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「この近くに夜景の綺麗な公園があるんだ。ちょっと寄り道していいかな」
「ええ、いいですけど。そういうのって珍しいですね」
「そうかな。たまにはロマンチックなのもいいかと思ったんだけど…」
「ふふ、また何かを企んでいるのかと。すみません、素直に嬉しいです」
いや、実際企んでいるんですけど。

場所柄もあって夜はアベックに限られるが、遅い時間にはその数も少なくなる。
駐車場に止まっている車も本の数台。揺れているのは1台だけか。

「さ、いこう」

街灯は歩くのに支障が無い程度。場所によっては結構暗いので、俺は千早と腕を組む。

「プロデューサー、その荷物は?」
「途中で寒くなったときのためのもの。今日ならちょっと汗ばむかもしれんが」
実際にはもっと特殊な装備なわけなんだが。

暗さに目が慣れると、あっちの木陰で抱き合う姿、こっちのベンチでキスに夢中のアベックの姿が
ちらほら目に入ってくる。
抱き合うといっても、もはやペッティングの域に達しているし、キスだってほとんどディープだ。

「み、みんな…凄いですね」
「俺たちもやっとく?」
「え、えええっ、ここでですか?」
「キスだよ、千早。ほら」

歩く足をとめ、首を伸ばすと千早の唇を捕まえる。

「んっ…見られます…んんっ、んむっ」
「誰もみないよ。みんな夢中だから」
「でも…あ、んっ…くっ、そこ、だめです…」

胸に伸ばした手は、あっさり押さえられてしまう。

「まずは夜景、なのでは?」
「まずは? ああ、そうだな」


遊歩道が上り坂になり、曲がりくねった道を右に左に折れ曲がった先、ようやく道が平坦になる。
上りきった場所は小さなグランドのように開けており、その先に小さな展望台が見える。

「ほら、あれだ。小さいけど上ると面白いよ」

5Mくらいの、梯子を上るそれは物見櫓のような展望台だ。
下から伺ってみるが、今は誰も上っていないらしい。
千早を先に上がらせ、そのあとに続いて俺も台の上に上る。

「ほら、綺麗だろ。スケールは小さめだけど」
「わぁ、本当に綺麗ですね。近場でこんな夜景が見れるなんて…」

展望台といっても2m四方の小さなスペースだが、そこからは丘の上の広場がほぼ見渡せる。
夜なので視界は限られるが、広場を囲むように設置してあるるベンチに2組のアベックが見える。

「千早、ちょっときてごらん」

夜景とは反対側、広場のほうに誘う。

「ほら、あそこのベンチ見てみな」

側壁にもたれた千早の腰をうしろからそっと包み込んで耳元で囁く。

「えっ? あ、あれ、ですか?」
「そう。あれ、多分入ってるよ」

ベンチに座った男の膝にまたがった女が、ゆるやかに上半身を動かすのが見て取れる。
入っている、の意味をようやく理解し千早の声が少し上ずる。

「こ、こんなところで……」
「すごいな、千早」

初めて見る他人の行為に千早は目を奪われている。
ではこっちもそろそろ。

腰に回した手をゆっくりスカートの下から浸入させていく。
太ももをさすりながら、さしたる抵抗も無く左手は目的地に到達。

「……んっ、だめです…見られてしまいます」
「こっちは壁があるから見えないよ」
「あっ、そうですけど……」
「それよりほら。千早のここ、もうクチュクチュいってるよ。あれ見て興奮した?」
「し、してません…プロデューサーがいやらしいことするからです」
「ふーん、そうなんだ。じゃもっと」
「あぅ、や、やめましょう…これ以上は……」

ショーツをずらし、すでにぬるぬると抵抗のないソコにゆっくり人差し指を挿入。
その隙にもう片手をシャツの下から差し入れ、乳房を包む。

「やぁ、だ、だめぇ…やめ、あっ、いや…んっ…んんっ」
「欲しくなってきたんじゃない? なんならここで入れてあげようか?」
「ふぁっ、あ、ほっ…ほし…くない、だめぇ、ここじゃあだめぇ」
「ここはだめなんだ?なら別の場所ならいいの?」
「やぁ…意地悪…こんなとこでしてるのばれると…だめだから」
「そう。じゃ、やめよう」

あっさり引き下がったのは、ここでやるのが目的ではないからだが
少し惜しい気もする。人目がなければ、千早とて屋外で受け入れることに
抵抗は無かったのだろう。

まあ、本気の愛撫ではなかったしな。
もう一度夜景の見える方向に移動し、優しいキスで一旦千早をクールダウンさせる。

 ◇ ◇ ◇

展望台から降り、遊歩道をゆるゆると下っていく。
適度な刺激、適度な愛撫で千早の機嫌は悪くは無い。

「やっぱりああいうことが目的だったのですね」

俺の腕をやさしくつねりながらも、その口調は甘ったるい。

「いやぁ、他のカップル見てたらしたくなっただけだよ。千早だってそうだろ?」
「すぐそういうこと言わせたがるのだから。……ほんとにいやらしい人」
「いやらしくない千早にいやらしいこと言わせるのが好きなだけさ」
「それより…さっきの展望台でされてしまうのかと思いましたけど……」
「千早がココじゃダメっていったくせに」
「だって、ベンチの人から見えてたかもしれません」
「こっちから見ても顔までは見えなかったろ? 無理にでもしとけばよかったかな」
「ノーコメント、です」
「それより、ちょっと喉も渇いたし一休みしてから帰ろう。飲み物もってきてるから」


遊歩道からそれたところにある、小さい公園に踏み込む。
子供向けの遊具が並び、それらを囲むようにいくつかベンチがあり、先客が1組。
ディープキスの真っ最中で、俺たちに気づいてもキスをやめるそぶりも無い。

一応は気を使って、滑り台を挟んで反対側のベンチに腰をおろすが、遊具ごしでも
彼らの姿はあらかた見えている。

「ほい、まだ熱いから気をつけて」

魔法瓶から注いだコーヒーを千早に差し出す。

「あの…またここでも…ですね」
「気になる?」
「ならないって言えば嘘になります。でも」
「ん、なんだ?」
「やっぱり見てたら、欲しくなるものですね////」
「だろ。せっかくだし、帰る前に俺たちもキス、見せ付けてやろうか?」
「……あの、す、少しだけですよ?」
「わかってるよ。ほら、もうちょっとこっちおいで」

千早を引き寄せ、まずは肩を抱いて普通のキス。
さっき展望台である程度仕込んでおいたのもあり、千早はすぐに甘えた鼻息をもらし始める。
ほら、向こうもライバルの出現でちょっとやる気になってきたみたいだぜ、千早。
こうなりゃ少しだけ、では終われないぞ。
だってな、千早。
ここの公園、夜は上級者のゾーンなんだ。
悪いな、でもがんばってくれよ。


ディープキスでは互角と思いきや、向こうは彼女を膝の上に座らせてきた。
まだ脱いでないから入っちゃいないだろうが、女の腰つきがエロい。
よし、ならこっちも。

「千早も膝の上においで。いや、反対。向こう向き」
「これでは、キスできません」
「いいんだ。キスがいいならあいつらの見物しといてくれ」
「で、でも」

渋る千早に構わず、膝に乗せた千早の足をいっぱいに開かせて向こうにアピールする。

「ほら、千早のここ、見られてるぞ?」
「やぁ、だめです。恥ずかしいから…もうこのあたりで」
「だーめ、ほら見てみな、向こうは上半身裸にさせてるよ」

乏しい明かりで分かりにくいが、女のシャツは裾からまくりあげられた状態で
どうやらブラも外しているようだ。
女も抵抗するどころか、頭からシャツを引き抜き、上半身丸裸なのをまったく気にせず
その胸を男の顔に押し付けている。
さほど距離が離れているわけではないので、男がたてるわざとらしい音と、女の喘ぎが
こっちまで聞こえてくる。

「なかなか大胆だね。見てるか千早」
「み、見てます。あんなのって…恥ずかしくないのでしょうか?」
「見られる刺激がすきなんだろ。千早はどう?」
「わたしは…だめです。恥ずかしすぎます」
「でも、ほら。千早のアソコがいじられてるとこ、あっちの男に見られてるよ」
「えっ…ダメです…そんなの」
「少しだけ冒険してみようよ、な。暗くて見えないから大丈夫」
「…ほんとに…見えませんか?」
「こっちからあっち見てみなよ。はっきりはわからないだろう?」
「見えませんけど……」
「ほら、だから大丈夫」
「では…どうすれば」
「胸出すのは二番煎じだから、こっちはココ」
「やっ、そこは…あの、パンツだけ…ですよ。スカートは脱ぎませんから」
「もちろん。じゃ、俺の前に立って。うん、こっち向いたまま。そうそう」
「こ、こうですか?」
「そう。腰かがめて、俺にキスしながらゆっくりパンツ下ろすんだ」

俺の前にたった千早が腰をかがめて俺に唇を重ねる。その千早の頭を片手でしっかりと押さえ
もう片方の手で、スカートをそっとまくりあげる。
「んんんっ、んんんん!!」

しばらくは抵抗していた千早も、最後は諦めてパンツを足首まで下ろしきる。
向こうの男からは、さすがに千早の秘部までは見えないまでも、捲り上げたスカートの
おかげで、千早の魅力的なヒップラインと、その中心をさらけ出したのがよく分かったはずだ。

少しだけ勝った気分になったのも束の間、向こうは下半身も脱がせ始めた。
こっちはパンツは脱がせ、アソコも見せ付けたとはいえ、それだけだ。
まだ服もブラも健在のままだ。
しかしあっちは、ほらもうパンツが降りきったら全裸だぞ。

「千早…ほら、あの子全部脱がされてる」
「うー、ほんとうに…脱いでます……」
「千早はどう? パンツ脱いで下半身の裸を見られたときの気分は?」
「そ、そんなの…恥ずかしいにきまってます。でも……」
「気持ちよかった、だろ?」

抱き寄せた千早のそこに手を伸ばすと、もう溢れるくらい潤っている。
「ならどうする、このあと。向こうは全部脱いだけど、千早もやってみる?」
「………」
「それとも、脱がなくていいから、ここでしてるとこを見せ付ける?」
「あ、あぅっ、するのですか…見られながら」
「ああ。もちろん脱いでしてもいいんだけど、千早はどうする?」

向こうのベンチでは、女がひざまずいて口での奉仕を始めている。
初めての千早と違って、随分と手馴れているんだろうな。
男もリラックスしているし、女の方もためらいが一切ない。

「あ、あの…ここでするのは少し…その…決心できません…けど」
「脱ぐだけなら、できそう?」
「あのプロデューサー、この場で全部脱げば、あの、するのは許してもらえますか」
「うん、それは約束するよ。するのなら、ゆっくりリラックスさせてあげたいから」
「なら、ぬ、脱ぎます」
「もうさ、向こうは意識しなくていいから。脱ぐとき俺だけを見て」
「…はい」

一度決心すれば、千早に躊躇いはなかった。
シャツを脱ぎ捨て、ブラを外し、ついでスカートのホックに手をかけ、それを外すと。
重力にしたがって地面におち、靴下と靴だけを見につけた裸の千早が完成する。
受け取った服をたたんでバッグにしまい、代わりにソレを取り出した。

悪いな、千早。
脱ぐだけじゃないんだ。これが今日の目的だったんだ。
でも簡単なことだから。
少しだけだから、な。

「千早、よく頑張ったな。ほら、おいで」

胸とあそこを隠している千早の腕をつかんで引き寄せて、抱き寄せてやる。

「こうして夜空の下で見る千早も、綺麗だな」
「…ほんとう…ですか?」
「ああ、向こうの二人もきっと見とれているはずだよ」

千早の肩越しに見えるベンチでは、すでに合体を済ませた二人がゆるやかに愛を交わしている。

「綺麗な星空の下で千早と散歩したかったんだ。だから、これ」
「え、な、何を。これ」
「首輪だよ」

ちゃらり、細い鎖が俺の手から音をたてこぼれていく。

「やぁ、待ってください……脱ぐだけだって」
「そうだよ」
「お願いです、は、はずしてください、これ」
「お散歩しようか、千早ちゃん。それとも、これ繋がれて、しばらく一人であっちのエッチ見てる?」
「だ、ダメです…一人にしないでください」
「じゃ、一緒に行かなきゃ、だろ?」
「……ずるいです、プロデューサー」

千早は俺の服を掴んだまま、少し考えている。

「少しだけ…ほんとうに少しだけ…ですよ」
「じゃ、あのアベックの近くでキスするの見てもらって、それで終わりにしようか」
「ほんとうに約束ですよ?」

 ◇ ◇ ◇

「約束はちゃんと守ったろ?」
「…はい。すごく恥ずかしかったですけど」
「でも、刺激的ではあったろ?」
「し、知りません…」

でも俺にはわかっていた。
約束どおり、アベックの前まで千早をひっぱっていき、そこでキスをしただけだが
そのとき触れた千早のそこが、とても熱く、これまでにないくらい激しく濡れていた理由を。
次は野外でセックス。
それに慣れたら、野外で見られながらもいいし、全裸の散歩ももっと距離をのばさないとな。

覚えなきゃいけないことはまだ沢山あるぞ、千早?

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