当wikiは年齢制限のあるページです。未成年の方は閲覧をご遠慮下さい。

「何でこんな状態に…?」
「ぷ、プロデューサーさんが原因じゃないですか!いきなりしたいなんていうから…」
「はは、冗談だよ」
そういって千早を抱きすくめるP。素肌同士でしか伝わらない温もりを感じながら昨日のことを思い出す。


〜移動の車の中〜
「混んでますね」
「そうだな」
通勤ラッシュを少し過ぎただけの都心は車が溢れていた。一つ信号を超えようとするだけで
五分はざらである。少しもどかしく感じながら、しかし幸せな時間を感じている二人。他のスタッフも
すでに二人の仲(連日連夜やってることは知らないが)を認め少し年の離れた仲良しカップルとして認識している。
最近ついた専属のメイク担当は、それこそ怪奇現象でも見るかのような感じであったがあまりにも人目をはばからない
バカップル加減にあきれて今ではすっかりあきらめている。
「一緒にいる時間が長いのは嬉しいですけど、先方に迷惑かけるのは駄目ですよね」
少し心配そうな上目遣いでPを見詰める千早。
「そうだな…」
繋いでいる手にも心なしか心配そうな感じが伝わる。するとPの携帯が震えた。
「ん?ケータイか。悪いな千早、ちょっとだけ、手はなすぞ」
「はい」
一応了承を取らないととても悲しそうな目をされるのでそれを避けるためにも、必ず断りを入れる。
いつのまにか
習慣化していることであった。ディスプレイを確認すると主は小鳥さんであった。
「はい、どうしました?」
『先ほど先方からお電話がありまして、担当の人が事故に遭われてしまって
代わりの人もきかないらしいんです』
「え、本当ですか?」
『はい、それでこの後は何かお仕事の予定は?」
そういわれて胸ポケットから手帳を取り出すP。
「明日に『歌わnight!』の収録が入ってますけど、今日は何も無いですね」
『そうですか、じゃあ今日はもう上がって貰って構わないですよ」
「いいんですか?」
『はい、あずささんも春香ちゃんもお仕事はあるみたいですけど、一番スケジュールが
きついのは千早ちゃんですから、たまのオフと思って楽しんでください」
「分かりました、それじゃあお言葉に甘えさせていただきます」
『それじゃあ」
「はい、失礼します」
「どうしたんですか?」
「取材担当が事故って、今日の仕事は無くなったってさ」
「ああ、だからたまには思いっきり遊ばないか?」
「いいんですか?」
「もちろん。俺も一緒にいたいしさ」
「嬉しいです!プロデューサー!」
そう言ってPに抱きつく千早。その顔は一人のアイドルではなく純粋に
恋する乙女のものであった。すると、
「千早ちゃん、Pと外に行くならこれ持っていきなさい」
そういってメイク担当が出したのは唾広の帽子とサングラス。それと少し長めの袖の服。
「幾ら涼しくなってきてもまだ紫外線はきついから焼けないようにもって行きなさい」
「あ、ありがとうございます」
「それにまだ動けなさそうだから、すこしお化粧でもする?」
「じゃあ、お願いします」
「分かったわ。P、すこしお色直しするんで席移動してくださいね」
「わかりました」
メイクの言葉を聞きあまり広くは無い車内を移動するP。
機材や服を傷つけないように空席の助手席まで移動する。
車を運転しているのは十年来のPの友である。
「悪いな、俺が道選び間違えたせいで」
「いいって、そのおかげで千早とデートできると思えば」
彼だけはpと千早の男と女の関係を知っている。
そして何も言わずにシャツから薄い正方形のビニールを取り出し、
「ちゃんと使えよ」
「いつもすまないな」
「いいってことよ。お前のおかげで本物アイドルを間近で見れるし
プータローじゃなくなったし」
「そんなもんか?」
「そんなもんだよ」
そこから言葉も途切れ、また車の帯を眺めるだけになる二人後ろの方では
メイクと千早の楽しそうな声が聞こえてくる。
「千早?」
「はい?」
「今日は何処に行く?」
「そうですね…お買い物がしたいです」
「わかった、じゃあ宜しく」
「了解w」
そういって脇道に入る中型車が一台。

渋滞を抜け少し静かに進んでいくと大通りに面した、大きな
ショッピングモールの目の前につく。運転手の彼が最近見つけた裏道のおかげで早くついた。
時刻は十時。
丁度開店しお客も増える時間帯である。車の波に紛れ立体駐車場に入る。隅に陣取りPだけ先に下りる。
背広の内ポケットから水色が眩しい小さめの箱を取り出す。
中から一本煙草を取り出し百円ライターで火をつけ一服。千早は気にしなくていいというが
将来有望なアイドルの喉や歯を黒くするわけにはいかないので
こうして車から出たときを選びつつ吸っている。そのまま二本ほど吸い終え
携帯灰皿にねじ込み車の中を確認すると、
「お待たせしました。…プロデューサー?どうしたんですか?固まっちゃって」
「あ、いや、その、なんだ」
「要は見惚れたんだと」
運転手のさりげなくも無いフォローを受け真っ赤になる二人。すると衣装担当が
「ほらほら行った行った。時間無くなっちゃうよ?」
そういって半ば強制的に送り出す。


そのままショッピングスタート。最初に最新のCDやDVDの売り上げを調べたりしていると
販促用PVに最近出てきた961プロの我那覇響が颯爽と踊っているのが映されていた。
「負けられないな」
「はい」
デビューしてから二ヶ月も経っていないが人気は物凄い。
千早もまだ一年経っていないが下積みや訓練期間などを考えると実質一年半活動している。
「歌わnight!」は新人発掘とそこから出てきたアイドルや歌手を応援するという番組である。
千早も過去に何回かお世話になっているが我那覇響ほどはプッシュされていなかった。今でこそ
ドラマやアニメの主題歌や、夜の連ドラで引く手数多だがかなり手ごわい相手である。
少しの間沈黙が流れると
「大丈夫です。私にはあなたが付いていてくれるって信じてますから」
「そうか、それじゃあご期待に添えないとな」
「お願いしますね」
その後はアイスクリームを舐めたりイタリアンを二人で食べるなど(この時に千早が
Pの口元についたケチャップをとったりしたのは別の話)して
ふたりで甘い時間を過ごしていった。(このときの代金はPの懐から出ている)
いつ「アイドルの如月千早」とばれるのか心の片隅でひやひや
していたPだが大人っぽい衣装にメイクでばれなかったようである。
さらに加えるならテレビで見るクールな大人な少女の面は一切出ず
純粋無垢な少女の面しか出てなかったのが幸いしたようだ。

そうして楽しい時間はあっという間に過ぎていき。午後六時。
「楽しかったな」
「はい!久しぶりに羽を伸ばせました。」
「そうか、そいつはよかった」
「さてこの後はどうする?」
「……プロデューサーのお家に行きたいです」
「いいのか?明日は番組の収録もあるのに」
「はい。それに久しぶりに夕食を一緒にとりたいですし」
「そうか」
彼女の母親はよく言えば放任主義、悪く言えば娘にあまり関心が無い人であった。
そのおかげで、娘がトップアイドルであることに半狂乱になりながら喜ぶことも無く
芸能生活には殆ど影響が出ていない。ショッピングモールから、近くの駅に行き電車を乗り継ぎ
郊外の中流マンションにたどり着く。ここの地上五階がPの自宅である。
「さあどうぞ。少し汚いが害虫はいないはずだ」
「お邪魔します。あ、ちゃんと片付けてるんですね、感心感心」
「そりゃそうだろ。甘いひと時を過ごせるかと思えば、いきなり人の部屋を片付け始めて
貫徹だぞ。せっかくストロベリーになれると思ったのにさ」
「自業自得です。でも今日は片付ける必要も無いみたいですし目一杯イチャイチャできますよ」
「自分で言うか」
そう言って笑っている千早はメイクのせいか服装のせいかいつもより妖艶な感じがした。
「それじゃあ居間で待ってろ。何か作ってやるから」
「はいメイク落としながら待ってますね」
「ああ」
そう言ってPはキッチンに、千早はリビングと一旦離れる。Pの自宅には自分の服箪笥以外に
千早用にもう一つ箪笥を新調してある。千早が泊まっていったときの為に一式よういもしてある。

そこから十分ほど経過してP自慢の酢豚を並べ向かい合って食べる二人。
「ふふ」
「?どうした」
「いえ、なんだかあったかいなって」
「そうか」
「はい」
目の前に食べ物が並んでいるためか言葉に弾みは無かったがそれでも何処となく幸せそうな
千早を見て安心するP。
「結構多めに作ったからしっかり食べろよ、明日も収録があるしもしかしたら取材もあるかもしれないし」
「わかりました」

そう言って食べる姿を見ているとやはり何処までも純粋な少女の面が出てくる。ぼんやりと
(俺が主夫で千早が働き手ってのも悪くないな)
そんなことを考えながら冬が近い部屋の中で肌寒さを覚える二人。
丁度夕食も終わったあたりでPは熱燗、千早はホットココアとそれぞれの趣味で過ぎ行く夜。
千早曰く
「あなたのひざは私の特等席だから誰にも譲らないでくださいね」
等といわれてしまえば拒めるはずもなく、普段どおりのPのひざオン千早という構図になっている。
「千早はやっぱり軽いな」
「そうですか?最近踊り続けてるから足に筋肉がついちゃって体重が増えちゃったんですけど」
「それならいいじゃないか」
「よくありません。あなたは筋肉質な私がいいんですか?」
「そうじゃないよ。まあ俺はどんな姿でもお前がすきなんだけどね」
そう言って後ろから静かに力をこめて抱く。すると
「ひゃう!?」
という嬌声が千早の口から漏れ出る。
「何するんですか!驚くじゃないですか」
実は抱くときにそっと脇を撫でてから抱いている。
「はは、悪い。あまりにも可愛すぎたからさ」
「むうーーー」
そう言って少しだけ目に涙を溜めながら上目遣いで睨む千早。
「ごめんな」
その言葉をかわきりにそっと千早の口を口で塞ぐ。
「あ、うん」
そこからまずは啄ばむ様に、そして段々と求めるように激しく口を吸っていく。互いに互いの唾液を絡め
愛を確かめるようにするキスはとめどなく続く。
やがてキスしながら移動して、行き着いた場所はPの寝室であった。そこに静かに寝かせ、見つめあう二人。
そこから顔を近づけ先ほどとは、また違うディープなキスをしていく。優しく労わる様にしかし、嬲る様に
激しく、
「あ…プロデューサー、ん…はあ、激しい、です」
「違うだろ千早」
「ふぇ?」
少しとろんとした目に訴えるPの目。
「あ、そうでした、ごめんなさい、あなた」
「よし」
そう言ってまた口づけを進めていく。そのまま来ているものを取り払い下着だけの
姿にしてしまう。

「相変わらず手際だけはいいんだから」
そうやってつぶやく千早の声は半ばあきれ、なかば期待も混じっているようだった。
「大丈夫、ちゃんと準備はしてあるから」
それに気付かないふりをしながら胸ポケットから薄い正方形を三つ取り出す。
お前もお前の子供も欲しい、などという臭い台詞がPに吐けるはずもなく心の中で
思うだけにしておく。
「しっかし、綺麗だな」
そういうPの目には絹のような肌にまとわりつく白い上下の布であった。
「それは、毎晩のように愛してくれる人のおかげです。その人に褒めて貰いたくて
頑張ってるんです」
「そうか、ありがとう」
「あ、もう、…ちゅっ……ぷは」
一瞬で距離を詰め唇を奪い、上を外すP。そのまま口をつける場所をずらしていく。
首、肩、鎖骨と順々に口づけをしていく。そしてたった今まさに、ブラをとったばかりの
胸に差し掛かる。そこには陶磁のように白い肌の上で小さく乳首が自己主張でもするかのように
綺麗な朱色が差し込まれていた。
「綺麗だよ、千早」
そんな言葉を繰り返しながら反論のすきも与えず執拗に攻め立てていく。
「あ、や、胸ばっかりは、あ、くうん」
そんな声も聞こえてくるが悪戯心は増して行き、また舐めたり啄ばんだり吸ってみたりの
猛攻が続いていく。
「もう、だめ、あ、やんい、いっちゃう」
「千早は感度が最高だな。まだ本番じゃないのに」
「言わないで、くださひああああああああああああああ!」
いきなり来た快楽の波になすすべもなく飲み込まれる千早。いつの間にか上下が逆になっていた
二人。千早が力なくPの胸に倒れこんでくる。
「ひ、ひどいです」
「はは、ごめんな。ちょっとやりすぎちゃったか」
「もういいです。あなたがそうだったら。私はこうです」
そして千早もPに負けず劣らずのスピードでPのボクサーパンツの上まで顔を持っていく。
「え?」
「えい」
「うふぉお!?」
千早の取った行動はいたって単純。俗に言うフェラである。
「ち、千早、そんなことして喉は大丈夫か?」
「大丈夫です。伊達にきゃんとか、きゃうなんて声は出してませんから
喉は鍛えられてます」
「そっか」
「はい、それに気持ちよくてもされるばかりは性に合わないんで」
「それじゃあお願いします」
「分かりました、あなた」
かぷ。そんな音が聞こえてきそうなほど、分かりやすくPの欲望の塊を口に含む千早。
最初から来ることが分かっていればそんなに声を出すことは無いP。
「気持ちいいぞ千早」
「ほれはよはったれふ。ぷは、いつでも出してかまいませんよ、あなた?」
そう言ってまた銜えだす千早。
「千早、駄目だもう出るかもしれん」
「ぷは、どうぞ」
「それじゃあお言葉に甘えて」
そして顔がまた深く沈んでいく。
ちゅ、ぴちゃ、ぷちゅ、じゅっじゅ。ちゅー、
「射精る!」
最後に千早が尿道を吸い上げた瞬間に快楽の波が振って来た。耐え切れず腰が浮くP。
出した気持ちよさに浸っていると、千早が実に美味しそうにPの欲望を飲み込んでいた。
「三日前にしたばっかりなのにどうしてこんなに濃いのが出るんですか?」
「お前にとってはたった三日でも俺からしたらとんでもなく長い七十二時間だったぞ」
「そうですか。でも嬉しいです。私でこんなに気持ちよくなってくれたから」
そう言ってどちらからともなく抱き合い口づけをする二人。すると千早が恥ずかしそうに、
「あなた?」
「どうした?」
「あの入れてもらっていいですか?」
「何を?」
軽くにやりとしながらわざと聞き返すP。その反応に真っ赤になりながら
「あなたのおちん○んで私のおまん○をいっぱいかき回してください!」
「よく言えました。それじゃあお尻をこっちにむけて」
「はい」
どういう構造かは分からないが、千早に淫語を言わせると従順スイッチが入るようである。
それを巧みに使いながら、千早のショーツに手をかける。熱く濡れた秘部から滴る愛液のせいで、
ショーツはただの布切れのようになっていた。それを優しく取り払い顔を近づけていく。
ゆっくりと舌を這わせ、指をいれ、優しく優しくほぐしていく。
「あ、ひゃう、そんなにされたら、あん、だめ、ちから、入んない」
その言葉の通りに四つん這いの格好からお尻を高く上げただけの格好になってい
る。
それを眺めながらゴムを自分のものにつけていく。
「千早?大丈夫か?」
「はい、らいじょぶでふ」
既に呂律が回っていないところを見るとかなり逝き掛けの所で止めてしまった様である。
申し訳なく思いながらなんの断りも無しに一気に突き刺す。
「ひゃぁぁぁあああああ!」
「千早?入れただけで逝っちまったのか」
みると体を痙攣させながら気持ちよさそうな表情をしている千早がいた。
「う、動いても大丈夫です、よ。いっぱい感じたいですし」
その言葉を聴き最初からバーストをかけるP。荒々しく打ち付けられる肉同士の
音が夜の帳が降りた部屋に響き渡る。それに重なる様に千早の嬌声も響く。
「う、アン、だめ、さっき、アン、ぁ、言った、ばっかリ、なのに、くウン、もう逝っちゃう!」
「いいぞ千早。思いっきり逝っちまえ」
「くううううううううううううううううううん!」
視界に霞がかかり幸せな感情に浸りながら眠りにつく千早。


そして冒頭に。
ゆっくりと眠った二人はゆっくりとコーヒーを飲みながら語り合っていた。
「そういえばさ」
「ハイ?」
ワイシャツの下は文字道理に何もつけていない千早が首をかしげながら聞き返してくる。
「お前の夢って何だ?」
「そうですね、まずはドームか武道館ライブ次に全国がいいかな」
「ほう、それで?」
「でもやっぱり一番大きな目標は、あなたのそばで一生を添い遂げたいです」
予期しなかった返答に言葉が詰まるP。
「だからこれからもお願いしますね、あなた」
俺の股間がベルセルク
      • fin---

どなたでも編集できます

メンバー募集!