子育ての失敗を広く浅く、ゆるやかに追跡。

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『機関車トーマスと英国鉄道遺産』



目次

はじめに

第1章 「トーマス」の世界へようこそ
 旅のはじまり/絵本の世界が目前に/モデルになった機関車たち/ディドコットの昔と今
第2章 イギリス鉄道遺産の全貌
 日常的に公開されている鉄道遺産は、全国で180弱/鉄道遺産の3つのスタイル/営業路線を走る鉄道遺産/「保存協会」というスタイル
第3章 鉄道遺産とボランティア
 イギリスにおけるチャリティの伝統/ボランティアの「誇り」/「元プロ」によるスムーズな運営/鉄道遺産とトーマス・シリーズの関係
第4章 鉄道に魅せられた少年
 世界的絵本作家は「聖職者」だった/鉄道ファンの遺伝子/鉄道模型が走る庭/「ボックス・トンネル」の記憶/山登りのタンク機関車/トーマスの原点となった小さな村
第5章 「レイルウェイ・シリーズ」の誕生とブルーベル鉄道
 「機関車の物語」は息子の部屋で誕生した/「読み聞かせから生まれた児童文学」の系譜/ブルーベル鉄道誕生の経緯/「鉄道遺産の中の鉄道遺産」/物語にこめられた、SL廃止への強い危機感
第6章 「ヘンリー」とブラック・ファイブ型機関車
 ウィルバートがこだわった「リアリティ」と「教育的メッセージ」/イラストレーターとの確執/ヘンリーのボディの色はなぜ変わったのか/セバーン・バレー鉄道の教訓/戦時中の鉄道を再現した「コスプレ」/スランゴスレン鉄道の魅力
第7章 四大鉄道時代
 19世紀後半の”鉄道狂時代”/鉄道会社間の抵抗意識/ゴードンのモデルになった、世界で最も有名な機関車/尊大なダックとCWRの関係/戦前の「カラフルな機関車」へのオマージュ
第8章 「ソドー島」とマン島の鉄道遺産
 ソドー島の誕生/「架空の場所」を設定した理由/町を作り、線路を敷く/機関車たちの桃源郷/マン島の鉄道馬車/江ノ電を思わせる、マンクス電気鉄道/SLが引くマン島鉄道
第9章 世界初の鉄道遺産、タリスリン鉄道
 ウェールズの鉄道遺産/全作品の二割がタリスリン鉄道の”宣伝”/タリスリン鉄道の保存運動/「作家」と「産業史家」の邂逅/車掌体験で大失敗/物語と対応する機関車
第10章 「機関車トビー」の足跡を追って
 新キャラクターを生み出した家族旅行/トビ―の面影を求めて/復活を求める声/作家が愛したエムネスの風景
第11章 スノードン登山鉄道
 『山に登る機関車』のモデル/登山鉄道に乗車する/全線で「アプト式」を採用/神々が宿る山/三つの世紀をまたぐSL
第12章 レイベングラス&エスクデイル鉄道
 「ピーター・ラビット」との共通点/湖水地方の鉄道遺産/「ナロー・ゲージのミニ鉄道」の醍醐味
第13章 国立鉄道博物館
 最高速度記録を打ち立てた蒸気機関車/世界初の営業鉄道/動態保存とは/「機械」は芸術と同等、もしくはそれ以上の価値がある/世界中の鉄道ファンの聖地/日本の鉄道博物館との相違点
第14章 最後の日々
 教会の中のトーマス/創作の苦悩とプレッシャー/テレビ化とリンゴ・スター/妻と弟の死/汽笛の聞こえない小さな教会

おわりに
その他参考文献・本文関連サイト

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