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カタカタカタ…
いつもどおりの何気ない事務所の中の風景
けど今日は様子がちょっと違う

亜美真美「兄(c)!はいチョコだよ→!お返しは盛大によろ→」
やよい「あ、あのっプロデューサー!チ○ルチョコですけど…えへへー」
伊織「べ、別にあんたのために持ってきたわけじゃなくて店先でたまたま目に入って(ry」
美希「ハニー!美希特製のおにぎりチョコなの!たっくさんあるからいっぱい食べてね!」
春香「プロデューサーさん!バレンタインですよ、バレンタイン!」
真「プロデューサー!あの、これっ!」
雪歩「抹茶チョコなんですけどどうでしょうかぁ?」
律子「言っとくけど義理ですよ?あんまり本気にしないこと!」
あずさ「あの〜プロデューサーさ〜ん。今日はその…(ry」

そう、バレンタイン
乙女が恋をするにふさわしい日ね…乙女ね…
仕方なしに私は仕事を…


P「小鳥さん」
小鳥「ハイなんでしょう?」
P「なんであなたの机の上にはアルコールランプやビーカーの類が置かれているのですか?」
小鳥「ただの実験ですよ」
P「しかもなんですかこのラベル『pheromone』って。危険な匂いしかしないじゃないですか」
小鳥「ただの使い回しです」
P「だったらそのイモリや漢方の素材、果ては遠心分離機なんて大学にあるものをどっから持ち込んだんですか」
小鳥「知り合いからもらって…」
P「このままいくと俺が死にかけないので没収させていただきますね」

四の五の言わずに全部持ってかれてしまった…

小鳥「完成まであと少しなのに…」


私、音無小鳥はフェロモンチョコでプロデューサーさんを落とすつもりでした。
だけどこの状況では…

小鳥「ふぅ…結局残業かー」
P「昼間小鳥さんがあんなアホな実験してるからですよ。フォローのために残ってる俺の身にもなってください」
小鳥「ハイスミマセン…」
P「とにかくさっさと終わらせちゃいましょう」

それから2時間ほど仕事をこなしていくけど、時折プロデューサーさん挙動不審ね…
以前使った利尿タイプのケミカルはもうないし、何かしらね。

P「小鳥さん」
小鳥「どうかされましたか?」
P「まぁ、これを…」
彼の手にあったのは小さく綺麗に包装された箱だった
小鳥「あの、これって逆チョ」
P「先に言いますけど、マジですからね」
小鳥「あぁマジ…ええええええええええええええええええええ!!!!!!?」

音無小鳥、この世に生を受け2X年
ここまで幸せなことがあっただろうか!

P「まぁ甘いものもあることですし休憩しましょうよ」

彼の言葉に甘え、ちょっとしたティーブレイクね
包装を解いて箱を開けると二つのチョコが鎮座していた

P「じゃあこっちを…」
小鳥「私はこっちですね」

パクッ っと口の中にチョコを放り込む。
あれれ?なんだか体が熱く…

小鳥「あ、あのプロデューサーさん?このチョコどんなのを…」
P「昼間小鳥さんが作っていたあれを使わせてもらいました」

彼の顔が近づいてくる。ダメ…体がいうことをきかない…

「…さん!小鳥さん!」
誰?私を呼んでいるのは…
P「小鳥さん!」
小鳥「あ、プロデューサーさん…私寝てた…?」
P「忘れ物を取りに戻ってみれば夜の事務所に小鳥さん一人で寝てたんですよ…」

あぁやっぱり夢だったのね…
そう思いながらも椅子から立ち上がる

P「もう夜も遅いですし送っていきますよ…」
小鳥「ふつつか者ですがよろしくおねがi」
P「何寝ぼけてるんですか、ホラ早く支度してくださいよ!」

まったく、これじゃ今年もあまり男運は恵まれてないわね…
けどケミカル攻撃でプロデューサーさんを落とすのも一興ね。





あれ?パンツが湿っぽいのは…なぜ?





作者:12スレ261

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