呟き尾形の個人的な資料です。

土地改良制度記念日
 1949年(昭和24年)の6月4日に「土地改良法」が制定されたました。
 「土地改良法」の目的は、国民への食料の安定供給を図る使命を担い、農業構造の改善等でした。
 ですから、土地改良は、主に、農地の生産力を高めるため、客土や、区画整理、施設整備などにより農業の生産性を高める工事がおこなわれました。 特に、土地改良制度に基づいて、水田など農地整備のため、かんがい排水施設、農道の設置・管理、ほ場整備(農地の区画整理)など、日本の農業に欠くことのできない事業が行われてきました。

 ここで言う、土地改良とは、農地の生産力を高める為に、他所から性質の違う土を運んでくる「客土」や、区画整理・施設整備等を行うことです。

 客土とは、田の面の低い場所へ土を盛る作業です。
 田の面が低いままでは、水がたまってしまい、ガスが湧いてしまいます。
 そのままにしておくと、根の発育が阻害されたり、稲が酸欠状態になり、障害をうけます。
 それに加え、水がたまり、田が乾かないと、コンバインなどの機械も入れず、刈り遅れや機械の故障にもつながります。
 その対策が客土です。
 客土によって、田面を平らにして水の流れを良くすることで、稲の生育が良くなります。
 そして、機械作業、手作業全てがスムーズに行えます。
 また、ミネラルの補給にもなりますのでとても大切な作業です。

 区画整理とは、農作業の効率化をはかるため、農地を機械の出入りがしやすいように整備がする工事のことをさします。
 区画整理によって、整備された農地は、機械作業が行いやすくなり、農作物の生産性を高めることができます。
 具体的には下記のような工事があげられます。
 傾斜地のある農地の畑面の勾配修正を行う。
 機械作業をしやすくするために、画一的な田にする。

 施設整備には、農業用用排水施設などがあげられます。


 







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