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【定義】

仏法の大いなる働きが目の前で働くこと。禅語としては、「大用現前不存軌則」などとも表記する。
この箴を大用現前と云ふ、此大用は、大の外に用をもちゐるにはあらず、大がやがて用にてあるなり、大用と云はやがて坐禅の用をさすなり、現前と云ふ、又やがてあらはるる所をさす也、用と云事、教にも談ず、但其は大小用をたてて、日月の光は大用、星辰の光は小用なむど云ふ、今の義には異なり。 『正法眼蔵聞書』「坐禅箴」篇

この一節は、『正法眼蔵』「坐禅箴」巻の「いはゆる坐禅箴の箴は、大用現前なり」を註釈したものである。

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