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この会社の面接のとき、小さな事務所の中を見て驚いた。
その貧相な模様にではない。
事務机に向かう女を見て息が止まりかけた。
その女は俺が長年探していた女だったのだ。
決めた。ここに入社する。
復讐のために。


「もう一軒いっちゃいますかぁ〜」
「電車なくなっちゃいますよ」
「泊まればいいでしょぉ?」

わりと簡単にホテルに持ち込めた。
さて、復讐の刻だ。

「ひさしぶりですね」
「え?」
「覚えていませんか、13年前のこと」

俺が小学生の頃、よく遊んでくれたお姉さんがいた。
友達が塾や習い事で都合がつかず、ひとり公園にいたときに出会った。
次第にお姉さんと遊ぶ機会が増え、そのうちお姉さんの家にも上げてもらったりした。
はじめはゲームをしたりマンガを見たりしていたのだが…

「ねえ、ぴーちゃんは好きな子いないの?」
「学校の女なんてガキだよ」
「なるほどねぇ〜」

お姉さんがにやついたかと思うと、唇に柔らかいものが触れた。
これがはじまりだったのだ。
日に日に行為はエスカレートし、触り合うようになった。
服の上から胸を触っていたのがじかに触るように、ズボンの上から触っていたのが生で。

「かわいいー」
お姉さんが暖かいタオルで俺のちんちんを拭く。
「どう、気持ちいい?」
「なんか変な感じ」
「じゃあ、こうしてやるっ!」
お姉さんが俺のちんちんに顔を近づけ、口に入れた。
そのとき、本当に食べられてしまうのではないかと恐怖したのだった。
その一方で、尿意とは違うが何かが出そうな感覚に我慢ができなくなった。
「あっ、ぁぁやめて、もれる!」
「ふへ?」
お姉さんは慌ててちんちんを離したが、その瞬間、顔にかかった。
得体の知れない液体が自分の身体から出た。
「なにこれ」
「男の子はね、気持ちよくなると出るの」

その日はお姉さんとシャワーを浴びて帰った。

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