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ステージに幕が降りる。
そしてそれを突き破るような拍手が続く。
それを背に彼女は、如月千早はゆっくりとこちらへと歩いてくる。
ゴシック柄のその衣装のように彼女は凛としている。
「お疲れ様、千早」
俺は笑って出迎える
「プロデューサー、お疲れ様でした。いかかでしたか?今回のライブは」
「若干最後の方スタミナが切れ気味だったのを抜かせば完璧だな。
今回のライブならもっとファンがつくだろう。頑張ったな」
そう言われ、彼女は笑顔になった。
「はい、ありがとうござ、んっ!」
突然彼女の声が途切れ、声を上げる。
俺はポーカーフェイスを装うが、押さえ切れてなかったかもしれない。
それとは対照的に千早の顔は上気している。顔もうつむき加減である。
そこにスタッフの人が近づいてきた。
「お疲れ様です。このあとどうしますか?」
俺は意見を求めるように千早を見る。
すると千早は俺に何かを求めるように上目使いで見た。
「プ、プロデューサー!、っっ!」
いきなり体がビクッと振るえる。
「どうした?千早。調子でも悪いのか?」
「いえ、そんなわけで、ひっ、わけでは」
彼女はぶるぶると体を震わせ、またうつむいてしまう。
俺は苦笑いしながら言った。
「見ての通り調子悪そうなんで、先にホテルに送ってきますね。衣装は後日返却します」
スタッフは分かりましたお大事に、というセリフと適等な笑顔を残してどこかに消えた。
周りではスタッフが忙しそうに撤収の準備を始めている。
さて、と。千早を見ると耐えるようにスカートの裾をつかんでいる。
白い体は赤くなり、その姿はまるで小動物のようで、とても普段の如月千早からは想像もできないくらい女の子らしかった。
俺は押さえきれず、緩んだ顔で千早に手を差し伸べる。
「それじゃあ行こうか。千早」
その手を取り、ゆっくりと千早は歩き出す。
その場にいた誰も気がつかなかった。
彼女の脚に一筋の液体が流れていくのを。
車での移動中もさることながら、ホテル内の移動中の千早の表情はとてもよかった。
千早はさっきよりも顔は上気し、心なしか目がとろけている。
その表情は少女ではなく女であった。
時折短い悲鳴のような声を小さくあげながらも、ふらふらとした足取りでホテルの廊下を歩く。
「着いたぞ、千早」
俺はそういって部屋のドアをあけ、千早に入るように促す。
彼女は焦点の合っていない目でふらりと部屋に入る。
俺は後ろ手にドアを閉める。
そしてポケットに手を入れ、それを思いっきりスライドさせる。
「きゃっ!プ、プロデューサー!もう、無理です!」
悲鳴を上げるように千早は言った。
俺は無邪気に笑いながら言った。
「イッてもいいよ、千早」
その言葉を聞くや否や彼女は体を痙攣させながら崩れた。
「だめッ、イクッ!イキます!」
しばらくビクビクと大きく痙攣しながら絨毯に転がる。
彼女からは普段まとわせている雰囲気から想像できないような雌の匂いと、ブゥゥンという鈍いモーター音が聞こえてくる。
絨毯の上で惚けている彼女を見ると、自分の中の加虐心が急速に拡大するのを感じる。
「よく頑張ったな千早」
しゃがみこみ、千早の髪をそっと撫でる。
千早はまるで子どものように、幸せそうにそれを受け入れる。
「はい……プロデューサー」
俺はそっとまだ快感に震える彼女を抱きかかえ、ベットへと運ぶ。
ベットに乗せると軋む音一つなく、静かにそれに沈んでいく。
綺麗に整えられたベットはひんやりとしていた。
「それじゃあ出してごらん」
俺はベットに腰掛け、千早をじっと見る。
彼女は消え入るような声ではい、と答える。
慣れた手つきで、しかし恥ずかしそうにゆっくりとパンツを脱いでいく。
それは既に一部分が変色しており、それを見て千早は恥ずかしそうにしている。
その顔がまた、俺の加虐心を大きくさせた。
脱ぎ終わり、それを傍らにおく。
千早のから紐のようなものが出ているのがみえる。
「自分で出してみて」
千早はこくんとうなずくとベットの上に少し脚を開くようにして座る。
そしてゆっくりとその紐を引っ張る。
「あ、うぅん、あん!ひゃぅ、ん」
ひっぱる度に千早はあえぎ声をあげる。
まるで一人でしているみたいで、その光景はそそられるものがあった。
衣装のままというのもまた、それを加速させていた。
先ほどまでファンに囲まれていた彼女を俺は今独り占めしている、その感じが堪らなかった。
「くっ、うぅん!」
大きな声をあげるとともに小さな卵状のものが飛び出してくる。
それはベトベトに濡れており、ライトを反射して鈍く光っている。
「千早はこんなのを入れて、ライブ中もずっと発情してたんだ?」
俺はわざとらしく千早に聞く。
「だ、だって、それはプロデューサーが入れるように言ったから……」
「だったらなんでこんなに千早ので濡れてるんだい?もしかして……」
俺は千早の後ろに回って抱きかかえるようにして座る。
「千早は人に見られて興奮したのかな?」
ボタンを一つずつはずし、前を開ける。
真っ白な肌と思いのほか可愛い柄のブラジャーが見える。
それを外し、胸を揉みしだく。
大きくは無いが、その肌は手に吸い付くようでとても心地よかった。
右はそのまま揉み続け、左はその先端を抓むようにして弄くる。
「はぁ、ぅ、ん、はぁ、うぅん」
千早が切なそうな声を上げる。
「千早は胸が敏感だよな」
俺は右手で揉むのを止め、両手で乳首を弄くる。
「それは、ぁん、プロデューサーが、ん、はぁ、弄くるからです。最初に胸は嫌だって言ったのに」
振り返るようにしてこちらを上目遣いでにらんでくる。
「なんで?こんなに千早の胸は気持ちいいのに」
わざとらしく大きな動作で揉んでいく。
「私は……あずささんや美希のように、おっきく、ないから……」
その反応は予想通りではあったが、そういって恥ずかしそうにする千早はとても可愛かった。
「大きければいいってもんじゃない。千早のだからこんなにたまらなくいとおしいんだ」
俺は首筋に顔をうずめるようにして抱きしめる。
髪からいい匂いがする。
さらさらとした髪が俺の顔にかかる。
千早の肌と同じくらい、それは気持ちがよかった。
「脚を開いてごらん」
俺は囁く。
千早はおずおずと脚を開いていく。
「やっぱり、千早の脚は綺麗だな」
俺はおもわずそれに見とれる。
細い足首、すらりと伸びたふくらはぎから太ももにかけてのラインはそれだけで美術品のようだった。
「こんなに綺麗な脚はあずささんにも美希にもないよ」
千早は照れるようにして答える。
「そんなことで褒められても、困ります」
俺は触るか触らないかくらいの距離を保ちながら、太ももを撫でていく。
ひざの方から手前に徐々に手を這わせていく。
ゾクゾクと千早が体を振るわせた。
「ひぅ、ぅぅん、プロデューサー、くすぐったいです」
無視してどんどん手を這わせていく。
そして根元までたどりつく。
「プロデューサーそれ以上すると……」
「これ以上すると、どうなるの?」
「それは……その……」
千早は顔を真っ赤にして、こちらをにらみつける。
俺はその抗議を無視して割れ目をそっと撫でる。
「あっ!はぁん、んぁ、ふぅっ、あん」
何度か撫でているうちにそこからあふれ出た液体がシーツをぬらしていた。
片手で撫でながら、もう片方の手で突起を刺激する。
「ひぁっ!あっ!はふっ!んっ!」
先ほどとは違い、撫でる度にスタッカートのよく効いた声が響き渡る。
その度に千早の顔が快楽で歪む。
「ひゃっ、うぅ、ぷ、ぷろでゅーさー」
「千早、えっちな汁がこんなに出てきてるよ」
「そ、そんなこと、んっ、言わないでください」
撫でるのを止め、指を入れる。
濡れていたおかげで余裕で2本入った。
「ひっ、あぁぁぁ、うぅん」
全部指が入ると、それは生き物のように俺の指に絡んできた。
俺は徐々に中をかき回してく。
上から下へ、千早の弱点を次々と攻撃していく。
色白な肌のせいで体中が上気しているのが見て取れる。
中を引っかく度に千早はビクビクと体を振るわせる。
そして、その度にシーツの染みが大きなものへと変わっていく。
「ひっ、あっ、あぁっ、ん、もう、だ、め…あんっ」
「もうかい?今日はやけに早いね」
「だって、ひゃぅ、今日は……あ、んぅ、一日中刺激されて……」
「一日中刺激されて敏感になっちゃったんだ?」
俺は千早の中をゆっくりとかき回しながら耳元でささやく。
「千早はえっちな子だね」
「ち、違いま、ひゃあぁぁ、ううぅぅ」
千早が言い終わる前に、俺は手の動きを早くする。
俺はわざと音が鳴るように大きくかき回す。
水音がシンとした部屋の中に響きわたる。
「こんなに大きな音を立てて、こんなに顔を真っ赤にして感じてるのに。
千早はえっちな子じゃないなんていうの?」
「だって、ひぁぅぅぅ、それはプロデューサーの、あん!せいで、ふぅ、ん」
「俺のせいだっていうの?そんな悪い子には……おしおきだ!」
一層手の動きを加速させる。
千早から飛び散ったそれは俺の腕までも濡らしていく。
「あ、あぁぁぁあん、んん、も、もう、い、イク!ひっ、イキます!」
俺は、そこで動きをピタッと止めた。
「……あ、ぅ、プ、プロデューサー?」
千早は不思議そうに、物足りなさそうにこちらを見てきた。
「だって、千早はえっちな子じゃないんだろ?
だったらこんなこと嫌だろうからやめようかなっと思ってさ」
「あの……プロデューサー……その……」
千早はまるで子犬のような目で懇願してくる。
そんな目を使うから、他人の加虐心を煽るんだと、分かっていないようだった。
なので、あえて俺は気がつかないフリをする。
「千早、どうしたんだい?言わないと分からないよ?」
恥ずかしさからか、目が心なしか潤んでいる。
まったく、なんて男をそそるアイドルなんだろう。
千早は消え入るような小さな声で言った。
「……せて……ださい……」
「もっと大きな声で言わないと」
「イカせてください!お願いします!」
悲痛な、そして美麗な声が響き渡る。
「分かったよ、お姫様」
俺は、さっきまで以上に大きく、早く千早の中をかき回していく。
「あぁぁぁぅ、ひぃっ、うぅん、あんっ、うっん。
プロデューサー!イクッ!イキます!い、く……!」
体は大きく反り、千早の中に入っている指を強く締め付ける。
そのまま何度か痙攣したあと、グッタリと俺にもたれかかってきた。
まるでマラソンを走ったあとのように呼吸が荒かった。
俺はそのまま千早を抱きしめる。
その体は小枝のように細く、か弱い。
こんな体で頑張っている千早。
そう思うといとおしくてたまらなかった。
抱きしめながら髪をゆっくりと撫でる。
千早の髪はこの世の何よりも滑らかで、綺麗だと思った。
しばらくそうしていると猫のように体を摺り寄せてきた。
「気持ちよかった?」
俺が耳元で囁くと千早もか細い声で答えた。
「……はい、気持ち、よかったです」
どちらからとも無く、そのままキスをする。
最初はバードキスから。
啄ばむ様に何度も、何度も。
お互いに物足りなくなり、徐々に口をつける時間が長くなる。
おもわず千早を押し倒してまう。
千早に上乗りになりながら、舌で千早の唇と触るとゆっくりとそれが開いた。
俺はその中へと舌を進入させていく。
千早の舌も、俺の口内へと侵入してきた。
お互いに、お互いの唾液を求めて口内を荒らしてまわる。
歯を舐め、舌の感触を楽しみ、歯の裏、上あご、下へ。
千早の口中を嘗め回す。
俺は口から舌を抜き、顔を離す。
お互い口の周りは唾液でべちょべちょだった。
思わず笑みがこぼれる。
「千早、愛してる」
そんな言葉が一緒にこぼれた。
「私もです、プロデューサー。世界中の誰よりも、あなたが好きです」
それだけで俺たちには十分だった。
俺は口内にたまった唾液を千早の口へ垂らす
千早はゆっくりとそれを口の中で転がし、飲み込んだ。
俺は再び千早に口づける。
そしてそのまま上下を入れ替える。
千早の髪が顔にかかり、それがとても千早を妖艶に見せた。
口を離すと、今度は千早が唾液を俺の口へと垂らしてくる。
俺はそれを受け止める。
千早の唾液はとても甘美で、今まで口にした何よりも美味だった。
若干勿体無さから後ろ髪が引かれる思いはあったが、それを飲み込む。
「千早」
俺はそう一言だけ言う。
千早は小さくうなずき後ろへと下がっていき、俺のあの部部の前で止まる。
器用にベルトをはずし、チャックを下ろす。
俺のものは限界まで大きくなり、パンツを押し上げていた。
千早がパンツをずらすとそれは大きく飛び出した。
「キャッ、プロデューサーの……いつみてもおっきいですね」
ゆっくりと撫でるように俺のを触る。
千早の細く、綺麗な指が俺のものに絡みつく。
上目ずかいにこちらを見ながら手を上下に動かす。
俺がうなずくと千早は舌の先端でそれを舐める。
そして徐々に舌全体で裏筋を舐め始め、次第に先端を回すようになめる。
ピリピリとした快感が背筋を抜ける。
舌ゆえの微弱な快感が心地よい。
刺激が止み、今度は全体を包み込むような感触を感じる。
千早はそれを口に含み、唇で奉仕を始める。
何度見ても、この光景は俺を興奮させる。
日本の歌姫が俺のものを舐め、口に入れている。
口を犯している。
それ自体が背徳的で、俺の気持ちを加速させる。
千早は先端を口に含み、口内で舌を使い、舐める。
「もっと奥まで舐めてみて」
俺がそういうと、ゆっくりと銜えこんでいく。
吸い上げながら銜え、そして戻る。それを繰り返す。
何度かするうちに唾液が唇から零れ落ちる。
それが吸い上げるときに大きな音を立てた。
千早は上目使いでこちらを見ながら言った。
「どうふぇふふぁ?」
「ああ、気持ちいいよ」
俺がそういうと嬉しそうに頭の動きを加速させる。
その光景は歌姫の如月千早ではなく、ただの女の如月千早があった。
「なあ千早、もっと奥まで銜えてみて」
千早は素直に俺のものを銜えていく。
どんどん俺のものが千早の口内へと吸い込まれていく。
と、先端にいつと違う感触が俺を襲った。
その瞬間千早はすばやく頭を引き、むせた。
どうやらノドの奥に当たったらしい。
「大丈夫か?千早」
「ゴホッゴホッ!だ、大丈夫です」
そういってまた俺のものを銜えていく。
全体が暖かいものに包まれる。
そしてまた先端に刺激を感じる。
「千早、苦しいなら無理しなくてもいいぞ」
多少のSMなら興奮材料になるが、苦しそうにしているのは心が痛んでそれどころではない。
聞いているのか、聞いていないのか、ノドを使って俺に刺激を与えてくる。
独特の刺激で、俺のがビクビクと動く。
その度に千早の頭も動くのが面白かった。
しばらくすると、千早は顔を離して大きく息を吸った。
若干涙目で、その表情は酷く俺をそそらせた。
千早は再び銜えたまま舌で俺のを舐め始める。
舌を巧みに絡ませて俺を刺激してくる。
俺の気持ちいいところをピンポイントについてくる千早の攻めに、急速に射精感が込みあえげてるくる。
「千早、そろそろでるから」
そういうとさらに加速して舌と口を使い俺を攻め立ててくる。
この快感にずっとおぼれていたい。
そんな風に思い、限界まで我慢する。
次第に快感が増大してくる。
だんだんと目の前がチカチカとしてきた。
「く、ぁ……でるぞ!」
一気に千早の口内で俺のものが爆発するように吐き出す。
何度もそれは続き、そのたびに腰が震えるように動く。
それは口内を満たすまで続いた。
それが収まると千早は俺についてものを吸い取るようにして口から引き抜く。
「口の中を見せてみて」
俺がいうとゆっくりと口を開く。
独特の臭いとともに白い液体が口内を満たしているのが見える。
「よく味わってから飲むんだよ」
うなずいたあと、舌で味わうようにする。
そして大きな音を立てて飲み込む。
ノドに絡まるのか、必死になって飲もうとしているのが伝わった。
コク、コクとノドを鳴らす。
もう一度口を開いて中を見せてきた。
口内には綺麗に並んだ歯だけが見えた。
「偉いぞ千早」
頭をくしゃくしゃと撫でると気持ちよさそうにする。
その気持ちよさそうな顔を見るたびに千早がいとおしくて堪らなくなる。
「気持ちよかった、ですか?」
千早が上目使いで見ながら聞いてきた。
その光景はどんな男でも一撃でやられるほどの威力を持っていた。
「ああ、気持ちよかったよ」
俺は撫でるのを止め、手早く服を脱ぎ、ゴムを装着する。
本当なら生がいいが、如何せん現役活動中のアイドルを妊娠させるわけにも行くまい。
まして、相手は未成年なのだ。
その程度の良識は俺にも存在する。
もっとも千早の可愛さはそれを破壊するに十分なわけだが……。
俺はベッドに横になる。
千早が不思議そうな目で俺を見ている。
腕を引いて抱き寄せ、俺は言う。
「自分で入れてご覧」
千早はうなずき、起き上がる。
そして俺の上にゆっくりと腰を下ろしてゆく。
「う……んぁ、うぁ……」
途中で止まりながらもだんだんと千早の中に入っていく。
じれったくなった俺は、思わず千早の細い腰を掴み、それを一気におろした。
「はぁん!う、ぁ……あぅ……」
深く突き刺さったそれは千早の中で強く締め付けられていた。
どうやら千早はイッてしまったらしい。
「大丈夫か?」
「ら、らいじょうぶれふ」
呂律が回っていない。
思っていた以上に強烈だったようだ。
俺は千早が収まるのを待つ。
何度もそれは収縮を繰り返す。
それだけでも何度も俺はイキそうになった。
「もう……大丈夫です」
俺もうなずいて腰を動かし始める。
ゆっくりとそれを抜き、再び奥へと進む。
動くとぐちゅぐちゅと水音が響き、とても卑猥だった。
だんだんと加速させていく。
「ひぁ、あぁあ、プロデューサー、早い、んぁ、早いです!」
俺はゆっくりと、しかし強く打ちつけるようにする。
すると千早がだんだんと俺の方に倒れてきた。
何度がキスをする。
そっと千早の耳に近づいて囁く。
「キスするたびに千早のが締まって気持ちいいよ」
すると耳まで真っ赤になった。
怒ったような顔をして、俺の体を叩いてくる。
力が入っていないから痛くはないし、むしろ可愛かった。
「悪かった、ほら背中を向けてごらん」
一旦抜いてから、千早に向きを帰るように促す。
膝立ちしている後ろから腕の下から手を入れる。
そしてゆっくりと胸を揉みしだく。
首筋に顔を押し付けるとさっきより強い千早の匂いがした。
俺は後ろから千早に挿入する。
腰を使いながら胸を触り、首筋にキスの雨を降らせる。
乳首を抓むとビクッと体を震わせた。
「プ、プロデューサー、ぅん、ぁ、胸はだめだって、ひぐぅ、いってるじゃ、ないですか」
「却下、それに千早だって気持ちいいんだろ?抓む度に体を震わせちゃってさ」
後ろから見ても赤くなっているのが分かった。
「そ、それは、その……」
その反応がかわいらしくて、思わず動きが加速する。
早くなった途端に千早が反応する。
「ひぁ、あぁ、んぁ、ぅん、あん」
俺はそのまま覆いかぶさるようにして千早を押し倒す。
そのまま後ろから攻める。
腰を掴みながらピストン運動を繰り返す。
それは大きな音をたて、部屋に響き渡る。
まるで生き物のように俺を攻め立てる。
それに、千早の背中のラインは酷く悩ましげで、十分にセクシーじゃないか、そう思った。
そうこうしていると、だんだんと射精欲が溜まってくるのを感じた。
「千早、そろそろでそうだ」
「はぁん、うぁ、わ、私も…そろそろ」
俺はゆっくりと千早の中からそれを抜く。
すると、どろりと粘っこい液体が垂れてくる。
ベッドに新たなシミを作る。
千早は上気した体をこちらに向けるように回転させると、俺と千早は向き合うような体制になった。
俺は千早に体を傾けると千早も腕を首に絡めてきた。
ゆっくりと腰を沈めていく。
それはわずかな水音とともに突き刺さっていく。
「動くぞ」
俺はそれだけ言って腰を動かし始める。
さきほどの状態ですでに限界ギリギリだったため、すぐに射精感がこみ上げてくる。
だんだんと動きが加速する。
それに合わせて千早の声も大きくなる。
「んっ、あっ……プロデューサー!はぁ、私、もう、イキ、ます!」
千早のが一段と俺のを締め付けるのを感じる。
それは俺の我慢をいともたやすく打ち破る。
「俺も、イクぞ、千早!」
俺は腰をさらに加速させる。
そして、深くそれを突き刺す。
同時に強烈な締め付けを感じる。
ドクン、ドクンと快感が背筋を通り脳を直撃する。
「はっ!うっ!あ、はぁ、ふぅ、う、んぅ」
千早は絡めていた腕をぎゅっと強くし、俺にしがみつく。
俺も気がつくと、千早を抱きしめていた。
強く。強く。
どれほど経っただろうか。どちらともなく腕を解く。
そして、俺たちはどちらともなくキスをした。
目を覚ますと、隣は人一人分ほどの毛布に空間と温もりがあった。
俺はマントル対流のような緩慢さで体を起こす。
周りを見ると、見慣れない部屋。
間違いなく俺の部屋でないのはこの豪華さを見れば一目瞭然だ。
そうか、この部屋はこんなにいい部屋だったのか。
昨日は部屋に入るなり―いや、入る前からか―そういう状態だったからな。
しばらくそうしていると、俺の鼻をコーヒーの匂いが刺激した。
「おはようございます、プロデューサー」
寝ぼけ眼の俺には強烈なほど清々しく、突き刺さるような声がする。
「おはよう、千早」
千早は下着にYシャツという男心をくすぐる格好で立っていた。
もっとも、そんな気力は昨日で尽くしたわけだが。
つくづく年をとったと感じる瞬間である。
千早は持っていたコーヒーを俺に渡す。
「どうぞ、いいホテルはコーヒーもなかなかいいものを使ってますね」
確かに、受け取ったその匂いはインスタントのような粗暴な匂いとは違っていた。
俺はこぼさないようにゆっくりと口を近づけて啜る。
淹れたばかりのコーヒーはまさに灼熱で、俺の脳を一気に覚醒させる。
「ありがとう、今何時かな?」
「8時です。予定まであと一時間ありますよ」
「そうか、じゃあシャワーでも浴びてくるかな」
ベッドから降り、シャワーに向かおうとすると、後ろから腕を腰に回された。
「プロデューサー、その……忘れ物です」
忘れもの?
そもそもシャワーにいくのに忘れ物とは、何だろう。
「……もう、忘れたんですか?最初に言ったのはプロデューサーですよ」
千早はあきれたような顔でこっちをにらむ。
俺は必死に脳を回転させて思い出す。
ああ、そうか。そんなことも言ったなぁ。
俺は千早の髪を手で払うようにして頬に手を添える。
そしてゆっくりと近づき、キスをする。
「おはよう、千早」
「おはようございます。プロデューサー」
お互いに笑みになる。
今日のキスは、少しだけ上品なコーヒーの味だった。

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