【定義】
結制安居時に於いて、参加している
大衆の心得を短文にして、江戸時代の
学僧・
面山瑞方師が享保20年(1735)4月に記したもの。『
面山広録』などにも収録されていない。内容は以下の通り(永福会刊『永福面山禅師宝物集』114頁からの引用に当たり、漢文を訓読する)。
制約 結制安居、宜しく仏祖の戒律に随い、専ら永平・瑩山の家訓に順って、賓主は水乳のごとく分かれず、老少は玉石のごとく相い攻(みが)くべし。則ち是れ大法の久住なる所以なり。若し異するの者有れば、其の罪軽からず。 空印寺? 享保廿年孟夏結制日 面山(印)
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