【定義】
梵語のヨージャナの音訳。インドに於ける距離の単位で、元々は軛を牡牛に付けて、1日に旅行出来る距離を意味している。ただし、異説もあって、仏教の場合は八倶盧舎を一由旬にしたという。一倶盧舎は、村から森に至る中間の距離とされ、約8キロメートルであるとされるため、一由旬で64キロメートル。繰り返すが、諸説ある。
いま玄沙の宗旨を参究するに、無縫塔?の高多少を量するに、高多少の道得あるべし。さらに五百由旬にあらず、八万由旬にあらず。これによりて、上下を顧視するをきらふにあらず。 『正法眼蔵』「授記」巻
コメントをかく