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【定義】

布教講演や、講習会、宗議会や協議会といった会や式の開会・開式にあたって行われる諷経のことを仏祖諷経という。

【内容】

予め香華燈燭、仏餉等を準備して行う。差定は以下の通りである。

殿鐘上殿
両序分班対立
導師七下鐘上殿
上香普同三拝
献湯菓茶
読経 般若心経
回向
略三宝
普同三拝

回向文は以下の通りである。
仰ぎ冀わくは真慈、俯して照鑑を垂れたまえ。上来、是の日、何講習会――開会する会の名称を読み込む――開催の辰、虔んで香華燈燭湯菓茶珍饈を備え、摩訶般若波羅蜜多心経を諷誦す、集むる所の功徳は、大恩教主本師釈迦牟尼仏、高祖承陽大師太祖常済大師供養し奉る。冀う所は、正法興隆、国土安穏、万邦和楽、諸縁吉祥ならんことを。

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