【定義】
世間を離れて山間に住し、様々な超能力などを持っている人。漢訳仏典以降の場合に、「仙」の字を釈尊などに付した例(大仙、など)には、中国古来の神仙思想との習合も見られるが、インドにもヒンドゥー教などに隠者の伝統がある。聖者にも比せられる。
世間を離れて山間に住し、様々な超能力などを持っている人。漢訳仏典以降の場合に、「仙」の字を釈尊などに付した例(大仙、など)には、中国古来の神仙思想との習合も見られるが、インドにもヒンドゥー教などに隠者の伝統がある。聖者にも比せられる。
しかあるに、日本一国朝野の道俗、ともに楊枝を見聞す、仏光明を見聞するならん。しかあれども、嚼楊枝、それ如法ならず、刮舌の法、つたはれず、倉卒なるべし。しかあれども、宋人の楊枝をしらざるにたくらぶれば、楊枝をもちいるべしとしれるは、おのづから上人の法をしれり。仙人の法にも、楊枝をもちいる。しるべし、みな出塵の器なり、清浄の調度なりといふことを。 『正法眼蔵』「洗面」巻
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