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「いったいどうしてこうなった」
涼が叫んだ。

事の発端は数日前。愛が絵理・涼と一緒に買出しに出たときのことである。
そこでやっていたくじ引き。愛が温泉宿ペア旅行券を当てたのだ。
当然だが、ペアということでどうすべきか考えた結果、いくつかの案が出てきた。
だが、やはり会社経費で購入してる以上、3人の中の2人で行くべきだ、となった。
当てた愛は行くことは確定。残り2人だが、どちらも行く気はあまりなかった。
じゃんけんの結果。涼がついていくことになってしまったのだ。
(これ、性別露呈確定じゃないかな)
涼は一抹の不安を覚えつつ、旅行に同行することになった。
温泉宿には列車で2時間で到着した。部屋は同じ。しかも個室に温泉完備。これは一応幸いではあった。
最悪露呈しても愛さえ口封じできれば一応は面目保てる。ま、一応仕事上の旅行だから愛がカメラ持ってきてたが。
撮影指針について細かいこと言ってなかったのがとても不安ではある。
ま、列車の中からすでにカメラ回してるのでろくにテープなんて残ってないだろうが。

愛はまずは露天風呂の撮影をした。涼に任せることなく単独でカメラ配置、そして撮影である。
固定カメラはあまりよくないのではないかとは思ったが、涼を呼ぶのが面倒なのでこうした。
だが、涼は一応服を着たままカメラをいろいろ動かすために入った。女物の服ではあるが、中身は男である。
愛の裸を見て興奮しないわけはない。だが、自我を保てたのは幸いだった。
とりあえず、涼はこういった。
「どういうアングルにする?」
「少し左から右へまわしていって焦点を合わせるように撮影してくださーい」
無事に撮影は終了。愛が風呂から出て着替えを終えた後、涼がのんびりと風呂に入っていた。
涼は念のため、タオルを股間に巻いたまま風呂に入っていた。少しでも性別露呈のリスクがありそうだったからだ。
だが、その防衛策は完全に無駄になってしまう。愛が再び風呂に戻ってきて、今度は裸で入ってきたのだ。

「タオル巻いてますけど…まさか、涼さん男の子だったり?」
(ギクッ)
「やっぱりそうですよね。私たちと一緒に着替えしてませんでしたから」
(あーあ、ほとんどばれてるよ。どうごまかそう)
「じゃ、タオル取りますね」
「ちょ、タンマタンマ!愛ちゃん、落ち着いて」
だが、もはやどうしようもなかった。男性器がむき出しになってしまった。
こうなったら、口封じするしかないのかと思ったが、
「私、涼さんのことがずっとずっと好きだったんです。
だから、涼さんがきてくれることが決まったとき、本当にうれしかったんです」
「愛…ちゃん?」
「大丈夫です!私、一応口は堅いですから私からもらすことはありません!」
(ほっ、一応どうにか最悪の事態は回避できたけど…)
「それじゃ、一緒に寝ましょう!」
「ぎゃおぉぉぉん」

男女が一緒に寝てやることは1つ。だけど、まだ寝るには時間がある。とりあえず、食事は済ませた。
夜10時、2人は寝ることにした。布団は1枚しかしかれなかった。一緒に寝る以上1枚で十分だったのだ。
2人は浴衣を脱いで全裸になった。ゴムは両方持ってきていない。生でやるしかない。だがまだ13歳と15歳だ。
涼はとめようとしたが愛はやる気満々である。念のため、涼は聞くことにした。

「まだ僕たち13と15だよ?赤ちゃんできちゃったらどうするの?」
「へ?大丈夫ですよ。きちんと育てますから!」

これでもう覚悟を決めるしかなかった。

いろいろ愛撫していく。愛は敏感だった。何度も達してそのつど愛液をごぼごぼと吐き出した。
要するに、下の口は準備万端である。とりあえず、涼は愛に照準を合わせ、一気に自らをもぐりこませた。
愛はほとんど痛がるそぶりをみせず、奥に達した衝撃でイった。
「はぁ、はぁ、…、涼さんが中に入ってるんですね」
「ああ、1つに、なったんだ。動いていい?」
「はい、大丈夫だと、思います」
というわけでピストン運動開始である。
奥をたたき、敏感なところをたたき、さらに指先で陰核や乳首をこりこり。
何度も達することになった。
「あぁぁっ、もう、あぅっ、私、変に、なっちゃいまっ、あぁぁぁぁっ」
そのつど締め付けがきつくなり、涼も限界に近づいた。そして限界に達すると己の欲望を愛の中に注ぎ込んだ。

翌日、チェックアウトするときにはきちんと女物の服装で涼は出てきた。
そして3週間ばれることはなかったのだが…、

「おぇぇぇっ」
お約束である。愛は涼の子供を身ごもったのだ。
父親追及が始まったのだ。とりあえず愛は何も言わなかった。
涼が父親だなんて、まだ性別を公にしてないのにいえるわけがなかった。
「社長、僕が愛ちゃんを…」
「やっぱりそうでしたか。まあ仕方ないですね。こうなることはわかってましたから」
「え?」
「涼と愛が一緒の温泉宿にいく。この段階で子供ができることは覚悟してました。おろせとは言いません」
「で、いつ僕が彼女に赤ちゃん作らせたことを公表すれば…」
「まあ、この状況なら男性デビューも大丈夫でしょう。じゃ、はじめましょう」

男性デビューはすぐに認められた。
まあ子供ができること=デビュー承認のフラグじゃなかったが、
もともとのスケジュールどおりのことも考えデビューが認められた。
そして愛の妊娠および自分が父親であることも発表した。

あれから3年が経過した。16と18になった涼と愛は結婚した。
2歳の娘は歌も踊りも一生懸命学び取っていった。
娘の名前は「早苗」となった。やっぱり生命感あふれる名前が決め手になった。
「涼さん、早苗は今日も一生懸命私たちのビデオを見てるよ」
「愛ちゃん、もしかして、早苗もアイドルにするつもり?」
「もちろんです!というかそろそろ2人目ほしいですよね?」
「え?」

いやな予感がする。その予感は的中した。
次の共通のオフの日、3人は家族旅行であの温泉宿に出かけたのだった。
そして、今度は早苗をどう寝かしつけるかが課題になった。
「そういえば、早苗の目の前で子供作るの?愛ちゃん」
「そうするしかないと思うんですけど」
「せめて寝てからにしない?」
「でもおきちゃいません?」
「さすがに赤ん坊じゃないから大丈夫だと思うけど」
「ならとりあえず熟睡したのを見届けたら作りましょー!」

で、次の子供ができるわけなんだがそれは別のお話。

おしまい

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