このページは、主に神経科学に関することがらについて、気になることを集めたメモ集です。

fMRI の event-related design では、刺激系列が検出力に大きな影響を及ぼす。

M系列を利用すると、特に複数条件の場合に、ランダム系列に比べて、短い時間(つまり、少ない刺激提示回数)での検出力に優れた刺激系列を作成することが出来る(Buracas and Boynton, 2002)。ただし、M系列を使用した場合には刺激条件や総刺激回数に制限がある。

刺激系列の作成には、MATLAB上で動くスクリプト(mseq.m)が、参考文献の筆頭著者 Buracas氏のwebサイト(http://cnl.salk.edu/~giedrius/) で提供されているので、それを使用すればよい。


使用方法

  • 1条件の場合
    たとえば、"mseq(2,8)" とすると、stim (1) と rest (-1) の255 (2^8 - 1) 個のイベントによる刺激系列が作成される。系列をシフトさせたい場合は、"mseq(2,8,15)" などとする。
  • 2条件の場合
    たとえば、"mseq(3,5)" とすると、stim1 (1) と stim2 (-1) と rest (0) の242 (3^5 - 1) 個のイベントによる刺激系列が作成される。
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