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[注意書き]
鬼畜で変態なPが伊織、千早を調教して淫乱な変態に仕立てるような話です。
伊織と千早に性行為を強制したり二人が同性愛にふける描写を含みますので
これらが苦手な方はご注意願います。

また序盤は客観視点ですが、途中から伊織/千早視点に変わります。
(千早視点)というように変わるタイミングを表示しています。




◆1章 伊織編
 
薄暗い部屋にぴちゃぴちゃという淫靡な水音を響かせているのは
小学生と見紛うような小柄で華奢な少女だった。
名門と名高い学校の制服はだらしなくはだけられ、胸元を飾るべき細いタイが
後ろに回された手首を縛りつけていたが、それが強制でないことは彼女が夢中で
していることを見れば一目瞭然だった。

男の足元に正座した彼女は、涎と体液で口の周りを光らせながら小さな口を
懸命に開き口腔で男根を愛撫していたが、さすがに成人の勃起したペニスは
持て余すようで、時折喉奥を擦られてはえづきながら涙を滲ませている。
そんな様子を見ても男は表情ひとつ変えず、刺激が足りないといわんばかりに
目の前で揺れる頭を掴むと道具のように前後に動かし始める。
ただ少女も心得たもので、歯を立てないよう口を開いたままにすると力を抜いて
ただ男に身を任せる。

やがてその時が来た。
男が無造作に男根を引き抜くと少女は口を開いたまま顔を上に向ける。
その直後、勢いよく迸った白濁が西洋人形のように整った顔に降り注いでいく。
額を叩いた一撃目は眉間から鼻筋に沿って流れ、つづく二撃目は固くとじられた
瞼を縫い付けるよう縦断すると頬に白い筋を残し唇目がけて流れていく。
勢いの落ちた三撃目がようやく口内に吸い込まれたが、それまでに少女が顔で
受け止めた精液は顎から滴り落ち、半分は露になった胸元の下着に吸い込まれ、
残り半分は純白のブラウスの生地に淡い模様を作っていく。
男は筒先に残った白濁を頬になすりつけると、少女の頭を引き寄せてもう一度
男根を少女の口に差し入れた。

白く汚れた桜色の頬がへこみ、筒に残った精液をちゅるんと吸い上げると、
少女は口を開いて伺うような目で男を見上げる。
男が頷くのを見た少女は、口内に溜めた精液を自分の唾液と混ぜあわせてから
喉を鳴らし嚥みくだすと、全て飲み干したのを見せるように口を開いた。
それを見た男は手首の戒めを解放すると少女の頭を優しく撫でてやる。
どうやらそれが終わりの合図らしく、表情を緩ませた少女はその場で汚された制服を
脱ぎ捨て浴室に向った。


「ねえ、今日のはどうだった?」
「どうって……いつも通り楽しませてもらったが」
「そ。でも口でいかせるのってなかなか難しいものね」
「そんなことは考えなくていい。ただ嫌そうな顔だけしてればいいんだ」
「ふん、やっぱり私には理解できないわ。あんな風にして何が楽しいのか」
「理解する必要がどこになる? 俺の本性は分ってるだろ」
「そうね、あんたって変態だものね。美少女がこんな無防備な姿でいるのに……」

少女は立ち上がると体に巻いていたバスタオルを無造作に落とし、シャワーを浴びた
ばかりで艶々と桜色を帯びて輝く素肌を男に誇示するようなポーズをとった。

「ね、こういうのには何も感じないわけ?」
「2回目のおねだりのつもりなら的外れなやり方だぞ?」
「ば、馬鹿! 違うわよ」
「じゃあ何だ? もっと違うやり方で遊んでほしいのか?」
「……ロリコンの変態ならこういうのも喜ぶかと思っただけよ」
「それならお言葉に甘えて頂かせてもらおうか。だが覚悟しとけ、セックスにトラウマを
もつくらい痛くて辛い初体験にしてやるから」
「やだ、あんたがいうと冗談に聞えないわよ」
「ロリコンかどうかは別として、やるなら丁度お前くらいのお子様を押し倒して
泣き喚くのも構わず犯すのが一番好物だって覚えておいてくれ」
「ふん……変態でロリコン、その上にとんでもないサディストってわけね」
「事務所の女の子なら誰でも喰えるってのも付け加えてくれ」
「呆れた変態ね。よくそれで芸能界の仕事が務まるものね」
「その変態に身を任せてのし上がってきたお前も大したもんだよ」
「そうだったわね……あぁ、なんで私こんなのにはまっちゃったんだろ……」
「こういうのが好きだからだろ。ギブアンドテイクで楽しむ、それでいいじゃないか」
「うるさい! 楽しんでなんかないわ、変態と一緒にしないで頂戴」
「辞めたいならいつでもいいぞ。一応仕事の面倒は今まで通り見てやるから」
「やだ、私をこんな風にしておいて今さらそんなこと言わないでよ!」

慌てた様子で詰め寄る少女を、男は引き寄せて膝に乗せた。
自分の性器が男のペニスと密着したことに驚いた少女は逃がれようとするが
男の手は小ぶりの尻をがっちり抱え込んで離そうとしない。

「な、何よ急に……無理やりするつもり?」
「嫌がる女を人形みたいに扱って無理やり汚すのが楽しいって言っただろ」
「ねぇ、ちょっと、やだ……冗談よね?」
「お前が俺の言った通りにする限りあの約束はちゃんと守る」
「それならいいの……私を捨てたりしないでよね」

少女は男の背中に手を回すと華奢な乳房を男の胸板に押し付けた。
股間に挟んだ肉塊は柔らかいままだったが、さっきまで自分がしていた行為を
思い出すと体の奥が疼くのを感じて、半ば無意識のまま小さく腰が動き始める。

「どうした伊織。やっぱりやって欲しくなったか?」
「違うわよ……なんでもないからじっとしてなさいよ」

硬度を取り戻しつつある男根に性器をこすり付けていると、再び体の奥が
じんじんと疼き始め、洗ったばかりのそこは再びぬるぬると潤みを帯びていく。
にちゃにちゃ音をたて夢中で腰を降り始めた少女に男が冷たい声で囁いた。

「いい加減にしないとそろそろお迎えが来る時間だぞ」
「待って、なんかこれ、変な感じ……このまま、あっ、あん…固いのが当たって
気持ちいいの、はぁっ……あぁ」
「男のチンポでオナニーする処女なんて、お前も立派な変態だよ、伊織」
「んぁあっ、はぁ……なんでもいいわ、変態でも……あっ、なんか来そう……
いやっ、なんでこんなの、はぁっ、いっ、ふぁああっ」

その時、テーブルに置いた携帯が振動音で着信を告げた。
男は構わず少女の股間に手を差し入れると、とろとろに濡れた性器を弄りながら
小さな肉の芽を探り当てた。

「な、何!? ひゃあぁ、そこだめ、やぁっ、あん、凄い……ゆ、指はいって、なかに
あっ、あぁ……だめ、いっ、いっちゃうから、あぁああ、やぁ、いくぅ!!」

ようやく性感に目覚めかけた少女に、その刺激は少々大きかったらしい。
少女は大きく身をのけぞらせると、男の腕に抱かれたままがっくりと力を抜いた。

しばらくして快感の余韻から覚めた少女は、床に散乱した着衣の中から汚れていない
ものだけを拾い集めてのろのろと着替え始めた。

「シャワーは浴びなくていいのか?」
「……いい。家に帰ればすぐお風呂にするから」
「ブラウスはともかく、パンツくらい持って帰れよ」
「そんな濡れたの、履くのも持ち歩くのも嫌。変態さんに進呈するわ」
「そういう趣味はないんだけどな」
「気取らなくていいわよ。それより次はいつ頃になりそうなの?」
「スケジュールが詰まってるから当分は読めないな」
「そう。私は別にかまわないけど、性欲溜め込んで変なことはしないでよね。
ま、あんたのことだから他にもお手つきはいるんだろうけど…」
「気になるのか?」
「馬鹿、そんなわけないでしょ! ただ……小学生とかに手を出してたら
思いっきり軽蔑してやろうと思っただけよ」
「伊織が軽蔑してくれるのか、なるほど……その手もあったな」
「ちょっと、本気にしないでよ。 あの子達は洒落にならないわよ?」
「確か俺は変態でロリコンでサディストのはずだが」
「絶対駄目、そのための私なんでしょ? 小学生なんて許せないわよ」
「だけど伊織も忙しいし、次のお目当ては落とすのが難しそうだしな」
「なによお目当てって、そんなの自分でなんとかしなさい、私は知らないから」
「そもそも俺が伊織の命令に従う謂れがあるのかって話だよな?」
「お願いします、この通り……私には友達を売るような真似、できません」
「何も売れなんていって無いぞ? 判断を下すのはあくまで本人であって
伊織はそのきっかけを作るだけなんだから」
「わ、分りました……で、私は誰に何をすればいいの?」
「難しく考えることはない。千早に聞こえるような感じで“特別レッスン”のことを……」



◆2章 千早編

「すみません、お休みのところに突然押しかけてしまって」
「そんなの気にしなくていいからリラックスしなよ」

豪勢なソファーに縮こまるように座った少女は、物珍しそうにリビングを見回す途中、
ある場所で視線を止めた。この部屋に似つかわしくないそれが女物のブラウスらしいと
気付いて慌てて視線を外したのを、男は見逃さなかった。

「伊織の制服だよ。遊びに来たとき汚したのを俺が洗濯させられるってわけさ」
「そうなのですか……水瀬さんもプロデューサーの部屋に」
「如月さんとこはブレザーにリボンか。さすがよく似合ってるな」
「そ、そうでしょうか……」
「で、学校帰りにわざわざ仕事の相談に来たって事だけど」
「は、はい……あの、こんなお願い厚かましいとは思ったのですが」
「人手不足のせいで君のような才能ある子に手が回ってないのは事実だから、
相談くらいのことで遠慮しないでくれ」
「そう言っていただけるとありがたいです、でも……」
「何か言い難そうな話みたいだけど」
「プロデューサーに特別レッスンのことをお聞きしたくて」

男の顔から笑みが消えたことにたじろいだ少女だったが、その反応こそ
話が事実である証拠だと思い直して黙り込んだ男を見つめ返した。

「私もそのレッスンを受けさせていただくわけにはいきませんか?」
「私…も?」
「あっ、いえ…人から聞いた噂話です。でも本当にそういうのがあるなら私も……
一日も早く一人前の歌い手になりたくて……それで」
「藁をもすがる思いで俺に聞きにきたわけか。そんな無責任な噂、誰が流すんだか」
「やはり噂……事実ではないのですか?」
「そんな都合のいいレッスンがあるなら、俺がやり方を教えて欲しいくらいさ」
「でも水瀬さんは確かに……あっ!?」
「やっぱり伊織か、あいつ余計なことを言いふらして」
「いいえ、私が彼女の話を盗み聞きしたんです」
「ともかくだ、特別レッスンなんてものは存在しない。それとも君は伊織が何か特別な
事をしたから今の地位にいると思っているんじゃないだろうな?」
「そ……そんなことはありません!」

少女は必死で言い繕ったが、水瀬伊織を疑ったのは紛れも無い事実だった。
あれほど強い上昇志向の強さなら、才能と努力で足りない部分を財力やコネ、あるいは
別の何かで補ってでも表舞台に上がりたいと思うはず……それが考えの根拠だった。

「いっておくが伊織がしているのは特別なレッスンじゃない、特別な努力だよ。
ただし君には到底真似のできない種類の努力だけど」
「それはどういう意味ですか? 水瀬さんにできて私にできない努力なんて……」
「それは言えない。でも君ほどの才能があればそのうちきっとチャンスはくる。
今日の事は全部忘れた方が君のためだ」
「そんなことでは納得できません。私だって……」
「伊織は具体的なことを何も話さなかったはずだが、その理由がわかるか?
その時俺に関する警告も聞かされなかったか? 子供じゃないといえば分るだろ」

その言葉と、男の視線の先を見てようやく少女は“特別レッスン”の正体を理解した。
制服ブラウスだけではなく揃いの下着までこの部屋に干してある理由。
水瀬伊織が話をするときに散々渋った理由。
男が“子供じゃない”と言った理由。
その全ては少女が一番考えたくない事を指し示していた。
やはりここで引き返すべきなのを、水瀬伊織が先行しているという事実と自分もそれを
こなすことができれば歌手を目指す道がより近くなるという欲が判断を誤らせた。

「それが何であれ水瀬さんに出来ることなら私も出来るはずです。いえ、必ずやれます」
「話を聞いたらもう引き返せないぞ?」
「それで上を目指せるのなら……かまいません」
「ではこれが最後の選択だ。今日のことは忘れて今まで通り頑張るなら
玄関を出て家に帰れ。そうじゃないなら続きはこの奥、寝室で話をしよう」
「今、この場で決断しろということですか」
「それが出来ないならやはり帰るべきだ」
「……わかりました。あの、一つお願いが」
「何だ?」
「その……シャワー、お借りしたいのですが」
「シャワー? そんなもの必要ない」

◇  

ホテルのような生活感のなさに戸惑いながら少女は寝室を見回してみた。
自分のベッドの三倍くらいはありそうな大きなダブルベッド。
その足元に小さなテーブルを挟んで置かれた一対のソファー。
そこに腰をおろした男は、ベッドのそばに立ち尽くす少女に視線を向ける。

「そんなにベッドが気になるか?」
「……あの、私はどうすれば」
「いくつか質問してその後説明する。まずは座ってくれ、如月…いや、これからは
名前で呼ぼう、千早はさっきシャワーを浴びたいといったが、その理由は?」
「あの……それは今からそういう事をするのだと、だから」
「そういう事とはセックスのことだろ? 質問にはちゃんと言葉で答えろ」
「申し訳ありません……」

あけすけな言葉に頬を染め俯いた少女にも男は容赦しなかった。

「目を逸らさずに俺を見ろ。それで千早はセックスの経験はあるのか?」
「あ、ありません!」
「その目つきと態度はいい、気に入ったぞ」

感情を隠しもせず睨みつける少女には構わず男の質問は続く。
セックス以外の性的経験。男女交際の経歴。恋愛感情の有無。
男が投げかける質問に対する少女の答えは全て「NO」だった。

「成程、千早は全くの未経験か」
「あの、教えていただければ何でも覚えます」
「それは考えなくていい。俺はセックスの相手として千早を求めたわけじゃない」
「あの……違うのですか?」
「千早がやる事は俺を楽しませる事だ、性的にな。最低限の事は教えてやるから
俺の指示した通りにやればいい。拒否、反抗、抵抗は一切許さない」
「わかりました」
「じゃあ早速始めるが、フェラチオは知ってるか?」
「いえ、知りません。教えてください」
「じゃあまずブレザーとスカートは脱いどけ。皺になるし汚すと洗うのが面倒だからな。
ついでにリボンとブラウスのボタンも全部外せ」

少女は恨めしそうに天井の明かり見上げると、男に背中を向けて脱ぎ始めた。
脱いだ制服を丁寧に畳んでソファーに置くと、振り返って男を見る。

「それでいい、では俺の前まで来い。そう、そこに膝をつけ」

少女は男の足の間に両膝をつき、正座の姿勢をとって男を見上げる。

「ではフェラチオをしてもらうが難しいものじゃない。ペニスを舐めたりしゃぶったり
するだけだから簡単なもんだ。ただ歯だけは絶対立てないように気をつけろ」

男の説明は単純明快だったが、未経験の少女はそれを聞いても今から自分が
成すべき行為をイメージするのに時間がかかった。
両手でぎゅっと膝を掴んだ少女は懇願するような表情で男を見上げる。

「どうした、早く始めろよ。今の説明が分らなかったか?」
「いえ……あの」
「自分の手でペニスを出さないと何も始まらないぞ」 

思慮の欠片もない男の催促を受け、少女は泣きそうに歪んだ顔で
恐る恐る男の股間に手を伸ばした。
できるだけ体に触れないようジッパーを下ろすと男が腰を浮かしたので
そのままスラックスをずり下ろして脱がせた。
ついでくっきりと浮き出た輪郭から目を逸らし下着も下ろしていく。

「見るのは初めてか?」

少女は一瞬躊躇ったあと首を小さく横に振る。
目の前にあるのは遠い記憶にあるそれとは色も形も全く違う醜悪な異形で
汚れや異臭が無さそうなのは僅かな救いだったが、男に求められた行為を
考えると顔を近づけるどころか手で触れることすらできなかった。

「こんな汚らわしいもの、口に入れるどころか触るのも嫌って顔だな。
いいんだぞ、できないなら無理にしなくても」

それが救済の言葉でないのは冷淡な口調でわかった。

「伊織が初めての時と同じだな、どうしても出来ないっていうから無理矢理
口に突っ込んでやらせたんだが、それはそれで楽しいもんだ」
「……へ、変態」
「その通り、俺は嫌がる女を苛めるのが何より楽しい変態だよ。それよりどうする?
教えてくれたら何でもするっていったのは嘘か? 自分でするのが嫌なら俺が……」

少女は男の言葉を遮るようにペニスに手を伸ばして握り締めた。
まだ柔らかかったそれは、少女の手の中で硬度を増しほどなく完全に勃起する。
そこに少女の顔がゆっくり近づいていった。

◇ 

唇が男の体に触れた瞬間、閉じられた少女の瞼から涙が溢れ出した。
唇が初めて触れた相手、それが恋人の唇ではなく変態の性器であり
強制ではなく自らの意思でそうしたことが屈辱であり、悲しくもあったが
もう引き返す事はできなかった。
だが一線を超えたことで少女の心情は着実に変化を始めていた。

それを最初に現したのは唇だった。
ルージュを引かなくても淡い桜色に輝いていた唇は血の気を失ってしまい
まるで拒絶するよう固く引き結ばれたままペニスとのキスを続けていたが
やがてゆっくり開かれると、男の亀頭を口内に飲み込んでいく。
グロテスクな陰茎が少女の可憐な唇を犯す様は凄愴な美しさすらあったが
実際に行為を主導しているのは少女の唇だった。

男に教わった通り、歯をたてないよう大きく開いた口でペニスを根元まで含むと
無意識のままなのだろうが、ペニスを包み込むよう唇に力が入る。

「それでいい、千早。その調子で続けろ」

男の声が上ずっているのを少女は聞き逃さなかった。
それを自分が男に快楽を与えることができた反応だと解釈した少女は
喉奥まで呑み込んだペニスをゆっくり戻しながらそっと男の様子を窺う。

「……どうした、止めないで今のを続けろ」

表情には余裕がなく、言葉からも明らかに強がっているのが分った。
さっきしたようペニスを根元まで呑みこみ、また元に戻していく。
それを繰り返すたび反応は顕著になり、男の呼吸が荒くせわしないものに
変わると同時に男の手が自分の肩をぎゅっと握り締めた。

「いいぞ千早。もうすぐいくから……」

初心な処女は男の言葉が意味することを知らなかったが
この最悪な時間が終わりそうなことはなんとなく分った。
無意識のうちに早めた動きと、口淫のまま上目遣いで見上げる視線、
それが男を追い込んでいると知らないまま、その時を迎えた。

「うぅっ……いくっ、出すぞ、千早……」

それが射精のことだと思い出したときには遅かった。
逃げようとした少女の頭を男は両手で掴み、直後口内で射精が始まった。
びゅるびゅるという音が感じられる程に勢いがある脈動で量も多かった。
それが数回続いて生温かい男の体液が口一杯に溢れそうになったとき
ようやく放出は止まったが、男の手はまだ頭を掴んだままだった。

「まだ飲み込むな、口の中に溜めておけ」
「……!? んっ、んんっ、んー!」

いきなり口内に射精され混乱した少女は、続く男の言葉を聞くと半狂乱になりながら
必死で懇願の視線を向けたが男の反応は冷たかった。

「飲むのは嫌か? 嫌だろうな。不味くて生臭くて汚らしい俺の精液なんか」

少女が首を横に振ってみせたのは嫌ではないという意思表示だったが
男は当然のように揚げ足を取って見せた。

「いいだろう、初めてにしては上出来だったから今日だけは許してやる。
飲まずに吐き出せ。手は使わずそのまま口から垂らすんだ」
「んんっ! んっ……!」
「いった通りにしろ!」

男の怒声を浴びた少女は、指示に逆らって体液を飲み込もうとして失敗した。
粘っこい体液が喉に絡んでむせ、咳き込みながら吐き出してしまった体液は
少女の胸元から下着、そしてむき出しの太ももをべっとり汚したのである。
声を殺して泣きはじめた少女の涙がその上にぽとぽと零れて落ちていく。



シャワーを浴びながら何度口をゆすいでも、あの粘っこい感触と生臭さは
いつまでも口の中に残っているような気がする。
汚した衣類の洗濯が終わるまでの間、一人寝室で毛布に包まった少女は
なんとか先ほどの行為を頭から振り払おうとして、果たせなかった。




◆3章 伊織&千早編 (伊織視点)

あいつに言われて特別レッスンの話を千早に漏らした1週間ほどあと
事務所で会った千早を見て、引き返せない方の道を選んだことに気付くと
そのまま彼女の腕を掴み人のいない会議室に引っ張っていった。

「ねぇ……私が何を言いたいかわかるわよね?」
「さあ。あの、本当に何でもないから……私のことは気にしないで」
「何でもないって、あんた自分がどんな顔してるか分ってるの?」
「大丈夫だから、あんなこと……なんでもない、なんでも!」

顔を覆ってテーブルに突っ伏した千早を私は見下ろす。

「そう、確かになんでもないわ、あんなの男と女なら誰でもやっていることだし。
初めての時は驚いたけど、慣れてしまえばどうってことないわね」

そんな事を言ったのは、千早を慰めようなんてなんて殊勝な気持ちじゃない。
千早に対する負い目と罪悪感から逃れたいだけだった。

「いい、あれは変態Pを喜ばせて仕事をスムースに進めるためのサービスなの。
だからあの程度で体を売ったとか汚されたなんて思わないで欲しいものね。
でないと本当に汚された時、死んでしまいたくなっちゃうわよ?」
「み、水瀬さん……まさか!?」
「馬鹿ね、私がそんなのを許すわけ無いでしょ? ほら、ちゃんと顔上げて。
やってあげたサービス以上のものはしっかり貰わないと損しちゃうわよ」
「……そ、そうね」
「どうせあんたのことだから、何をどうすればいいかも知らないんでしょ?」
「ええ、ああいうことは全く分らないわ」
「早く済ませばそれだけ楽になるから、できるだけ嫌そうな顔で演技するの。
それをあの変態は喜ぶんだからホント男って馬鹿よね……
ていうか、なんで私が年上のアンタを慰めなきゃいけないのよ!」
「ごめんなさい、水瀬さん……本当にもう大丈夫だから」
「大変だけど慣れれば少しはましになるから、辛いときは溜め込んじゃだめよ」

小さく震える千早の肩、それはかつての私そのものだった。
大丈夫、もう一人じゃないから怖くない……そう思いながら抱きしめると
しがみつくように千早も私の体に手をまわしてきた。

「ありがとう……水瀬さん」
「ちょ、ちょっと何よ急に、そんなに強くしたら苦しいじゃない……」

だけど千早にそうされるのは嫌ではなかった。
私達はお互いを抱きしめて体温と息遣いを分け合った。
千早をこんな境遇に引き込んだ私が言っていいことじゃないけど
仲間ができたことでようやく私の心は落ち着くことができた。
変態行為にもすっかり慣れ、それなりに楽しんでいたつもりでいても
本当はこんな風に寄り添いあう相手が欲しかったのだと思う。

しばらくして抱擁から抜けようとした千早を引き寄せその顔に手を伸ばすと
やわらかい頬にそっと手を寄せた。
普段は冷たくすら見える表情がふわりと緩み、幼い子のような笑顔になるのが
嬉しくて私は千早をぎゅっと抱きしめながら、いつまでもそうしていた。

その後千早はあいつに呼び出された後、必ず私のところに来るようになった。
抱き合って慰めの言葉をかけ、お互いの体に触れながら強張った心を解きほぐす。
最初は千早に対する罪滅ぼしのつもりもあったけれど、いつしか私自身が千早と
そうすることを待ち望むようになっていた。


◇ (千早視点)

水瀬さんの言葉がなければ、底無し沼の暗い底にズルズルはまっていたかもしれない。
あの行為は相変わらず好きになれそうにないけれど、回数を重ねればそれなりに慣れたし
明らかに仕事が増えたおかげもあって我慢すれば耐えられる程度にはなっていた。

制服を脱いで彼の前に跪くだけで条件反射のように表情が歪んでくる。
この行為で私が得られるのは嫌悪感だけなのだから当然だ。
ズボンのチャックを下ろしてまだ柔らかい性器をつまみあげる。
どんなに慣れてもこれに触れたり口に入れたりするのは抵抗がなくならない。
せめてこの大きさと固さなら口でするのも楽なのに……そんなことを考えながら
眉を顰めて彼を見上げる。

「どうした、遠慮しなくていいんだぞ?」

なんとなく胸の内が見透かされているようで、私は目を逸らすとすぐアレを咥えた。
形も色もグロテスクだけど口で触れた感触は見た目と違って滑らかだ。
匂いだって口にいれて唾液で濡らしてしまえば気にならなくなる程度だし。
しいて言うなら味が問題ということになるだろうか。
しゃぶっていると滲んでくるしょっぱい液体はおしっこではないみたいだけど
出てくるところが同じだから口にするのに抵抗があるのは当然だ。
吐き出すときは口から垂らせといわれているから、服を汚したくないなら
唾液と一緒に飲み込むしかない。

「そろそろ本気を出していいぞ」

口に入れてすぐ完全に固くなっているのだから、そんなことを言われなくても
しゃぶるのに必死で余計なことを考えている余裕なんかない。
ただ歯を立てないことだけ気をつけて顔を上下させ彼の反応に耳を澄ませる。

「嫌そうな顔をして見せるくせに、しゃぶるのは一生懸命なんだな」
あからさまな挑発に睨み返したのも演技だけれど、冷笑を浮かべたプロデューサーは
全く気にする様子がない。

「どうせ伊織の入れ知恵だろうが気をつけたほうがいいぞ、あいつはお前と違って
しゃぶりつくだけでぐしょぐしょに濡らすような変態ちゃんだからな」
喋っているうち興奮が高まったのか、声が上ずってきている。
そんなことはいいから早く出して終わってくれたらいいのに。

「どうだ千早、そうやってチンポをしゃぶっているとお前も濡れてくるか?」
濡れるというのは口の周りが涎でべとべとになることだろうか?
よく意味が分からないまま、そもそも質問とは思わず行為を続けていると
プロデューサーは私の頭を掴んで性器から引き剥がした。

「しゃぶるのに夢中になるのもいいが、ちゃんと質問には答えろよ」
「あの、意味がわかりません」
「何? 濡れるのも分らないのか……教えてやるから立て」

プロデューサーは立ち上がった私の足を無造作に広げ股間に手を入れてきた。
下半身は下着だけだから、その指はあっというまに下着の中にもぐってくる。

「……なんだ、殆ど濡れてないじゃないか」

羞恥心はとっくに麻痺していても、初めてそこを男の人に触られたという事実に
頭がかっと熱くなる。ここが濡れるというのはどういうことなんだろうか?

「まあいい、おしゃぶりが上手になったご褒美だ」

くるりと後向きにされると、ブラウスが脱がされブラのホックも外される。
プロデューサーは脱がせた服をベッドに放り投げ最後の一枚に手をかけた。
パンツが脱がされるともう身を隠すものは何もなくなるけど、抵抗はできなかった。
最初はくすぐったさしか感じなかったのに、弄られているうち奇妙な感覚が生まれ
それをもっと味わってみたいと思ったのが理由。

「こうしてみると本当に華奢だな」
「ひゃっ!?」

肩を撫でていた手が急に胸に回され、乳房を鷲づかみにされた私は
悲鳴のような甲高い声で叫んでしまった。

「なるほど、小さい分感度がいいのは本当みたいだな」
その手がゆっくり乳房を揉み始め、同時にもう片方の手が下半身に伸びてくる。

「やぁっ! はっ……んっ、あぁ、ああ」
「いい反応だ、千早。声は我慢しなくていいからな」
「そんな、やっ、あっ、ああっ、はぁ、ああっ、あっ、あんっ、ふぁぁっ!」

だけどもう我慢どころではなく呼吸するだけで必死だった。
胸と性器を弄られた私は酸欠みたいに頭がぼーっとして、必死で吸込んだ息を
吐き出すとき全部変な声になってしまう。
でもそれがいいと褒められると、もう声のことは構わず体に意識を集中させる。
特に下半身、性器全体が熱を帯びているのが自分でもわかる。
お腹の奥はじんじんと疼き、それが神経を伝って全身に広がっていく。
指で摘まれた乳首からピリピリと電気が走り頭の中で弾けては消えていく。

「ほら、聞えるだろ。千早は結構濡れやすい体質みたいだな」

耳に意識をむけると聞こえてくる、くちゅくちゅねちゃねちゃとこねるような音。
それは私の性器を彼の指が弄ることで聞こえてくるもの。

「こうされるのはどんな感じだ?」

時折指が膣の中に入ってくると、そこがきゅんとするのがわかる。
指先が性器のある一点に触れただけで体が勝手にびくびく震えてしまう。
自分の体なのにどうすることもできず、まるで彼に操られる人形みたいだ。

「んっ、あぁっ……はぁ、へ、変な感じです」
「それを気持ちいいっていうんだよ。ほら、自分でも触ってみろ」

彼の手が私の手首を掴んで股間へと導く。
そこは自分の体とは思えないくらい熱く、そしてぐちゅぐちゅに濡れていた。
それがプロデューサーのせいなのか自分のせいなのかはわからないけど
自分で触ってみてもやはりさっきみたいに体は反応するらしい。
さっき彼がしたのを思い出しながら指を動かし、あそこのびらびらを広げてみたり
穴の中にそっと入れてみたり色々なことを試してみる

「処女のくせにいやらしい顔で感じやがって、可愛いな千早は」
「あっ、ちが…う、いやらしくない、あっ、やぁ、はぁ、だめぇ、これとまらないっ」

自分で性器を弄り回している間、彼は両手で私の胸を揉み続けていて
もう私は全身でその気持ちいいことを貪ることしか考えられなくなっていた。
体の力が抜けてしまってもう立っていられないくらいふらふらだった。

「これで分かっただろ。続きに戻ってもらうがそこは触ったままでいいぞ」

もしやめろといわれても性器を弄る手は止められなかったと思う。
そのままプロデューサーの足元にお尻を落とし、空いている手でペニスを握ると
一気に根元まで飲み込んでしゃぶりはじめる。
彼の手が私に快感を与えてくれたように、私の口や舌が彼にそうできている……
そう思えば始めるときに感じていた嫌悪感はもうどこにも無かった。
口に含んだ彼のペニスに舌を絡めて滑らかな感触を確かめながら
先端から出る彼のぬるぬるした液体を掬いとって味わってみる。

「お前は伊織なんかよりはるかに素質がある。だから今日から性処理玩具じゃなく
俺専用の雌として扱ってやる」

雌でも玩具でもそんなのはどうでもいい。
こんな風に気持ちよくしてもらえて、たくさん仕事ができるのなら
いくらでも私はプロデューサーのものをしゃぶっていられる。
味わっていられる。匂いだって平気だし、精液だって……

「そろそろだすぞ。どうするか分ってるな、千早?」

答える代わりに、咥えたそれを喉の奥に当たるくらい飲み込むと
精液が出たときにこぼれないよう唇できつく締め付けた。
その直後、彼のペニスが大きく脈打って精液を私の中に吐き出した。
2回、3回……勢いが無くなるのを待つと、根元から扱き出すよう吸い上げて
残ったものも全部口に入れてから飲み干した。
最後の仕上げにペニスを舐めあげ、唇にこびりついたのも舌で舐め取って
それから自分の指を思い出し、あそこから引き抜くと口にいれて味を確かめた。

「凄いな、お前……」

それが驚くようなこととは思えないけれど、普段から厳しいことばかりいう
プロデューサーに褒められるのは悪い気がしない。

「自分の愛液はどんな味だ? 俺のザーメンとどっちが良かった?」
「どっちも生臭くて変な味……でも好き」
「いい返事だ。これはそのご褒美だ」

プロデューサーは私を抱え上げベッドに寝かせた。
もしかしたらいよいよセックスかと思ったけれど違っていた。
彼は私の足を大きく広げ、その間に顔を突っ込んできた。

自分で男の人の性器を舐めていながら、自分がそうされることは思いしなかった。
彼の唇が性器に触れた瞬間、あまりにも異様な感触に体が逃げようとしてのだけれど
彼の舌は執拗で、性器のすみずみまで舐めまわされ、襞の間もしつこくほじくられ
膣の中やおしっこの出るあたりも全部舐められ、彼の涎と私のぬるぬるいた液体が
混じりあったのを彼はじゅるじゅるといやらしい音をたてて吸い上げているらしく
その頃には私はわけが分らなくなっていて、彼の舌がある一箇所を啄ばむように
したときに頭の中が真っ白に弾けてそれから後のことは覚えていない。

気がついたらまだ私はさっきと同じベッドに寝ていた。
体全体がふわふわと頼りなく身動きするのも億劫で目だけで彼を探すと
すぐ目の前に裸の胸板があり、どうやら彼に抱きかかえられているらしい。
私の頭は彼の大きな手で撫でられていて、それはそれで心地が良かった。
男の人の熱い体温とがっしりとした肉体に包まれていると
自分がこのひとのものにされたのだという実感が確かにあった。


「どうだった、初めていった感想は」
「……いった、とは?」
「気持ちよすぎて意識がぶっ飛んだだろ、そういうのを“イク”っていうんだ」
「言葉にできないくらい……すごかったです」
「千早は感じやすいみたいだからな、でもまだこんなもんじゃないぞ」
「もっと気持ちよくなるということですか」
「そうだ。俺がたっぷりと教え込んでやるからな」
「……セックスも?」
「それはまだ先のことだ。お前はとびきり感じやすく淫乱な処女でいるんだよ。
これからも俺のいう事を聞いていれば仕事もセックスも良くしてやるからな」
「はい、プロデューサー」
「それと伊織のことだけどな、これまで通り仲良くしてやれ」

プロデューサーがなぜ水瀬さんの名前を出したのかは分らないけど
私は彼女に感謝しているのだから異論があるはずもなかった。
“特別レッスン”が終わった後に水瀬さんと過ごす時間があるから今まで
やってこれたと思っているし、これからもそうするつもりでいるけれど、
年上の私がいつまでも彼女に甘えてばかりいるわけにもいかない。


◇ (伊織視点)

「昨日はどうだった? 最近はだいぶ顔色が良くなったみたいだけど」
「ええ…そろそろ慣れてきたと思うの」
「そ。とりあえずは良かったってことね」
「水瀬さんのおかげよ。だから……今日は私が」

いつもなら私が彼女に抱きしめられて頭や頬を撫でられるのが普通で
ときには添い寝や膝枕というスキンシップをすることもあるのだけれど、
今日は私が彼女にそんなことをしてあげるつもりでいた。
ベッドに座った私を抱きしめようと近づいた彼女を抱え上げて膝の上に座らせると
後から水瀬さんの小柄で華奢な体をきゅっと抱きしめてあげた。

「ちょ、ちょっと何よ千早。わ、私にはそんなことしなくていいから!」
「駄目よ、たまには私だってしてあげたいから大人しくしてちょうだい」
「もう……ちょっとだけだからね」
「ふふっ……恥ずかしいの、水瀬さんは?」
「ばか、そんなことないわよ」

居心地悪そうにもじもじしていた彼女も、私が頭を撫でていると力がすっと抜けた。
水瀬さんの体はとても柔らかくていい匂いがする……
そう思うと彼女のことが愛しくなって後から抱きしめる手に力が入ってしまう。

「ちょっと千早……そんなに強くしたら苦しいから」
「あ、ごめんなさい……痛かった?」
「痛くはないけど、してくれるのならもっと優しくしてちょうだい」
「そうね……じゃ、こういうの?」
「きゃっ、ど、どこ触って、あぁっ、やめなさいよ、あ、ふぁぁっ」

そうしたのは別に変なことを考えたからではない。
彼女の可愛らしいバストにちょっと触れてみたくなっただけだった。
だけど彼女の漏らした声が可愛いのにエッチな響を含んでいるようで
つい手を動かして撫でたり揉んだりしていると明らかに反応が変わった。
水瀬さんを見ればプロデューサーにされる自分がどんな風なのかよく分る。
それなら私も水瀬さんを気持ちよくすることができるはず、私は空いている手を
水瀬さんの太ももの間に差し伸べた。
そこはとてもすべすべしていて手触りが心地よかった。

「ねえ、こうされると気持ちいい?」
「ち、違うから……もうやめて、千早。いいからやめなさいよ!」
「駄目。気持ちよくなるまでやめないから」

意地悪でそういったわけではない。
私の言葉を否定しながら、その体が見せた反応は全く逆だったし
止めろといいながら抵抗もせず逃げようともしない。
つまり水瀬さんも気持ちよくなっていて、もっとそうしてほしいはず。

「ねえ千早、お願い。女の子同士でこんな事しちゃ駄目なの」
「どうして女の子同士が駄目なの? 気持ちよくなるだけなのに」
「あっ、だから、こういうの弱いから……お願い、そこはいや、触らないでよ」
「大丈夫、もっと気持ちよくなるだけだから」

ブラウスのボタンを外しシルクらしいしなやかな生地のブラを押しのけると
可愛らしい膨らみを直接包んで揉んであげる。
指先で乳首を摘んだ時にできた隙を見逃さず左手を下着の中に潜らせると
思ったとおり、そこはこの前私がそうなったようにぬるぬるが満ちていた。
私がしてあげたのが気持ちよくてこうなったのだと思うと嬉しくなって
水瀬さんの性器を自分だと思って一番気持ちよくなる場所を探しながら
ゆっくり丁寧に撫でてなぞっていく。

「ここがいい? それともこの中がいいのかしら」
「やっ、千早ぁあ、お願い……指、中にちょうだい」
「こうかしら……やだ、水瀬さんの中って凄く熱くなってる」
「千早の指、気持ちいいから……もっと奥にいれて、こすって」
「そんなに中に入れて大丈夫? 水瀬さんは……その、経験が?」
「な、ないけど大丈夫だから、お願い、千早の指で犯されてるみたいで
私、すごいの、じんじんして止まらないのよ、だからもっと、もっと欲しい」
「分ったわ、こう?」

そう言われても処女だといわれたら中を傷つけてしまうのが怖かったからできるだけ
ゆっくり動かしたのだけど、それが物足りなかったのか最後は彼女の指が一緒にきて
激しく動かしたあと彼女はいったらしく体の力を抜いた。


「気持ちよかった、ありがとう……とはいっておくけどこれ以上はもうだめよ」
「どうして? 私はもっと水瀬さんを気持ちよくしてあげたいのに」
「その気持ちだけ頂いておくわ。そろそろ私の上から降りてちょうだい」
「駄目、まだ続きがあるから」
「やめて千早……あんた、なんか変よ、どうしちゃったのよ急に」
「別に変ではないわ。ただこういうことが悪いことじゃないと分っただけだから」
「……あいつのせいでしょ、どうせ」
「そうだとしても水瀬さんと同じよ」
「だったらあいつにしてもらえばいいでしょ、私なんかじゃなく」
「違うの、私は水瀬さんにしてあげたいの」
「ねえ、これ以上さらに何するつもりなのよ」
「プロデューサーにしてもらってるなら知っているはず、それと同じことだから」
「……わかった。どうしてもそうしたいなら下着脱がしてくれなきゃできないわよ」
「うん、そうね」

抵抗を諦め力を抜いた水瀬さんを見て私は油断していた。
パンツを脱がせてあげようと体を浮かせた瞬間、彼女は素早く体を抜け出させると
ベッドから降りて私をにらみつけた。

「千早、いい加減にしてよね! これ以上はもう付き合いきれない!!」


真面目な千早があんな風になってしまうなんて思わなかった。
それがあの変態のせいなのか元々そういう素質を持っていたのか分らないけど
私が心配する理由はこれで無くなったから、仕事以外で千早と関わるのはもう
やめておいたほうがいい。でないと……

あんな愛撫にはまっちゃったら、絶対後戻りできなくなる。
私の泥沼はロリコンの変態だけで充分だから。



変態男の足元に跪き、臭くて汚いペニスを口で綺麗にするだけの簡単なお仕事。
それに興奮する変態な私だけど、この前の千早のことがあって気分が乗らず
手抜きのフェラで流そうとするのを彼は咎めもせずニヤニヤ笑いながら見ている。
どうせ良からぬことを企んでいるに違いないけど、それが何かはわからない。

「伊織にさせるのは久しぶりな気がするな」
「……ふん。新しい玩具に夢中になってたのは誰かしら」
「そうカリカリするなって。今日はお前も楽しませてやるから」
「どうせろくな事じゃないんでしょ? それにこれじゃいつもと同じじゃない」
「だって伊織はチンポをしゃぶらないと濡れないだろ。それなのに今日はあまり
濡れてないけど体調でも悪いのか、変態お嬢様?」
「う、うるさい! 変態いうな!!」

だけど足の指であそこをぐりぐりと乱暴に探られる、そんな仕打ちに私は興奮する。
暴力や傷が残るような苦痛は嫌だけど、性欲処理の玩具のようにぞんざいに扱われ
プライドが汚されることは刺激的すぎて頭がくらくらする。

「おっ、ちょっとぬるぬるしてきたか……おしゃぶりの方もいい感じだな」

この変態サディストは肉体よりも心を痛めつけるのが好きらしい。
言葉で責め、言葉で嬲り、言葉で犯す。
私が変態に堕したのも、言葉でレイプされ屈服した結果に他ならない。

太い足の指でこねられ、ぬちゃくちゃとやらしい水音が耳に響く。
それに負けじとペニスに絡んだ涎をじゅるじゅる吸いながらしゃぶりあげると
その中に混じった酸っぱい男の体液を私の味蕾は敏感に嗅ぎ当てている。
五感の全てが性欲に溺れ、ようやく理性が薄れてきたその時だった。

「やっと調子が出てきたみたいだな。そろそろ出てきていいぞ」
「はい、プロデューサー」

今ここで一番会いたくない相手、そして見られたくない姿。
慌てて立ち上がろうとする私をプロデューサーが押さえつけた。

「こら、まだ止めていいとは言ってないぞ」
「んんっ、んー、んっ、んん!」

顔を掴まれ口の中に無理やりペニスを捻じ込まれる。
なんとか逃れようと暴れてみてもプロデューサーの力には及ばず
ペニスで喉を突かれ、唾液と体液に咽てて苦しむだけだった。

「凄いだろ千早。伊織はな、こんな風に苛められて感じる変態なんだぜ」
「私には苦しんでいるように見えますけど」
「それがいいんだってさ。あそこを触ってみれば分る、ぐしょぐしょだから」
「その前に水瀬さんを離してあげてください、あとは私が」


こんな姿を千早に見られるくらいなら、変態男に苛められ苦しむ方がましだった。
こんな体を千早に触られるくらいなら、変態男に無理に犯される方がましだった。

同じような打算の末、変態に身を任せる道を選んだのに
私は歪んだ変態に堕し、それを千早は純粋な眼差しで見下ろしている。
その表情があまりにも眩しくてまともに見ることもできないくらいなのに
彼女は惨めな私に手を差し伸べてくれている。

「お願い、千早……駄目なの」
「どうして……私のことが嫌いだから? この前だってそうだったでしょ?」
「違う、そうじゃないの。私はこんなに歪んで汚れているから駄目なの」
「今の水瀬さん、とても綺麗で可愛いわ。汚れてなんかいないわよ」
「だから違うんだって、私は気持ちよかったら何でもいい変態なの。
それとあんたをあの変態に売ったのは私なんだからね!」
「私だって気持ちよければなんでもいいわ、でも人にしてあげるのはもっと好き」
「そう、それはよかったわね……だったらしてもらうのが好きな子にしてあげて?」
「水瀬さんはどうしても私とじゃ嫌なのね……だったらしょうがないわ」

ようやく諦めたと思ったのは早計で、やはり千早は頑固で一途だった。
高みの見物を決め込んでいるプロデューサーは千早の合図で私を抱え上げると
ベッドに放り投げ、その上に千早が覆いかぶさってくる。
もがいて押し返そうとしたけど体格と力の差はどうにもならない。

「伊織、あんまり千早を困らせてやるなよ」
「なによ……困っているのは私でしょ、なんで止めないのよ!」
「そんな邪険にせず気持ちよくしてもらえって、千早ちゃん結構凄いんだから」
「プロデューサー、茶化さないでください。私は真剣なんですから」
「ほらな……とにかく抵抗しても無駄だからな」

その言葉で私は逃げるのは諦めた。
変態の脅し文句に屈したくなかったけど、これ以上抵抗を続けて手錠やロープが
出てくればさらに悲惨な目に遭うのが見えている。

「わかったわ千早……だけど一つだけお願い聞いてちょうだい」
「何かしら、水瀬さん」
「千早に何されてもいいけど、その間あいつには見られたくないの。分るでしょ?」
「ええ、プロデューサーには出ていてもらうわ」

あの二人が今どういう関係で、今日どんな約束をしたのか分からないけど
千早が二言三言囁くとプロデューサーはあっさり寝室から出て行った。

「これでいいかしら」
「……電気、暗くしてちょうだい」
「それじゃ水瀬さんが見えなくなるわ」
「消してくれなきゃイヤ」

あんたに私の浅ましい淫乱な姿を見られるのがイヤなの。
いいじゃない、暗くするくらい。私に何したっていいんだから。

「じゃあ目隠しすればいいかしら」
「ちょっと、真顔で冗談言うのはやめて」
「ふふっ、ごめんなさい。電気消すけど真っ暗じゃ何も見えないから」

小さな豆電球の明りでは輪郭を映すだけで表情まではよく見えない。
それなのに千早はもう一度私に覆いかぶさると、見えているみたいな正確さで
私の唇を奪いとった。

初めてのキスが女の子、それも千早がその相手だなんて思いもしなかったけど、
優しい唇の感触に私は自然と目を閉じ、柔らかいキスに意識が集中する。

「私の初めてのキス、水瀬さんのものよ」
「あら、私もあんたが初めてよ。でも初めての割には随分上手ね」
「水瀬さんこそ初めてなのに上手下手がわかるのね」
「そ、そんなことはいいの! それよりさっきの一回だけでいいの?」
「水瀬さんさえよければもっといっぱいしたいわ、唇も、ほかのところにも」
「じゃあ千早、はやくしなさいよ……んっ、…んんっ、はぁ、んむっ」
「水瀬さん、可愛いわ……まだよ、もっとたくさんしてあげるから」
「んっ!? んんんっ、んむ、むちゅ……んはぁ、だめ、もっと、んん……」

最初は唇を合わせるだけのキスも、彼女と呼吸が合うにつれだんだん深いキスになり
ついにはお互いを貪りあい求め合うように舌を絡めあった。
口のまわりが涎にまみれるのもかまわず息の限りキスを続け、貪るように空気を吸うと
また唇を重ねる、そんなことを繰り返しているうち私の体は火がついたように熱くなる。

「……脱がせてあげるわね」
千早の声も熱に浮かされたようにうわずっている。
「千早、あんた興奮してるでしょ」
「水瀬さんがプロデューサーのを咥えている姿を見たときからよ」
「嫌だ、あんな姿忘れてしまいなさいよ」

千早の手つきはあの変態とは違い丁寧でやさしかった。
そして脱がされて現れる肌にいちいち唇をつけ唾液の跡を残していく。
靴下も例外ではなく、汗ばんで蒸れた足の指すら千早は躊躇わず口に入れて
しゃぶりながら上目遣いで私の反応を窺うもんだから、行為の異様さよりも
快感に負けた私は声が漏れるのを我慢できなくなっている。
それどころかもっと体の芯で感じたくて焦れったさすら募ってくる。
やがて全ての指をしゃぶり終えた千早は、ふくらはぎ、膝の裏、太ももの内側と
順番に舐めながらあがってきたけど、どういうわけかアソコは無視してパンティすら
脱がそうともせず、おへそに寄り道したあと胸元に戻ってきた。

おっぱいのふもとから舌が這わされ、膨らみ全体を唾液まみれにされた後、ようやく乳首に
来たと思ったら軽いキスだけで終わってしまい、思わず文句を言ってやろうとした瞬間
大きく開いた千早の口にぱくりとおっぱいを齧られた私は悲鳴をあげた。

「やぁっ、噛まないで! いやぁああ!」
「水瀬さんの可愛いおっぱい、全部食べてあげるから」

齧るといっても軽く歯が立てられる程度だけど、千早の顎は本当におっぱいを食べて
しまうような貪欲さがあって、乳首も甘噛みされながら舌でいたぶるように転がされる。
そしてもう片方のおっぱいは千早の手でさんざんに弄られていて、そっちの乳首は
指で摘まれる加減が絶妙で、痛みを感じる直前の刺激が生殺しのようにもどかしい。
そんな風に両方のおっぱいが千早に食べつくされた頃、私はそろそろ限界を近づき
はしたない喘ぎ声を手で押さえるのが精一杯だった。

「そろそろいいかしら……」

顔を上げた千早は口の周りの涎を拭いもせず、蕩けた顔で私を見下ろす。
その手がぐっしょりと濡れたパンティをずり下ろすとき私の腰も自然と浮き上がり、
生まれたままの姿にされてしまうと、薄暗闇の中で私は大胆に足を開いてみせる。
そこに千早が顔を寄せると、熱い吐息が濡れたあそこにあたるのがわかる。

早く、そこも食べて……そんな言葉が浮かんでくるほど切羽詰っているというのに
最初に触れたのは唇ではなく一本の指だった。
千早の指はあそこの形をなぞるように軽く触れて動き回り、指が2本、3本と増えて
最後には手のひら全体で揉み解されてくちゅくちゅという音が大きく響く。

「あっ、ああっ、千早、まだ……なの?」
「まだって何が、水瀬さん」
「わかってるくせに、やぁっ……もう焦らさないでよ」
「焦らしてなんかいないけど、水瀬さんはどうして欲しいの?」
「意地悪! はぁっ……んっ、いいからしてよ、お願い!千早の口でして!
私のあそこ、舐めてよ、舌で犯して、全部食べてよぉ!!」

ぬちゃりという音と共に手が離され、一瞬の静寂のあと。

それはキスなんて生易しいものではなかった。
私の悲鳴のような催促を聞いた千早は文字通りあそこにかぶりつくと
貪り喰らうように性器全体を舐めまわし、強く吸い、舌を這わせた。

「凄いわ、水瀬さんの味……私が全部食べてあげるから」
「お願い千早、……全部、あぁっ、そう、もっと強く噛んでいいから、やぁ!」
「お人形さんみたいに可愛い顔して性器はこんないやらしいなんて……」
「いやっ、違うの、可愛くなんか無い……伊織は淫乱な女の子なの」
「そう、だったら舐めるだけじゃ物足りないのでしょ?」
「足りない、だからもっと、滅茶苦茶にして、お願いだからぁ……」
「じゃあ、こうしてあげる。でも痛かったらちゃんというのよ」

千早はそういうと、あそこに口をつけたまま器用に指をさしこんできた。
細くしなやかな指は入口を確かめるようなぞるとゆっくり入ってくる。

「あぁっ、なかはいってくる、んっ、千早の指が……」
「そうよ、水瀬さんは私の指で犯されてるの、こんな奥まで」
「ああっ、やん、だめぇ……こすっちゃやぁ、おかしくなっちゃう」
「いいのよおかしくなっても。気持ちいいんでしょ?」
「いい、いいの……でも、だめ、気持ちよすぎて、千早にいかされちゃう」
「私にいかされるのは嫌? だったらもうやめましょうか?」
「いやぁああ、違う! やめちゃだめ、ね? もっといっぱいしていいから」
「じゃあちゃんとそういわなきゃだめでしょ」
「う、うん……お願い、私千早にいかされたいから、もっといっぱい犯して!」
「いいのね、水瀬さんをめちゃくちゃにして気持ちよくしてあげるわよ?」
「いいから、何してもいいから、いっぱいして、もっと指、ぐちゅぐちゅしてぇ!」

根元まで指を突っ込まれてさんざんに犯され、同時に千早の舌でクリトリスを執拗に
転がされ乳首と同じように甘噛みされると意識やら理性が保つわけなかった。
手足が震えるような快感はやがて電気のようにピリピリと脊椎をかけのぼり
頭の真ん中で真っ白に弾けて私の意識はそこで途絶えた。



「気がついた、水瀬さん?」
「ち……はや?」

ベッドの中、私の体は千早の腕に抱きかかえられていた。
エッチなことをして覚めた後にこんな気持ちでいられるのは千早が初めてだ。
千早にいいようにされたのは少々癪だけど、男にされるより何倍も気持ちがよかったから
気にしないでおこうと思う。それにいったばかりなのに私の体はもう千早の愛撫を求めて
疼き出している。本当に私ったらどうしようもない淫乱なんだから……
でも2回目を求める前にしなきゃいけないことがあるわよ。
やられっぱなしというのは性に合わないんだから。

抱擁から抜け出すと千早の体を仰向けに押さえつけて顔を見下ろした。

「どうしたの、急に」
「今度は私の番よ、容赦なく攻めてあげるから覚悟してよね」
「ふふっ……ちょっと怖いわね。それなら一つお願いしてもいいかしら?」
「何よ、手加減ならしてあげないから」
「明かりをつけて欲しいの、水瀬さんの顔や体がよく見えるように」

何よそれ、って思ったけど明るくすることに異論は無かったのよね。
さっきは恥かしいだけだったのに、今では見られたくてたまらないくらいだから。
それはともかく事を進めようと、シーツをめくると下着姿の千早が現れる。
白い木綿の質素な下着は清楚な千早にお似合いだけど、
股間の部分がぐっしょり濡れているのはちょっといただけないわね。
だから全部脱がしてあげる。

「やっぱりこういうの、恥かしいわね」
「駄目よ、今さら抵抗したって許さないんだから」
「待って水瀬さん、自分で脱ぐから……きゃっ、痛い!」

パンツを押さえる千早の手を引き離し、じたばた悪あがきする細い体をぐるんと
うつ伏せにすると、プリプリのお尻にパチンと一発平手打ちをお見舞いしてやった。

「いうこと聞かないともっとひどい目にあわせるから、大人しくしなさいよね」
「水瀬さん、プロデューサーみたいね」
「う、うるさいわね、それ以上いうと本気で叩くわよ!」

それでも千早はもぞもぞ動いて見せたから、さっきより強めにもう一発。
千早の考えなんてお見通し。本当は自分がしてほしいことだから……
ていうか今度するときは千早に同じこと、やらせなきゃ。

ともかくうつ伏せの千早から濡れたパンツを脱がせてお尻だけ高く掲げさせる。
その方が見やすいと思っただけなのに、真後ろからみるととんでもなかった。
股間全体、性器もお尻の穴も全部丸見えで、さんざん興奮して濡れているから
艶かしくテラテラと光ったそこは女の私から見てもドキドキする眺めだった。
私より年上の癖に陰毛はあまり濃くなく、性器自体もまだ成長途中なのか
ふっくらと柔らかそうなひだと割れ目はあまり開いていない。
だけど指で広げると中の濡れ方は半端じゃなく、口をつけるのが躊躇われた。

「ねえ……私の性器って変じゃないかしら?」
「な、何よこれ、おかしいでしょ、こんなびしょびしょに濡れるなんて」
「あぁっ、だって……水瀬さんにしてもらえると思ったら」
「ほんとに千早って変態ね、見られてるだけでこんなに濡らしちゃって」
「ごめんなさい……でも我慢できないから、お願い……」

千早の“女の声”で私の迷いは吹っ切れた。
躊躇いを捨てると充血して濃いピンク色に染まった襞に唇を軽く押し付けた。
だけどそこで千早の上げた可愛い喘ぎを聞いた瞬間私の中で何かが弾けた。
そのあとはもう夢中で、さっき千早がそうしたように舐め、貪り、舌で膣を抉り、
それでも飽き足らず目の前でひくひくしている可愛いいお尻の穴にも舌を這わせ、
そこだけはやめてと懇願する千早を無視して中まで舌をねじ込んでやった。

それ以外は千早がしてくれたことの真似というかお返しだったけど
なんとかいかせることが出来たから私も中々のものだと思ったのよ。

もっともお尻のことを根にもった千早には逆襲されちゃったけどね。


◆エピローグ 

それからのこと……そうね、特に変わったことはないかしら。
しいて言えば我慢できなくなって乱入してきた変態プロデューサーに
あれこれ指示されて色んなことをさせられたくらいかしら。
例えば私と千早が逆向けに抱き合ってお互いのあそこを同時に舐めあうとか
足を交差させてあそことあそこをくっつけあって気持ちよくなるやり方とか。
そうね、二人が左右から同時にフェラチオしてあげたけど、単におちんちんを
挟んだキスだってプロデューサーには不評だったみたい。

暇があれば千早の家に遊びにいって、することをして……
その時にはプロデューサーが教えてくれたやり方が随分と役にたったから
そのお礼もかねて変態Pに対するサービスはしっかりやってるつもり。
でもそれ以上のことはしてないし、求められてもいないのよね。

セックス? とんでもないわよ。
私も千早も立派な処女よ、飛び切り淫乱で変態だけど……。
なんでも私達をトップアイドルにして体も大人も立派に成長してから
おいしくいただくんだってさ。
変態ロリコンの癖におかしなこというと思うけどね。

そうそう、ロリコンで思い出したけど問題が一つだけあったわ。
私と千早で味を占めたのか、いたいけな女の子に目をつけているらしいこと。
やよいと亜美真美がそう。
だから変態の手に落ちるくらいなら、その前に私達でものにしてしまおうと
こっそり千早と相談しているわけ。
ただどっちがやよいに手をつけるかでちょっと揉めているけどね……


おしまい。

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