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一般的に枕営業というものは、仕事に窮した女優やアイドルが
仕事と性欲を持て余している男監督や社長にその身を任せる、芸能界の忌まわしき癌である。
大半の女性は涙を飲んで意に沿わぬ泥海に足を踏み入れ、その美しい身を汚される。
ただ、その例から漏れた人間も極稀に存在している。
日高舞――彼女は以上の常識が通用しない、数少ない女性であった。
デビュー当時、彼女はある番組プロデューサーの魔手にかかって枕を抱かされる事態に陥った。
件の男は己の目に留まった十四歳以下の美少女を片端から罠に嵌めて
救いの手を差し出す形をとって、彼女らの瑞々しい肢体を貪り尽くす事で有名だった。
その下劣極まりない色魔に辱められて、少女たちの流した涙量は太湖にも劣らない。

だが、日高舞は違った。

当時若齢そのものな彼女は、ベッドの上で百戦錬磨の彼を相手に善戦し
さらには徐々に圧倒し、あろうことか最後には屈従せしめたのである。
彼女と寝た、いや、闘った番組プロデューサーはその日以来女性恐怖症になり
アイドルどころか妻娘さえも寄せ付けなくなった。
それどころか、この時の無理が祟って心身を患ったまま、一年後に鬼籍へ名を連ねてしまう。
彼が最後、命乞いをしてまで捧げた仕事の山を、舞は着実にこなして
短期間で一躍トップクラスのアイドルに昇り詰めた。
それに味を占めた彼女は、次々と強者を求めて男を組み敷いた。
枕営業など、彼女にとってはレッスンの合間に口笛混じりで行う趣味の一環に過ぎない。
ベッドに登った彼女の前では、女肉を喰らう虎狼ですら歯欠けの痩鼠と化す。
彼女に関する恐報は、瞬く間に業界全体に広まり、男たちを震撼させた。
大抵の者は喰われる前に特上の仕事を舞に供物として捧げ、事なきを得た。
だが好き者の男たちも少なからずいた。
彼らは、数々の男を屈服させる美少女の手腕がどのようなものか知りたがった。
そして次々と彼女へ挑戦し、肌を重ねた。しかし唯一人を除いて、彼女に勝つ事はなかった。
ある者は精神を病み、ある者は体調を著しく崩し、ある者は性的不能になり
ある者は命からがらベットから抜け出て生還したものの
ひと月のうちに河童の皿並みの禿げを頭頂部に賜ったという。
日高舞に挑み、打ち勝った唯一の人物については順を追って語る事にし、本編へと入ろう。

   #  #  #

「はてさて……何とも厄介な事になったもんだ……」
961プロダクションの社長、黒井崇男は眉間に深い皺を寄せながら
陰鬱な気分でテレビ局の廊下を歩いている。
その足取りには、いつもの鼻につく気取った様子が微塵もなかった。
「黒井ではないか」
聞き知った声がかかったので彼は後ろを向いた。
年を感じさせない精悍な顔つきをした、初老の男性が立っている。
「高木か……、ふんっ、今は貴様なぞに構っていられない」
「はは、それもそうだな」
高木のその笑みを、黒井は見逃さなかった。
「……今、笑ったな!」
「すまないね。君の顔を見ると、つい……」
「失礼な奴だ! 私の顔のどこが可笑しい!」
声をヒステリックに発して眉尻を吊り上げる彼に対し、高木は至って冷静に対処する。
「日高舞の『接客』を怠ったそうじゃないか。人の口に戸は立てられないものだよ、君」
それを聞いて彼の顔色が苦虫を噛み潰したように変化した。
「ふん、下らない噂だ。真に受けてどうなる」
「じゃあ実際はどうしたと言うのかね?」
高木は相手の顔色を窺いながら尋ねた。黒井の表情がさらに曇っていく。
「それは……んんっ! 一流アイドルの日高舞が訪ねに来たのだ。
 まあ私が直接会っても良かったのだが……生憎外せない用事があってだな。
 これも経験を積ませるためと、ジュピター諸君に応対させたのだ」
「事務員は?」
「……。その時には、女性事務員しか居なかった……」
「君と同じく、逃げ出したようだね」
「うるさい! 逃げ出したのではない。撤退し、態勢を立て直していたのだ!
 日高舞は人災、いや、天災のようなものなのだからな!」
彼は自分に言い聞かせるようにして高木に論じた。
「その天災に、君は罪もなきジュピターを投げ入れたという訳か。
 飢えた虎の小屋へ子兎を放すようなものだ。
 親の君にそのような事をされるなんて……全く、哀れな話だよ」
「……」
「彼らは今、何をしているんだね? 最近テレビに出ていないようだが……」
「……彼らは、衰弱しきって……病院で治療を受けている」
黒井は髪の毛を掻き毟りながら、叫んだ。
「ああああああっっっ! 本来ならばジュピターは国内外でのライブ、番組のレギュラー数本に
 新曲の発表と、今最も稼ぎ時だったと言うのにっっっ! どうしてこうなる!
 くそぉっ、これも全てあの日高舞のせいだ!」
「彼女のせいにするのは止めたまえ!」
高木が凛とした口調で眼前の黒井に告げた。
「自らの命のみに固執して、大事な子供を死地に放つ親には相応の報いが下るものだ。
 まあ貧相な君では、日高舞は決して満足しないだろうがな」
「貴様……! ふん、口では何とでも言える。私は彼らの指導者という立場にある男だ。
 指揮官の首を落とされた軍隊は統率を失う。自分の立場を鑑みて、私は判断したまでだ。
 私は間違っていない! 貴様も利口なら分かるだろう」
ところが高木は首を縦に振らない。
「いや、分からないな。いつだって相手に誠意を込めて応対し
 気持ち良く帰ってもらうのは接客の基本だ。
 我が事務所はその点で心配は要らない。優秀な人材が豊富だからね」

   #  #  #

「こんにちは。高木社長に通してもらえないかしら」
当の日高舞であるが、彼女は765プロダクション事務所を至って平和に訪問していた。
アポイントメントのない応対に音無小鳥が困っていると、天海春香のプロデューサーが取り成した。
「すみません、生憎社長は出かけております」
「あら、残念ね」
「すぐに帰ってくると思いますので、それまで私たちがご用件を承ります」
「貴方たち?」
彼はその場にいたプロデューサー陣に目配せした。
すると彼らもその意味を察して彼の下に集まる。
その場にいない者は携帯で連絡を取り合った。
「はい、社長からは舞さんのご用件を詳しく聞かされておりますので、ご安心を」
「ふーん……果たして安心出来るかしらね」
「ええ。きっとご満足していただけると確信してます。
 さあ、ここでは何ですから、場所を変えてお話を……」
そう言って彼らは彼女を外へと連れ出した。
向かった先は都内の某高級ホテルである。
そこだけ見れば多少不自然であるが、接待には申し分ないと言える。
だがここからが違った。
「一九八四年の新町駅の切符を預かっている者ですが……」
そうフロントに告げると、受付の人間は笑いながらこう言った。、
「お待ちしておりました。どうぞこちらへ」
係の者に案内されて非常口から地下室へと向かう十三人。
まず一般客は入られないようにロックが仕掛けられた扉の数々を潜り抜けて、彼らはある部屋にたどり着いた。
この部屋は例の新町駅に関する符合を告げないと案内されない特別な部屋なのだ。
ちなみに新町駅は一九八四年どころか、とっくの昔に廃駅となっている。
「こちらでございます」
「うん、ありがとう」
扉を開けるとそこは一流ホテルのスイートルームに勝るとも劣らない広さの部屋だった。
四方は硝子張りになっているため、空間が無限にすら感じられる。
ただ不自然なのは、果たして何人で寝るのかと思わずにはいられないキングサイズのベッドである。
明らかに扉より大きいため、恐らくはこの部屋用に作製されたものなのだろう。
部屋には大型の浴室や冷蔵庫、キッチン、クローゼットも存在していた。

   #  #  #

「では始めましょうか」
「ふふっ……いいわよ」
舞が了承すると、プロデューサー陣は寄ってたかって彼女の服を脱がし
思い思いにその完熟した肢体を触り始めた。
豊かな肉付きの乳房や尻肉……それに対して経産婦とは到底思えない程見事にくびれた腰……。
美貌は言うまでもない、まさに最高にして完璧な女性だった。
「舞さん……」
プロデューサーの一人が口付けを求めると、舞はそれをやんわりと制した。
「駄目よ。キスは『あの人』だけのものだから」
「……!」
「あの人を怒らせたくないでしょう。貴方たちも」
「し、失礼しました……」
「ふふ……」
気を取り直した彼は生地を捏ねるようにして彼女の胸乳を丹念に揉み始める。
厚く硬い男たちの手によって、舞の体は徐々に熱を帯びていった。
「窮屈でしょう? そろそろ、貴方たちのも見せて……」
舞の言葉に従い、男たちは各々ネクタイやシャツ、ズボンを脱ぎ捨てて諸肌脱ぎになる。
いずれも堂々とした態度で、己の鍛え抜いた筋骨逞しい肉体を惜しみなく相手に晒した。
ずっしりとした長々しい陰茎は全て、天に頭を向けて強かに反り返っている。
「あらあら、こんなに立派なのが沢山生えていると、目移りしちゃうわ……♪」
舞は赤い蜜舌で自身の口唇を一舐めすると、めぼしい大振りの壮根を
両手に二本握り、交互に舐めしゃぶる。
「んっ……、ちゅぱっ……、ちゅっ……」
彼女が二本の肉竿を吸っている間、ある者は濃い陰毛をかき分けて
使い込まれた恥門を押し開き、舐め縋った。
またある者は、前穴ほどではないが玄人の風格漂う落ち着いた桃色の女肛にその舌を挿し入れた。
見事なバストに吸い付いて大きな赤子になる者も多い。
「あらっ、貴方たち、私の腋が好きなの?」
そして中には、執拗に腋肉ばかりを追い求めて、舌を這わせる者もいた。
彼女の腋からは陰部にも劣らない深いフェロモン臭を発していて
それが雄の本能を昆虫のように引きつけていた。
いやらしい臭いの腋肉は、唾液滴る男の舌に愛撫されて一層臭いを濃厚にしていく。
「出ますよ、舞さん……!」
「あああっ……!」
フェラをさせていた男二人は、そう言って彼女の口内に精汁を吐射した。
強烈な猥臭が彼女の喉を通って鼻腔に満ちていく。
「んふ……美味しい」
鈴口の精液まで舌で拭った彼女は、早速控えていた逸物を三本口に寄せて一気に頬張った。
「いきなり三本とは……流石ですね」
それを舐めているうちに恥部を担当していたプロデューサーが
逸物を握り締めて淫穴に臨もうとしていた。
それを流し見た舞は彼女に話しかける。
「貴方は誰の担当かしら?」
「俺ですか? 俺はアイドル・天海春香を担当しています」
「そう。あの子にはうちの愛が以前お世話になったわ。ありがとう」
「いえいえ、うちの春香も愛ちゃんと仲良くしてもらって嬉しいですよ」
「それじゃあ……愛の代わりと言っては何だけど、私を味わってくれる」
「喜んで。……では、ありがたくいただきます」
春香Pは彼女の後背から、唾液と愛汁にまみれた恥穴へゆっくりと己の分身を挿入していった。
「んっ……これは……!」
彼は三分の一ほど挿入した時、その違和感に気づいた。
豪華絢爛の空城に足を踏み入れた兵士が、突如物々しく武装した軍隊に槍弓を構えられた。
例えるならそんな状況下での驚愕が彼に襲いかかったのだ。
「どうかしら? 私のココ……お気に召して?」
「さ、流石ですね……」
春香Pは冷や汗をかいてそれだけを告げた。
彼は童貞ではない。女の味くらい、とうの昔に知っていた。
だがこんな女体の穴が存在するなど、体験どころか想像した事もなかった。
その女穴はまるで、男を悦ばせ、虜にし、支配するためだけに神が創りたもうた
至宝の一品と言って良かった。それほど内部は天井知らずの心地良さで、世界が違っていた。
そしてまた、その快美は禍々しさに直結している。
彼女に挑み散っていった男たちの放った遺伝子の怨根が渦巻いているようで恐ろしかった。
「どうしたの? いっぱい味わっていいのよ?」
「は、はい……。では……!」
1セット抜挿すると、凄まじいまでの快楽が局部を襲った。
気を抜いたら瞬殺されかねないほどの圧倒的快楽――
果たしてこの魔物のような女穴を落とす事などできるのだろうか。
「くぅ……! ううっ……!」
険しい面持ちで舞を攻める彼の姿に、周りの仲間は戦慄を覚えた。

「ユッキーのプロデューサーはいらっしゃる?」
涼しげな顔で舞は彼らに尋ねる。
彼女の下で乳を弄っていた男が顔を上げて彼女に目をやった。
「雪歩の事でしたら、俺ですが……」
彼の姿を見て、彼女はにこりと微笑みかける。
「貴方ね。愛が仲良くしてもらって一度お礼を言いたかったの」
「どうも……」
「だから……」
彼女は体勢を変えて欲しいと周りの人間に伝えた。
それまで彼女を攻めていた春香Pは、彼女の下に潜り込んで下から突く形を取る。
彼女はその巨尻の肉を左右に寄せて、中央に鎮座する秘肛を晒した。
「ここに、挿入れて」
「しかし、それでは……」
雪歩Pは清潔さを考慮して尻穴へのアプローチは最後にするべきと思っていたので困惑した。
舞はそんな彼に対して振り向きながら言った。
「いいのよ。来る前に綺麗にしておいたから。
 それに……私のお尻、味わったら二度と他の娘と楽しめないくらい
 病み付きになっちゃうらしいの」
彼女は玉尻を細かく震わせて、雪歩Pを淫らに誘う。
「ねぇ……早くぅ……。私の腹ペコお尻マンコに、貴方のザーメン一杯ご馳走してェ……」
しっとりと湿った淫肛は紅唇のように妖しく口を開閉し、艶香を発する。
雪歩Pは生唾を飲み込み、その魅惑的な秘肛を挿し貫いた。
「くぅ……!」
「んぅ……っ」
春香Pと同様に、彼は恐れおののいた。
一体どれほどの経験を積めば、このような淫乱な妖孔が出来るのか知りたかった。
肛肉の襞一枚一枚が、彼の逸物にねっとりと絡みついてくる。
「いくぞ……」
「……ああ」
二人のプロデューサーは合図をし、死地へと突入する勇士の気迫をもって
激しい抜挿を開始した。前後の二穴を交互に侵突し、その勢いで乳肉が兎のように乱舞する。
「あはぁあっ! いいわぁ! お尻のおちんちんもっ、オマンコのおちんちんもっ、美味しくって最高♪」
淫行に乱れる彼女の姿を見て、誰があのスーパーSランクアイドルと思うだろうか。
いや、真のSランクアイドルとは本来このような凄まじい力を備えているものなのだろうか。
「くっ……ああっ、もう……!」
二穴を攻めていた両プロデューサーは鼻声で苦しげに唸った。
「おいっ、もう少し粘れよ! お前も!」
他の男たちが彼らを励ますが、元々短期決戦で特攻した彼らはもう秒読みの域だった。
「あはぁん♪」
その時だった。いきなり両孔が強く締まり、彼らを瞬時に昇天へと導いたのである。

『悪魔の抱擁(デビリッシュ・ハグ)』――

13年前の美少女アイドルが多くの男性を魅了、そして震撼させた必殺の淫技は
現在もなお健在であった……。
噴水のように爆射された性汁の感触に満足し、彼女は目尻を下げてとろけた恍惚の笑みを浮かべた。
「うふふ……ごちそうさま♪」
冷害を受けた稲穂のように萎えた逸物二本が、一対の淫穴から滑り落ちる。
微かな湯気と共に、精汁が糸を引いて垂れ下がっていた。

   #  #  #
「さあ、じゃんじゃん舞ちゃんをハメまくってぇ〜♪
 お尻もオマンコも、……貴方たちの精液を、限界まで絞ってあげるから」
精汁を垂らす痴穴を彼女は大きく開いて見せて男たちの煩悩を挑発した。
その余裕綽々ぶりは畏怖心と同時に抗い難い劣情の渦をも発生させ、苦しめた。
「……次は俺が逝く」
そんな空気を断ち切って彼女の前に参じたのは律子Pだった。
「待て、お前が逝くなら俺も連れて行け」
それに遅れて鬼穴に挑むのは美希Pである。
「あらっ、貴方たちが相手?」
舞はやや声のトーンを落として言った。
それというのも二人の逸物は、真珠付きとは言え
標準サイズに毛が生えた程度の大きさだったからである。
巨根好きの彼女にとって、彼らのペニスは物足りなく感じたのだ。
「では、参ります」
律子Pが前門、美希Pが後門に陣取り、その逸物を突き挿した。
二人は春香Pたちを上回る腰速で、彼女を犯し始める。

(……! これは……!!)
二人の間に挟まれた舞は早速、彼らが容易ならざる相手だという事と気づいた。
「ああんっ……! ああっ……!」
彼らの特技はツイストをかけたピストン責めである。
そして、この二人は並外れたコンビネーションの使い手だったのだ。
ひたすら膣壁を刺激する彼らの性交スタイルは、舞を翻弄していく。
彼らはウィークポイントを素早く見つけて、的確に突いていった。
彼らの逸物が帯びている一際目立つ大小様々な肉疣が、その猛攻による快感を更に加速させる。
「あはぁあっっ! やぁっ、やあん……っっ!」
「どうですか、舞さん? 中々の心地でしょう」
この二人のプロデューサーは、しばしばパートナーである律子と美希を絡めた乱交に興じる。
そこでは唇と胸を重ね合う律子と美希が、彼らに挟まれて果てるのが日常の風景だ。
それぞれ律子Pが右回り、美希Pが左回りへと腰を捻らせて煩悩の淫渦を描くこの秘技
『蜜肉曼陀羅(レチェラス・サークル)』で、彼らはこの淫魔を落としにかかる。

「勝ったな」
響Pが彼らの戦い振りを見て、勝利を確信した後、貴音Pが注意を促す。
「! いや、待て……様子がおかしい!」
まさかと思い男たちが観察すると、律子P・美希P双方の顔から先ほどまであった余裕が消え
代わりに焦りの色が濃くなっていった。
それというのも、セックスに関しては天賦の才を持つ舞は
膣圧を巧みに調整してツイストと逆方向の捻りを与え、この性技の効果を弱めていたのだ。

名づけて、『反逆の螺旋(レベル・ヘリックス)』!

二人は負けじとツイストをかけたピストンを打ち込むが
コツを覚えた舞の力強い性力に引っ張られ、終いには同回転を与えてしまう緊急事態に陥った。
「ダブルツイストピストン、敗れたり〜♪」
「くぅ……!」
「あ、ああっ……!」
最後にまた『悪魔の抱擁』を受けた彼らは、両孔にその遺伝子を無様に吐き散らせて果てた。

   #  #  #

「くっ、すまん……」
「まさか……『蜜肉曼陀羅』が敗れるとは……!」
倒れ臥した律子Pと美希P――しかし、相手はますます英気を得て艶やかに輝いている。
「仕方ない……こちらも決死の覚悟で逝くぞ!」
あずさPが他のプロデューサーに叫びかける。
「何か策があるのか!?」
「ああっ! 亜美P、やよいP、伊織P……! 『アレ』を頼む!」
視線を向けられたのは同じ顔、同じ声、同じ体格をした三人の男である。
亜美P、やよいP、伊織Pは珍しい三つ子のプロデューサーであり、765プロでも異彩を放っていた。
「アレって、切り札の事か!?」やよいPが尋ねた。「あれが抜けたらマズいぞ!」
「分かっているっ! だが……このままでは、俺たちは各個撃破を待つのみっ!
 そうなれば……未来には敗北しか待っていないっ!」
「確かに……何か突破口が欲しいな」
険しい表情で伊織Pが呟いた。
「そうだっ! だから頼む! アレで……その突破口を作ってくれないか!」
三兄弟はしばらくの間黙っていたが、やがて亜美Pが前に進み出る。
「作れる保証はないぞ。それでもいいんだな……?」
「ああっ! それでも俺は……!」
「……分かった」
彼らは互いの顔を見合って拳を合わせた。
「チャンスは一度だけ、……だがっ!」
「俺たち兄弟三人の名誉をかけて……っ!」
「お前たちに勝利のバトンを繋ぐっっ!」
仲間に固く誓った三兄弟は、数々の男を屠ってきた魔女に向かい合った。
「次は、貴方たちね……」
舞は不敵に微笑した。
「我々三人で相手いたしますが、よろしいですか?」
「……。……いいわよ、三人まとめてかかって来ても」
二連勝した日高舞は確かに手強い。しかし、唯一つだけ彼女自身見落としている泣き所があった。
それは僅かな驕り――ここで用心をして各個撃破していたならば
プロデューサー陣に勝ち目はなかっただろう。
まさにこれが勝利を分ける斗い(たたかい)となる。
「逝くぞ!」
「応っ!」
三人は彼女の足前に直列で並んだ。
唇・膣・肛の三穴で攻めるとばかり思っていた舞は、そのフォーメーションに強い違和感を抱いた。
しかし、それは遅かった。先頭の亜美Pが美肛に深く自前の巨根を差し入れ
それを軸にし、彼女を仰向けにひっくり返す。
「まさか……!」
やよいPと伊織Pは左右に別れ、間髪入れずに二方向から膣門へアプローチをかけた。
二本の成根、そしてその肉帽が彼女の痴穴に深く潜り込んでいく。
「『精・三位一体(サントリニテ)』っっっ!!!」

   #  #  #

「いやあぁぁっ……!!」
三兄弟はぴたりと息を合わせて、最強の女体を攻略すべく奮闘する。
三つ子だからこそ出来る、完璧なまでの連係である。
後方から見たその勇姿は、さながら天下に轟いたあの三ツ葉葵のようだ。
「ああんっ……だ、駄目ぇっ! オマンコ壊れちゃうっ!」
舞は息を大きく荒げて、髪を振り回して悶えた。
三兄弟は彼女に反撃の余裕を与えまいと、額と背中に大粒の汗を流して容赦なく蹂躙する。
狭い膣路を強引に爆根二本が押し合いながら、交互に奥の子室を叩くため
その強烈な圧迫感は計り知れない。
二人の繰り出す効果は、下敷きとなっている亜美Pの豪快な肛撃によって、本来以上の威力を発揮している。
その逸物は、前穴二本の巨槍が引き下がった絶妙なタイミングで
裏から子宮を刺激するのだ。
「俺たちも加勢するぜ!」
彼らの善戦を後押しするために、真Pが舞の口内をイマラチオで攻め立てる。
射精量に定評のある彼が爆発したのならば、余裕を取り戻す所ではないだろう。
それに続いて千早Pと響Pが左右に張り付き、彼女の淫猥な腋肉を逞しい肉茎で責める。
貴音Pは腰に馬乗りになって乳を弄んだ。
彼らに全身を性器として扱われ、舞は息つく間もなく姦された。
さすがの彼女もこの猛交になすすべなく、荒々しい肉欲の渦潮に飲まれていく。
「『白い三連精(ジェットストリームビックバン)』っっっ!!!」
雄々しい掛け声と共に、それまで交互に犯していた二本の巨槌が一遍に奥を貫く。
それと共に肛孔の奥に亜美Pの猛根が剛挿される。
三本の精槍は一瞬身震いした後、夥しい濃精を深奥に豪射した。
「んぶぶぶっっ……!!」
同時に真Pも彼女の喉奥に大量の精汁を流し込んだ。
彼女は一時的に喉を塞がれ、口から苦しさのあまり盛大に吐瀉する。
千早Pと響P、そして貴音Pも連なって射精し、彼女の全身が瞬時に白く染まっていく。
「さあ、回復する間を与えるな!」
そこへ休息し英気を養っていた春香Pと雪歩Pが立ち上がる。
彼らは雪辱を晴らすべく再び猛槌を繰り出し、彼女の体力を道連れに絶頂に達した。
「今度はさっきのように逝きませんよ……!」
律子Pと美希Pは改良した性技『真・蜜肉曼陀羅(マーヴェラス・レチェラス・サークル)』を繰り出した。
これは一つの穴に双根を挿し入れた蜜肉曼陀羅であり、互いの回転が更なる加速を生み続け
指数関数的に破壊力を増す必殺技である。
同時にそれは技の発動者の精射時間を急速に縮める諸刃の剣でもあるのだが
彼ら臆す事無くその技を駆使し、眼前の女魔王撃破に死力を尽くす。
「あああああっっっ……!!!」
死闘の甲斐あって、ベッドに登って以来彼らは舞を初めての絶頂へと導かせた。
それに連なり、彼らは二穴に交撃を絞って、精魂、いや、精根尽き果てるまで
精汁をドクドクと注入し続けた。その合計回数はおよそ二十四射。
二穴合わせるだけでも四十八射に届く、魂のせめぎ合いだった。
「トドメです! ……ファァァイナァァァァァァルゥゥっっっ!」
「サァントリニテェェェェっっっ!!」
「インパァクトォォォっっっ!!!」
最後は三兄弟が駄目押しの爆射精を強かに叩き込んだ。
「んあはあああぁっっっっ!!」
全身に深い肉悦を刻み込まれた舞は、強く甘美な痺れを信じられないくらい長く感じ続け
その昇天の末、ベッドシーツにぐったりと身を沈めた。
「はぁ……! はぁ……!」
「ど、どうだ……!」
プロデューサー陣は足腰に強い疲労を覚え、汗だくになりながら彼女の様子を見守る。
するとその時、ベッドに伸びていた舞が生まれたての子鹿のように四つん這いで立ち上がろうとした。
男たちは冷雹が突き刺さったかのような衝撃を受けた。
(あれだけの性撃を受けて、なおも立ち上がろうとするのか……!?)
(これが日高舞……伝説のスーパーアイドル……!!)
もう彼らに再戦するだけの体力は残されていない。彼女が立ち上がった時、彼らの敗北は決まる。
十ニ人の男たちは固唾を飲んで、彼女の姿を凝視した。

「……! んああっ……! あはぁっっっっ!!!」
舞はあと一息の所で二穴から大量のザーメンを噴出させた。
プロデューサーたちの魂を削って注いだ精汁は
まるで蓋の開いたマヨネーズ容器を踏んだように発射され
弧を強く宙に描いてシーツにダイブしていった。
舞は注がれた量の半分以上を出し終えると、また気を失ってベッドに身を落とした。
「やった! 我々の勝利だ!」
彼らが互いの体を支え合って、歓喜に打ち震えた。
「この事を社長に……、知らせ……」
「!? おいっ、春香Pっっ!」
疲労のあまり倒れかけた春香Pを、ドアを開けた人物がとっさに庇う。
彼らに馴染み深い男の顔がそこにあった。

   #  #  #

「社長!」
「良く頑張ったね、君たち。面倒事を押し付けて済まないね」
高木順一郎は各々の表情を見て、彼らの働き振りを労った。
「は……はは……、これくらい何でも……」
親指を立てて、春香Pは笑って見せた。
「これからの事は私に任せ、君たちは休んでくれたまえ」
「……。では……、後は……頼みます……」
彼らは最後の気力でそれだけ告げると、次々と倒れて床に泥のように眠っていく。

「辛勝……と、言った所か」
戦跡をじっと見つめ、高木は舞に近寄る。。
「満足していただけたかね? 舞君」
「……」
声をかけられても、彼女はグッタリして荒息を吐いている。
彼はバスルームの布巾を用いて、彼女の身体にまとわりついた淫汁を丁寧に拭う。
あまりに大量なので、すぐに布は精液まみれになった。
何度も洗面器の水を交換して絞って念入りに拭き取っていく。
「んっ……」
そうこうしているうちに、舞の意識がはっきりと戻った。
「気がついたかな」
「ええ」
「やれやれ……部下たちはまだ伸びているというのに……」
高木は溜息をついて手拭いを絞った。
「……喉が渇いたわ」
開口一番に発せられた言葉がこれだった。そんな彼女に彼は優しく対応する。
「ペットボトルのお茶だが、飲むかい?」
「ええ、いただくわ」
渡されたペットボトルの蓋を開け、彼女は喉を鳴らして
半分まで一気に胃に流し込み、喉を潤す。
「……十三年前のあの頃と同じね」
舞は飲みかけのペットボトルを彼に手渡した。
「セックスで気を失った私の身体を拭い、貴方は飲み物をくれた……」
「あの時は確か……」
「缶コーヒーだったわ。今でも覚えてる」
あの時、初めて味わった敗北の味は苦く、そしてどことなく爽やかなものだった
と彼女は言った。そしていつものように人妻とは思えないほど愛らしい笑みを彼に向けた。
「こんな感覚は久し振りよ。時折、半ダースでいいから彼らを貸してくれる?」
「ははは、ムチャを言わないでくれ。彼らは明日も働いてもらうのだから」
「ふふ、そうね。それにしても、随分骨のある子たちだったわ」
彼らは対日高舞用に自分は直々に鍛えて育て上げた精鋭部隊であると、高木は漏らした。
「貴方が相手でも良かったのに」
「流石の私も、昔のようには行かないよ。
 この十三年間で君は女としてますます成熟し、私は男として老いた。
 勝負にならんよ。逃げ出した黒井についてとやかく言えないな」
「そう……残念ね」
何を隠そうか。ここにいる高木順一郎こそ、十三年前の日高舞を単身で返り討ちにした唯一の人物なのだ。
彼女はその性戦の後に懐妊し、引退して彼の娘である「愛」を儲けた。
「愛は元気に育っているわよ」
「第二の君に成り得る逸材だね。父親として陰ながら応援させてもらうよ」
彼女はその言葉が言い終わらないうちに、彼にキスをした。

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素晴らしい

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Posted by あ 2012年06月13日(水) 18:28:14 返信

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