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436 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2014/12/03(水) 20:49:15.48 ID:kktC5cL6
>431じゃないけどなんとなく書いてみたはるみき




「はーるかー!寒いのー!」
ソファに座っていたらそんな美希の声が聞こえた。寒い、なんて言う割にはすごく嬉しそうな美希が飛びついてくる。
「うわっ!……みーきー、危ないよー?」
美希はしょうがないなあなんて思いながら、一応注意するだけしておく。
「んんー。やっぱり春香はあったかいの。」
隣に座った美希が私の首に腕を回して頬ずりしてくる。
「美希の方があったかいと思うんだけどなあ。」
「ね、春香。このままでいてもいい?」
「いいけど……今日は甘えん坊だね?」
「たまにはいっぱい甘えたい日もあるの!」
「ふふ、そっか。」
ふと美希の頭を撫でたいなあって思ったけれど、この位置からだと腕が届かない。
「美希。」
「なに?」
「頭撫でたいからもうちょっと体勢どうにかならないかな?」
「んー。じゃあこうするのー。」
そう言うと美希は私の膝の上に納まった。
「それだと寒くない?」
「代わりに春香の太ももを堪能するからそれくらいは我慢するのー。」
のんびりとした声で答える美希。やっぱり美希は可愛いなあ、なんてぼーっと眺めていたら。
「春香。」
なんか不満そうな顔をされた。
「どうしたの?」
「撫でてくれないの?」
「あ。」
そういえばそうだった。
「ごめんごめん。」
「春香が言い出したのに。」
「美希が可愛いからついぼーっとしちゃったんだよ。」
「むー、そういう言い方はずるいって思うな……」
そう言って膨れる美希の頭を撫でる。やっぱり撫で心地いいなあ。
しばらく撫で続けていたらなんか美希が眠そうな顔をしているのに気づいた。
「美希、眠いなら寝てもいいよ?」
「うーん。じゃあちょっとだけ寝るね。春香も大変だろうし。」
「気にしなくていいのに。」
「ミキが気にするの。」
むぅ、と唸る。本当に気にしなくてもいいのになあ。
「じゃあ、適当に時間が過ぎたら起こすね。」
「うん。」
美希が答えたのを聞いて撫でるのを再開する。寝てる間にたっぷり堪能しておこう。
そんな事を考えつつ私に身を任せて眠る美希を撫で続けていたら、だんだん私も眠くなってきて。
ちょっとくらいなら私も寝ても大丈夫だよね。なんて思いながら夢の世界へと落ちていった。

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