最終更新:ID:XUtQtTLLMA 2013年11月01日(金) 21:42:23履歴
チュッチュばっか投下してきたけど、ちょいエロを試行錯誤してみまっす。昼間から。
お姫ちん誕生日あたりの流れで書いた、たかやよ。
銀の髪が肌の上を滑る。
石鹸の香りがした、それと、少しくすぐったかった。
伊織ちゃんや小鳥さんは、よく私を「可愛い」と褒めてくれる。
でも貴音さんは、ずっと無言で私の身体に触れ続ける。
「たか、ねさぁん……」
冷たい印象の見た目と違って、貴音さんの体温はとても高い。
互いの身体が擦れあうと、すぐ私の体も熱くなってしまう。
水音。アイスキャンディーを舐めるみたいな。彼女の舌が、私の首筋と、胸を這う。
上品なお口なのに、貪るように私を舐める。痕がつく。声が漏れる。
「ひぁっ」
すごく熱心にしてくれる。だから、きっと嫌われてはいないはず。
そう言い聞かせて、私は必死に貴音さんの首へ手を回す。
銀の髪が、また揺れる。
(ぜ、全部わけ分かんなくなっちゃいます!またぁっ!)
本当は自分も貴音さんの身体に触れたい。
ケーキのクリームと、洗い立てのシーツみたいな。白くてすべすべの身体に。
でもこの人に触られると、私はすぐ自分のことだけで精一杯になってしまう。
したいけど、されるだけの未熟な気もち。
「きゃぅっ」
指が、私のなかに入ってくる。はじめは慣れなかったこの感覚も、
いまは繋がりを感じられる心の拠りどころ。
「た、貴音さんっ、あんまり、音立てないでくださいっ……んぅっっ」
恥ずかしいのと、何もできないもどかしさで、私は自分の顔を手で覆った。
まだ少しだけ怖くて、だけど、気持ちがいい。
躊躇いだけ残して、あっと言う間に頭がぼうっとしてしまう。
背中が勝手にぴくぴく動いて、何も分からなくなる。
(貴音さんは、すごく綺麗で、何でもできて……私も……)、
気づいたら左右に脚が開いていた。はしたない。
真っ白で柔らかい胸が、自分の胸の上を何度も滑った。
また凄く恥ずかしい。気持ちいい。困ってしまって指の隙間から貴音さんの顔を見上げる。
(あ)
見慣れた顔だ。らあめんとか、美味しいものを食べてるときの。
とっても静かなのに、頬が赤くて、笑顔みたいな真面目な顔。
(そっか。今わたし……食べられてるんだ)
そう思うと、愛しさと身体の切なさが、お腹の下にギュッと集まってきた。
今は繋がってるから、名前を呼ぶだけで、きっと。
「貴音さんっ!貴音さんっ!」
唇と唇が触れて、貴音さんの指が強く私のなかをかき混ぜた。
背中の下がジャンプみたいに跳ね上がって、私の全部が真っ白になった。
お布団の上で、熱くなった身体が行き場の無い刺激で暴れまわる。
「好きですよ、やよい」
最後にそっと、彼女は暖かな声でごちそうさまを言ってくれた。
おしまい やよい一人称もむつかしいけど、たかやよは語彙の差が凄すぎて普通には書けないw
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