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【定義】

時刻、ときのこと。また、叢林で時間を報じること。

【内容】

古来は、初夜から暁天までを五分して五更とし、一更を五分して五点として25に区分した。この間、鼓鐘を1鼓1鐘から5鼓5鐘までそれぞれ3回ずつ鳴らして、時刻を知らせるのである。

なお、時計が普及した明治時代以降では鳴らし方や位置付けが変更された。
時は十二時を云ひ、分は六十分を云ふ。この六十分〈即ち一時間なり〉を三点に分つ。先づ一分より廿分まてを一点とし、廿一分より四十分までを二点とし、四十一分より六十分までを三点とす。此の如くにして何時の何点と云を報ず。何時は鼓を鳴し、何点は小鐘を打す。恰も更点法の如し。 『洞上行持軌範』「時分を報するの法を設けて辰司を置く」項

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