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P「それじゃあ、ちょっと外周りに行ってくるな」
雪歩「行ってきますー」
律子「ええ、いってらっしゃい。気をつけてくださいね」
小鳥「いってらっしゃーい」
律子「……ふぅ」カタカタ
小鳥「じゃあ、私もちょっと休憩しようかな」
律子「三時までは真面目に仕事してください」
小鳥「うう、なんて融通のきかない……」
貴音「……あ、あの」
律子「ん? あら、四条さんじゃない」
小鳥「プロデューサーさんにご用事ですか? 彼ならついさっき出てっちゃいましたけど……」
貴音「あ、い、いえ、今日はそうではなく……。いえ、元はそのつもりだったのですが……あのお二人が……」
律子「どうかしたの?」
貴音「な、何でもありませんわ」
小鳥「それじゃあ、なにか私たちに相談ごとですか?」
貴音「はい。……あの、その……フェラチオのコツ、というものをお聞きしたくて」
律子「ほう」
小鳥「え……」
貴音「……(……あああああぁぁ……)」カァァ……
律子「まあ……私は門外漢なので、よくわかりません。そういうのは性の伝道師との呼び声高い小鳥さんに、どうぞお聞きください」
小鳥「……そ、そういうことですから! 私に答えられることでしたら、なんでも答えますよ!」
貴音「……(……律子さんがせっかく無茶振りしてくださったのに、小鳥さん、何故乗るのですか……)」
律子「……(わざわざハードル上げて逃げ道作ったのに、どうしてこう自分を追い込むのかしら……)」
小鳥「……(……あああああぁぁ……)」カァァ……
貴音「で、ではその、よろしければアドバイスを願いたいのですが……」
律子「だってさ。小鳥さんよろしく」
小鳥「ま、任せてください! それで、何が聞きたいんです?」
貴音「え、えっと。そもそも私、フェラチオなどというも自体、行ったことがなくてですね……。それをするに至っての気構えや、その手練手管の術をお教えいただきたく……」
小鳥「えー、あー……。ふ、フェラチオというのはですね?」
貴音「はい」
小鳥「……気持ち、そう、気持ちなんです! 気持ちさえ籠っていれば、多少下手でも相手は嬉しいものなんですよ!」
貴音「そ、そういうものなのですか?」
小鳥「そ、そういうものなのです。……賢しらなテクニックなど披露しても、多少こなれているなという印象を与えるだけで、ともすればイメージの食い違いから不純だと誤解されかねません!」
貴音「な、なるほど」
小鳥「大事なのは、相手を愛する気持ち……。下手でも、行為そのものを嫌がらない相手への思いやり。そういう意識こそが、何より大事なのです! それは恋愛においても同じです!」
貴音「思いやり…….」
小鳥「だから、コツなんていうものは、後々覚えていけばいいんです。男の人というのは、相手を自分色に染めることにも喜びを感じるものですから。ここで変に知識など付けなくても、よいのですよ」
貴音「……」
小鳥「……と、私は思うんだけど……ダメかな」
貴音「いえ、そんなことは。むしろ、私はあなた様のことを少し、見誤っていたようです。……気持ちが大切。素晴らしい意見、私大変に感銘を受けましたわ」
小鳥「そ、そうですか? え、えへへ……」
律子「……(……でも、抽象的なことしか言ってないわね……)」カタカタ
貴音「……(……確かに良い意見とは思いますが……聞きたいことと違う……)」
小鳥「……(誤魔化せた? 誤魔化せてますよねこれ?)」
律子「まあ……小鳥さんも言うとおり、そういうことはしてあげたい当人に直接聞くがいいんじゃないかしら」
貴音「そ、それもそうですが……。恋仲というわけでもありませんのに……」
小鳥「大丈夫ですよ! 貴音ちゃんにそんなこと聞かれたから、誰でも鼻の下のばして答えますって。それで、誰にしてあげたいんです?」
貴音「そ、そうでしょうか。じ、実はその……プロデューサー殿に……」
律子「……」カタカタ
小鳥「……」
貴音「……(……地雷でしたわ)」

P「え、好きなフェラチオですか? うーん……やっぱり、気持ちがこもってるのが一番かな? よくしてあげたい、って頑張ってくれてる姿は、凄く愛おしく思えます」
雪歩「ぷ、プロデューサー……」
貴音「……」

貴音「とのことです」
春香「千早ちゃん! 気持ちですよ、気持ち!」
千早「事前の予習を済ませた私に隙はなかった。これは大勝利せざるをえない」
貴音「……(……)」

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