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「Insert」シリーズ#9 「見せてごらん」 雪歩編

「見せてごらん」

桜色に染まった耳朶にそう囁くと、仰臥した少女は恐る恐る足を開いていく。
だが膝を立てたその間は、蓋をするよう手のひらで押さえられている。
その仕草はようやく男に慣れることができた少女の羞恥の名残でもあるが、
今ではこれから始まる交わりのための前戯の一部となっている。
無論彼女もそのことはよく分かっており、目を凝らしてみれが
白い指が花弁の輪郭に沿って小さく蠢いているのが見て取れる。
本人は隠しているつもりでも、その手は焦らすという役目しか果たしていない。
少女自身と、それから俺の性欲とを。

「あれ、今日は欲しくないのかな?」
今度は耳朶を唇で挟みながら、囁いたあと舌で産毛の感触も確かめる。
少し焦った様子で首を横に振るのを見て、さらに駄目押しをする。

「それならちゃんと開いて見せてくれないと……」
「わ、分かっていますけどぉ……やっぱり恥ずかしいですぅ……」
「じゃあ今日はやめておこうか?」
「…………ぃゃ」


お決まりのやり取りを経て、ようやく掌の蓋がずらされる。
柔らかく淡い翳りの下、ひっそり姿を現した小ぶりな花襞は
開花する前の今、まだ蕾のようにその口を閉じ合わせている。

「……いやっ、そんなに見ないでください」
「綺麗だよ、雪歩のここは」
「そんなぁ…あっ、息……くすぐったいですよぉ」
「気持ちよくない?」
「そんなぁ……分かってるくせに意地悪ですよぉ」
「雪歩の言葉で聞きたいんだよ、してほしいことを」
「じゃあ……キス、してください」

唇を軽く押し付けるだけのキス。
最初から花弁を舐めまわすような不躾な真似はしない。
彼女をベッドで扱う全て、耳元で囁くのも、体に触れるのも、その全てを優しく丁寧に。
それを貫くことでようやく彼女は心を開き、そして俺に体を許してくれた。
男は怖いものではなく、セックスは限りない喜びをもたらすもの。
それを理解したことで雪歩は女としての魅力を爆発的に開花させた。



「もっと……」
軽いキスで唇を離した俺に、雪歩はさらなる愛撫をねだる。
太ももに置いた手のひらが動き、指先が自らの花弁を開いてみせる。

「な、中も……してください」
名前のような白い肌、その隠された部分だけが濃い肌色をした花弁が開かれると
鮮やかなサーモンピンクの内壁が露になり、蓄えられていた透明の粘液が糸を引いて
明かりに反射してキラリと光る。

俺はたまらず舌を伸ばすと、奥から次々と湧き出してくる愛液をすくい取る。

「やぁっ、ふぁあ……いゃだぁ……んぁああ!」

快感に腰をくねらせる雪歩の太ももを両手で押さえ、花弁をなぞるように舌を巡らし
溢れる愛液を味わいながら徐々に舌を侵入させていく。
もちろんこれは狭い膣内をこのあとの行為に慣れさせるためである。


時間をかけた愛撫で何度か軽く絶頂した雪歩が、その肢体の力を抜いたのを見計らう。
大きく開いた足の間に腰を進め、とっくに準備のできている俺自身を待機させる。

「雪歩、どうだった?」
「……はぁっ、はぁっ、す、すごく……気持ちよかったですぅ」
「じゃあ、もう満足?」
「ダメ……もっと」
「どうして欲しいか教えて?」
「ここに……ください」

今度は躊躇いなくその手を伸ばすと、両側から花弁を引っ張って開いてみせる。
サーモンピンクの肉襞はすっかり充血し、溢れ出す粘液をテラテラと光らせて
挿入を待つ雪歩の膣口。
張り切った亀頭を押し付けると、そのままゆっくり中に沈めていく。

「ふぁっ、あぁああ、あっ、はぅうん、は、はいってくるぅ……」
「どう、雪歩……気持ちいいか?」
「は、はぃっ……あっ、うぁああ、すごいぃーー!」


おしまい

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