R-15
R-15 | |
Verboseによる基本情報 | |
視聴形態 | リアルタイム |
放送時期 | 2011年第3クール |
ジャンル | ラブコメ |
話数 | 全12話(RJ01〜12) |
お気に入りキャラ | 園声謡江 |
2011年の7月から9月までチバテレビ・TOKYO MX・テレ玉・テレビ神奈川・ぎふチャン・サンテレビ・三重テレビで放送されていたUHFアニメ。
Verboseの注目作にも入った。
Verboseのデータベースにおける識別記号はRJで、イメージカラーはストロベリー。
天才が集まる学園での日々を、高校生ポルノ作家である主人公を中心に描いた作品。
ストーリー
天才高校生ポルノ作家として天才だらけの学園に入学した主人公・芥川丈途と天才クラリネット奏者のヒロイン・鳴唐吹音の関係の変化を中心に描いた、人気ライトノベルを原作とするラブコメモノ。各話の内容については、R-15のオフィシャルサイトを参照。
登場人物
登場人物の名前は、それぞれのキャラクターが得意とするジャンルに関するものに全て由来している。芥川丈途(Taketo Akutagawa)
この作品の主人公で、高校1年の男子生徒。芥川竹人のペンネームで35歳の覆面作家として活動する天才高校生ポルノ作家だが、職業柄、周囲からあらぬ誤解を受けることが多かった。
新聞同好会に所属している。
鳴唐吹音(Fukune Narukara)
丈途と同じ高校に通う1年の女子生徒。天才クラリネット奏者で、日々の練習も欠かさない、とても純真な心の持ち主でもある。
丈途と出会った際にあることをされたため、それ以来、丈途のことを避けている。
園声謡江(Utae Sonokoe)
丈途と同じ高校に通う1年の女子生徒。天才歌手で、学園のアイドル的存在でもある。フランクな性格で特に男子生徒からの人気が高い。
実は、丈途の小説の愛読者でもある。
名機来夏(Raika Meiki)
丈途と同じ高校に通う1年の女子生徒。天才カメラマンで、特に、人間の醜さを写真に収めることに情熱を燃やしている。
霧線蘭(Ran Musen)
丈途と同じ高校に通う1年の女子生徒。天才プログラマーで、ノートPCを愛用している。
女子生徒からの人気が高く、ファンクラブの会員に対して「お姉様」と呼ばせたり、吹音を思い切り可愛がったりするなど、百合趣味を持つ。
円修律(Ritsu Ensyu)
丈途と同じ高校に通う1年の男子生徒で丈途の親友。あることをきっかけに、丈途のことを想うようになる。
数学の天才。
倉部勝代(Katsuyo Kurabu)
丈途と同じ高校に通う1年の女子生徒。天才マネージャーでチアリーディングにも定評があり、特に運動部にとっては勝利の女神的存在となっているが、実は、ドジっ子でもある。
香学創(Tsukuru Kagaku)
丈途と同じ高校に通う1年の女子生徒。天才科学者ではあるが、マッドサイエンティストでもある。
あることをきっかけに、丈途に興味を持つようになる。
その他の登場人物
- 部長
- 紅牡丹
- 鉄坊廻
- 与謝野亜希
- 黒樹水墨
キャスト&スタッフ
キャスト
芥川丈途:合田彩鳴唐吹音:福原由莉奈
園声謡江:柏山奈々美
名機来夏:小松真奈
霧線蘭:積田かよ子
円修律:村上まどか
倉部勝代:村井理沙子
香学創:月宮みどり
部長:有賀由衣
紅牡丹:野水伊織
鉄坊廻:長島☆自演乙☆雄一郎
与謝野亜希:榊原奈緒子
黒樹水墨:中村浩太郎
スタッフ
監督:名和宗則原作:伏見ひろゆき・藤真拓哉
原作刊行:角川スニーカー文庫
助監督:仁昌寺義人
シリーズ構成:植竹須美男
キャラクターデザイン:藤田まり子
総作画監督:谷拓也・古川英樹
美術監督:小坂部直子
ビジュアルコーディネーター:河野悦隆
衣装デザイン:松本昌子
小物設定:よろず屋
色彩設計:松山愛子
コンポジットディレクター:加藤友宜
3D担当:井口光隆
オフライン編集:右山章太
音響監督:吉田知弘
音楽担当:野中"まさ"雄一
音楽制作:AMG MUSIC
アニメーション制作:AIC
製作:閃学園R15同好会
オープニング曲&エンディング曲
オープニング曲
(第1〜9話、第11話〜)「マジヤバもーそうLOVE♥」/R-15♡
作詞:仲智唯
作曲:野中"まさ"雄一
編曲:野中"まさ"雄一
(第10話)
「マジヤバもーそう乙」/R-15乙
作詞:仲智唯
作曲:野中"まさ"雄一
編曲:野中"まさ"雄一
エンディング曲
(第1〜9話、第11話〜)「HIRAMEKI!ピース(≧▽≦)v」/R-15♡
作詞:仲智唯
作曲:野中"まさ"雄一
編曲:野中"まさ"雄一
(第10話)
「HIRAMEKI!乙(≧0≦)q」/R-15乙
作詞:仲智唯
作曲:野中"まさ"雄一
編曲:野中"まさ"雄一
Verboseによる評価
初期評価(旧評価法に置き換えた場合)
ストーリー:☆☆☆☆OP:☆☆☆
ED:☆☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆☆☆
エロ:★★★
総合評価
【殿堂入り】総括:当初は、今クールの作品の中でも注目度が最も低かったこの作品です
が、フタを開けてみれば、割と注目度上位に食い込んできたように、
なかなか面白い作品だったと思います。
まず、この作品の特徴としてキャラデザに凝っているなということが
見られます。それぞれのキャラが得意とするジャンルも幅広く、その
中で、天才文学者もとい天才ポルノ作家を主人公に据えたのも、非常
に面白かったと思います。メインヒロインとそれに対する引っ掻き回
し役の設定も、それぞれが対照的なキャラになっていましたし、かな
り綿密な設定の上で展開されたストーリーではなかったでしょうか。
また、ハルヒ以降の定番となっている、登場人物の歌唱シーンですが、
無理矢理ねじ込んでくる作品が多い一方で、キャラの1人が天才歌手
ということもあり、この作品のアクセントとして花を添えていたと思
い思います。
さらに、エンディング演出も非常にコミカルでしたし、人気格闘家を
レギュラー声優陣の目玉の1つとしたのも面白かったですね。
企画力と構成力に優れていた作品であったと思いますが、できれば、
各キャラクターメインの話をほぼ1話ずつではなく、もう少し膨らませ
る形で、2クールやっても良かったのではないかと思います。キャラの
持ち味が活かせていないキャラも何人かいますし。
まさか、限定版のDVDつき原作ライトノベルを予約してしまうほどに、
この作品にハマるとは思ってもいませんでしたが、付録DVDに収録され
ている番外編にも期待しています。
2017年03月31日(金) 19:54:48 Modified by verbose