アフリカ 人類の未来を握る大陸 (集英社新書)
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uedam1984b 2023年12月31日(日) 17:22:44履歴
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アフリカ 人類の未来を握る大陸 (集英社新書)
目次
はじめに アフリカを歩く
新しい現実
地球最後の巨大市場
気候変動、格差、砂漠化、テロ・・・問題が続々と
人類の命運を握る大陸
第1章 「虹の国」のワンチーム 南アフリカ
初めての黒人キャプテン
アパルトヘイトへの呪い
マンデラ氏の掲げた「虹の国」
和解のシンボルとなった「スプリングボックス」
解消しない人種問題
タウンシップで育ったキャプテン
多様性の力を
第2章 世界最悪の貧富の格差 南アフリカ
タウンシップと高層ビル群
貧困と犯罪
汚職に蝕まれる国家
左派ポピュリズム政党の台頭
土地問題
白人だけの住宅街
第3章 そこをコロナが襲った 南アフリカ
アフリカで広がる感染
南アフリカのロックダウン
「脆弱性」とは何か
対照的なロックダウン下の風景
タウンシップでは治安の悪化も
「悲しい分断」が露わに
ロックダウンの緩和
アフリカではくすぶり続ける可能性も
アフリカの未来、世界の未来
第4章 植民地支配の呪い カメルーン
外部に翻弄されてきたアフリカ
100年前の分断
超長期政権を率いるアフリカ最高齢の大統領
「英語圏」では何が起きているのか
「紛争の人質」になる人々
「統一したカメルーンらしさがない」
拍車をかける「資源戦争」
炸裂する「時限爆弾」
第5章 中国化するアフリカ ケニア／セネガル／アンゴラ／ザンビア
アフリカ水餃子
インフラ建設で食い込む中国
中国進出の影
増え続ける借金
「債務の罠」批判と反論
中国とアフリカは「運命共同体」
アフリカに根を張る中国人
第6章 気候変動最前線 ブルキナファソ／タンザニア
不公平な問題
巻き上がる砂ぼこり
気候変動の影響で広がる飢餓
気候変動の影響で失業
人類は「飢餓との闘い」に勝てるか
第7章 海面上昇に翻弄される「優等生」 モーリシャス
変わるアフリカを象徴する国
削られるスピーチ
「対症療法に過ぎない」
温室効果ガスの排出を減らしたい
アフリカの前進が阻まれるのか
第8章 幼すぎる結婚 ニジェール
出生率世界一の国
経済成長の陰で広がる児童婚
児童婚の少女を襲う病気
社会的にも排除される患者たち
児童婚の撲滅に向けて
アフリカの未来を見据えて
第9章 黄金とテロ ブルキナファソ／トーゴ／ベナン
台頭する過激派組織
黄金に伸びる過激派の魔の手
東部の森林地帯では何が
密輸ルートを追う
緩やかな国境管理
首都に集まってくる金
国際市場に流れ込む金
第10章 世界で最も若い国の若者たち 南スーダン
義足で歩く少女
独立はしたものの
チューブでミルクをとる幼子
少年兵
問われるアフリカの主体的な責任
第11章 平和のために闘う医師 コンゴ民主共和国／ウガンダ
真冬のオスロにて
「アフリカ大戦」と呼ばれた紛争
重い口を開く女性たち
被害者たちの証言
問われるコンゴ政府の対応
「ムクウェゲ医師って誰？」
「無関心に挑む闘いを」
第12章 カエル跳びで前進せよ ルワンダ／エチオピア
「千の丘の国」の老舗ホテル
「カエル跳び」で課題を乗り越える
「アフリカの時代が来る」と断言する若者
女性議員の比率が世界ナンバーワン
内閣の半分を女性が占める国
課題があるからチャンスがある
第13章 監獄からの手紙 南アフリカ
広がる分断と不寛容
獄中27年
『ネルソン・マンデラの監獄からの手紙』
監獄での差別
強い意志
吐露された悲しみ
対話と融和
広がる格差の中で
おわりに 太陽を追って
広大な大陸
アフリカでの取材
世界の未来を探し求めて
日本はどう向き合うのか
日本への期待も
日本だって無関係ではない
そして、問われて
あとがき
世界の人口
目次（1986年初版）
はしがき
第1章 世界人口の動向
1 世界人口の歴史的推移
2 人口革命と人口転換
3 人口現象の多様性
4 21世紀への見通し
第2章 人口推計の方法
1 国連による人口推計
2 コーホート要因法
3 生命表の概念とモデル生命表
4 将来の出生・死亡・国際人口移動の予測
第3章 死亡率低下とその要因
1 戦後の死亡率低下と平均寿命の伸張
2 戦後の死亡率低下の要因
3 途上地域における死亡率低下の減速
4 平均寿命の男女差
5 先進国の平均寿命の動向
6 死亡率の決定要因
7 死亡率はどうなるか
第4章 出生力低下とその要因
1 世界の出生率の動向
2 結婚と出生力
3 途上国の高出生率の要因
4 途上国における出生率低下の条件
5 先進国における最近の出生率の低下とその要因
6 文化と出生率
7 我が国の出生率低下を考える
8 出生率はどうなるか
第5章 人口構造の変化と高齢化
1 人口構造変化と高齢化
2 「南」「北」における年齢構成と高齢化
3 人口高齢化の社会経済的意味
4 高齢化社会への対応
第6章 人工都市化
1 人口都市化の歴史
2 都市人口の急激な増加
3 途上地域における「適度の」都市化
4 巨大都市化
第7章 国際人口移動
1 国際人口移動の歴史
2 新しい型の国際人口移動
3 非合法移住者
4 難民
5 国際人口移動は途上国の人口問題を解決できるか
第8章 人口と資源・環境
1 人口と食糧
2 食糧生産と世界の人口収容力
3 鉱物・エネルギー資源
4 人口・資源・環境に関する悲観論
5 人口・資源・環境に関する楽観論
6 我々がなすべきこと
第9章 人口政策
1 人口政策の時代
2 人口問題と人口政策
3 世界各国の人口政策
4 先進国における出生促進政策
5 世界の人口戦略の変化
6 人口学の役割
参考文献
人口学への招待―少子・高齢化はどこまで解明されたか (中公新書)
目次
はじめに
序章 人口問題―急増から激減へ
ネズミ算的増加という危機
人口は何年で2倍になるか
フランス、ドイツに敗れたり
世界に広がる少子化
人口学とは何か
第1章 人口学の基礎
出生・死亡・移動
「人口構造」―男女・年齢別構造と高齢化
現役1人で老人1人を支える時代
高齢化の最大の要因
人口構造の違いの影響
シンプソンのパラドックス
人口学の基礎から見えること
第2章 生命表とその応用
生命表とは何か
生命表が示す指標
定常人口と生残率
人口推計
人口純移動の計算
平均寿命の真説
41歳死亡説という俗説
平均寿命伸長の背景
生命表の多様な貢献
第3章 少子化をめぐる人口学
出生率を表す指標
合計特殊出生率とは何か
「丙午」という現象
合計特殊出生率の計算
人口置き換え水準―人口維持のための数値
期間出生率とコーホート出生率
2つの限界
調整合計特殊出生率
日本への適用
安定人口モデル
日本とエチオピアの比較
何に役立つのか
人口構造と人口モメンタム
第4章 人口転換―「多産多死」から「少産少死」へ
数少ないグランド・セオリー
途上国はいまだに急増しているか
人口転換の図式
日本、そして途上国の場合
なぜ人口転換が起きたか
なぜ出生率も低下したか
社会的・経済的要因
人口転換論への批判・修正
近代化はなぜ出生率低下をもたらしたか
「第2の人口転換論」の登場―新しい人口革命
背景と影響
新理論への批判
日本への適用は可能か
1980年代以降の画期的変化
第5章 生殖力と出生率―生物的・行動的「近接要因」
近接要因とは何か
五つの異なった社会状況
現代人が多産でない理由
受胎確率
受精卵の損失
不妊
産後の不妊と母乳保育
避妊
セックスレス
人工中絶
第6章 結婚の人口学―非婚・晩婚という日本的危機
「7割」という数字
晩婚化・非婚化の状況
平均初婚年齢
晩婚化・非婚化のさまざまな研究
適齢期の男性過剰
相手に求める結婚の条件
男女の出会い―「見合い」の凋落
晩婚化と出産機会の逸失
第7章 出生率低下と戦後社会―5つの社会経済的理論
5つの理論
社会学から経済学へ
合理的選択の理論
相対的所得仮説
リスク回避理論
低出生率規範の伝播・拡散理論
ジェンダー間不衝平論
東アジアの熾烈な受験戦争
混迷の日本と韓国
第8章 出生率の予測―可能性と限界
人口推計に対する期待
米国センサス局の”失敗”
出生率推計の「3つの死角」
プライバシーという壁
社会経済的要因と出生率
将来予測の最前線
「アートである」
第9章 将来の人口推計―未来をよむ人口学
なぜ人口推計が必要か
数理的モデルによる総人口推計
国際的標準―コーホート要因法
中国での推計例
将来の生残率の計算と推計
国連の出生率推計方法
国際人口移動の推計
日本の人口のゆくえ
衰亡する国家―「人口崩壊」への道
終章 人口減少社会は喜ばしいか
人口減少時代の到来
過密社会日本
人口減少社会のメリット
幻想の人口減少待望論
歴史の中の人口減少
人口政策の可能性と限界
「低出生率文化」というスパイラル
かすかな希望―引き延ばし現象の終焉
あとがき
記事ABC
参考文献
未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること (講談社現代新書)
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
目次
はじめに
呑気な人々
”論壇”の無責任な議論
日本の人口はやがて2000人に
「静かなる有事」が暗しを蝕む
国家を作り替えるために
第1部 人口減少カレンダー
序 2016年、出生率は100万人を割り込んだ
社会が活力を失う
出生率が改善しても出生数は増えない
2017年 「おばあちゃん大国」に変化
いまや4人に1人が高齢者
「高齢者」の高齢化が進んでいく
孤独死の増大も懸念
2018年 国立大学が倒産の危機へ
すでに40％超の私立大学が定員割れ
建学の精神も特色ある教育もなくなる
2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ
東京五輪の選手不足も
AI開発も停滞
2020年 女性の2人に1人が50歳以上に
将来の母親が減ってしまっているから
「国民希望出生率」は実現可能？
2021年 介護離職が大量発生する
サービスの縮小がもたらす歪み
復職も容易ではない
介護休業を言い出しづらい雰囲気
2022年 「一人暮らし社会」が本格化する
人口減少なのに世帯数は増える
「家族」消滅の危機
2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる
社会全体が機能不全に陥る
活気がなくなる、消費が冷え込む
やせ細った若者が丸々と太った高齢者をかつぐ
労働力人口の中でも高年齢化が進む
2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ
介護する側も要介護認定
「ダブルケア」という深刻な悩み
2025年 ついに東京都も人口減へ
東京でも4人に1人が高齢者に
東京一極集中は日本の破綻につながる
2026年 認知症患者が700万人規模へ
もはや「国民病」
ベッドだけ増えても医療サービスが・・・
2027年 輸血用血液が不足する
忘れてはならない危機
病院にたどりつけない事態も
2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える
顧客がいないから・・・
ハンバーガー店も消える
2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空家になる
東京23区でも目立ち始める空家
最大の要因は供給過剰
2035年 「未婚大国」が誕生する
出会いの場を設定すれば良いわけではない
同級生婚が増加している
交際には消極的だが結婚への意欲は強い
2039年 深刻な火葬場不足に陥る
火葬場新設には地域住民が反対する
無縁遺骨の増大、霊園の不足
2040年 自治体の半数が消滅の危機に
「秋田ショック」
都市部に人口集中、地方の過疎化というウソ
忘れられる”東京医療・介護地獄”
2042年 高齢者人口が約4000万人とピークに
勤労世代は1200万人以上減る
就職氷河期世代の末路
2045年 東京都民の3人に1人が高齢者に
高齢問題とは都市問題である
「高齢化」と「少子化」は別問題
無理な若返りのツケ
原宿もシルバー向けファッションの地に
「ダブル負担増」に踏み切るしかない
2050年 世界的な食糧争奪戦に巻き込まれる
増え始める耕作放棄地
日本は実は水の輸入大国
2065年〜外国人が無人の国土を占拠する
離島の10％が無人島化すると・・・
外国人参政権を認めるのは致命傷
自衛隊が大震災に投入されている時に隣国から戦闘機
よぼよぼの日本社会
第2部 日本を救う10の処方箋―次世代のために、今取り組むこと
序 小さくとも輝く国になるための第5の選択肢
まず、労働力人口減少への対策を
政府の進める4つの選択肢を検証する
3人に1人が移民時時代に
いつまでも頼れるのか？
「AIで解決」は夢物語
「20世紀型成功体験」と決別するとき
日本を救う10の処方箋
戦略的に縮む
1. 「高齢者」を削減
日本は「課題先進国」
新たな年齢区分で計算する
2. 24時間社会からの脱却
不便さもまたよし
3. 非居住エリアを明確化
歩きたくなる街を目指す
4. 都道府県を飛び地合併
東京と島根を合併するくらいの発想
地方創生は市区町村を残すことではない
5. 国際分業の徹底
得意分野だけに資源を集中させる
豊かさを維持する
6. 「匠の技」を活用
目指すは「イタリアモデル」
地方創生の起爆剤
7. 国費学生制度で人材育成
まず必要数を把握する
脱・東京一極集中
8. 中高年の地方移住促進
「大学連携型CCRC」
新天地で青春を取り戻す
9. セカンド市民制度を創設
第2の故郷をつくる
「知の巨人村」構想
少子化対策
10. 第3子以降に1000万円給付
まず、お見合いの復権を
「社会保障費循環制度」はどうか
おわりに 未来を担う君たちへ
太陽が昇っては沈むように
「人口減少対策会議」
結びにかえて
未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること (講談社現代新書)
目次
はじめに
少子化を傍観した平成
人口減少は2段階で進む
地域差が際立ってくる
47都道府県は維持できない
三大都市圏も終わりを迎える
「ドット型国家」への移行
現在と未来の人々の足跡を追う
すべて「自分ごと」として考える
第1部 現在の人口減少地図―日本人はこう移動している
序 市区町村による”住民の綱引き”に勝者はいない
24時間営業からの撤退
流出する京都市の危機感
外国人労働者の限界
ある地方都市にて
地域差を正しく理解する
1-1 東京圏 東京は共存の道を探るべき「日本の外国」である
故郷の年老いた親を呼び寄せている
どこの道府県が送り出し元か？
就職先を東京に求める女性の増大
1-2 関西圏 三大都市圏の中で減少スピードが最も速いのは、関西圏
下落傾向に歯止めがかからない
関西圏の「一人負け」
転職や結婚を機に東京圏へ
”ミニ東京作戦”は成功するか
1-3 大阪市 「西の都」の人口拡大を下支えしているのは、外国人住民
大阪維新の会の大勝利
社会増数も自然減数も全国トップ
転入者の3人に1人は外国人
1-4 名古屋圏 名古屋市最大の懸念材料は、リニア新幹線と広すぎる道路
なぜハイペースで人口膨張するのか
愛知県全体からも人口を集める
外国人が大きくものをいう
将来の人口減少を加速させる要因
高齢社会に不向きな道路
1-5 北海道 「ところてん式」の札幌市は、200万人を超えるか
道内人口の3分の1超が集まる
年老いた親を呼び寄せている
1-6 東北 政令指定都市なのに通過都市、仙台パッシングの理由とは
減少幅が一気に5倍超
進学を機に離れる
仙台に最大数を送り出している県は？
1-7 中国 周辺から人を集めきれず、”磁力の弱い”広島市
広島市内でも大きな差が
少ないパイの奪い合い
1-8 九州 福岡市は北九州市と熊本市の二大都市を吸収か
女性人気の高い「レディース・シティ」
水不足に悩まされていたから
「大福岡市」の誕生も
”ミニ東京”としての強み
近郊のベッドタウンへと移り始めている
いささか着手が遅すぎた
1-9 東京圏 一極集中が続く東京圏、その内側を覗いてみれば
1-9-1 東京都 都心部へと続々と移り住む
首都・東京の内側
東京から埼玉へ
1-9-2 神奈川県 ”草刈り場”と化す横浜市
「都市としての中心」ではない
新陳代謝が良く若い街・川崎市
1-9-3 埼玉県 東京圏の高齢者の受け皿に
さいたま市が若者を惹きつける
85歳以上の女性の転入
1-9-4 千葉県 流山市や船橋市に流入
成田市からは流出
”介護難民”は探している
第2部 未来の日本ランキング−20年後、日本人はどこに暮らしているか
序 塗り替えられてゆく日本列島
不愉快極まりない未来図
人口約8割減の自治体も
2-1 都道府県の人口差は30倍超へ
2020年以降、目立って減少
「限界自治体」が秋田で12市町村も
鳥取県は44万人、山梨県は59万人に
県民の2人に1人が高齢者
2-2 東京圏という「外国」は、老化に苦しむ
2020年 高齢者の一人暮らしが増加する
5年で1割以上も人口が減る奥多摩町
郊外から都心部へ住み替える選択
2025年 練馬・足立・葛飾・杉並・北区の4人に1人が高齢者
23区では”住宅難民”も
住民の半数が高齢者になる檜原村
2035年 多摩地区すべてが人口減に
「老いた区」に空家が増える
2065年の日本社会が見られる
”まだら模様”のメガタウン
「老いた団地」が地価を下落させる
2045年 「二層構造の一極集中」が起こる
中央・港・千代田区は上方修正
練馬・杉並・世田谷区民の3人に1人が高齢者
電車やバスの乗降に時間がかかる
多摩地区は高齢化のスピードが速い
東京のベッドタウンも同じように
2-3 政令指定都市は、極端に明暗が分かれる
2020年 静岡市が「70万都市」の看板を下ろす
一足早く現実のものに
2025年 神戸市が「150万都市」から転落
北九州市は5％超の減少
「町工場」の倒産が大企業を揺るがす
2035年 札幌市が”北のシルバータウン”に
川崎、さいたま、福岡は人口を維持
「坂の上の民」の悲鳴
75歳以上が圧倒的に多い
2045年 大阪市が”逆ドーナッツ化”する
350万都市から陥落する横浜市
大阪市の「二層化現象」
”人間的なオフィス街”の誕生
2-4 県庁所在地・地方都市は、不便さの増すエリアが拡大
2020年 奈良県の村ではわずか5年で2割減
減らない県庁所在地も何とか横ばい
2025年 「限界自治体」が111カ所に
住民の約7割が高齢者の町
希望する介護施設に入れない
2035年 「無医地区」が広がってくる
選挙の立候補者がいない
医師もいない
2045年 県内偏在がグンと進む
人口813人の市
人口が一挙に動き始めるとき
自治体職員がいない
税収、サービス施設が足りない
リタイヤ世代の中心市街地回帰
同一県内2地域居住
2-5 出産期の若い女性が減少する地域はここだ
2020年 豊島区で20代女性が大幅に減る
多くの子供は東京23区で生まれていた
45道府県すべてで出生率が減っていた
堺、北九州、神戸は流出しやすい
2025〜2035年 大都市の中心部に子供が集中する
下落率が最も大きいのは銚子市
最も減る政令指定都市は仙台市
2045年 出産期の女性がたった1人になる村
17の町村で1桁に
小樽、横手、河内長野は赤ちゃんが6割減る
ポジティブな日本社会へ
第3部 それぞれの「王国」の作り方
序 なぜ地方創生はうまくいかないのか？
ボタンの掛け違い
日本中に共通する課題
令和時代に2極化が進行する
面的広がりからの脱却
令和時代に求められる5つの視点
スマートな暮らしを実現できる場に
�ゝ鯏世箸いΑ峅�国」を造る
出会いの場を用意し、「賑わい」を造る
個人で出来ることは自ら行う
イタリア・ソロメオ村のように
��基礎自治体の単位を都道府県とする
助け合いのルールを定める
�Ｆ�くことに対する価値観を見直す
残業がなく生産性が高いオランダ
縮みながら成長するモデルへ
�ぁ嶌濛隶緡邸Σ雜遏廚�ら転換する
元気なうちから高齢者は集り住んでおく
�ヅ豕�圏そのものを「特区」とする
コンソーシアムを形成する
「ドット型国家」と空港
長崎空港と大村市
高齢者向け住宅や福祉施設を街の中心に
「丸亀町商店街」の成功
2地域居住、ファン人口の獲得
おわりに
付録・2040年に各市区町村の人口はどう変わるか
環境社会学
まえがき
第�吃堯ヾ超�リスク学の軌跡
1章 最終講義「ファクトにこだわり続けた輩がたどり着いたリスク論」
東大生が寄り付かなかった研究室
村八分の状態
データが間違っているかもしてない
不経済性指数
建設省はせせら笑った
水循環を促進する下水道
リスク研究開始
異種のリスクを比較する
水銀のリスクから生態リスクへ
東大教授が移るのは前代未聞
農家の物置を探せ―ダイオキシンのリスク
化学物質リスク管理研究センター設立
手帳に書いた4つのこと
ファクトへのこだわり
ファクトを超える
2章 リスク評価を考える―Q＆Aをとおして
戦争を始めるリスク―最近問題になっているリスクは？
リスクのセンス―身の周りのリスクは？
最大のリスク―大きなリスクにはどんなものが？
リスクと職業の関係―リスクが高いと給料が高い!?
リスク研究の曙―リスクという考え方は、いつ頃から出てくるのですか？
リスクと裁判
労働環境情報の重要性
規制とリスク評価―リスクの考え方はどのくらい受け入れられている？
リスクの定義や計算について―リスクの読み方は？
リスクの管理を自分で―なぜリスク評価についての批判があるのか？
リスク予測を自分たちで―社会を作る自覚とは？
リスク探し―リスク研究の課題は？
EU型vs.米国型―欧米のリスク研究は？
代替物戦略―リスク評価はいつやるのが良い？
環境科学のスキル―リスクの専門家をどう育てるか？
感激した裁判―裁判でリスクをうまく使うということはどういうことか？
BSE問題―日本でのリスクの「演習問題」？
ベトナムに行ったが記事にならなかった―ダイオキシンはどうか？
クオリティ・オブ・ライフ（QOL）を考える―生活の質とリスクの関係は？
評価の二面性―QOLの問題点は？
死をどう扱うか―損失余命を考えた理由は？
QOLをどう取り入れる―客観的なQOL評価法はあるのか？
国家プロジェクトの立ち上げ―日本のリスク研究のこれからは？
第�局堯‖人佑粉超�リスク
3章 環境ホルモン問題を斬る
日本は世界一汚染された国なのか
「ごみ焼却炉」主犯説のウソ
発癌リスクは水道水と同じ
母乳の汚染は減りつつある
判断力を失った厚生省
水俣病の教訓に学べ
もっと怖いのは”思考力の麻痺”
追記
4章 BSE（狂牛病）と全頭検査
今月のリスク
幾つかの対策とリスク
米国の牛肉と日本人
受容できるリスクレベル
米国に要求すべきこと
我が国の牛のリスクレベル
米国民は科学的か？
反面教師としてのダイオキシン
リスクの大きさ三種
5章 意外な環境リスク
予防原則について
魚を食べることのリスクとベネフィット
DDTのリスク
狼とイノシシ
リスク研究者になるには
ラドンのリスク
これは、リスク論批判なのかな？
アフラトキシン
新規リスク化学物質DON
騒音によるリスク（損失余命で評価）
貧困のリスク―ヨハネスブルグ・サミットに寄せて
鶏卵経由のサルモネラ中毒のリスク―米国の報告、日本の死者数は少ない
電磁波の人体影響研究―評価はC
リスク不安と科学技術
あとがき
索引
目次
はじめに
1 東京から新横浜へ
1-1 のぞみ号で出発
1-2 芝浦から呑川へ
1-3 多摩川
2 新横浜から富士川へ
2-1 相模川
2-2 酒匂川から新丹那トンネル
2-3 富士山の湧水と富士川
3 富士川から名古屋へ
3-1 静岡近郊の川
3-2 遠州地方
3-3 浜名湖から三河湾
3-4 名古屋
4 名古屋から京都へ
4-1 木曾三川
4-4 琵琶湖東岸
4-3 環境規制と環境ビジネス
5 京都から新大阪へ
5-1 京都の水
5-2 淀川を下る
おわりに
もくじ
新幹線で水の旅をしよう！
1 東京から小田原へ
2 小田原から静岡へ
3 静岡から名古屋へ
4 名古屋から京都へ
5 京都から大阪へ
6 東京の水を考える
おわりに
さくいん
序章 水問題とは何か
1 持続的な資源としての水
水循環の恩恵
水循環のためのエネルギー
2 「アジェンダ21」の問い
どうしても必要な水
総合的に考え、総合的に運営せよ
3 環境問題を考える枠組み
地域環境と地球環境
互いに矛盾する環境問題
先進国と途上国
第1章 世界と日本の水事情
1 世界で激増する水使用量
最大の問題はアジア
現状での水利用
生活用水の使用量
工業用水
2 農業用水と環境破壊
アジアの灌漑率が高い
まず狙われる地下水
大規模分水の環境破壊
どうしたらよいのか
小規模の水資源開発を！
3 日本の水資源開発と渇水
年間220億トンの開発計画
首都圏の渇水騒動
不可思議なダム運用
4 水利権の移転を阻むもの
首都圏渇水の特徴
都市は水を使わない
行政起因渇水
5 工業用水と日本の責務
工業用水も余っている
鹿島鉱業用水道の思い出
水は足りなくないのに
フェーズルール
第2章 排水による水質汚濁
1 日本の経験を生かすために
1970年―この歴史的な年
紙・パ産業の排水対策
古紙パルプの果たした役割
内部処理が進んだ理由
2 クリーナープロダクションのすすめ
クリーナープロダクションとは？
中国のパルプの例
3 生活排水と下水道
世界の下水道普及率
生活排水対策の20年
下水道の経済効率
4 流域下水道と個人下水道
下水道計画のどこが問題か
人口密度に応じた3つの下水道
現実の行政
環境からの視点
モデルのドイツも見直しが始まった
途上国の排水対策を考える
第3章 新しい水道水質基準の見方
1 水道水の危険性―過去と現在
細菌感染症のリスクは減少
ウィルスのリスクは未知数
発がん性物質
浄水場への立ち入り拒否
塩素処理信仰の崩壊
最大量の塩素を投入した日本
新水質基準
2 水質基準の決まり方
消毒重視の在来基準
発癌性物質のこれまでの扱い
ＷＨＯの方針変更
ＡＤＩの配分
スミチオンは例外
ＷＨＯの方針変更に疑義あり
3 水道水の危険性の大きさ�￣�素処理
金町モデル
危険度評価
続々明らかになる発癌性
疫学調査
4 水道水の危険性の大きさ��農薬など
除草剤流出モデル
ＣＮＰの危険度
ＣＮＰの毒性についての疑惑
オキサジアゾンの発癌性
地下水の危険度
鉛とヒ素
他には何があるか？
5 93年度規制の効果と問題点
最高値規制の意味
個別規制でいいか？
農業用農薬規制の意味
ＷＨＯにならう姿勢が問題
第4章 「リスク管理」の考え方
1 環境リスクにどう対処するか
公害問題と「環境問題」
リスク除去の優先順位
3つの制御原則
米国での制御原則
リスクは利益と結びついている
リスクと利益の受け手との関係
地球環境問題と安全
フロンの問題とは？
ふたたび「環境問題」と公害問題
2 ＡＤＩ的考え方の問題点
〇か×かの判断基準
水道にとって大きな賭け
泡水クロラールの基準値への疑問
クロロホルム規制の過去
ＡＤＩ以下のリスク評価の必要性
1つの提案
発癌性物質だから
米国でのサッカリン論争
シロアリ防除剤のリスク評価
3 リスクの総合評価の必要性
水質基準のあるべき姿
個々の物質の基準値
リスクの和
総合リスクの制御目標値
4 塩素処理のリスクについての考え方
塩素処理の総合リスク
消毒と発癌のトレードオフ
残留塩素は必要
10ppb以上のリスク管理は市民の選択
リスク削減のための費用
不思議な水道水の取水位置
リスクとベネフィットの受け手が違う場合
水循環のリスク
リスク管理と下牛堂水質基準
第5章 水循環―人間だけ安全ならいいのか
1 新しい環境基準
水道水に追随した環境基準
環境対策は進んでいると定評があるが
環境基準は水道水質基準とは違う
2 人間の健康偏重の環境規制
生物への配慮がない
奇妙なゴルフ場農薬規制
公害問題のイメージから抜け出られない
3 生物への毒性
生態毒性規制
工場排水の現状
規制を補完する3要素
ダイオキシンと内部処理
周囲との摩擦
4 「水源保全」から「水循環法」へ
水源保全法
水道だけの意識はだめ
5 水循環とリスク管理
リスク管理と規制緩和
水量と水質の折り合い
水環境には覚悟が必要
治水対策にも工夫が必要
自然の悠久の中に
あとがき
数理社会学
数理社会学会（JAMS）
人口社会学エコロジー経済学
Things that go!
社会学・経済学・生態学・ネットワークに関するページに戻る
アフリカ 人類の未来を握る大陸 (集英社新書) 
目次
はじめに アフリカを歩く
新しい現実
地球最後の巨大市場
気候変動、格差、砂漠化、テロ・・・問題が続々と
人類の命運を握る大陸
第1章 「虹の国」のワンチーム 南アフリカ
初めての黒人キャプテン
アパルトヘイトへの呪い
マンデラ氏の掲げた「虹の国」
和解のシンボルとなった「スプリングボックス」
解消しない人種問題
タウンシップで育ったキャプテン
多様性の力を
第2章 世界最悪の貧富の格差 南アフリカ
タウンシップと高層ビル群
貧困と犯罪
汚職に蝕まれる国家
左派ポピュリズム政党の台頭
土地問題
白人だけの住宅街
第3章 そこをコロナが襲った 南アフリカ
アフリカで広がる感染
南アフリカのロックダウン
「脆弱性」とは何か
対照的なロックダウン下の風景
タウンシップでは治安の悪化も
「悲しい分断」が露わに
ロックダウンの緩和
アフリカではくすぶり続ける可能性も
アフリカの未来、世界の未来
第4章 植民地支配の呪い カメルーン
外部に翻弄されてきたアフリカ
100年前の分断
超長期政権を率いるアフリカ最高齢の大統領
「英語圏」では何が起きているのか
「紛争の人質」になる人々
「統一したカメルーンらしさがない」
拍車をかける「資源戦争」
炸裂する「時限爆弾」
第5章 中国化するアフリカ ケニア／セネガル／アンゴラ／ザンビア
アフリカ水餃子
インフラ建設で食い込む中国
中国進出の影
増え続ける借金
「債務の罠」批判と反論
中国とアフリカは「運命共同体」
アフリカに根を張る中国人
第6章 気候変動最前線 ブルキナファソ／タンザニア
不公平な問題
巻き上がる砂ぼこり
気候変動の影響で広がる飢餓
気候変動の影響で失業
人類は「飢餓との闘い」に勝てるか
第7章 海面上昇に翻弄される「優等生」 モーリシャス
変わるアフリカを象徴する国
削られるスピーチ
「対症療法に過ぎない」
温室効果ガスの排出を減らしたい
アフリカの前進が阻まれるのか
第8章 幼すぎる結婚 ニジェール
出生率世界一の国
経済成長の陰で広がる児童婚
児童婚の少女を襲う病気
社会的にも排除される患者たち
児童婚の撲滅に向けて
アフリカの未来を見据えて
第9章 黄金とテロ ブルキナファソ／トーゴ／ベナン
台頭する過激派組織
黄金に伸びる過激派の魔の手
東部の森林地帯では何が
密輸ルートを追う
緩やかな国境管理
首都に集まってくる金
国際市場に流れ込む金
第10章 世界で最も若い国の若者たち 南スーダン
義足で歩く少女
独立はしたものの
チューブでミルクをとる幼子
少年兵
問われるアフリカの主体的な責任
第11章 平和のために闘う医師 コンゴ民主共和国／ウガンダ
真冬のオスロにて
「アフリカ大戦」と呼ばれた紛争
重い口を開く女性たち
被害者たちの証言
問われるコンゴ政府の対応
「ムクウェゲ医師って誰？」
「無関心に挑む闘いを」
第12章 カエル跳びで前進せよ ルワンダ／エチオピア
「千の丘の国」の老舗ホテル
「カエル跳び」で課題を乗り越える
「アフリカの時代が来る」と断言する若者
女性議員の比率が世界ナンバーワン
内閣の半分を女性が占める国
課題があるからチャンスがある
第13章 監獄からの手紙 南アフリカ
広がる分断と不寛容
獄中27年
『ネルソン・マンデラの監獄からの手紙』
監獄での差別
強い意志
吐露された悲しみ
対話と融和
広がる格差の中で
おわりに 太陽を追って
広大な大陸
アフリカでの取材
世界の未来を探し求めて
日本はどう向き合うのか
日本への期待も
日本だって無関係ではない
そして、問われて
あとがき
世界の人口
目次（1986年初版）
はしがき
第1章 世界人口の動向
1 世界人口の歴史的推移
2 人口革命と人口転換
3 人口現象の多様性
4 21世紀への見通し
第2章 人口推計の方法
1 国連による人口推計
2 コーホート要因法
3 生命表の概念とモデル生命表
4 将来の出生・死亡・国際人口移動の予測
第3章 死亡率低下とその要因
1 戦後の死亡率低下と平均寿命の伸張
2 戦後の死亡率低下の要因
3 途上地域における死亡率低下の減速
4 平均寿命の男女差
5 先進国の平均寿命の動向
6 死亡率の決定要因
7 死亡率はどうなるか
第4章 出生力低下とその要因
1 世界の出生率の動向
2 結婚と出生力
3 途上国の高出生率の要因
4 途上国における出生率低下の条件
5 先進国における最近の出生率の低下とその要因
6 文化と出生率
7 我が国の出生率低下を考える
8 出生率はどうなるか
第5章 人口構造の変化と高齢化
1 人口構造変化と高齢化
2 「南」「北」における年齢構成と高齢化
3 人口高齢化の社会経済的意味
4 高齢化社会への対応
第6章 人工都市化
1 人口都市化の歴史
2 都市人口の急激な増加
3 途上地域における「適度の」都市化
4 巨大都市化
第7章 国際人口移動
1 国際人口移動の歴史
2 新しい型の国際人口移動
3 非合法移住者
4 難民
5 国際人口移動は途上国の人口問題を解決できるか
第8章 人口と資源・環境
1 人口と食糧
2 食糧生産と世界の人口収容力
3 鉱物・エネルギー資源
4 人口・資源・環境に関する悲観論
5 人口・資源・環境に関する楽観論
6 我々がなすべきこと
第9章 人口政策
1 人口政策の時代
2 人口問題と人口政策
3 世界各国の人口政策
4 先進国における出生促進政策
5 世界の人口戦略の変化
6 人口学の役割
参考文献
人口学への招待―少子・高齢化はどこまで解明されたか (中公新書)
目次
はじめに
序章 人口問題―急増から激減へ
ネズミ算的増加という危機
人口は何年で2倍になるか
フランス、ドイツに敗れたり
世界に広がる少子化
人口学とは何か
第1章 人口学の基礎
出生・死亡・移動
「人口構造」―男女・年齢別構造と高齢化
現役1人で老人1人を支える時代
高齢化の最大の要因
人口構造の違いの影響
シンプソンのパラドックス
人口学の基礎から見えること
第2章 生命表とその応用
生命表とは何か
生命表が示す指標
定常人口と生残率
人口推計
人口純移動の計算
平均寿命の真説
41歳死亡説という俗説
平均寿命伸長の背景
生命表の多様な貢献
第3章 少子化をめぐる人口学
出生率を表す指標
合計特殊出生率とは何か
「丙午」という現象
合計特殊出生率の計算
人口置き換え水準―人口維持のための数値
期間出生率とコーホート出生率
2つの限界
調整合計特殊出生率
日本への適用
安定人口モデル
日本とエチオピアの比較
何に役立つのか
人口構造と人口モメンタム
第4章 人口転換―「多産多死」から「少産少死」へ
数少ないグランド・セオリー
途上国はいまだに急増しているか
人口転換の図式
日本、そして途上国の場合
なぜ人口転換が起きたか
なぜ出生率も低下したか
社会的・経済的要因
人口転換論への批判・修正
近代化はなぜ出生率低下をもたらしたか
「第2の人口転換論」の登場―新しい人口革命
背景と影響
新理論への批判
日本への適用は可能か
1980年代以降の画期的変化
第5章 生殖力と出生率―生物的・行動的「近接要因」
近接要因とは何か
五つの異なった社会状況
現代人が多産でない理由
受胎確率
受精卵の損失
不妊
産後の不妊と母乳保育
避妊
セックスレス
人工中絶
第6章 結婚の人口学―非婚・晩婚という日本的危機
「7割」という数字
晩婚化・非婚化の状況
平均初婚年齢
晩婚化・非婚化のさまざまな研究
適齢期の男性過剰
相手に求める結婚の条件
男女の出会い―「見合い」の凋落
晩婚化と出産機会の逸失
第7章 出生率低下と戦後社会―5つの社会経済的理論
5つの理論
社会学から経済学へ
合理的選択の理論
相対的所得仮説
リスク回避理論
低出生率規範の伝播・拡散理論
ジェンダー間不衝平論
東アジアの熾烈な受験戦争
混迷の日本と韓国
第8章 出生率の予測―可能性と限界
人口推計に対する期待
米国センサス局の”失敗”
出生率推計の「3つの死角」
プライバシーという壁
社会経済的要因と出生率
将来予測の最前線
「アートである」
第9章 将来の人口推計―未来をよむ人口学
なぜ人口推計が必要か
数理的モデルによる総人口推計
国際的標準―コーホート要因法
中国での推計例
将来の生残率の計算と推計
国連の出生率推計方法
国際人口移動の推計
日本の人口のゆくえ
衰亡する国家―「人口崩壊」への道
終章 人口減少社会は喜ばしいか
人口減少時代の到来
過密社会日本
人口減少社会のメリット
幻想の人口減少待望論
歴史の中の人口減少
人口政策の可能性と限界
「低出生率文化」というスパイラル
かすかな希望―引き延ばし現象の終焉
あとがき
記事ABC
参考文献
未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること (講談社現代新書)
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
目次
はじめに
呑気な人々
”論壇”の無責任な議論
日本の人口はやがて2000人に
「静かなる有事」が暗しを蝕む
国家を作り替えるために
第1部 人口減少カレンダー
序 2016年、出生率は100万人を割り込んだ
社会が活力を失う
出生率が改善しても出生数は増えない
2017年 「おばあちゃん大国」に変化
いまや4人に1人が高齢者
「高齢者」の高齢化が進んでいく
孤独死の増大も懸念
2018年 国立大学が倒産の危機へ
すでに40％超の私立大学が定員割れ
建学の精神も特色ある教育もなくなる
2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ
東京五輪の選手不足も
AI開発も停滞
2020年 女性の2人に1人が50歳以上に
将来の母親が減ってしまっているから
「国民希望出生率」は実現可能？
2021年 介護離職が大量発生する
サービスの縮小がもたらす歪み
復職も容易ではない
介護休業を言い出しづらい雰囲気
2022年 「一人暮らし社会」が本格化する
人口減少なのに世帯数は増える
「家族」消滅の危機
2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる
社会全体が機能不全に陥る
活気がなくなる、消費が冷え込む
やせ細った若者が丸々と太った高齢者をかつぐ
労働力人口の中でも高年齢化が進む
2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ
介護する側も要介護認定
「ダブルケア」という深刻な悩み
2025年 ついに東京都も人口減へ
東京でも4人に1人が高齢者に
東京一極集中は日本の破綻につながる
2026年 認知症患者が700万人規模へ
もはや「国民病」
ベッドだけ増えても医療サービスが・・・
2027年 輸血用血液が不足する
忘れてはならない危機
病院にたどりつけない事態も
2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える
顧客がいないから・・・
ハンバーガー店も消える
2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空家になる
東京23区でも目立ち始める空家
最大の要因は供給過剰
2035年 「未婚大国」が誕生する
出会いの場を設定すれば良いわけではない
同級生婚が増加している
交際には消極的だが結婚への意欲は強い
2039年 深刻な火葬場不足に陥る
火葬場新設には地域住民が反対する
無縁遺骨の増大、霊園の不足
2040年 自治体の半数が消滅の危機に
「秋田ショック」
都市部に人口集中、地方の過疎化というウソ
忘れられる”東京医療・介護地獄”
2042年 高齢者人口が約4000万人とピークに
勤労世代は1200万人以上減る
就職氷河期世代の末路
2045年 東京都民の3人に1人が高齢者に
高齢問題とは都市問題である
「高齢化」と「少子化」は別問題
無理な若返りのツケ
原宿もシルバー向けファッションの地に
「ダブル負担増」に踏み切るしかない
2050年 世界的な食糧争奪戦に巻き込まれる
増え始める耕作放棄地
日本は実は水の輸入大国
2065年〜外国人が無人の国土を占拠する
離島の10％が無人島化すると・・・
外国人参政権を認めるのは致命傷
自衛隊が大震災に投入されている時に隣国から戦闘機
よぼよぼの日本社会
第2部 日本を救う10の処方箋―次世代のために、今取り組むこと
序 小さくとも輝く国になるための第5の選択肢
まず、労働力人口減少への対策を
政府の進める4つの選択肢を検証する
3人に1人が移民時時代に
いつまでも頼れるのか？
「AIで解決」は夢物語
「20世紀型成功体験」と決別するとき
日本を救う10の処方箋
戦略的に縮む
1. 「高齢者」を削減
日本は「課題先進国」
新たな年齢区分で計算する
2. 24時間社会からの脱却
不便さもまたよし
3. 非居住エリアを明確化
歩きたくなる街を目指す
4. 都道府県を飛び地合併
東京と島根を合併するくらいの発想
地方創生は市区町村を残すことではない
5. 国際分業の徹底
得意分野だけに資源を集中させる
豊かさを維持する
6. 「匠の技」を活用
目指すは「イタリアモデル」
地方創生の起爆剤
7. 国費学生制度で人材育成
まず必要数を把握する
脱・東京一極集中
8. 中高年の地方移住促進
「大学連携型CCRC」
新天地で青春を取り戻す
9. セカンド市民制度を創設
第2の故郷をつくる
「知の巨人村」構想
少子化対策
10. 第3子以降に1000万円給付
まず、お見合いの復権を
「社会保障費循環制度」はどうか
おわりに 未来を担う君たちへ
太陽が昇っては沈むように
「人口減少対策会議」
結びにかえて
未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること (講談社現代新書)
目次
はじめに
少子化を傍観した平成
人口減少は2段階で進む
地域差が際立ってくる
47都道府県は維持できない
三大都市圏も終わりを迎える
「ドット型国家」への移行
現在と未来の人々の足跡を追う
すべて「自分ごと」として考える
第1部 現在の人口減少地図―日本人はこう移動している
序 市区町村による”住民の綱引き”に勝者はいない
24時間営業からの撤退
流出する京都市の危機感
外国人労働者の限界
ある地方都市にて
地域差を正しく理解する
1-1 東京圏 東京は共存の道を探るべき「日本の外国」である
故郷の年老いた親を呼び寄せている
どこの道府県が送り出し元か？
就職先を東京に求める女性の増大
1-2 関西圏 三大都市圏の中で減少スピードが最も速いのは、関西圏
下落傾向に歯止めがかからない
関西圏の「一人負け」
転職や結婚を機に東京圏へ
”ミニ東京作戦”は成功するか
1-3 大阪市 「西の都」の人口拡大を下支えしているのは、外国人住民
大阪維新の会の大勝利
社会増数も自然減数も全国トップ
転入者の3人に1人は外国人
1-4 名古屋圏 名古屋市最大の懸念材料は、リニア新幹線と広すぎる道路
なぜハイペースで人口膨張するのか
愛知県全体からも人口を集める
外国人が大きくものをいう
将来の人口減少を加速させる要因
高齢社会に不向きな道路
1-5 北海道 「ところてん式」の札幌市は、200万人を超えるか
道内人口の3分の1超が集まる
年老いた親を呼び寄せている
1-6 東北 政令指定都市なのに通過都市、仙台パッシングの理由とは
減少幅が一気に5倍超
進学を機に離れる
仙台に最大数を送り出している県は？
1-7 中国 周辺から人を集めきれず、”磁力の弱い”広島市
広島市内でも大きな差が
少ないパイの奪い合い
1-8 九州 福岡市は北九州市と熊本市の二大都市を吸収か
女性人気の高い「レディース・シティ」
水不足に悩まされていたから
「大福岡市」の誕生も
”ミニ東京”としての強み
近郊のベッドタウンへと移り始めている
いささか着手が遅すぎた
1-9 東京圏 一極集中が続く東京圏、その内側を覗いてみれば
1-9-1 東京都 都心部へと続々と移り住む
首都・東京の内側
東京から埼玉へ
1-9-2 神奈川県 ”草刈り場”と化す横浜市
「都市としての中心」ではない
新陳代謝が良く若い街・川崎市
1-9-3 埼玉県 東京圏の高齢者の受け皿に
さいたま市が若者を惹きつける
85歳以上の女性の転入
1-9-4 千葉県 流山市や船橋市に流入
成田市からは流出
”介護難民”は探している
第2部 未来の日本ランキング−20年後、日本人はどこに暮らしているか
序 塗り替えられてゆく日本列島
不愉快極まりない未来図
人口約8割減の自治体も
2-1 都道府県の人口差は30倍超へ
2020年以降、目立って減少
「限界自治体」が秋田で12市町村も
鳥取県は44万人、山梨県は59万人に
県民の2人に1人が高齢者
2-2 東京圏という「外国」は、老化に苦しむ
2020年 高齢者の一人暮らしが増加する
5年で1割以上も人口が減る奥多摩町
郊外から都心部へ住み替える選択
2025年 練馬・足立・葛飾・杉並・北区の4人に1人が高齢者
23区では”住宅難民”も
住民の半数が高齢者になる檜原村
2035年 多摩地区すべてが人口減に
「老いた区」に空家が増える
2065年の日本社会が見られる
”まだら模様”のメガタウン
「老いた団地」が地価を下落させる
2045年 「二層構造の一極集中」が起こる
中央・港・千代田区は上方修正
練馬・杉並・世田谷区民の3人に1人が高齢者
電車やバスの乗降に時間がかかる
多摩地区は高齢化のスピードが速い
東京のベッドタウンも同じように
2-3 政令指定都市は、極端に明暗が分かれる
2020年 静岡市が「70万都市」の看板を下ろす
一足早く現実のものに
2025年 神戸市が「150万都市」から転落
北九州市は5％超の減少
「町工場」の倒産が大企業を揺るがす
2035年 札幌市が”北のシルバータウン”に
川崎、さいたま、福岡は人口を維持
「坂の上の民」の悲鳴
75歳以上が圧倒的に多い
2045年 大阪市が”逆ドーナッツ化”する
350万都市から陥落する横浜市
大阪市の「二層化現象」
”人間的なオフィス街”の誕生
2-4 県庁所在地・地方都市は、不便さの増すエリアが拡大
2020年 奈良県の村ではわずか5年で2割減
減らない県庁所在地も何とか横ばい
2025年 「限界自治体」が111カ所に
住民の約7割が高齢者の町
希望する介護施設に入れない
2035年 「無医地区」が広がってくる
選挙の立候補者がいない
医師もいない
2045年 県内偏在がグンと進む
人口813人の市
人口が一挙に動き始めるとき
自治体職員がいない
税収、サービス施設が足りない
リタイヤ世代の中心市街地回帰
同一県内2地域居住
2-5 出産期の若い女性が減少する地域はここだ
2020年 豊島区で20代女性が大幅に減る
多くの子供は東京23区で生まれていた
45道府県すべてで出生率が減っていた
堺、北九州、神戸は流出しやすい
2025〜2035年 大都市の中心部に子供が集中する
下落率が最も大きいのは銚子市
最も減る政令指定都市は仙台市
2045年 出産期の女性がたった1人になる村
17の町村で1桁に
小樽、横手、河内長野は赤ちゃんが6割減る
ポジティブな日本社会へ
第3部 それぞれの「王国」の作り方
序 なぜ地方創生はうまくいかないのか？
ボタンの掛け違い
日本中に共通する課題
令和時代に2極化が進行する
面的広がりからの脱却
令和時代に求められる5つの視点
スマートな暮らしを実現できる場に
�ゝ鯏世箸いΑ峅�国」を造る
出会いの場を用意し、「賑わい」を造る
個人で出来ることは自ら行う
イタリア・ソロメオ村のように
��基礎自治体の単位を都道府県とする
助け合いのルールを定める
�Ｆ�くことに対する価値観を見直す
残業がなく生産性が高いオランダ
縮みながら成長するモデルへ
�ぁ嶌濛隶緡邸Σ雜遏廚�ら転換する
元気なうちから高齢者は集り住んでおく
�ヅ豕�圏そのものを「特区」とする
コンソーシアムを形成する
「ドット型国家」と空港
長崎空港と大村市
高齢者向け住宅や福祉施設を街の中心に
「丸亀町商店街」の成功
2地域居住、ファン人口の獲得
おわりに
付録・2040年に各市区町村の人口はどう変わるか
環境社会学
- 環境リスク学―不安の海の羅針盤
まえがき
第�吃堯ヾ超�リスク学の軌跡
1章 最終講義「ファクトにこだわり続けた輩がたどり着いたリスク論」
東大生が寄り付かなかった研究室
村八分の状態
データが間違っているかもしてない
不経済性指数
建設省はせせら笑った
水循環を促進する下水道
リスク研究開始
異種のリスクを比較する
水銀のリスクから生態リスクへ
東大教授が移るのは前代未聞
農家の物置を探せ―ダイオキシンのリスク
化学物質リスク管理研究センター設立
手帳に書いた4つのこと
ファクトへのこだわり
ファクトを超える
2章 リスク評価を考える―Q＆Aをとおして
戦争を始めるリスク―最近問題になっているリスクは？
リスクのセンス―身の周りのリスクは？
最大のリスク―大きなリスクにはどんなものが？
リスクと職業の関係―リスクが高いと給料が高い!?
リスク研究の曙―リスクという考え方は、いつ頃から出てくるのですか？
リスクと裁判
労働環境情報の重要性
規制とリスク評価―リスクの考え方はどのくらい受け入れられている？
リスクの定義や計算について―リスクの読み方は？
リスクの管理を自分で―なぜリスク評価についての批判があるのか？
リスク予測を自分たちで―社会を作る自覚とは？
リスク探し―リスク研究の課題は？
EU型vs.米国型―欧米のリスク研究は？
代替物戦略―リスク評価はいつやるのが良い？
環境科学のスキル―リスクの専門家をどう育てるか？
感激した裁判―裁判でリスクをうまく使うということはどういうことか？
BSE問題―日本でのリスクの「演習問題」？
ベトナムに行ったが記事にならなかった―ダイオキシンはどうか？
クオリティ・オブ・ライフ（QOL）を考える―生活の質とリスクの関係は？
評価の二面性―QOLの問題点は？
死をどう扱うか―損失余命を考えた理由は？
QOLをどう取り入れる―客観的なQOL評価法はあるのか？
国家プロジェクトの立ち上げ―日本のリスク研究のこれからは？
第�局堯‖人佑粉超�リスク
3章 環境ホルモン問題を斬る
日本は世界一汚染された国なのか
「ごみ焼却炉」主犯説のウソ
発癌リスクは水道水と同じ
母乳の汚染は減りつつある
判断力を失った厚生省
水俣病の教訓に学べ
もっと怖いのは”思考力の麻痺”
追記
4章 BSE（狂牛病）と全頭検査
今月のリスク
幾つかの対策とリスク
米国の牛肉と日本人
受容できるリスクレベル
米国に要求すべきこと
我が国の牛のリスクレベル
米国民は科学的か？
反面教師としてのダイオキシン
リスクの大きさ三種
5章 意外な環境リスク
予防原則について
魚を食べることのリスクとベネフィット
DDTのリスク
狼とイノシシ
リスク研究者になるには
ラドンのリスク
これは、リスク論批判なのかな？
アフラトキシン
新規リスク化学物質DON
騒音によるリスク（損失余命で評価）
貧困のリスク―ヨハネスブルグ・サミットに寄せて
鶏卵経由のサルモネラ中毒のリスク―米国の報告、日本の死者数は少ない
電磁波の人体影響研究―評価はC
リスク不安と科学技術
あとがき
索引
- 新・東海道 水の旅 (岩波ジュニア新書)
目次
はじめに
1 東京から新横浜へ
1-1 のぞみ号で出発
1-2 芝浦から呑川へ
1-3 多摩川
2 新横浜から富士川へ
2-1 相模川
2-2 酒匂川から新丹那トンネル
2-3 富士山の湧水と富士川
3 富士川から名古屋へ
3-1 静岡近郊の川
3-2 遠州地方
3-3 浜名湖から三河湾
3-4 名古屋
4 名古屋から京都へ
4-1 木曾三川
4-4 琵琶湖東岸
4-3 環境規制と環境ビジネス
5 京都から新大阪へ
5-1 京都の水
5-2 淀川を下る
おわりに
- 東海道 水の旅 (岩波ジュニア新書)
もくじ
新幹線で水の旅をしよう！
1 東京から小田原へ
2 小田原から静岡へ
3 静岡から名古屋へ
4 名古屋から京都へ
5 京都から大阪へ
6 東京の水を考える
おわりに
さくいん
- 水の環境戦略 (岩波新書)
序章 水問題とは何か
1 持続的な資源としての水
水循環の恩恵
水循環のためのエネルギー
2 「アジェンダ21」の問い
どうしても必要な水
総合的に考え、総合的に運営せよ
3 環境問題を考える枠組み
地域環境と地球環境
互いに矛盾する環境問題
先進国と途上国
第1章 世界と日本の水事情
1 世界で激増する水使用量
最大の問題はアジア
現状での水利用
生活用水の使用量
工業用水
2 農業用水と環境破壊
アジアの灌漑率が高い
まず狙われる地下水
大規模分水の環境破壊
どうしたらよいのか
小規模の水資源開発を！
3 日本の水資源開発と渇水
年間220億トンの開発計画
首都圏の渇水騒動
不可思議なダム運用
4 水利権の移転を阻むもの
首都圏渇水の特徴
都市は水を使わない
行政起因渇水
5 工業用水と日本の責務
工業用水も余っている
鹿島鉱業用水道の思い出
水は足りなくないのに
フェーズルール
第2章 排水による水質汚濁
1 日本の経験を生かすために
1970年―この歴史的な年
紙・パ産業の排水対策
古紙パルプの果たした役割
内部処理が進んだ理由
2 クリーナープロダクションのすすめ
クリーナープロダクションとは？
中国のパルプの例
3 生活排水と下水道
世界の下水道普及率
生活排水対策の20年
下水道の経済効率
4 流域下水道と個人下水道
下水道計画のどこが問題か
人口密度に応じた3つの下水道
現実の行政
環境からの視点
モデルのドイツも見直しが始まった
途上国の排水対策を考える
第3章 新しい水道水質基準の見方
1 水道水の危険性―過去と現在
細菌感染症のリスクは減少
ウィルスのリスクは未知数
発がん性物質
浄水場への立ち入り拒否
塩素処理信仰の崩壊
最大量の塩素を投入した日本
新水質基準
2 水質基準の決まり方
消毒重視の在来基準
発癌性物質のこれまでの扱い
ＷＨＯの方針変更
ＡＤＩの配分
スミチオンは例外
ＷＨＯの方針変更に疑義あり
3 水道水の危険性の大きさ�￣�素処理
金町モデル
危険度評価
続々明らかになる発癌性
疫学調査
4 水道水の危険性の大きさ��農薬など
除草剤流出モデル
ＣＮＰの危険度
ＣＮＰの毒性についての疑惑
オキサジアゾンの発癌性
地下水の危険度
鉛とヒ素
他には何があるか？
5 93年度規制の効果と問題点
最高値規制の意味
個別規制でいいか？
農業用農薬規制の意味
ＷＨＯにならう姿勢が問題
第4章 「リスク管理」の考え方
1 環境リスクにどう対処するか
公害問題と「環境問題」
リスク除去の優先順位
3つの制御原則
米国での制御原則
リスクは利益と結びついている
リスクと利益の受け手との関係
地球環境問題と安全
フロンの問題とは？
ふたたび「環境問題」と公害問題
2 ＡＤＩ的考え方の問題点
〇か×かの判断基準
水道にとって大きな賭け
泡水クロラールの基準値への疑問
クロロホルム規制の過去
ＡＤＩ以下のリスク評価の必要性
1つの提案
発癌性物質だから
米国でのサッカリン論争
シロアリ防除剤のリスク評価
3 リスクの総合評価の必要性
水質基準のあるべき姿
個々の物質の基準値
リスクの和
総合リスクの制御目標値
4 塩素処理のリスクについての考え方
塩素処理の総合リスク
消毒と発癌のトレードオフ
残留塩素は必要
10ppb以上のリスク管理は市民の選択
リスク削減のための費用
不思議な水道水の取水位置
リスクとベネフィットの受け手が違う場合
水循環のリスク
リスク管理と下牛堂水質基準
第5章 水循環―人間だけ安全ならいいのか
1 新しい環境基準
水道水に追随した環境基準
環境対策は進んでいると定評があるが
環境基準は水道水質基準とは違う
2 人間の健康偏重の環境規制
生物への配慮がない
奇妙なゴルフ場農薬規制
公害問題のイメージから抜け出られない
3 生物への毒性
生態毒性規制
工場排水の現状
規制を補完する3要素
ダイオキシンと内部処理
周囲との摩擦
4 「水源保全」から「水循環法」へ
水源保全法
水道だけの意識はだめ
5 水循環とリスク管理
リスク管理と規制緩和
水量と水質の折り合い
水環境には覚悟が必要
治水対策にも工夫が必要
自然の悠久の中に
あとがき
数理社会学
数理社会学会（JAMS）
- 社会現象の計算機実験―MathematicaとExcelを使って
- 数理社会学入門 (数理社会学シリーズ)
- 数理社会学の理論と方法 (数理社会学シリーズ)
人口社会学
- 未来の地図帳 人口減少日本で各地に起こること
エコロジー経済学
Things that go!
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