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小鳥「指圧の心は母心〜♪」
千早「……押せば命の泉湧く、でしたっけ」
やよい「わあ〜、それなんですかー?」
小鳥「指圧協会っていうところの、理事長さんのお言葉ですよ」
千早「確か、笑いも健康の秘訣……なんてこともおっしゃってましたね」
やよい「へぇ〜、なんだか偉い人みたいですね!」
小鳥「まあ、詳しくはよく知らないんだけど。でも、指圧はとても気持ちいいですよね。私もよくお母さんにしてあげてたな〜……」
千早「整体に行くと、していただけるんですよね。私も指圧は好きです、あの痛気持ち良い感じが」
やよい「私はちょっと、よくわかんないです。お父さんお母さんには肩叩きとか、肩もみとかばっかりですし」
小鳥「あ、じゃあせっかくだし、実演も兼ねてやよいちゃんに指南、してあげようかしら」
千早「いいですね、私も手伝います。やよいも、身近にいる方にやってあげると喜ばれると思うわ」
やよい「はい! 私、頑張って覚えますから、よろしくお願いしまーす!」
―――


やよい「……ふわぁ〜……凄く気持ちよかったですぅ〜……」
小鳥「喜んでもらえてなによりです。こっちとしてもやりがいがあったってものです」
千早「つぼを見つけて、しっかりと押し込んであげるのがコツよ。まあ、よくわからなくても、なんとなくで構わないと思うわ」
やよい「うっう〜! 千早さん、小鳥さん、ありがとうございましたー! さっそく、プロデューサーさんの所に行って、試してきますね!」
小鳥「うん、プロデューサーさんも疲れがたまっているでしょうし、嬉しいと思いますよ」
千早「……しまった、自分で行けばよかった……」
やよい「うっう〜! 行ってきまーす!」
小鳥「……うふふ、久しぶりにいいことしましたねー」
千早「ちょっと悔いが残りますが、プロデューサーに喜んでもらえれば幸い、ですね」
―――


やよい「プロデューサー! プロデューサー!」
P「ん、どうしたやよい。借金の返却なら急がなくても」
やよい「あ、い、いえ、違います、そうじゃなくて」
P「なくて?」
やよい「うっうー、今日はプロデューサーに、マッサージをしてあげまーす!」
P「へえ……急な話だな。テレビか何かでやってたのを試すのか?」
やよい「はい! あ、でも、テレビじゃないです。実はさっき、小鳥さんに」
P「遠慮しとくわ」
やよい「……え。な、なんで」
P「……」
やよい「あ、で、でも、小鳥さんだけじゃなくて、千早さんにも」
P「悪いことは言わないから、今すぐ全てを忘れろ」
やよい「あ……う……」
P「な? ほら、その……気持ちだけありがたく受け取っておくよ。ありがとうな」
やよい「……は、はい……」
―――


やよい「……」
小鳥「あ、やよいちゃん。どうでした?」
千早「プロデューサー、喜んでくれたかしら」
やよい「……は、はい! 凄く喜んでくれました!」
小鳥「ああー、そうですかー! それは良かったですね!」
千早「ふふ、こちらもなんだか嬉しくなってきますね」
やよい「は……あはは……」
やよい「……」





作者:12スレ526

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