。
2009.6.29: このオーキシン阻害剤が起こす現象は?????のオンパレード。おもしろいけど解析のストラテジが立たない。困ったな。
2009.6.27: 暑い。涼しい研究室で夏休みの宿題のような書き物。夕方からプール行って一杯。
2009.6.26: Nature. PIN5 機能はERにおけるオーキシン輸送。細胞内コンパートメントにオーキシンプールが存在する。おもしろい。この古いタイプのオーキシン調節機構がどれくらい重要か。大きなクエスチョンだけど、自分の実験系で検証するのはファミリーの機能重複性を考えると簡単には答えられない。最近の植物ホルモンのはやりはあちこちで特集がくまれている。
2009.6.25: 自分の研究課題の勉強をし直す。問題を洗い出すタイミングにちょうどよい。
2009.6.24: 研究員がいないので独りつぶやくこのコメントも1年が過ぎました。
2009.6.23: 暑い、日が延びた、夕日がきれい。もうすぐ夏がくる。
2009.6.22: シロイヌナズナ双子の発芽をビデオ撮り、、、。おもちろいけどデータにならない。
2009.6.20: ハワイアンを聴きながら朝からプールで一泳ぎ。海外の学会に参加しているようだinふれーゆ。
2009.6.18: お金を獲れる申請書(企画書)は、高い目標に向かう道筋がはっきりしている。
2009.6.17: 芽生え発芽時のビデオ撮影を試す。ムービーは見栄えがする。
2009.6.16: サイエンスを事業(経済活動)と捉えるか学問と捉えるか。もしかして日本のサイエンスの中では「学問」って死語になってる?
2009.6.15: 週末大学時代の友人にあう。我ながら年とったし、体重も増えた。いい訳せずに即、生活習慣を変えろと指摘される。週1のプール通いではだめか。
2009.6.12: 今日は飲み会。久しぶりに電車通勤で、季節の花が咲いているのを見て写真を撮る。写真下手だな。
2009.6.11: Curr. Biol. 桑の葉からでている揮発性シスジャスモン発見。蚕を呼び寄せるビデオhttp://www.cell.com/current-biology/home。根端メリステム形成におけるCLE40-WOX5の関係解明。シュートメリステムのCLV3が見つかったときから予想されていたけどおよそ10年で概略が判明。
2009.6.10: あけましておめでとうと言われる。40歳になった。
2009.6.9b: 2700億円プロジェクト=90億/5年30人のPI? PSC100名、PI20名規模が年13億、5年で6-70億円。90億一人のPIがもらって、100名規模のラボ/センターが30個できあがるようなものだけど、100名も研究者が自分の周辺でいきなり集められるようなものではない。HFSPは年31億だから設立1990年から90年維持できるだけの額。同じお金でも血と汗と時間がかけられたものかどうかで効果も品位も風格も全く異なる。どうして汗をかかずに税金をばらまくのか?
2009.6.9: Nature Digest. HFSPヒューマンフロンティアサイエンスプログラムは日本行政が誇るにたる重要な国際貢献。アルマジロは1卵性4つ子を産む。ダークマターとダークエネルギー。日本語でこれだけ平易にまとめられても全く分からないものがそれでも「存在する」と言われるところに見果てぬ夢がある。
2009.6.5: オーキシンは謎。どっぷり浸らないと掴めないか。
2009.6.4: これは大きな謎なのか小さな謎なのか、それが謎だ。
2009.6.3: 車通勤のため朝早いが、平日もう少し寝たい。地味なデスクワークだと昼食後眠くなる。
2009.6.2: 地味なデータとり。
2009.6.1: Nature. auxin, cell cycle の話。こういう「狭いスペース」でもシュートしてゴールする能力は学ばないと。5年間、若手研究者の海外武者修行300億円プロジェクトと国内トップ研究2700億円プロジェクトの設立。一人1000万/年として、1000人が3年間海外武者修行。5年後、そこで育った若手研究者をどうするかシュミレーションされたか。国内学振PDの枠を減らして調整するか? その5分の1の額・25年プロジェクトにしたら、効果が上がる気がする。一過的だと帰ってこられるか不安だし、若い人がこの業界に入るのも不安なままだし、プロジェクトトップのお金の使い方も荒っぽいものになる。
2009.5.29: Cell. Plant Biology Select. Hotな話題になるのはシロイヌナズナ研究を越えたGenome と応用植物研究。ナズナの個別遺伝子の機能解析が表に出てこなくなってきた。さてどうする? 人の言語中枢発達に重要な貢献を果たしたのではないかと考えられるFOXP2の二カ所のアミノ酸置換。マウスに入れてみたら、大脳基底核が発達したのであるじゃーのん。
2009.5.28: 運営会議。最近天気が湿りがちで家庭菜園も元気がない。
2009.5.26: 久しぶりの大腸菌仕事。リハビリ、リハビリ。
2009.5.25: Nature. Sigma ZFN tech. でMaizeの遺伝子ターゲティング。植物でもやっぱりできるんだ。遺伝子の多コピー性を示すゲノムを持った農作物の逆遺伝学が、金と遺伝子導入技術と時間さえあればできる時代になった、ということだ。物理的3次元空間に光の波長と偏向性の情報を加えた5次元光記憶技術の開発成功。DVD1枚に1テラ以上の情報を書ける。どちらもブレークスルーだ。
2009.5.22: そろそろさきがけ研究も目に見えるようにしていこか。
2009.5.21: デスクワークも一息つき、明日から実験再開 reload。野依理事長より奨励賞にちなんだ賞状をもらい握手。写真をとる。忘れてたので、また小汚いジーンズだ。ノーベル賞受賞者と言葉を交わしたのは初めて。
2009.5.20: 種子はすべて一カ所に保存しているが、今朝その部屋のエアコンが止まっていて、温度が50度くらいまで上がっていた(人工気象機が18台も入っているため)。ラボ開いて8年、初めて。一歩間違うと、自分の研究者人生のスイッチはエアコンのON/OFFポチっと一つで簡単に終わるんだなあ。置き場所考えないと。
2009.5.19: 今日は夕方早めに仕事を切り上げコンサート。久しぶりに渋谷に出たら人が多すぎてめまいがする。
2009.5.18: あと数日デスクワーク。あとちょい。理研ペタコンPからNEC・日立撤退。委託研究費もらっても将来的な採算がとれない。千億円以上の税金プロジェクトで、中味(ソフト面)はともかく、民間の機器開発の足しになるかと思ったら、そうでもないよう。崖に向かって走るチキンレースだ。ひとたび勝負を始めたら、白黒つくまでブレーキを踏まない。民間は自分の命がかかってるからあっさり撤退。
2009.5.16: 夏の日ざしにけざやぐ。緑、白地シャツ、黄色のシビック。実験結果も、だといいのだが。
2009.5.15: らっきょの皮をむくように新しいメカニズムが見えるけど芯がでてこない。芯無しだったりして。。。
2009.5.14: ちょっと古いArabidopsis研究データhttp://www.esi-topics.com/arab/index.html。古傷は自分だけの記念碑。
2009.5.13: 今しばらく書類書き。Nature Digest. ビル2フロア、80人以上のメンバーを抱えるMIT PI. Langer博士の日常。朝晩2時間づつの筋トレが成功の秘訣。9秒で充電できるリチウムイオン電池開発。電気自動車を乗る時代が近づいているのでしょうか。
2009.5.12: 書類書き。とにかくゴールに向かってシュートする。たまには入る。はず。
2009.5.11: 急ぎの仕事も一息つき久しぶりの2連休後、GW 終了。暑くなってきた。書類書き。
2009.5.7: デスクワーク。悩む。ラボはまだ半分GW気分のよう。失敗も一期一会。冒険の始まりは好奇心。
2009.5.6: るんるんるるんぶるるんぶるるん 理研サーバーダウンして復旧しない。GWに仕事ができない。論文読めない。
2009.5.2: 知らない道に入って迷うのが好き。思いもよらない風景と状況にわくわくする。
2009.4.30: えんえん数値化。連日やってると寝てても芽生えをちくちくやるようになる。
2009.4.29: 17年来の問い。GWって、何それ?
2009.4.28: アカデミックインブリーディング:学生またはポスドクを助手やPIとして同じ組織で採用すること。カタカナでぼかさずに「学問的近親交配」と漢字で言えばネガティブなイメージが素直に伝わるし、米国で禁止しているのもうなづける。理研では女性・外国人PI採用に続き、人事でこの話題が出始めている。遺伝研が立派だけど、理研も頑張ってる。このノリをそれ以外の場所で持ちだすと危険。
2009.4.27: センター長JSPP学会賞受賞パーティー。未来のサイエンスを作りだすのは若い人達なのだから、自分も若く頑張らないと。
2009.4.25: ポテトサラダとiPODと私。
2009.4.24: データとり。明日も、明後日も。家がラボと離れてから、12hrサンプリングのある実験の連投はちとしんどい。
2009.4.23: 実験手順書き出し。ポジコンのないスクリーニング突入はちょっと困る。
2009.4.22: GWも近づいて日が伸び、暖かい日が増えてきた。種取り、種まき、Genotyping、表現型観察。
2009.4.21: Nature. 体細胞分裂と減数分裂時における姉妹染色体キネトコアへの微小管結合の違いの分子機構解明。キネトコア中心部におけるコヒージョンがあれば二つのキネトコアがぴたりとくっついて一つとして認識され、なければキネトコアが二つとして認識される。単純だけど美しい結論だなあ。
2009.4.20: 道に迷ったときは論文を読む。
2009.4.17: 上がったり下がったり。GWまで忙しいようなので、GWは一息入れよう。
2009.4.16: 実験が本格的になってきた。宿題だった共同研究も動きだした。そろそろギアを上げていきましょ。
2009.4.15: 恥ずかしながら今日までJIC SM_3_XXX とGT_5_XXX Tagline の違いをきちんと認識してませんでした。
2009.4.14: 種取り・種まき。共同研究の実験も進めないと。植物分子遺伝学の研究は一つの論文発表までに短くて2年、長いと5-8年と時間がかかる分、平行して研究を複数進める。畑に収穫時期の違う野菜を育てるイメージ。収穫中のもの、実ができてふくらませるもの、実がなるかまだ分からないもの、とりあえず種をまいてみるもの。それぞれをこまめに面倒みるのは大変だけど、今収穫するものがあって忙しい、と種まきをおろそかにすると、三−五年後に収穫するものがなくなる。
2009.4.13: 実験に集中。よそ見せずにがんがん行きましょ。
2009.4.10: 実験には実験の、でも健康的な悩みがある。
2009.4.9: ひさしぶりに丸一日実験したら腰にくる。どんどん行きましょ。
2009.4.8: 実験計画整理。地道な実験が多い。次の企画の仕込み。
2009.4.7: ウエスタン。整理してなかった抗体・コンピも整理整頓。そろそろエンジンかけていきましょ。
2009.4.6: 自然に備わる性質に即しながら、わずかに手を加える。計画的過ぎれば趣なく、手を抜けば感動が生まれない。料理も人も盆栽も。
2009.4.3: 年度替わりはイベント事多し。来週からしばらく本業復帰。
2009.4.2: 風強く寒い。ちょっと実験リハビリ。手を動かすことを怠ると自分の手に裏切られる。
2009.4.1: 4月。パソコン整理整頓。実験デザイン。次のはちょっと手がこんでるので勉強。
2009.3.31: 年度末日。明日のためのその3.実験室整理整頓。旧OKグループの整理整頓すべて終了。あーさっぱりした。明日から、少しデスクワーク。
2009.3.30: 桜咲く週。お茶会。運営会議。センター長秘書、推進部PSC担当、送別会。明日まで整理整頓。明後日から仕事。
2009.3.27: 明日のためのその2.デスク周りの整理整頓。夜は旧OKグループ最後のポスドクI君の送別会焼肉P.
2009.3.26: 明日のためのその1.ベンチ周りの整理整頓。
2009.3.25: ラボに戻る。先週、今日、来週締切書類が積み上がる。O社オリゴがエッペンラベルシール貼り間違え発覚、謝罪メール有。そりゃ増えないはずだ。おしおきが必要です。ミュージック。
2009.3.20: 春分の日。雨のち晴れ。結局出発直前までデスクワーク。鶴見小野のサイエンスフロンティア高校。施設は大学より立派。制服がいまいちなので、、、研究とは全く関係ありません。4月開校http://www.city.yokohama.jp/me/kyoiku/sidou2/kouko...
2009.3.19: たまりにたまった種の整理を一日しながら、Mさんの未発表データをまとめる算段や次の企画立ち上げ。バイオリソースの仕事をちょっと。明日から24日まで植物生理学会で名古屋。3月末まで細かいことをやったら、4月からはいよいよ現場復帰ですなあ。
2009.3.18: バックアップ用ポータブルHDが1年で壊れた。ミラーリング機能付きHDにすべきか。
2009.3.17: リーダーは組織の存在目的をかなえるとともに組織構成メンバーの参加目的を昇華するものでもある。トップダウンとボトムアップの間に立つ中間管理職、公僕とも言える。二つが常に同じベクトルにのることは少なく、上手くそれに近いベクトルにすりあわせて大きな力にしていくのが仕事とも言える。リーダーになると率いることばかり気をとられ、構成メンバーの代表として選ばれて仕事を託されているという気持ちを忘れてしまいがち。子供の気持ちに向き合わないお父さんはそっぽ向かれるのと一緒。
2009.3.16: ちゃくちゃくとデスクワークが終わっていく。というか、植物生理学会の出張までに終わらせなければいけないのだから当然だ。
2009.3.14: 開所以来の食いしん坊で名高い某T.S.チームリーダーは、先日の研究所ランチで900円をマークし、トレーにのせた本人自ら驚いたという。レジ打ちのお姉さんから「すごいです。今までにない値で、このレシートをレジに張ってとっておきたいくらいです」とお墨付きをもらい、横浜研究所一番の食いしん坊の名を不動のものにした。偉業達成について本人は「食べない男はもてません」と自慢のほほ袋をふくらませながらコメントした。
2009.3.13: Sigma ZFN technology. 生物種を問わずKO, KI が可能。例えばミヤコグサ・ダイズ遺伝子のKOとか、または狙った遺伝子ゲノムへのタグやGFP遺伝子の直接KIなど。KOでありながらRNAi同様、一度に倍数体複数の遺伝子座をKOできるのが乙。遺伝子作成一件300万円。dsDNA 切断をリボザイムに行わせることができるようになったら、どうだろう?
2009.3.12: 春の歌。若手共同研究者二名から別々に連絡あり。若い人が独立して研究を進める姿を見るのは励みになる。余力ある限り援護射撃していきましょ。
2009.3.11: TaKaRa PrimeScriptII を使ってRTを行ったら、SSIII で増えなかったRT-PCRが増えてきた。これで無事、図完成。
2009.3.10: Nature. In vivo NMR. Protein3000 が上手くいかなかったのは技術革新がないのに大型Pを立てたところ。NMR並べてもx30になったくらいなもので。結局技術の進歩した次世代シークエンサーとともにRNA・ゲノム、MSとともにメタボロがきた。次世代=ハイスループット・高感度・イメージング。現在の大型Pはペタコン開発だけど、まだ実験的なシステムバイオロジー・シュミレーションを標的にするのでなく、ハイスループット・リアルタイムにでてきた情報の解析、バイオインフォマティックスと画像解析に使うほうが、現在求められている「次世代」により近い気がする。情報屋さんにとっては今ひとつうま味がないかもしれないけど。
2009.3.9b: Nature Digest. 次世代望遠鏡。天文学でも生物学でも次世代ばやり。全天で連続的に広い周波数帯のデータ収集を行う。時空間すべての情報化を目指す、なんてSF的発想。情報を桁違いに扱う科学には「本当に必要?」という問いが必要だけど、分子生物学・ゲノムサイエンスに続くサイエンスのトレンドになりつつあるのかもしれない。コンピューター(ハード)と情報(ソフト)を扱う仕事はますます増えそうだけど、収集された情報をだれがアクセス管理するのか、誰がそのコストを払うのかルールと情報公開が必要。最近は顕微鏡でもコンピューター上に再現された画像を観察することが多いけど、そのうち星の観察もコンピューター画面上でするようになるのか。関連したニュースで、イオンの1メートル「テレポート」成功。物質が飛んだのではなく、イオンについての量子レベルの情報再現が1mの距離を挟んで可能になったとのこと。観測不可能な情報が再現されているというのはどうやって証明できるのかな?
2009.3.9: 簡単な(はずの)急ぎの実験が入ったので久びさに実験。そろそろ植物生理学会の発表準備しないと。
2009.3.6: 今週末もデスクワーク。Review するのは献血のようなもの。自分がしてもらった分くらいは、こちらも無償でしてあげないと。
2009.3.5: PNE. 光照射による分子機能阻害法。自分の研究が光応答なのがネック。イメージングも含め、光をトリッガーにした観察技法は、すべて自分の観察対象のシグナルをオンにしてしまうのが大問題。
2009.3.4: 次から次へとデスクワーク。
2009.3.3: 雛祭り。他人ごとながらほっとする良い話あり。沈没船の艦長が笑い話でなくなった。海ゆかば。
2009.3.2: 基礎研究の発展は技術の発展が必要。分子遺伝学者にとってはゲノム情報解読技術か? 個体ごとのゲノム配列情報を表現型と一緒に扱えるようになれば、イメージングと同じく次世代の分子遺伝学が生まれる。越えるべき壁はコストとインフォマティックス。おさえるべきは系統法による遺伝集団の確保。遺伝集団収集において種子を扱える植物は動物よりも優位性があるのはNBRPで実証済み。そこに新たな植物科学研究を生みだせないか?
2009.2.27: 週末はデータ整理と実験の仕込み。
2009.2.25: 明日は九段下にて日産樹木国際シンポ。日産助成金成果をポスター発表。この後は植物生理学会まで出張/外勤なしのはず。
2009.2.24: セミナーhttp://research.crmind.net/。生物の現象の理解に、集団(分子・細胞小器官・細胞)の平均値を扱うのでなく、indivisualの数値を個々にそのまま扱うと、新たなより現実に近いモデルが構築できるのでは?という話。生物学者にとっては、反応の個体差を常に扱いそこになんらかの意味を考えるのだけど、観察技術の発展によって、その発想を細胞レベル以下にまでもっていく。その定量・数値化技術さえあれば、数理モデルによって現象の説明が可能になってくるのでは?ということ。例えば、オーキシンの不等局在もオーキシン分子のイメージング、または細胞内オーキシン濃度のイメージングを個々に数値化できれば、オーキシン不等局在形成に至るモデル、また複数の環境要因におけるオーキシン分布の形成などの数理学的モデルが構築できるのでは、というようなことか。となると、、、生物学者側にとっての核心はどのようなイメージング技術を自分の研究に使用して数値化しうるか、かな。
2009.2.23: Nature. google検索解析により地域ごとのインフルエンザ流行状況を一日遅れで正確に推定。情報科学としておもしろい。けど、一方でAmazon, google などアクセス情報を個人情報として解析する類の発展は避けられるべき。インターネットアクセス情報取り扱いの規定が今後必要になることを暗示。
2009.2.19: 明日は宮崎出張。8年間続いたNBRPの自分の仕事はこれが最後。研究のダイエットはフットワークが軽くなる一方で、体力が落ちる原因になる。それでも今の自分にはダイエットが必要。
2009.2.18: 来週のNissan symposium 用にポスター作成。ラージスケールバイオロジーはインフォマティックスがボトルネック。ウエット研究者がインフォを理解できること、研究計画時にインフォマティシャンのあてを確保しておくこと、インフォ技師を育てる土壌を形成すること、の3つの覚悟が必要なよう。
2009.2.17: JST人材流動性資料。海外への移動を考える日本人研究者2%。移動を考えない理由;日本に帰ってこれるか不安だから。http://www.jst.go.jp/kisoken/mlmg/announce/policy4...
2009.2.16: データまとめ。足らないデータの洗い出し。もう一息。
2009.2.13: データまとめ。明日も。良い感じ。
2009.2.12: 年度末恒例のデスクワーク。数値化作業も。根の光屈性は簡単で表現型がクリア。それに比べると重力屈性は今ひとつ。waving がもっとも困難。
2009.2.11: 建国記念日。音楽聞きながら数値化作業。ふんふん。
2009.2.9: NatureDigest. 「現在地点」「方向」「(グリッド)空間」に続く4番目「境界」を認識するニューロン発見。Nature. 米国科学者過剰。グラフを見れば問題は一目瞭然。予算投入時期に育った人材が実戦に投入されるときに予算増加停止。戦いたくても撃つ弾なし。「一時的な予算増額より分析と計画が重要」という提言は当然重要。日本30代研究者の場合「なぜ結果を出せない? 突撃!死んでこい!!」特攻隊の悲壮感。それを見てる20代が大学院に進まないのも当然なら、後続サポートなしの戦線がさらに凄惨な状況になるのも当然。文科省で「分析と計画」に基づく予算と人材育成はできないものか?
2009.2.5: 明日は宮崎出張。週末の仕事が終われば、やっと論文仕事ができる。
2009.2.4: 地道な研究とリスキーな研究、二本立てできる腕力と筆力が欲しい。
2009.2.3: メンバーが安心して仕事できる職場を提供できるものになりたい。
2009.2.2: PSC annual report. TLのエッセンスの発表だから尋常でない成果報告量。第二期になるとみんな当然のように良い仕事してるなあ。
2009.1.30: 植物生理学の歴史が錬金術までさかのぼるのはおもしろいなあ。
2009.1.29: 新学術領域科研費、初年度植物研究課題なし。どういった提案をしていくといいのか。前例ない枠だから、自分たちの頑張り次第で色のつき具合が決まる。来年度も若手研究費増額傾向。さきがけも「大挑戦型」と称して業績なしでもおもしろい提案課題ならとる枠、さらに優秀な計画ならばこれまでの3年半から5年(5年半ということかな?)でとる採用枠ができる。
2009.1.28: 来週はPSCprogress発表。そろそろ準備しないといけない。データが少ないから、あまり見せたくない未発表データまで売りにだしてしまう傾向にある。ほどほどにしないと。
2009.1.27: 労を惜しまない。良い仕事にしたいなら。3月末まではこのまま我慢が続きそう。
2009.1.26: 地味なデスクワーク。高速シークエンサーは未成熟技術で改良がまだまだ続く。液晶テレビと一緒で、いつ自分のところに導入するかしないのか見極めは難しい。
2009.1.22: ミヤコグサNBRPがらみの仕事をしつつ、テキスト書き。明日は宮大日帰り。
2009.1.21: もだえつつも書類作成を進める。明後日は宮崎大行く。PSCのプログレス発表準備も必要。研究計画書いてプレゼンし、成果報告書書いてプレゼンする。部下なし学生なしで、いつ研究していつ成果を出すのかが問題だ。
2009.1.20: 風邪薬のせいか眠い。そろそろ調子上げていかないと。
2009.1.19: 風邪でY嬢休み。書類作業は終わったと思ったら次のが来た。きりがない。
2009.1.16: 締切過ぎた書類をお願いして受け取ってもらう。さらに本業も片付ける。来週も書類が3つあるし、雑用もある。むむ。
2009.1.15: 二日間風邪で休んだら仕事がてんこ盛り。てんてこ舞いのこてんこてん。
2009.1.13: Catch a cold.
2009.1.7: ライカデイズ。今日のも使いやすい共焦点だったけど、サプライズはなかった。いくら頑張ってもサンプルがそういうものだ、ということだろう。さてどうするか。明日、明後日は仙台にてさきがけ研究報告会。
2009.1.6: 出張前の時間が足らない。
2009.1.5: 今週はライカラボ、仙台さきがけ研究報告会参加のため、不在がち。Uさん、Tさんの仕事を準備しておかないと。
2009.1.4: K先生別荘で久しぶりに八ヶ岳を見る。夜に天体観測所にて流星を見ながら、観測者が強力なレーザーポインターを使ってリアルプラレタリウムショー。スバル、アンドロメダなどを追った望遠鏡は、顕微鏡をのぞき込むのに似た美しさがある。仕事始め。コンピューターに映し出されるテキストはバーチャルだけど、それが人の営み。
2008.12.31: 大晦日の種まき。年始の仕事始めは3日か4日から。
2008.12.30: 枠に向かってシュートする気持ちが大事。決定力不足では困るけど。
2008.12.26: 今日でお休みに入る。自分の仕事は年末まであるのでまだまだ。
2008.12.25: 運営会議。忘年会。今年もほぼ店じまい。店じまいするとはかどる仕事って本業なのか趣味なのか。
2008.12.24: 今日締切の書類完成。明日は運営会議。残り一週間は本業に勤しむ。
2008.12.22: 作図。明日から三日間お茶の水で生物系さきがけ一期生の成果報告会。忙しくてもちょっとは顔出さないと。作図に夢中になって、週末の交配作業を忘れてた。
明後日の書類書きを終えたら残りの仕事は年賀状。
2008.12.19: ライカマクロズーム共焦点蛍光顕微鏡デモ終了。手応え十分。普通の共焦点でできてこれではできないこともあるけど、なにより使っていて楽しい顕微鏡だった。操作性の簡便さとでてくる画像のきれいさのせいか。丸二日、時間も忘れて楽しんだ。次のスタンダードの一つになるのではないかな。
2008.12.18: ずーっと暗室で顕微鏡仕事。明日も丸一日。
2008.12.17: 顕微鏡デモ。いけてる。デモの間にデータをとる。
2008.12.16: 競争相手でもいい仕事はいいと言いたい。嫌われても、悪い仕事は悪いと言わないといけない。
2008.12.15: 忘年会。来週末までは仕事がみっちりある。
2008.12.12: シグナル伝達経路のクロストーク、遺伝子ネットワーク研究はこれまで断片的だった情報が一枚のモデル図にまとまる、という意味では美しい。しかし、パーツごとに見てしまうと、結局どこが新しいのか疑問を持つ人もいる。そういう成果発表も重要だけど、論文発表も論文評価も難しいものが今後増えるのではないかな? その流れだと自分のモデルの宣伝活動の重要性は今後さらに増していくか。声高らかに「自分(のモデル)は重要」とあちこちに行っては喋るという政治活動になっちゃうけど、それもサイエンスの一面。
2008.12.11: 書類作成終了。研究しよ、と言いながらデスクワークばかり。研究の相談にのってProcedureも、と言われるのは嬉しい反面、一仕事でもある。研究員がいないから、自分で実験のこまごまとしたProcedureを、それも英語で書くのは時間がかかる。後々考えれば、そういった打ち込み作業は大事なのだけど。
2008.12.10: PNAS J.Christie。PHOTはBL吸収して活性化し緑の蛍光を発する。これを利用して作成されたiLOV。GFPが27kDなのに対してiLOVは10kD。Nature Digest、Group Theory「共同研究はハイリスク・ハイリターン」。共同研究で時間を短縮し大きな成果をだせと言われるのは、賭け金をあげて大勝負しろと言われるようなもの。「一歩先じると時間を追うごとに大きな差になる」からこそ、ハイリターンを狙うのだけど、リスクヘッジする労力を払わないと、なんもかもむしられて賭場からKICKOUTされる可能性がある。勝負事は勝ったり負けたりだから、負けても次のチャンスが残っている状態にしないと。
2008.12.9: 今日から分生。神戸での参加は一回しかなくて、今回も不参加。今日はスライド作成が進みほぼ完成。明日は書類書き。
2008.12.8: さきがけ成果報告会スライド作成。学会発表と違って進展報告なので未発表データの扱いをどうするか。一年経つからそろそろデータを見せないといけないけど、生煮えでよそ様にお出しするのもどうかな。
2008.12.5: なおも作図。共同研究者からのデータも来た。リーチ!
2008.12.4: さらに作図。phosphoproteomicsのセミナー。Microarray と似ていて、2-3000のリン酸化ペプチドがでてきたときに、どういじるのか、という方針が前もって決まっていないと研究が迷走しそう。でてきたタンパク質のプロファイリングでおしまいにするのか、キナーゼのターゲット配列候補を決めたいのか、前もってリン酸化を予想していたタンパク質がでてきたときに深い解析に入るための気持ちの踏ん切りに使うのか。はたまたシグナル伝達経路にのる未知のリン酸化タンパク質についてなにが何でも遺伝学的解析で機能を証明しようとする覚悟を持つのか。魔法じゃないのだから、omics やっただけで論文にはならない。マイクロアレイと違って、「ちょっとやってみよう」でできるものでもないようだし。
2008.12.3: 作図。
2008.12.2: 今日はCell biology がらみの話を聞きたいというお客あり。光シグナリング以外の話をすることがないので慌ててスライド作り。光シグナリングの話も聞きたいというのでしてみると、遺伝学はあっても生化学的解析、細胞生物学的解析が進んでいないことが指摘される。ずばりその通り。痛たたた。光屈性の生化学、細胞生物学は世界的にもほとんど進んでいないのは言い訳にならない。そちら方面で今仕事をし始めているけどスピード上げろということか。チャットとブログを足して2で割ったつぶやきブログTwitter。自分をフォローする人のささやきも聞こえてしまうのが仕事に不向き。
2008.12.1: 師走。品川で年一回恒例の植物科学シンポ。植物科学研究のAll Japan体勢を国に示す場。実働部隊の参加は必要ないけど(?)、会が催されるのは植物研究費の枠を獲得するのには重要。
2008.11.28: 久しぶりに余裕ができた。これからしばらく研究!
2008.11.27: PSAC(評価委員会)。朝早くから準備。タイ航空ストップ、JALで良かった。インドムンバイで暴動。ベルナシで良かった。
2008.11.26: 帰国。インドは想像を絶するスパイシーな国。余韻に浸る間もなく次の仕事。
2008.11.21: G君お別れ会。新しいことにチャレンジするのはすばらしいこと。相変わらず、発表準備が全然できていない。困ったな。
2008.11.20: 午後運営会議、その後グループPIでミーティング。明後日、インド出発なので、今日中にインドと評価委員発表用原稿を作成しないと。最近はほとんど英語の発表ばかり。デスクワークはいつまでたっても苦手。
2008.11.19: 今週末M君三回忌。陽水民生「ありがとう」一緒に歌ったな。
2008.11.18: 干天の慈雨あり。インド出発を前に、帰国後すぐにあるPSC評価委員会発表スライド作成。公募中とは関係なく、就職希望先のリストを作ってみた。漠然としていた予想よりも数が少ない。公募が少ないのでなく、就職先そのものが少ない。でも応募者は山盛り。研究・教育どちらも日本の将来の基盤をなす重要課題だけど、就職先の将来性という意味では?だからなあ。自然科学分野、また自分の研究室に積極的に入ってみたら?と学生に声をかけるのは、なんかネズミ講のにおいを感じる、というのは禁句? でも、似たようなことを思っている若手PIは今多いのではないかな。S先生のcitation合計をみると10000を軽く越える。二桁違い。格(レベル)が違とはまさにこのこと。一桁差くらいにはしないと。
2008.11.17: 週末からアジア光生物シンポでインド出張。引き受けたはいいけど、なんだかいろいろ普通の国際シンポと違うので戸惑う。米国、ヨーロッパ・オーストラリア、中国・韓国、そしてモロッコと学会であちこち行ったけど、今回が一番身辺と体調に気をつかいそう。北京はもう行きたいと思わないけど、インドはどうかな? S先生は「インドだけは行かないように避けてる」と言っていたけど、まあ一度は経験してみないと。 
2008.11.15: 憶えて嬉しい言葉「干天の慈雨」。今週末はおとなしく仕事しよ。
2008.11.13: 3年半前に外部転出したM君が現在の研究課題の討論で訪問。ある意味、うちのラボで行った仕事のノウハウが生かされた仕事をしている。実験上の悩みもリフレインしている。
2008.11.12: デスク周りの整理。プリントアウトした10年分の論文もPDFでEndnoteからDLしてれば捨てられるのだけど、かなりの数になるので一個一個チェックするのも面倒。しかし東大京大のように古い蔵書やマイナーな雑誌もすぐに手に入る、というわけではないので、ある程度吟味は必要。どうしたものか。人生、選択の積み重ねです。
2008.11.11b: 昨日の埋め合わせ。EndnoteX2 やっと導入。使ってみた。自動PDF-DL機能がかなりいけてる。日本語の説明書もユサコホームページでダウンロードできるし、頑張ってるやん。
2008.11.11: ゾーム開催。この頃急に寒くなった。そろそろPSC評価の報告スライド作らないと。
2008.11.6:明日は所内停電。今月の後半はまた二週間ほど実験できなくなる。今ちょうどいいところなんだけど、、、
2008.11.5:PCR中。
2008.11.4:今週は大量にPCRする。最近普通に4重変異体作ってるけど、一本の論文にかける労力は10年前の2倍くらいある感じ。
2008.10.31:たまにいいデータがでる。OK。
2008.10.30:胚軸の細胞生物学は何一つ上手くいかない。細胞の長ささえ上手く測定できない。困ったものだ。
2008.10.29:Nature。テープをはがすときには摩擦で表面から光がでるらしい。暗室で試してみた。お、光るぞ!
2008.10.28:植物ホルモンWS。研究の局面で新しい技術を導入したいと思うときがある。そのときにそれを手にいれる行動力は持っていたい。今は地道に種まきばかりだけど。
2008.10.27:今日は理研創立記念日で休日。明日は植物ホルモンワークショップ。今週はサンプリングするので、朝早く夜遅い。
2008.10.24:上手く行ってるのか行っていないのかよく分からない。結局、日々こなすことをこなし、最後は論文でブレークを狙うより仕方ない。昨年度までパートタイマーをしてくれていたDさん、お別れ会。うちをでてからも上手くやっているようなので嬉しい。
2008.10.23:ずっと種取り。
2008.10.22: 収穫の秋。ようやく手が空いて久しぶりに2-3週間実験できそう。とりあえず実験台のほこりを払って、PCRでリハビリして、と。
2008.10.21: そう簡単にはいかんわな。まあ狙った通りではおもしろくないのでもうしばらく待とう。作図の続き。
2008.10.20: 作図。明日は結果が楽しみな実験あり。こいこい。
2008.10.17: とりあえず久方ぶりに一息つける。二ヶ月経っても、まだ家の引越の片付けが終わっていないので、まずは週末そこから。種取りも山ほど溜まっている。
2008.10.15: もうちょい、もうちょい。
2008.10.14: 忙しいけど、もうちょい。
2008.10.13: 3月名古屋の植物生理学会でも、オーキシン研究のシンポを開く。横断的に(気が)若い人が話をもちよって集まる会なので、オーガナイズした自分が一番楽しみにしている。
2008.10.12: 仕事復帰。Auxin 研究は世代交代の波。楽しかった。若い人の集まるシンポはいい。仕事が溜まっているので、まずはそれらの宿題を片付ける。
2008.10.3: モロッコへ出発。10日まで。
2008.10.2: 今回は日程が詰まって結局リトリートは参加できず。今年度、ほぼラボの解散状態になってから、実験、論文書き、発表、勉強、グラント申請、就活を一人で満足にこなすのが難しい。どこかにしわ寄せがいく。
2008.9.30: 明後日はPSC、横浜市大、かずさ合同でかずさに泊まり込んでリトリート。翌日からモロッコ。
2008.9.29: 毎度のことながら、海外出張前に仕事が片付かず切羽詰まってきた。とりあえず、科研費書きはほぼ終了。明日は、書類提出、出張中の仕事の依頼リスト作成など。
2008.9.27: 狙った標的はその周辺や失敗も含め自分で一通り体験した後、好みや進む道を選択する。実験・発表・道草・ラーメン屋・学会中の観光地、すべてはエクササイズである。しかし今回ばかりは数が多くて正直体に悪いように思い、このままスクリーニングを続けて良いのか迷っている。青葉台・藤が丘周辺のケーキ屋、恐るべしである。これでたまプラ・二子玉も視野に入れたら、自分の血はオレンジジュースみたいになりそうである。
2008.9.26: 科研費書き、明日までに一通り終えたい。歯医者通い、一段落。
2008.9.25: 運営会議。nonJapa TL の参加に合わせて、サマリーは英語、つっこんだところは日本語。会議の8割はメールですむと思うのだけど、30分くらいで毎回終わらないかな?
2008.9.24: (某新聞の笑った記事でもシビアなので削除)
2008.9.23: 実験できるのも明日まで。もう少しクリアなウエスタンにしたい。その後はまたしばらくイベントごとが並ぶ。
2008.9.22: モロッコで選抜トーク。オーキシン分野の方々に「これから、この分野で仕事させてもらいます」と宣伝するのが半分、オーキシン研究の現状把握が半分。
2008.9.19: やっと落ち着いて仕事ができるようになってきた。朝5時起き7時スタートで定着。
2008.9.18: 抗体作り。あっさり行くファミリー、難しいファミリーある。これだけやってだめだと、手を変える必要があるか。
2008.9.17: こってり実験。新しいウエスタンの機械撤退。うまくいくことが分かっている抗体しか信頼できるデータがでない。ポジと思われるデータ有り。1勝二敗くらい。
2008.9.16: 今日は久しぶりにみっちり実験。
2008.9.15: Into the wild. 物は買うより作りみつけること、ペダルは踏むより漕ぐこと、山は見るより歩くこと、次に播く種は自分で収穫すること、データも食事も供されるのでなく自分でつくること。 社会性よりも野性に魅力を感じるのは悪いこと、良いこと? Science はSocietyでも、Nature は Wild だろう。
2008.9.12:技術革新あるところに新しいサイエンスあり。今週のサイエンスで新しい顕微鏡の話。
2008.9.11:膜タンパク質の生化学は何をするのも難しい。なかなか、、。
2008.9.10:科研費書きの季節。若手が39歳までのびた。また自分は若手になった。科学だと学位授与が成人式で、それから停年までのおよそ35年間が社会人として社会に貢献する。現在12年経過。
2008.9.9:NatureDigestにて「定年退職」の話題。年寄りにも、若手にも、チャンスを!というのは、なにも科学の社会だけではない。お金のでどころも座るイスも一緒なのだから、バランスのとりかたが問題。政策で片方にシーソーを傾けるのではなく、自然とバランスのとれる位置にくるようなシステムは構築できないものか。ウイルス感染するウイルス"virophage"発見,こんなことあるんだ。バイオデータwiki化とバイオキュレーションの話題、microRNAの位置づけ、どれもNatureらしい話題。
2008.9.8:家庭と仕事の両立はいつの時代も課題。
2008.9.5:新しいウエスタンの機械。あっという間にウエスタンできるけど、きれいに出すのには慣れが必要なよう。
2008.9.4:来週から通常営業に戻れそうな気配。
2008.9.3:シロイヌナズナ遺伝学の研究は一世代3ヶ月。変異体のホモをとるのも、種子を増やすのも。形質転換は半年、ダブルは9ヶ月。毎日芽生えとにらめっこ。
2008.9.2:12年ぶりに電車通勤。本がどんどん読み終わる。引越疲れもあり腰痛。
2008.9.1:学会シンポ企画。論文読みのワンマンショーと似ていて、いくつかの仕事をつなげて企画全体のテイクホームメッセージを作り伝えられたら、と思う。授業もシンポ企画も論文も若干多めに詰め込むのは学生・ポスドク時代からの癖で、「こんなのは今までなかった」と言われて評価されるとき、悪い評価をされるとき、両方ある。普通と言われるよりかは、プラスでもマイナスでもOK。
2008.8.28:さきがけ、理研基礎特研、など採否がでてざわつく。動物研究も含めた領域から植物科学研究がどれだけお金をとってこれるか。若手の研究費が増えるのは、学生にとっても近いところに成功のモデルがいることになるので夢を持ててよい。
2008.8.27:今週末に自宅を県内で引越。今月はうちの奥さんの帰国に合わせた新生活?セットアップに忙殺。来月は落ち着いて仕事したい。
2008.8.26:歳とともに担う仕事の質が変わっていく。あせることもないけど、立ち止まることもない。
2008.8.25:研究課題の方向性については採用した側が責任を持つ、と領域代表及びアドバイザーが明言するので、さきがけは採用されたテーマについて自信を持ってのびのび研究ができる。提案課題が採用された後に研究の方向性そのものに疑問符をつけられることってあるけどこれはしんどい。人生そんなものだけど。
2008.8.20:明日明後日は阿蘇へ出張。そろそろ夏休み気分もおしまいで、来週からは皆も通常営業に戻る。今年の夏ももうおしまいか、、、
2008.8.19:昨日、今日と締切仕事をやっつけるが、今月はもういくつか私事も含めてやっつけ事有り。やりたい実験が山ほどあるけど、我慢我慢。
2008.8.18:今週後半は熊本でさきがけの成果報告会。今回はほとんど丸一日で、30人近くが一気に話しをするので、持ち時間はトーク8分、質問7分。エッセンスだけのレベルの高い報告会なので、ブレインストーミングに最適。一人30-50分のシンポジウムで話しを聞くのもいいけど、これはこれでよい。
2008.8.15:夜と土日に仕事できないと、格段にペースが落ちる。とにかく頑張って一つ一つ終わらせないと。
2008.8.14: デスクワークが必要だが、サンプル処理も必要で忙しい。
2008.8.13:理研内はお盆休みで人が1/3くらい、業者も回ってこない。gmail, google calendar には携帯が古くてアクセスできず、機種変更の必要あり。あとは理研外から内部へのリモートアクセスの許可をもらって、自分のデスクトップにアクセスできるようにすれば、家でも仕事できるし、外でもスケジュール管理ができる、、、はず。
2008.8.12b:NatureDigest.理研ペタコン、開発とは別に運転費用50億円。開発しても計算する内容が実はなくて現在募集中。波及効果はあっても、プロジェクトという意味で言えばタンパク3000以上に見通しのない計画をどうしてやるのかな?
2008.8.12:真夜中の街角で立ちつくす老婆。 ?が浮かんで、「どうかしましたか?」と問いかける。金にならないなら問いを発しない、ではサプライズは得られない。人でも自然相手でも、損得無しに問いを発する好奇心と行動力。サプライズなしの科学は、スケジュールの決まった団体旅行と一緒で、魅力がない。
2008.8.11:夕飯を家でとるべく朝型へと移行中。共同研究者の論文受理有。早起きは三文の徳。
2008.8.8b:今日は昨日と合わせて二日分。研究室外で仕事ができる環境づくりとして、gmail にRIKENメールを転送設定。スケジュール管理には google カレンダーを選択。
2008.8.8:博士課程進学者が激減しているよう。その上にいるPDがこれだけひどい扱いを受けていたら当然。
2008.8.6:仕事も私事も立て続けにダブルブッキング発覚。まじめにスケジュール管理考えないと。
2008.8.5:久しぶりに実験。家で仕事ができる環境づくりとして、まず無線LANとプリンター導入。
2008.8.4:理研PSC外部評価(PSAC)書類ではISI論文引用度を数値化して提出。著者順を考慮しない値で、h-index (論文引用数順に並べた時に、citation 数が順位よりも上のものが何本あるか)のドングリの背比べをしても個人的には仕方ないとも思うけど、こういった一見「客観的」な数値を自分の評価に対するアピールに使えるようにする方法を学ばなくては社会対応はできない時代なのでしょう。ある意味、研究データのプレゼンと一緒で、内容とは別にプレゼン方法が稚拙だと評価されないということか。例えば「およそ6割方、firstまたはcorresponding authorの論文21本を報告し、そのaverage citation は40です」といった言い方すると自分の場合にはいいのかな? やっぱりドングリ、、、

2008.8.1:ボストンで飛行機の整備不良にあい、一日遅れて帰国。今日は実験を組んでいたから、夜からラボに。成田に着いたところまではぼーっとしていたけど、電話一つでいきなり仕事の気持ちに切り替わった。暑いけど頑張るべし。
2008.7.23:明日から夏休み。植物の実験は芽生えを用いた実験でも2週間単位で時間がかかる。また種子がすくなかったりホモ化するのに一世代回そうと思うと3ヶ月。なかなかさっくりとデータがそろわない。8月には追加の実験をおしまいにしたい。
2008.7.22:夏。明後日から1週間夏休みでボストンに行くので、行っている間にパートさんに残していく仕事の準備。
2008.7.18: 3年前にテクニシャンをしていたFさんウエディングドレス写真来る。女性のバイタリティーは圧倒的。嬉し恥ずかし、なぜか照れる。
2008.7.17: いよいよ梅雨明けか。iPODと一緒に、種取り種まき、種取り種まき、、、。
2008.7.16: ディーラーKさんから、営業セールスマン職についてレッスンを受ける。勉強になる。
2008.7.15: 夕食後、S先生と今後の植物科学研究の方向性について1時間ほど雑談。O先生と合わせて、歴史に名を刻む先生方からことあるごとに薫陶を受けられるのは随分と贅沢で貴重だ。
2008.7.14: ダーウィン「植物の運動はすべて回旋運動をもとにする」。屈性運動は偏差成長の結果と言われるけど、軸のねじれがあるのかないのかはっきりとしない。うちの変異体はなんだかどれもこれも、根や胚軸がらせんを示すようになる。「すべてはらせん」って、、、
2008.7.11: 論文で書かれている表現型でも、自分で観察すると同じ結果でも受ける印象は違う。なかなか面白い。明日も楽しみ。
2008.7.10: 実験医学にて科学者のブログの勧めがあった。google してみると、自分の漢字の名前ならトップに出る。漢字のgoogle検索に科学的価値があるとも思えないけど、日本で科学者するならまあ悪くない。PNE に天文学者のアウトリーチ活動が掲載。科学者がだんだんマスコミ・イベント業界の仕事までするようになってきている。
2008.7.9: 3戦して1勝2敗のサッカーWC予選リーグの日本みたいな展開。3割バッターと言えばいいのかもしれない。
2008.7.8:今週のNatureDigest。データ取りは科学でも、データの料理の仕方は人が行う行為なので、科学者の行動は結局性格がでる。論文の責任を誰がとるか、PIである以上は責任とる能力と覚悟が必要。Nature 側にも論文発表のゴシップ記事有り。
2008.7.7:七夕。今週は毎日実験結果が見られるので、何がでてくるか楽しみ。
2008.7.5: 一般公開日。来所は2000人を越えた。内容は濃くて、無料でおみやげつき。この前のダーウィン展よりもずっといけてる気がする。
2008.7.4: 明日は理研横浜研究所の一般公開日。その準備で研究室も落ち着かない雰囲気。
2008.7.3: 分野が成熟すると平均化する。成熟した研究分野で平均以上の研究をするのは難しい。
2008.7.2: 今日初めてpin1変異体をみた。種が取れないのは困るけどなかなか可愛げがある。
2008.7.1: ストーリーを作れる結果がすべてそろったから論文を書いている。しかし論文は書きながら、グレードを上げるために思いついたり、論旨の穴に気づく、reviewerに生産的でないポイントをつかれないようにテキストを書いてみるとそれに必要なデータが欲しくなるなど、どんどんでてくる。書き進めるほどに実験計画がぽろぽろでてくるので、ちょっと混乱気味。
2008.6.30:Mさん論文書きは山場を越えつつあり。6月はいろいろあったけど、仕事は落ち着いてできた。明日から7月、夏の仕事です。
2008.6.27:引き続きラボの整理整頓。やっと全体が把握できた。
2008.6.26:人の入れ替えに伴うラボの整理整頓。これは、、、、、しばらく時間がかかりそうです。
2008.6.25:理研内部データベースWS。流石に迫力あり。データのうわばみのようなセマンテックウェッブ、アンチテーゼとしてwikiでもtemplateの使い方次第で使えるdbになるという提案、の二点が印象的。終了後、、、M君「あれができてもTAIRみますよね?」、、、確かに。結局セマンテックウェッブはシステムバイオロジーの人が使うサイトで一般の人が使うサイトではない、ということか。
2008.6.24:実験、実験。種取り、種取り。
2008.6.23:ProofもだしてN君プロジェクトはすべて終了。次はMさん論文。目鼻はついたのであとちょっと。
2008.6.20:Popla研究N君送別会。優秀な人が次のステップにむかうのは嬉しくも寂しくもある。
2008.6.19:共同研究者3名から別々にプログレス連絡あり。みんな頑張っているので自分も頑張らないと。
2008.6.18:今日はT大Kキャンパスにてセミナーを1時間ほど行う。あー楽しかった。W先生、Mさん、ごちそう様でした。
2008.6.17: 博士課程進学したMNからメールあり。研究頑張っているとのこと。良い。
2008.6.16: Sciencemap 日本のScience 全体の中で植物科学、その中でも30.植物の光環境応答制御/花芽形成機構が輝いています。すばらしい。
2008.6.15: 編集しやすい wiki でホームページを開きました。丸一日でできました。トップページであちらこちらに日本語がでたり、広告があったりとホームページとしてはうるさい感じですが、管理と編集のしやすさの代償なので仕方がありません。

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