さて、岸のピッチングがすばらしかったもんで気分がいいからもう一丁いこうか。日本シリーズでの完封勝利は８年ぶりだかの快挙らしい。祝杯だ。折しも時節は11月、日本酒のうまい季節でもあることなので、ひとつ酒のつまみになる奴を紹介。一昨年よしジェ郷土料理の旅を始めるまでは日本酒なんて縁がなかったというのに、いつしか相棒につられて今やこのありさま。尤も一昨年までフォアボールも知らなかったはずの相棒も今日はジェーンを置いて西武ドームまで日本シリーズ観戦に行っているくらいだから仕方がないか。

用意するもの

• いか（生食用）……１パイ
• 塩……大さじ2/3

ここで気をつけることは、かならず生食用のイカを使うこと。刺身用でもいい。いくら安くても加熱用は使うなよ！！STOP！食中毒！！

調理

1 イカを分解。


2 食べやすい大きさに切り、塩を加えて揉む。塩は一度に投入しないで3回くらいに分けるといい。ほんとの塩辛はここで一旦水洗いをして改めて塩を加えるらしいけど、まあいいよね、そのへんは。
塩の量はお好みなんだけども、イカ１パイに対して上記の量が上限だと思う。後で足すことはできるから、初めに入れすぎないよーに。この段階で手がヌルヌルべちょべちょになっているはずだから、塩はあらかじめ計っておこう。


3 よけておいたワタを入れる。具体的には下端をつまんで、そこから縦に切れ目を入れ、中身をこそぐようにして取り出す。案外固形というかゲル状なので、切れ目を入れただけでドロっと出てきてくれたりはしません。一人でやってるので両手を使う作業の写真は撮れないのが残念。ここは手で揉まなくても箸で混ぜれば充分だと思うす。

4 完成。お好みで味の素をどうぞ。


ほんまもんの塩辛は仕込みから完成まで１年とかかかるらしい。これはなんちゃって塩辛。とても素朴な味で所要時間は30分弱。

ATTENTION!!

保存食ではありません。冷蔵で３日が限度です。食いきらず４日めに突入した場合ジェーンは水洗いしてからフライパンで加熱し、水気がなくなったら皿にうつしてオリーブオイルで和えるという方法をとりますが自己責任でどうぞ。５日以上経過したら諦めて下さい。