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小鳥「……すー……すー……zzz」
律子「……」カタカタ カタカタ
P「ただいま戻りました」
雪歩「戻りましたー」
律子「……あ、お帰りなさい。営業の方、どうでした?」
P「手応えあったよ。雪歩も少しずつ、トップアイドルへの道を歩んでるな」
雪歩「そ、そんなことないですよぅ。今回テレビに出させてもらえるのは、一重にプロデューサーさんのおかげで、私なんて……」
律子「そんなことないわよ。いくらプロデューサーに色々コネがあるといっても、実力のないアイドルを無理にねじ込んだりしないわ」
P「そうだぞ、雪歩。雪歩は少し、自分を卑下しすぎるところがある。そういうの、よくないと思うな」
雪歩「で、でも、やっぱりそう簡単に、自信なんか持てなくって……」
律子「そんなに気負わなくていいのよ、雪歩。……プロデューサーは焦れてるだけなんだから、あなたはあなたのペースでやればいいわ」
P「う……まあ、律子の言う通りだ。俺達はもう、雪歩の力を認めてるんだよ。雪歩も少しずつでいから、自分の力を信じてやってくれ」
雪歩「は、はい。すぐには無理かもしれませんけど……頑張ります!」
律子「……ふふ、雪歩は可愛いわね」
P「そうだな。……雪歩といると、心が安らぐよ」
雪歩「そ、そんな、からかわないでください……」

小鳥「ん、うぅ……ん……?」
P「……」
律子「……」
雪歩「……」
小鳥「…………すー……」
P「……ところで、雪歩は最近お菓子作りに凝ってるんだよな?」
雪歩「あ、はい。この前春香ちゃんのお家に遊びに行ったとき、一緒にケーキを作ってみたんですけれど……」
律子「思いのほか楽しくて、ハマっちゃった?」
雪歩「そうなんですよ。結構体力使うんですけど、頑張って作ったものはやっぱり買ってきたものよりずっと美味しくて」
P「それには同感だな。俺も上京してから自炊を始めたんだが、雪歩と同じことを思ったよ」
律子「今も同じことを?」
P「……流石に飽きてきたかな」
雪歩「あ、じ、じゃあ、私がご飯作りに行ってあげましょうか? 私、お菓子はまだ上手く出来ませんけど、普通のご飯なら少しは出来ますよ」
P「……いいのか?」
律子「雪歩、時々大胆になるわね……」
雪歩「あ……あ、や、やっぱりなしで! 今のはなかったことにしてください! ごめんなさいっ!」
P「でも、雪歩が作りに来てくれるなら大歓迎だな。部屋の掃除しとかないと」
律子「じゃ、私もご馳走になりに行きますかね。いいですよね、プロデューサー?」
P「律子の監視があるんじゃ、下手なことはできないな。……というわけだし、気が向いたら作りに来てくれよ」
雪歩「あう……わ、わかりました、なら今度に……」

小鳥「む……ぐっ……んぅ……」
P「……」
律子「……」
雪歩「……」
小鳥「…………すー……」
P「……と、そろそろ電車の時間じゃないか、雪歩。あまり遅くなると、ご家族も心配するしな」
雪歩「あ、そうですね。じゃあ、今日はこれで上がることにします。お二人とも、今日はお疲れ様でした」
P「うん、家ではゆっくり休むんだぞ。それとしっかり寝るようにな」
律子「あ、でも学校の課題は済ませなきゃダメよ。普段から勉強をしっかりしておくと、結果的には楽になるんだから」
雪歩「わかってますよぅ。では、失礼しまーす」
P「気をつけてな。……ああ、雪歩は可愛いな」
律子「ホント、心安らぎますよね……」

小鳥「……う……ふあっ!? ……あー……ちょっとしたお昼寝のつもりが、気づけば日が傾く時間になっている今日この頃……」
P「……」カタカタ カタカタ 
小鳥「……ぷ、プロデューサーさん、帰ってきていたんですね、おかえりなさい。営業はどうで――」
P「小鳥さん」
小鳥「は、はい」
P「もう、ずっと寝ててくださって結構ですので」
小鳥「……ま、またまたー。そんなこと言って、私がいなかったら誰が話題を提供するんですかー」
P「……」
小鳥「……」

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