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「んっ! ふっ! はっ! あっ!」
 じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ
 765プロ所属プロデューサー・秋月律子は、ベッドの上で吐息を弾ませ、身体をバウンドさせる。
「ふうっ……! あああ……! 律子姉ちゃん……! 凄い……! 気持ち良いよお……」
 律子が跨り、下に敷いているのは、彼女の従弟にして876プロ所属アイドル・秋月涼。
 仰向けの態勢で、律子の秘裂に自らの剛直を飲まれ、自身を擦り上げる従姉の膣壁の感触に酔い痴れる。
「んふっ……! はあ……! 良いわよ、涼、その調子。イくまで、ちゃんと我慢しなさいよ……!」
 喘ぎ交じりで律子は涼に声を掛けると、更に腰の律動を速めて行く。
 じゅぷ!じゅぷ!じゅぷ!じゅぷ!じゅぷ!
 涼のシャフトを伝い流れる律子の愛液。ベッドルームに淫らな水音が高く響く。
「あああっ……! 律子姉ちゃん……! そんなに動くと、もう、出そう……!」
「まだよ……! もうちょっとだから……しっかりしなさい……!」
 音を上げる涼を叱咤する律子。
 そして、涼の胸板に手を置き、残された時間で自らも絶頂に至るべく、スパートに入った。
 じゅぱぶちゅじゅぽちゅぱくちゅじゅぱじゅぷ!
「ああ……! はあっ……! 涼……! 涼……! イク……!」
「律子姉ちゃん……! もう……もう駄目……! 出ちゃうよ……!」
 腰をくねらせ、従弟のモノで自らのナカを激しく擦る。全身が熱く昂り、高みに向かって行く。
「ああっ! ああ……! 良いわ……涼……! イって……! 出して……!」
「あああああっ……! 律子姉ちゃん……! ああああああっ……!」
 全身を震わせ、宙に放り投げられるような快感に身を任せる涼。
 そして、

 どぷっ! どぷっ! どぷっ! どぷっ!

「ああっ……! 涼の……! 入ってくる……! 私も……!
 ああああああああああ……!」
 自らに流れ込む情欲の滾り。その熱さを感じながら、律子は背中を反らし、絶頂に達したのであった。

 どさり

 仰向けで息を荒らげる涼に覆い被さる様に倒れ込み、律子は絶頂の余韻に浸る。
「律子姉ちゃん……」
 その律子にしがみ付く様に寄り添い、胸元に顔を埋める涼。
「ふふっ……。涼……気持ち良かった?」
 その頭を抱き締め、律子は涼に微笑みかけた。
「うん……とっても気持ち良かった……」
 その律子を見上げ、蕩けた表情を見せる涼。

 情愛と性欲を弾けさせた2人に訪れるしばしの沈黙。
 その中で、律子は自らの腕の中に納めた涼の顔を伺った。

「律子姉ちゃん……どうかした?」
「へっ……!?」
 不意に声を掛けられ、虚を突かれた様子で涼を見やる律子。
 そこには、怪訝な表情でこちらを覗き込む従弟の顔があった。
「な、何? 涼……。どうか、って……」
「えっと……律子姉ちゃん、何か言いたそうにこっちを見ているように思ったから……。
 勘違いだったら、ごめんなさい」
「えっ……えっと……」
 逡巡する律子を、不思議そうに眺める涼。それはそうだろう、と律子は思った。
 姉代わりの親戚として、アイドルの先輩として。これまで涼に言うべき事は迷わず言ってきたのだから。
 自分の様子を伺う従姉の姿など、涼はそうそう見た事が無い。
「大した事じゃないのよ。ただちょっとね……」
「ただちょっと……?」
 相槌を打ちながら、間を取り、心の準備を整える。そして、律子は口を開き、涼に対して言葉を紡いだ。

「ねえ涼……。たまにはちょっと、違った格好でしてみない?」

 少し思い切った、と言った様子で切り出す律子。思いもかけなかった問いかけに、今度は涼が戸惑う番となった。
「えっと……? 違った格好って……どうするの?」
 涼にとって、セックスとは律子に跨られて快感の呻きを上げ果てる事であり、他の仕方を考えた事は無い。
「例えばね……」
 律子はそんな涼に微笑みかけて、続ける。
 提案を切り出した際の僅かばかりの気負いも消え失せ、目上の者としての余裕に満ちた、いつもの態度で。

「あんたが私の後ろからする、って言うのはどう?」

「う、後ろから……!?」
「そう。私が向こうを向いてあんたが挿れて動くのよ。
 まあ、いつも下に敷かれてヒィヒィ言ってるあんたにされても、満足できないでしょうけど」
 煽るように挑発的な目線と物言い。そんな律子に、涼は思わず口を開いた。
「や、やってみるよ、律子姉ちゃん! 僕……律子姉ちゃんを気持ち良くさせるから……!」
 これからする事に対して、あまりにも真剣で真摯な眼差し。思わず滑稽さを覚え、律子は微苦笑を漏らす。
「へえ、言うじゃない。
 じゃあ……。まず使える様にしないとね」
 律子は起き上がると、涼の腰の横に座り、先程精を吐き出したばかりの男性器に手を伸ばした。
「あうっ……!」
 律子の手が、涼の陰茎をむにむにと刺激し、涼の呻き声が上がる。
「ふふっ。張りが出て、硬くなって来たわ……相変わらず、感じやすいのね」
 上向きに頭をもたげた涼のシャフトを柔らかく掴み、しゅっ、しゅっとしごき上げる、律子の手。
「んふぅ……はあ……んはあ……」
 背を反らし、腰を突き出す様にして悶える涼。興奮しそそり立つそのペニスに、律子は顔を近付けた。
 じゅぷっ!
「ふああああああっ!」
 暖かく柔らかい、唇と口腔の感触。硬さを増し張り詰めて行くシャフトに、律子の舌が絡み付く。
 ちゅるっ、じゅぽ、ずじゅじゅ、ちゅぱっ
「はああ……ふうう……律子姉ちゃぁん……」
 舐め回す舌に、吸い付く唇。敏感な生殖器が味わう口淫の心地よさに、嬌声を上げる。
 ちゅつつつ……ちゅぽっ!
 仕上げにゆっくり唇でしごき上げられ、律子の口から解放されたモノ。
 律子の口で丹念に研ぎ澄まされ、濡れ光りながら鋭くそそり立つ肉槍が、律子の目の前で存在を誇示する。
「こんなに硬くて、大きくなって……。ふふっ。いつもながら、顔に似合わず、とはこの事ね」
 従弟の生殖器に目を細め、愛おしげに撫でる律子。
 いきり立った性器はそんな僅かな刺激にも貪欲に反応し、脈打ちながら猛り狂う。
「あんん……。だって……律子姉ちゃんがいつもそうやって、僕の事、気持ち良くしちゃうから……」
「何言ってるのよ。あんたのモノは初めてのときからガチガチで、女好きの暴れん坊だったわよ。
 エッチが出来るとなれば、いつでも起き上がってスタンバイしちゃう節操無しよ」
「そんなあ……! 僕、律子姉ちゃんだけだよ。律子姉ちゃんが好きだから……」
 がばっと起き上がり、抗弁して訴え掛けてくる涼。
「はいはい。そう思っておくわ」
 律子はそんな涼を適当にいなし、身を翻すと、膝を着いて涼に背を向けた格好になる。

「それじゃ……始めるわよ」

 上体を投げ出してベッドの上に手を着く。

「あああ……」
 後ろから涼の溜め息交じりの声がした。

 四つん這いになった律子。涼は、愛する従姉の肉付きの良い尻を、目の当たりにする。
「凄い……律子姉ちゃん……」
 初めて、目の前でまじまじと観察するふくよかな双丘。
 それはあまりにも美しく、官能的で。涼の視線を釘付けにした。

「……涼!」
 律子の鋭い声で、ハッと我に返る。
「何してるの。……は、早くしなさいよ」
「ご、ごめんなさい。律子姉ちゃん」
 膝立ちでズルズルと歩み寄ると、涼は律子の尻に、おずおずと手を伸ばす。
「ん……」
 その手が律子の尻に触れたとき、律子から微かに声が聞こえた。
「律子姉ちゃん……」
 涼の両手が、律子の豊満な尻肉を左右から掴む。
 滑らかな丸みと柔らかさ。手のひらに伝わるどっしりとした触り心地が、涼の胸を高鳴らせた。
「い、行くよ。律子姉ちゃん」
「ええ……」
 感情を押し殺した様な、平坦な律子の声。
 先程流し込んだ自分の精液でぬらぬらと濡れ光る律子の入口へと、涼は自らのモノを進めて行った。
 涼の男を刺激する律子の性的な丸み。その下で半開きになった秘裂へと、いきり立つ肉棒があてがわれる。

 ずぷ……。

「んん……!」
 涼の先端が押し込まれ、律子に飲み込まれて行く。
 律子は息を漏らし、いつもと違う、待ち受ける感覚に新鮮味を覚える。
「はあ……律子姉ちゃん……!」

 ずぶぶぶぶぶぶぶ……!

「ふはあっ……!」
 意を決し、一気に根元まで押し込まれる男性器。弾む様な律子の尻肉を下腹部で感じ、涼は律子に包まれた。
「はああああ……う、動くよ。律子姉ちゃん」
「ええ……良いわ」
 ずずっ、ずぶぶ、ずずず、ずぶぶ
「んん……んふ……」
 ゆっくりとした緩慢な動きで、涼の肉棒は律子のナカを出入りする。
 自ら動き、律子とまぐわう。涼はその未知の経験に酔い痴れ、柔らかい膣壁の感触を味わいつつ、行為を行う。
「はあ……。涼……もっと、動いて。いつも私がしてるみたいに、強く動かしなさいよ……」
 律子はしばらく涼の動きに任せていたが、やがて焦れた様に、涼に声を掛け、催促する。
「えっ、あ、うん……」
 新しい体位でのセックスを堪能し、従姉の味をのんびり楽しんでいた涼は、律子の声で我に返った。
「じゃ……。行くね」
 手をずらし、腰のくびれと尻の境目辺りを掴むと、涼は一旦体勢を直し、そして再び腰を突き入れた。
 じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぷっ!
「ああっ! んん……! ああ……はあ……!」
 律子から聞こえる溜め息交じりの声。
 表情を確認できないセックスに不安はあったものの、律子が感じてくれる様子を伺い、涼はひとまず安堵した。
 その内、涼も自分自身を出し入れする動きに慣れ始め、少しずつ抽送のペースが上がり始める。
 ぴた!ぴた!ぴた!ぴた!ぴた!
 律子の尻肉が、涼の腰に打ち付けられて震えて弾む。
「んん……! はあ……! あんん……!」
 じゅぽ、じゅぱ、ちゅぷ、ぐちゅ
 律子の喘ぎ声は静かではあったが、涼は律子のナカが潤いを増しているのを感じ取った。
「はあっ……! ふああ……! 凄い、何だか……全然違う……!」
 涼はうわ言の様に呟き、昂るままに腰を振りたくる。
 それまでの涼にとってセックスとは、大好きな姉貴分に身を任せ、思う存分可愛がってもらう事であった。
 姉と慕う律子を下に見下ろし、突き出された尻を引き込んで自ら抽送を行う行為。
 それは、定めを逸脱し禁忌を犯す背徳感を涼に抱かせ、性的な興奮を増大させる。
「律子姉ちゃん……律子姉ちゃん……!」
 激しく腰を躍らせ、ぱちん、ぱちん、と音を立てて、勢い良く律子の尻に叩き付ける涼。
 その狂おしい程の快感を味わいながらも、涼は律子の反応の大人しさが気になっていた。

 自分のセックスに何かが足りない。
 最上の悦びを与えてくれる従姉に、最上の悦びを味わって欲しい。
 涼は抽送をしながら。いつものセックスを思い起こし……。律子の尻に掛けた両手に、力を込めた。

「ああっ……!?」
 突如、律子は身体を震わせ、高く声を上げる。
 じゅぽ!じゅぷ!じゅぽ!じゅぱ!
「ああっ! あっ! ふあ……! あああ!」
 ゆっくりとした溜め息交じりの喘ぎ声から一転。鋭く叫び声を上げる律子。
「な、何……!? きゅ、急に、感じが……!」
 それまで涼の男根から受けていたものとは段違いの快楽。急激な刺激の増大に、戸惑いの声を上げた。
「はあ……律子姉ちゃん、気持ち良い……?
 律子姉ちゃん、いつもイくときにお尻を振って動くから……こうしたら気持ち良くなるのかな、って……」
 涼は、両手で掴んだ律子の尻を揺すり、角度を変えながら肉棒を打ち付ける。
 じゅぷ、ぴちゃぴちゃ、ちゅぽ、ぼたぼたぼた、じゅぶ、とぷぷ
 互いの生殖器が触れ合い、擦れ合う度に、律子の秘裂はヨダレを垂らして撒き散らす。
 飛び散る愛液。太ももから膝へと伝う愛液。2人の間でシーツが濡らされ、大きくシミを作って行った。
「はあっ……! ふう……! ああ……!
 わ、私……。ふうん……! そんな事、してる……?」
「はあ……。うん。ふうっ、してるよ……。はあ……! 自分で、気付いて……はあ……! なかったの……?」
「はっ!はっ……!はあ……! し、知らないわよ……!」
 じゅぶ、くちゅ、ちゅる、ずちゅ、ぐちゅ
 涼にはそう受け応えながらも、律子には思い当たる節があった。
 確かに、今の感触は、律子が涼に跨ってフィニッシュを迎えるときに似ている。

 違うのは、律子の尻だけではなく、涼の腰もくねって振られ、遥かに大きな動きになっている事。
 そして、涼の動きに身を任せている為、自分で感覚を調整する事が一切できない事。

 知らず知らずの内に動きを調整しながら、適度な快楽を味わっていた律子。
 そのタガが一切取り払われた涼の抽送に、律子の全身は焼き切れそうな程の刺激と快感に襲われていた。
「はっ……! あっ……! うくうぅ……!」
 がくり、と律子の肘が落ち、ベッドの上に突っ伏す律子。
 全身に力が入らず、涼に尻を持ち上げられながら、這い蹲る格好となる。
「気持ち良い……? 気持ち良いんだね……。律子姉ちゃん……!」
 律子の反応に歓喜し、抽送を速める涼。

 こうして、律子の身体は自らの意思を外れ、涼の情愛と男性器によって支配された。

「はあっ……!ふうあ……! これ……僕も先がこすれて、凄く気持ち良い……!」
「涼……! 涼……! こんなに激しく……! はあ……! こんなの……!」
 ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!
 互いに肉を強くぶつかり合わせ、混じり合い、絡み合う。
 男と女。牡と牝。表向きの関係を越えて、最も原始的な関係とやり取りが2人を強く結び付けて行く。

「ああっ! あっ……! ああーっ! 涼、私、もう駄目……! もうイク……!」
「律子姉ちゃん……! 僕も……僕も、もうイくよ……!」
 全身を震わせ、限界を訴える律子。涼は律子の尻に掛けた両手に力を込め、最後のピストン運動に入った。
「律子姉ちゃん……! 律子姉ちゃん! 律子姉ちゃん……!
 うううああああああああああ……!」
 憧れ慕う姉代わりに、愛する女に。涼は自らを最も深く律子に押し込み、雄叫びを上げた。

 どびゅうぅうううう!

 涼の性欲、思慕、情愛。すべての思いの丈を刻み込む様に、律子に熱い奔流が流れ込んで行く。
「あああっ……! 涼……! はああっ! ああああああああああ!」
 突き上げられる男根に、身体ごと吹き飛ばされるような感覚。
 律子は絶頂に達し、高みへと舞い上げられて行った。

 どびゅううぅぅ! びゅうううううう! どびゅうぅぅぅぅ!

 次々と流れ込む涼のほとばしりを身体の奥で感じながら、荒い息をつき、絶頂の余韻に浸る律子。
 やがて、全てをその身に注ぎ込まれ、どさり、と律子はベッドの上に崩れ落ちた。

 それから、

 律子と涼は交代でシャワーを浴び、汗と性交の跡を流して、共にベッドに入った。
 静かな寝息を立てる涼を眺め、律子は先程の行為に思いを馳せる。
(まさか、こんなにまでなっちゃうなんてね……)
 自分の乱れぶりを思い出すと、身体が火照る。
 涼の肉棒の味を思い出し、性器が震えて疼くのを感じる。

 自分がやめれば終わるこれまでの行為と違い、動けなくなっても最後まで刻み込まれる快楽。
 恥ずかしい部分をさらけ出して身を委ねる感覚。

(きっとそれは……私が求めていたもの)
 律子は涼を軽く引き寄せ、軽く頭を撫でた。
 互いに惹かれ合い、男と女の関係になっても、2人は親戚同士の姉貴分と弟分だった。
 涼は律子を慕い、素直に言う事を聞き、身を委ね、甘えてくる。
 そんな涼を、律子は年長者としてしっかりと受け止め、愛情を注ぎ、深く可愛がった。
 しかし……。
(涼の前で、年上ぶって余裕でいられるのも……今のうちかもね)
 身体を重ねる毎に、律子の身体が涼のものになりたがって行くのを感じる。
 律子の『可愛い弟分』。だが、『愛する男』としての思いが、もはや抑えられない所まで来ている。
(涼にも……見透かされている。隠すのも限界ね)
 涼が聞いて来なければ、今まで通りの行為を続けていただろう。
 しかし、結果として涼は自分の尻に圧し掛かって腰を振った。
 あまつさえ、自分の性感を高めるやり方を掴まれ、絶頂へと導かれた。
 自分に敷かれて息を弾ませているだけだった筈の涼。
 その涼に、自分が思っている以上に深く把握されている事を、律子は今、思い知ったのだ。
(その内……私が涼に寄り添って……甘えて……身を任せるようになっちゃうのかしらね)
 自分が、所有する恋愛ものの愛読書の主人公になった想像をしてみて、律子は笑みを零す。

 そして、律子は涼の顔を寄せ、その柔らかい頬にキスをした。

「涼……素敵だったわよ」

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