呟き尾形の個人的な資料です。

呟き尾形語録

 ルールに保護されたければ、何があってもルールを守らなければならない。
 − 呟き尾形 − 

 ルールとは、規則であり、とどのつまり、きまりです。

 ルールがあるということは、そのルールを守る事が大前提です。

 しかし、一見、ルールを守る事に、なんらメリットが無いように見えます。
 そこで、一つの倒錯がなされます。
 ルールを守っても損をするだけだ。と考え、ルールを破る事は是としてしまうのです。

 もちろん、それは、幼稚な考え方です。
 なぜなら、ルールが破るのが自分だけの場合しか考えていないからです。
 自分がルールを守らないということは、当然他人もルールを守らないことも想定しなければいけません。
 すると、ルールを破って自分自身が不利益が生じることを是とせざるを得なくなります。
 なぜなら、ルールを破る事を是としたのですから、ルールを破られた事を根拠に、責めることなど出来るわけがありません。
 ルールを破られた事を根拠に、責めることなど出来るのは、ルールを守っている人のみです。

 つまり、だれしも、ルールを守るのだ。
 という前提こそ、ルールを守る人を保護しているのです。

 ですから、ルールというものを破るということは、ルールによって保護される必然性がなくなるというわけです。

 まさに、

『ルールに保護されたければ、何があってもルールを守らなければならない』

 ということであり、ルールを守るメリットだといえるでしょう。


----------- 呟き尾形語録自転

このページへのコメント

>『ルールに保護されたければ、何があってもルールを守らなければならない』
 覚悟がないとできないことだね。

 (何があっても)
 まるでソクラテスのようだ。

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Posted by みみ(rom) 2005年10月25日(火) 02:40:12 返信

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