【定義】
もっとも重大なる因縁ということ。釈尊など諸仏は、等しく衆生済度を一代の使命として現世に出現されたが、その重大なる因縁ということ。
【内容】
この「一大事因縁」とは、『妙法蓮華経』「方便品」にて詳しく説かれるところであり、衆生に仏知見を開示悟入?させるために出現したという。
もっとも重大なる因縁ということ。釈尊など諸仏は、等しく衆生済度を一代の使命として現世に出現されたが、その重大なる因縁ということ。
諸仏如来、一大事因縁、容易く得る者、其是誰ぞ。近曾、真実求法の者、尚、稀なり、況んや証する者有らんや。 『永平広録』巻8-法語8
【内容】
この「一大事因縁」とは、『妙法蓮華経』「方便品」にて詳しく説かれるところであり、衆生に仏知見を開示悟入?させるために出現したという。
諸仏世尊は唯一大事の因縁を以ての故に世に出現したもうと名くる。諸仏世尊は、衆生をして仏知見を開かしめ清浄なることを得せしめんと欲するが故に、世に出現したもう。衆生をして仏知見を示さんと欲するが故に、世に出現したもう。衆生をして仏知見を悟らせめんと欲するが故に、世に出現したもう。衆生をして仏知見の道に入らしめんと欲するが故に、世に出現したもう。 「方便品」
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