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「重くない?」

返事の代わりに彼女が俺を強く抱き寄せ、顔が乳房に押し付けられる。
先ほどまで何度も揉み、咥え、吸い続けたそこには汗の雫があちこちに浮かび
それが集まっては深い谷間に流れていく。
それなのになお甘く、艶かしい女の匂い。
気がつけば彼女の手が俺の頭を子供にするよう撫でている。
そして繋がったままの内部は最中の激しさこそないものの、ゆっくりと収縮しながら
硬度を残した俺自身に柔らかく絡み付いて愛撫をくれる。

「しばらくはこのままで……」
少し掠れた呟きは、絶頂に向かうほど激しさを増す嬌声のせいか。
普段の穏やかさとは全く似ない奔放な喘ぎと弾む肢体。
その足が達する直前絡み付いたまま、まだ俺の腰をしっかり捕まえている。

「離れないって」
「あらあら、本当かしら?」

からかうように笑いながら、彼女は緩めた足をベッドに下ろす。
以前なら終わった後、さっさとゴムの後始末に取り掛かったものだが
今はこうして出したあとも繋がったままでいられる。
離れる必然が無くなったというより、離れがたい理由が生まれたせいか。

最中は激しく雄弁な彼女も、終わってしまえば穏やかな本来の姿に戻る。
だが女の部分は終わったあとにその本来の姿を現すのだと知った。
行為のあと、俺にしか見せない蕩けた表情に気だるげな声色のように。
絡みつく肉襞が大きくうねって愚息を絞り上げるのは、残った一滴の精液ですら
余さず搾り出さねば気がすまないせいか。
そうして先端に感じるのは下りてきた子宮の硬質な圧迫感。
男の精を残さずに吸い上げる、女にしかない貪欲な器官。

彼女の希望を淹れ、初めて生で彼女とひとつになったとき
俺はその魔性のメカニズムに捉われ、女への畏怖を感じながらも虜になった。
手と足でしっかり逃げられないよう拘束され、男の精を全て吸い尽くされる快感。
行為が終わっても離れることを許されず、さらに次の射精を要求する肉体の罠。
恐怖に駆られて彼女の表情を確かめずにはいられなかった。

そこにあったのは、いつもと変わらぬ慈愛に満ちた母性すら感じる優しい微笑み。

「あらあら、どうしたのですか、そんな顔して」
「いや……なんでもない」
「でも、また……みたいですね?」

唇が悪戯っぽく吊り上り、内部に引きずり込むような締め付けが加わる。
あずささんの中で、俺の愚息はもう次への意欲を露にしているらしい。
それが俺の意思なのか、彼女の意思なのかはどちらでもよかった。
本能のまま、お互いの体を貪りあうだけの話だから。

「離れないっていっただろ?」
「まあ……嬉しいです」
彼女の拘束が緩むのは行為再開の合図に間違いない。
俺は自由になった上体を持ち上げると、ゆっくり腰を動かして力の入り具合を確かめる。
どうせ空になるまで離れられないのは分っている。
膣内に満ちる愛液と精液をこね回し泡立てながら、俺は全力で腰を打ち込み続ける。

おしまい。

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