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#1 序

もしもし……うん、へーきだよ。
んっふっふー、やっぱわかる? そっ、いま兄ちゃんち。
さっき終わったとこ。あっ、それより聞いてよミキミキ!
玄関に入った瞬間いきなりガバだよ、ガバッ! 
抱きしめるんならもっと優しくしてほしいワケ。
乱暴で痛かったから文句言おうと顔あげたら、今度は強引にキス。
いやキスはいいの。いきなりベロチューだよ? ほんとマジ信じられない。
10日ぶりなんだから、せめてキスくらい優しくしてよって感じ。
鼻息だって凄いんだよ。フガフガいう兄ちゃんケダモノみたいだったw。
前にミキミキいってたっしょ? ハニーが時々ケダモノになるって。
あれの意味、真美にも分かったし。
そのあと? 違うよお、ちゃんとベッドでしたもん。
えー玄関でなんてしてないってば。ミキミキと一緒にしないでww
えっ、今? ううんシャワー浴びてる。
もうおしまいかって? んなわけないっしょ。
だって10日ぶりだよ? 今からがケダモノさんの本番だよw?
真美だってまだまだ物足りないしさ。
うんうん、わかった。じゃまた電話するね。バイバーイ……


携帯をマナーモードにしてからテーブルに置きシーツの中に潜り込む。
ミキミキに言ったことは嘘じゃない、ホントのこと。
でも……ホントはね、玄関でもしちゃってたのさ。
といってもエッチじゃないよ? する前に手とか口でするヤツ。
前戯っていうんだっけ?
だって兄ちゃん、真美のアソコ舐めるのが凄く好きみたいだもん。
放っておいたら多分ずーっと舐め続けるんじゃないかって思うよ。
私だってされるのはイヤじゃないよ? 好きか嫌いかでいえば、まあ好きだし。
兄ちゃんが喜んでるとこ見るのはもっと好きなんだけどね。
だから時々「真美の舐めて」ってお願いするの。
だって真美がそうゆうこと言ったら凄く喜んでくれるから。

でもさっきの……玄関でいきなりっていうのもは嫌じゃないかも。
だってギューされたときは真美もキターーーー!って思ったしさ。
兄ちゃんにアソコ舐められるのだってさ、最初は驚いたし抵抗あったけど
なんか慣れるもんなのかなぁ。
兄ちゃんってば変態さん!なんて今でもそれは思うケドさ…
だって汗とかおしっことかイロイロ汚れているとこ喜んで舐めるんだもん。
でもそれいっちゃうと、真美だって同じ変態さんかもしれないね。
だって…シャワーの前に舐められると実は真美もコーフンしてるから。

さっき玄関でされたときもそう。この前事務所でこっそりしたときだって。
真美は会議室と衣装室がよかったけど、兄ちゃんは更衣室がよかったって。
そりゃそうかw 匂いだけでお替わり余裕ってどーゆーことdai?
それはともかく凄くコーフンしたときはベッドでフツーにエッチする時より
何倍も気持ちいい気がするの。
だから真美だって変態さん……
いやいや、これって兄ちゃんのが伝染したのに違いないよね?

ん? やば、もう出てきた。
うわあ……ナニこれ超いっぱいじゃんw
兄ちゃん溜め過ぎだってば。
そーだ、兄ちゃんに「舐めてキレーにして」って言ってみたらどうするかな。
んっふっふー、シャワーも終わったみたいだし
言ってみる? 言ってみちゃう?


#2 回想〜初めての入浴

最初のきっかけ……
なんてムカシのこと過ぎて忘れちゃったよ。
でも兄ちゃんと初めて一緒に入ったお風呂のことはちゃんと覚えてる。
何県だったか、営業のお仕事のあと泊まった山奥の旅館。
古くてボロっちかったけど、部屋に露天風呂付きって珍しいっしょ?
だからソコはよく覚えてるの。

まあ、あん時は真美もまだ小学生だったかんねー。
ワキゲのイタミってヤツ? 無邪気だったのさ。
兄ちゃん、一緒に入ろう! なんて軽いノリで一緒にお風呂入って。
いっとくけど変なことなんてしてないからね?
ちゃんと裸はタオルで隠してたもん。
お湯んなかでイロイロお話しただけ。
兄ちゃんの背中流してあげたけど。


「兄ちゃん、なんで目隠しなんてするの?」
「真美がタオル巻いて窮屈そうだからな。これで見えないから裸で寛げばいいよ」
「んっふっふー、ホントはスキマから見えてるっしょ、真美のナイスバディ」
「うむ。心の眼にはしっかり見えてるぞ、真美のラブリーな幼児体型が」
「ムッカー! 幼児体型じゃないもん。ちゃんとおっぱいも膨らんできたし
毛だって生えてきてるんだからね!」
「そうかそうか、それはよかったな」
「あとで見たくなって泣いて後悔しても知んないかんね!!!」


勿論冗談で見せる気はなかったよ。
でも兄ちゃんならちょっとくらい……なんて思ったのはホント。
てか実は見せたかったのかもしれないね。
だって体が育っていくのって単純に嬉しかったし。
それを自慢して、そんでもって兄ちゃんに褒められたい、みたいな感じ?

でもねでもね。
見せては無いけど、背中洗うとき後ろからピタってくっついたったw
もちろん裸。タオルもとっちゃってたもんね、わざと。
したら兄ちゃん、ピクってなってたww。
そのあと? それだけ。ほんとだよ、洗いっこしてまたお湯につかって。
うん、真美も洗ってもらった……よ?
兄ちゃん目隠したし。しなくていいっていったけどさ。
洗ってもらったのはね、背中と手。あとは……うそ。それだけ。

でもね……真美、そんとき超ビビったんだよ。
何がって、ピタってしたときに見ちゃったから。
そりゃ決まってるっしょ、アレだよアレ。
初めてじゃないよ、小さい頃お風呂でパパのは見てたから。
でも……あんな凄くなるってことは流石の真美も知らなかったよ……
ぶっちゃけちょっと怖いとも思ったし。
兄ちゃんも案外凄いとこあるんだな、とか。
今? 今だって凄い……って思ってるよ?
別の意味だけどね。


兄ちゃんと二人っきりで泊まったのって、結局それだけだった。
中学から亜美と二人のユニットになっていつも一緒だったしね。
だから、真美が亜美と別行動を取るのなんて……喧嘩したときくらい?


#3 

あの喧嘩が無かったら、とか
喧嘩しても家から出てなかったら、とかは考えたけど
それって結局は無意味なんだよ。
だって結果は同じになってたと思うもん。
真美も兄ちゃんもお互い意識しまくってたはずだから。
亜美はどうかって? 多分、亜美は真美ほど意識してなかったのかな。
正直ね、わかんない。
双子っていっても、完全に一緒じゃないんだもん。

喧嘩の理由は覚えてない。多分つまんないことがきっかけだよ……
ともかく行くアテなんかなくて、すぐ家に戻るのも気まずいから
そうだ、兄ちゃんちに行ってみよう!って思ったの。
時間つぶせるし、兄ちゃんなら慰めてくれるかもって思ったし。
期待は……してたよ、少しだけど。
最後までって決心はまだ出来てなかったけど、
そうなったらなったで覚悟はしたと思う。

行ったら兄ちゃん、なんか大掃除しててさ。
一人で行ったから何か言われると思ったけど、なんも言われんかった。
むしろ嬉しそうな顔したから逆に勘違いしちゃったよ。
兄ちゃんは人手が来て喜んだのを、真美ともあろうものが勘違いとは……。
まぁ何かあった事くらい、兄ちゃん気付いてたハズ。鈍感そうで結構鋭いからね。

うん、だから真面目にお手伝いしたんだよ。
布団干して、シーツとか服とかお洗濯して、掃除機かけて、拭き掃除もして。
ゴミとかガラクタとか一杯捨てて、ついでにお宝も発見して。
エッチな本は無かった、てか本より動画がスタンダードなんだって。
ふふふーん。もち見つけたよ。中身? 見てないよ。
だって見つけた瞬間取り上げられたもん。
いやいや、兄ちゃん本気で奪いにきたからチェックする暇なかったんだって。

ともかく気付いたら3時間くらいたってて、もう汗びっしょり。
部屋が綺麗に片付いたら、亜美と喧嘩したモヤモヤもすっきりしちゃって
つい兄ちゃんとハイタッチ→抱き合って喜ぶコンボ決めてた。
さすがに汗臭かったけどね。んー、いや臭いっていうかさ
なんかね、いい匂いじゃないけどイヤじゃない不思議な感じ。
あれがヘロモンっていうのかい? 
兄ちゃんは真美の汗いい匂いだってクンカクンカしてたけどね。へへっ。

あとはシャワー借りてさっぱりして。
兄ちゃんが作ってくれたソーメン一緒に食べて。
美味しかったよ、意外に。
あとは……駅まで送ってもらう途中、ゲーセンでプリ取って。
そんでケーキ屋さんでお土産買ってもらって
亜美とはちゃんと仲直りしろて言われてバイバイしたの。
そういうひとなんだよね、兄ちゃんって。だから好きなんだけど。



なんて話なんだけどさ、一番大事なところがズッポリ抜けてるの。
どこかって?
決まってるっしょ、そんなこと。
一番面白いトコだよ。
んっふっふー どうしようかな。
聞きたい? だよねだよね。じゃあ……いくよ?


#4 

さっきの話は大体ホントなんだけど、ちょこっと違うとこがあるの。
お掃除が終わって、ハイタッチしたとこまではホント。
違うのはそっから先。
ハイタッチしたあと、抱き合ったんじゃない。
ホントは兄ちゃんに抱きしめられてた。それもかなりマジな感じで。
結構焦ったんだよね……だってまさかのタイミングじゃん?
汗かいたね→シャワー浴びよう→前みたいに洗いっこしない? ってゆーのが
真美の描いていた台本だったから。


「ちょ、兄ちゃん暑苦しいよぉ」
「ちょっとぐらい我慢しろ」
「ムリだよ、それに汗臭いもん……そーゆーのはシャワー浴びてからっしょ?」

そう言ったのは本気じゃなくて冗談。
だって兄ちゃんがマジ過ぎてキケン感じてたから。
ぎゅーってされるだけで、兄ちゃんの本気度が分かったもん。
真美だって、そのカクゴがあって兄ちゃんちに行ったわけだけど
やっぱ心の準備ってもんがそん時には欲しかったし。
だから兄ちゃんには冷静さっていうか余裕を取り戻して欲しかった。
だけどね、真美もこの辺が限界だったみたい。

「シャワー浴びてからならいいのか?」
「待って兄ちゃん。なんか目がマジなてるんですけど?」
「真美……悪いけど本気みたいだ。自分が止められない」
「あっ…そんなにぎゅーしたら苦しいから、ね、ちょ……あぁ!!」

兄ちゃんの抱っこする力が強すぎて苦しかったのはホント。
ジタバタしたら力は緩めてくれて。でも逃げるのムリだった。
なんか顎をぐいって上げられて、兄ちゃんと見詰め合ってるの。
そんで顔がずんずん近づいてくるから、あぁ…チューされるんだっと思って。

こ、心の準備まだ出来てない、だからいきなりチューはだめ……
そう思って兄ちゃんの唇がくっつく直前、顔横向けて逃げたの。
そしたら。
兄ちゃん、真美の首をべろって舐めてた。
舐められた瞬間、あぁっ!って大きな声でてた。
べろってされた首から背中を通って足までぞくぞくっ……って電気走った。
そんで体の力がふしゅーって抜けちゃって、ふらっとなって
気がついたらソファーの上だったの。


「真美……真美……」
「やっ、んぁああ! に、にいちゃ……やめぇ、あぁああ!」

兄ちゃん、真美の名前をうわ言みたいに呼びながら、
さっきよりヤラシイ感じでペロペロしてて、
そん時、真美はもう完全におかしくなってて
暑苦しいとか汗臭いとかそういう感覚、全くなくて
今から先にすすんじゃうことの不安とか怖さとかもなくて
兄ちゃんの舌がべろべろと真美の体を舐める感触が
その変な、やらしいはずの感触が

メッチャ気持ちよかった。
もうそれしか考えてなかった


だから
「真美、いいか……真美の体、もっと舐めても」

っていわれて

「……うん。   いいよ、兄ちゃんなら」
って答えてた。

そん時は力が抜けてフワフワした感じで
体の奥から、ジュワーって熱いのがきて
兄ちゃんが真美の服、脱がすのをぼーっと見ながら
じれったいな、はやく脱がしてもっと舐めてほしいなぁ
そしたらもっと気持ちいくなれるのに……って思ってた。

シャツ脱がされて、ブラなんか一瞬で外されて。
その後に及んでも兄ちゃんてば、なんか恐る恐るって感じで
真美のおっぱい触ろうとしてて。
兄ちゃん可愛いとこあるじゃん、なんて思ったら余裕取り戻した感じになった。

「ねぇ……真美の胸、おっきくなってきたっしょ?」
「あ、ああ……そうだな。触る……ぞ?」
「んっ、いいけど優しくだよ……あっ、んんっ……くすぐった…いょ」

兄ちゃんの手、めっちゃ熱かった。
でも揉むっていうより手で包んでふにふにってする感じ?
それが凄く優しい感じでよかった。
やっぱ兄ちゃんって優しいもん。

「……ねっ……胸は舐めないの?」
そう聞いたのは、そうして欲しくなってたから。
首舐められただけであんなに気持ちいくなったんだもん。
胸舐められたらもっと凄いはずだもん。
だから期待してたんだけど。


「真美……すまん。流石にやりすぎだった」


何それ?
なんで急にそうなっちゃうわけ?
い、いやいや、服とか着せなくていいっしょ。

もっと続き……
でも兄ちゃん、真美を起こすとさっきみたいにぎゅっとして。

「ごめんな真美。俺、真美のことが好きすぎてつい……」


そんなこと真美知ってるもん。だから、逃げなかったじゃん。
真美だって兄ちゃんが好きだから、していいよ、っていったんじゃん。
兄ちゃんが真美の体いっぱい舐めたいっていったんだよ?
兄ちゃんが真美の服脱がせてくれて、ブラも外して
胸……真美のおっぱい、やさしく触ってくれてたんだよ?



「だったら……して」
「真美?」
「真美が好きなんだったら、ちゃんと続きして」
「好きだけどこれ以上は駄目だ」
「どうして?」
「自分が止められなくなるから。真美はまだ大人じゃないんだ」


兄ちゃん、真美としたくないの?
真美は……真美は兄ちゃんなら、いいよ。
もう怖くな……いもん。全然こわくないもん……

「兄ちゃんとならいいもん! 真美、怖くないもん!」
「でも真美の声、震えてる」
「怖いからじゃないもん!」
「分かった分かった……じゃ、顔あげてみ」

そん時兄ちゃん、いつもの落ち着いた声に戻ってるのが分かった。
その声で優しく言われたから、真美もなんかホッとして。
顔上げて兄ちゃんの顔みようとしたら。

チュッ。

反射的に目をつぶってた。
うわうわ、これってこれって真美のファーストキスだよぉ……
んんっ……んっ…
な、長いよ兄ちゃん……息……
んんんっ。んはぁ……んくっ
ぷはぁーーーーー!

ぜえぜえはあはあして、なんとか呼吸をととのえてたら
兄ちゃんが笑って真美のこと見てるから。
ちょっとムカついて、兄ちゃんの鼻つまんでから
唇ふさいだったw
そのあとはソファーの上で抱き合って、何回もチューしてた。
最初のうちは優しかったけど、なんかだんだん激しくなってきて
そうしたらさっき兄ちゃんに舐められてたときの気分がもどってきた。

「兄ちゃん……さっきの続き、しないの?」
「続き?」
「兄ちゃん、真美の体全部舐めたいっていったよ?」
「……ああ」
「でもまだ首しか舐めてないっしょ」
「……たしかに」
「真美、嘘つきはきらいだかんね!」
「ほんとにするぞ? もう途中でストップっていっても止めないぞ?」
「いいもん。真美、平気だよ。最後までだっ…んっ?」

言いかけたことばは、兄ちゃんのキスで止められた。

「最後までするのは、真美がもっと大人になってからだ、とにかくこい」
「わっ、ちょ……な、抱っこって、どこいくんだよ兄ちゃん」



つれてかれたのは脱衣場。
兄ちゃんに残りの服と下着全部脱がされて
パンツがちょっとやばいことになってたけど
脱がされた服とまとめて洗濯機に放り込まれたから気にしないことにしたの。
そんでから兄ちゃんと一緒にお風呂はいった。

前に一緒にお風呂はいったのがお子様向けだとしたら、今回のは完全版だね。
だって真美、体全部兄ちゃんに洗ってもらったもん。
シャンプーもリンスもセットだよ?
小学生のころ、パパに洗ってもらったこと思い出したけど
さっきのこととは別の意味で気持ちいいよ、うん。
だからね、真美も兄ちゃんの体全部、洗ってあげることにしたの。
兄ちゃんの、やっぱり前見たときと同じで
凄いことになってたw
さっき兄ちゃんは「最後まではしない」っていってくれたけど
それでもびびるよ、これは。だって……こんなの絶対はいるわけないし。

背中とか手足は余裕で洗えた。
お腹はちょっとね……だってどうしてもあれが見えちゃうし。
でも真美、最後までがんばったよ。
そうそう、あれってさ、信じらんないくらい固かった。

そんな感じでお風呂はおしまい。
まああれだね。
やっぱ狭いと二人一緒にはいるのは大変だよ。



ドライヤーで髪乾かして、着るものはまだ洗濯中だからバスタオルだけ巻いたの。
だってほら、何か着たってどうせこのあと……でしょ?
ちょっと緊張はしたけど、兄ちゃんのことを信じて
ベッドのあるお部屋にいったら、洗ったばかりのシーツが敷いてあって
電気も雰囲気あるランプだけですっかり準備万端だったの。
バスローブ姿の兄ちゃんが新鮮でちょっとセクチーだったなw

「お待たせ兄ちゃん」
「さあ、お嬢様。ベッドにどうぞ」
「いきなりなんだw」
「待ちくたびれていたからな」

そんな感じで話しながら、寝転んだ真美のとなりに兄ちゃんも来て、
髪なでられられて、もっかいチューする。
「唇から力抜いて」
なんていわれたとおりにすると、そのあとのチューはもっといい感じになって
しばらくはそうやってチューばっかしてたの。
兄ちゃんが真美の唇ぱくってはさんだり、舌で唇をつつーってなぞられたり。
それを真美も真似してやってみて。

そんなことしてたら、またさっきみたいに体熱くなってきて
真美も兄ちゃんもちょっとハァハァしてきて。
「じゃ、キスだけは大人のを教えといてやる」
いきなり兄ちゃんが真美をがばって押さえつけて
唇がぴったり重ねられて……


兄ちゃんの舌が入ってきた。


やり方なんて分かんないし、とりあえず最初はされるままで。
途中から真美も舌動かして、兄ちゃんのをつついたり。
長いこと大人のチューして、唇離れたら涎の筋が繋がってるのが見えて

そっから先のことは細かいとこまではよく覚えてないの。
ベロチューしたあたりで兄ちゃんスイッチ入ったみたいで
お風呂の前にしたみたいに、首筋ガッと噛まれてちゅってやられて
真美もそれでスイッチ入ったと思う。
両手で兄ちゃんの体ぎゅっとつかんで
「あっ、あああっ……」って声出してた。
さっきのはペロペロ舐めるだけだったのが
今度のは歯をあてたり、吸ったりいろんなことされて
ああ、真美って今襲われてるんだなあって思いながら
兄ちゃんの唇と舌が首から喉を通って下に向かうのが待ち遠しかった。

でもその時はすぐにきた。
胸で巻いてたバスタオルがそっとほどかれて。
すぐに兄ちゃんの口は胸にきて、舌でべろんって舐められて
最後に乳首がくわえられてきゅって吸われた瞬間、やっぱり電気がびびってきて
背中がもちあがるくらい体も震えて

「ぅわぁ、にいちゃ…すご、いよぉ……」
でも兄ちゃんはもう真美にはこたえてくれなくて
ただ必死でちゅぱちゅぱと乳首に吸い付いて、ときどき舌でころがされて
軽く甘噛みされたりして
頭がぼーーーーっとなって。

気持ちいいんだなぁって。
だからみんなエッチするんだ、こんなに気持ちいくなれるから。
そう思うと、亜美より先に大人になれた気がしてちょっと気分よかった。

その先はって?
実はその時は最初ってことで兄ちゃんがしてくれたのは胸まで。
ほんとだってば。
その、アソコ……してもらうのはちょっと先の話。

してもいいけど、ほんとは真美ちょっと複雑なの。
だって亜美がね……

今はもう張り合うとか無意味なことはしてないよ。
でもあのときだけは違ってて。

うん、そうなんだ。
兄ちゃんとチューして、胸も許したのは真美が先だけど
その先に進んだのは亜美。
ていうか、真美と兄ちゃんの関係に亜美が感づいたから。
亜美が真美のふりして、兄ちゃんに迫って。
まあそんな感じかな。



でもまた今度ね。

大丈夫、ちゃんと続きの話はするから。


つづき亜美がたり

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