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秋月律子は765プロ傘下の新事務所を昨年末に設立した。
元トップアイドルであるこの才女は、プロデュース業においてもその才を如何なく発揮している。
新人とは思えないその並々ならぬ手腕に、多くの業界人はタジタジとしているが
それは低ランク時からずっと傍にいた敏腕のプロデューサーの
影響を多分に受けているからだと765プロの社長・高木氏は述懐する。
彼女は精力的に様々なアイドルたちを発掘し、緻密なスケジュール下で育成していた。
どんな仕事でも至極簡単に済ませてしまう彼女は
多くのアイドルたちや事務員たちから尊敬され、また頼りにされていた。
「りっちゃん、お腹触っていい?」
つい先ほど仕事を終えて帰ってきた双海亜美は、机で書類に目を通していた律子の顔色を伺いながら尋ねた。
律子は元プロデューサーで現在当事務所の社長となった男と今年結ばれ
早くもその腹部には彼の子供を儲けていた。
彼女自身は手掛けたアイドルプロジェクトにギリギリまで関わりたいと望んでいた。
そのため、下腹部が膨らみ始めてスーツがそろそろ着られなくなるだろうにもかかわらず
彼女は産休を取らないでアイドルの管理をしていた。

「んー……じゃあ、ちょっとだけよ」
「よぉーし!」

許可が下りると亜美は律子のカッターシャツを遠慮なくバッと捲り上げ、その豊かな妊腹に頬擦りする。
その幸せに満ちた腹には淡い妊娠線が縦に浮かんでいた。
それを見ていた他のアイドルや女事務員まで仕事を中断して寄って来て律子を取り囲んだ。
自分たちも触らせてもらえないかと頼まれて、人の良い彼女は撫でさせる事にした。
「四ヶ月だったっけ?」
亜美や伊織と共にこちらの事務所に移籍した三浦あずさが、律子に尋ねる。
「正確には三ヶ月と十六日ですね」
沢山の人間に腹部を撫でられながら、律子は答えた。
「ふふ、私よりも律子さんの方が先に結婚するなんて……」
「あ、あずささん……」
「いえ、誤解しないで。僻んでいる訳ではないから。
 ただ、律子さん……結構奥手だと思っていたから、意外だなぁ、って」
彼女の言う通り、確かに律子は他の娘と比べて恋愛事には一歩引いた所がある。
それは自分の容姿に今一つ自信の持てない事の表れだった。
そんな彼女だから、旦那である男が熱く求婚してきた時には前後不覚になるほどに焦ったのだ。
「律子さん、貴女の魅力を全部理解してくれているダーリンさんがいて良いわね」
「もう、あずささんたら……」
律子は照れを隠すように、あずさを軽くたしなめた。

   #  #  #

その時、事務所のドアが開いて大柄な体躯をした精悍な男が入ってきた。
髪は短く刈り、全身から清潔感が漂う男性であり
声のハリときびきびとした動きにはエネルギッシュな若々しさがある。
「ただいま」
「おっ、噂をすれば!」
亜美が彼の姿を見つけると、周りにいた社員たちは一礼をする。
「社長!」
「お帰りなさいませ!」
彼がこの小さな事務所の社長であり、同時に律子の夫である。
何分出来たばかりの事務所なので、社長も自ら足を使って営業しているのだ。
「ちょうど良い。皆、聞いてくれ。
 本プロダクションから新しい企画案を提示された。
 説明するから早速会議室に集まってくれ。皆の意見を聞きたいんだ」
社員たちは了解して別室の方へと移動していく。小さな事務所なので、指示はすぐに行き渡る。
「お疲れ様です、社長」
「律子ぉ〜、ただいまぁ〜!」
律子に声を掛けられた途端、彼は相好を崩して見つめ返す。
凛としていた先程の表情とは別人かと思ってしまう程の変貌だ。
「もぉ、ここは社内なんですからキリッとして下さいっ!」
他人の目を気にせずにそのまま抱きつこうとする彼を、律子は軽く手で制して叱った。
「律子は怒っても、可愛いなぁ……」
叱られても、彼は笑顔のまま嬉しがっていた。
愛し合った末に結婚し、さらに自分の子を身籠っているのだから可愛くて仕方ないのかもしれない。
「ところで、皆何で律子の所に集まっていたんだ?」
「んっふっふー、りっちゃんの大きなお腹を触っていたんだよ」
亜美が言うと、彼は目の色を変えた。
「何ぃっ!? 俺も! 俺もさわ……っ!」
「はいはいっ! 会議を開くんでしょうっ!」
彼の顔を書類ケースでさっと遮り、怯んだ彼を置いて律子はサッサと会議室へ去っていった。
「あ……律子」
「残念ね、時間切れよ」
以前のプロダクションから旧知の間柄である水瀬伊織が腰を小突いた。
「ふふ、相変わらず律子さんは厳しいですね」
「帰ってから、思いっきり甘えなさいよ」
あずさと伊織は残念そうにしている彼を少し笑いながら見ていた。

   #  #  #

「ただいま……」
「お帰りなさい、あなた」
夜遅くに彼が家に帰ると、妻である律子が堂に入ったエプロン姿で出迎える。
先に帰ったものが夕飯を作る約束を二人は交わしていた。
そろそろ自分に任せたらどうかと彼は言っていたが、彼女は出来る所までするつもりで続けている。
「有り合わせだけれど、ご飯作っておきました。食べます?」
「……ああ」
彼は椅子に座って、眼前に置かれた夕食をもしゃもしゃと咀嚼する。
その姿には昼間ほどの英気がない。
「えっと……味はどうですか。あなたほど料理は上手くないけど、その……」
「……」
彼女は会話の種を何度も生やしていくが、仏頂面の彼が話にのってくれないので
所々ぶつ切りになって上手く続かない。
「ねぇ、あなた。昼間の事、……気にしてるの?」
「……ごちそうさま」
食べ終えた彼はそのまま席を立ち、背中を向ける。
「……ねぇっ!」
律子は歩み寄って彼の背中にギュッと抱きついた。
「イジワル、しないで……」
彼と一緒になって以来表には出さないものの、律子は心身ともに満たされた日々を送っている。
自分の全て――魅力や弱みすらも深く知って愛してくれる相手だから彼女も決して彼の事が嫌いではない。
周囲の目の届かない二人っきりの時には、子猫のように彼に甘えてくる場合も多い。
そのためか、彼が素っ気無い反応ばかり返してくると無性に不安になるのだ。
「だ、だって……仕方がないじゃないですか!
 事務所で夫婦がベッタリとしていたら、社員たちへの示しが……」
しかし彼は口も開かず、黙ったままだ。
律子はその無彩色の空気に耐えきれなかった。
「ああっ、もうっ! 分かりました!
 私の事……す、好きにしていいですから……怒らないで下さいっ!」
こう言い放った瞬間、それまで背を向けていた彼の体がピクリと反応した。
彼は首を少し捻って彼女に聞いた。
「……好きにしていいのか?」
「えっ、ええ……。でも、優しくですよ……?」
律子がたじろいでいると、彼は体ごと振り向いてそのまま彼女の口唇に口付けした。
「んんっ、あっ……んぅ……」
これまで何度も味わった熱く甘い想い人のキスである。
互いの唇同士を軽く吸い合った後、彼の舌が彼女の口内に入った。
舌が絡み合うにつれて自身の内の肉欲も網のようなものに束縛され
引きずり出されていく感覚を、律子は彼の腕の中で持った。
唾液は唾液と混ざり合い、その中に彼女の理性をも溶かしていく。
「律子……」
キスをしたまま、彼は手を用いてシャツ越しに胸を愛撫した。
まだ見ぬ子供のために、大きく張り始めた女の乳房である。
彼女の衣服を、手慣れたそれでいて優しい手つきで脱がせる。
「あっ……」
小さく恥らう新妻の赤らめた頬と、溜め息がでてしまうほど豊かで形の良い美乳。
そのコントラストほど男性を魅了するものがあるだろうか。
「んっ……んちゅっ……ちゅぷっ……んう……」
キスを終えた彼は律子の言葉に甘えて、心行くまで彼女の乳を吸った。
彼女は身体が高ぶると、薄い少量の乳汁を噴く。
味こそ皆無ながら彼の舌はそれを喜んで受け取り、さらに求める。
「ああっ、あっ、……んふ……んあっ」
「ちゅぷっ……ちゅっ……ちゅっ……んむ……」
口唇で挟むように甘噛みして先端を舌で丹念に転がす。
広がり始め、色の濃くなった乳輪は以前とは別の趣を感じさせる味わいだ。
これからどう成熟していくのか、今から胸が躍る。
「あっ、やぁっ……!」
彼の右手が彼女のスカートの内部に侵入した。
それは下着の中にも潜り込み、繁茂した密林の中から柔らかい肉溝を探し当てる。
その情欲の門を開き、彼は下方の恥穴を弄い始めた。
同時に開いた親指にはその指腹で、上部に位置する小さな肉宝をそっと叩く。
この二点責めは真に巧みで、彼女も蜜汁を次々と秘奥から漏らしていく。
「んあ……っ、ああ……あ……っ!」
下着が淫汁でビチャビチャに濡れるのも構わず、律子は頬を上気させて肉体を悦ばせている。
自身の欲情が彼の二本の指でしっかりと掴み取られているのを感じ、またそれを良しとしていた。
「……ああっ、あ――……っ!」
律子は立ったまま、彼に性感を極められた。
蜜汁が滔々と溢れ、脚は力が入らずにガクガクと震えている。
彼の服を掴み、体に抱きついて何とか立っていた。
「あなた……」
そんな妻を彼は再び強く抱きしめる。
「俺はな律子、いつだってお前と仲良くしていたいんだよ……」
「私だって……」
熱い吐息の間を縫って、彼女は言った。
「私だって同じです! あなたの事ずっと好きで、やっと結ばれたんですからね!
 でも、皆のいる場所ではダメですっ。恥ずかしいし……」
「何が恥ずかしいんだ。何も恥ずかしい事はない」
彼は妻を近くのソファーに寝転ばせて、その脚からストッキングをやや乱暴に脱がせた。
「俺たちが愛し合っている様を見せたらいいじゃないか」
いやらしい染みのついた薄い下着も剥がされ、隠された淫らな恥部が光の下に晒された。
ほぼ未処理の春毛をかき分けると、先程までの愛撫によって良くほぐされた肉具がある。
愛液まみれになり、すっかり出来上がっているそれを彼は左右に開き
鼻息を荒げながら夢中で蜜口とその周辺を舐り始めた。
「お腹に赤ちゃんがいるのに、こんなにエッチな匂いを
 オマンコから出して……いけないお嫁さんだ……」
「やぁぁ……っ! い、言わないで……!」
桜花に似た瑞々しい肉弁を一枚一枚、裏側まで丹念に舐め上げると
痴穴からトロトロとだらしなく女の蜜が下りてくる。
「律子の味、最高だよ……舌がとろけそう……」
彼の熱い息吹が火照った彼女の恥部に何度もかかる。
厚い舌肉が無遠慮に膣口に押し込まれ、大きく蠢きながら内壁を愛撫した。
「だめぇ……っ、あなたぁ……!」
「んっ、イきそうか?」
「んっ、だから……」
律子は目を細めたままうなづいて、孕腹の陰に隠れた夫に哀願した。
彼女は肉欲に蕩けきった顔を夫に見せたがらない。
彼は別段気にしていないのだが、彼女としては相手が幻滅するのではないかと心配なのだ。
ようは夫の目に綺麗なままの自分で映っていたいらしい。

(可愛い奴だ……)

彼もそんな彼女の気持ちを知っているから、股に顔をうずめて一心不乱に舐めしゃぶる。
「んっ、……あっ! ああっ……!!」
律子は水に浸かったの如く全身に広がっていく快美に、顔を綻ばせる。
その心地良い痺れに呼応して、彼女の肉体は夫の顔へと本日二度目の蜜潮を噴きかけた。
彼女が前戯だけで何度も達する光景は、この二人にとって珍しくない。
「はぁ……はぁ……」
大きな腹を晒してぐったりとした律子を、彼はそのまま床へ横向きに寝かせた。
そして自身も裸になり、彼女の背後から抱えるように密着して
子供の居る腹を、彼女の息が整うまで愛おしそうに撫でていた。
潤った痴唇に擦り付けた猛々しい肉根は、纏わりつかせた愛液によってしっとりとした光沢を帯びる。

「そろそろ……いいか?」
「うん……」

律子は夫の顔を見ずに小さくうなづいた。
「恥ずかしがり屋だな、律子は。じゃあ、いくよ……」
膨れ上がった大きな肉帽を彼女の痴穴に当て、潜り込ませていく。
たっぷり濡れた恥肉を膨張した肉塊は押し広げながら奥へと進んでいった。
「あはぁぁ……!」
根元近くまで、律子の女穴は愛しい侵入者を受け入れた。
正常位ならば子宮口を小突く程度に大きい彼の逸物は
側位の姿勢から挿入したために、膣孔の途上に留まった。
妊娠期間中に過度の性行為は禁物だ。
彼にとっては全力でぶつけられないこの姿勢で行なう事が
妻に対するいたわりの気持ちだった。
「律子、愛してるぞ……」
「ああぁ……っ!」
彼は雪山を登るようにゆっくりと、しかし確かな腰つきで何度も抜挿を繰り返した。
今、妻の蜜孔は水飴の入った壺のようになっている。
挿入する度にいやらしく粘着いた蜜汁が彼の肉身に纏わりつく。
数分もしないうちに、二人の股部とその下の床面は痴汁で濡れた。
「あぁん……っっ! あっ……! んはぁっ……!」
「気持ち良いか、律子」
品のある妻の温かい乳を、彼はゴツゴツとした手で妖しく歪めて揉みしだいた。
大きすぎず小さすぎず、手に収まるようで収まらないこの乳房は
男の煩悩を絶妙に刺激して止まない。
「律子ぉ……っ!」
大量の蜜汁がピストンの度に隙間から勢い良く噴き出す。
彼は彼女の耳肉をくわえ、額に汗をかきながら夢中で若妻を犯した。
「んはああぁ……っ!!」
舌を外に出して快美の波に飲まれた律子の深奥に、彼は強かに吐精した。
声を押し殺し、隠砲からびゅうびゅうと心地良い淫音を放ちながら忙射する感覚を堪能する。
血脈が竜のようにうねり、肉幹が悦びに打ち震える。
彼女は愛する夫の雄汁を受け入れながら種を宿される女の悦びに心酔した。

   #  #  #

二人はしばらく、裸のまま仲良く寄り添っていた。
休んでは性交し成功しては休んでを繰り返し、夫婦である事の喜びを十二分に堪能する。
「生まれる子供、楽しみだな……」
「そうね」
途中で髪止めを外した彼女の髪は、普段よりも艶を帯びていた。
「律子……子供、沢山作ろうな」彼は妻と向かい合う形になって言った。
「一人だったら、寂しがるだろう?」
律子は夫の言葉が嬉しい反面、その照れを隠すようにこう返した。
「そんな事言って……本当はエッチをしたいだけじゃないんですか?」
すると彼は彼女の肩をぎゅっと掴んで、少し険しい、というか凛々しい表情になった。
仕事に真剣に取り組む時の、あの表情である。
「それは違うぞ、律子! 俺は……お前と一緒になれて、本当に幸せなんだ。
 この喜びを分かち合える大きな家族が欲しいんだよ!」
律子は、彼のふと見せるこの真剣な眼差しに心を高鳴らせた。
思えばその奥に見える炎のような情熱の色に魅せられ、自分は彼を追うようになった。
彼女はしばらく彼から目を離せないでいた。
「……あなた」
「ん……?」
「当たってます」
律子の腹部を、勢いを取り戻した彼の逸物がトントンと叩いていた。
「いや、これは……っ! その、なんだ……!」
彼はかっこつけた手前、取り繕おうと目に見えて焦り始める。
そのギャップが可笑しくて、律子はフッと笑みをこぼした。
「もう少し待ってくださいね」彼女は両手で彼の手を温かく握った。
「大家族のお父さんになるのは。きっと、喜ばせてみせますから……ね?」

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