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「……サー、プロデューサー?」
「……え、律子?」
「え、律子?じゃないですよ、いつまで寝てるんですか」
「あ、ああ、すまん(なんだ、夢だったか……)」

「全くもう。いいご身分ですね、あずささんに千早と亜美と真美、
四人だけでレッスンに行かせといて」
「あの四人なら、大丈夫だよ。
最初は千早が亜美と真美を嫌ってたようだけど、今はすごい仲が良くなってるし」
「そうね。ほんとによくなついてるわね」
「これも律子様のおかげです」
「それほどでも。でも、プロデューサーも悪人よね。
千早の気持ち、知っててそれを悪用するんだから」
「勧めたのは律子じゃないか」
「だって最近、事務所の真っ暗な部屋からクラシックの音楽に混じって変な声が聞こえるって、
近所の噂になり始めて困ってたのよ」
「さすがに自分がプロデュースしてるアイドルに手を出すわけにもいかないし、
まあ仕方なかったのかな」
「スキャンダルは、ご法度、ですからね」
「わかってます。……それより、今ランクEにいる雪歩と伊織のユニットなんだけど」
「ああ、いつも伊織が雪歩にどなってる件ね」
「それですっかり雪歩が萎縮しちゃっててさ。律子、何かいい案無いかな?」
「もう……それを考えるのがプロデューサーの役目でしょ?何で私に頼るかなぁ」
「いつも頼りにしてます」
「しょうがないなぁ。じゃあ、考えておきます。そ・れ・よ・り……」
「それより、そろそろ律子もまた、プロデュースしたいんだけど」
「もう。再デビューしたら、しばらくおあずけですよ?」
「……おあずけに耐えられないのは俺だけ?」
「だってほら、私には皆がいますから」
「歪んだ世界だ……」



「うぁーっ!律子さん、お掃除終わりました〜っ!」
「あ、やよい、お疲れ〜」
「いつもご苦労様、やよい。疲れただろ?」
「ちょっとだけ。でも、だいじょうぶです!」
「じゃあ頑張ってくれたご褒美に、おやつ食べる?」
「え、いいんですか?」
「もちろん。バイト代の代わりにね」
「バイト代出そうよ、律子」
「何か?」
「……いや」
「それじゃ、プロデューサー(ぐい)はい、やよい、おやつ」
「わ〜い!」
「ん?なんだって?」
「いっただっきまーすっ!(じーっ)」
「やよい、なんでチャックをおろす。なにを出してるなにを!」
「や〜ね、プロデューサー。おやつに決まってるじゃない」
「誰がいつからおやつになったって?」
「(はむ)ふぇ?ふろひゅーふぁー、ふぁふぇふぁふふぇふふぁ?」
「……やよい、いい子だから口に物くわえたまま喋らないこと。
律子さん、詳しく教えていただけますか?」
「ほら、歌にもあるじゃない。♪ミルクはタンパク質、ってね」
「(ちゅるるるる)♪ふぃひゅひゅふぁ、ふぁふふぁふふぃひゅ♪」
「あるか。そんな歌」


「プロデューサー、張り切ってやよいにお腹いっぱいごちそうしてあげてね」
「……スキャンダルに十分なるだろ、こういうのも」
「だってほら、やよいは今プロデュース中じゃないし」
「プロデュース中じゃなくても、十分ヤバいと思うんだが」
「ああもうgdgd言ってないできりきり出す!やよい!一気に吸い出しなさい!」
「ふぁい♪(ちゅううううううう)」
「やよいも律子に付き合わなくていいからもうやめろ。普通におやつ買ってやるから」
「ふぇ?(れろれろれろ)」
「ああ、プロデューサーは先っちょが一番弱いからね。重点的に舐めたげるといいわよ」
「いや。だから待てと」
「ちゅううう……んっ!?んんっっ!(ぶしゅっ)」
「くすくす。やよい、おいしい?」
「(こくこく)」
「良かったわね、プロデューサー。おいしいって」
「……あー、そいつは良かった」
「(こくん……こくん……)ぷはっ!おいしかったです、プロデューサー!」
「うん、良かったね……」
「おかわりはいいの?」
「なっ!?」
「うっうー!いただきますっ!」
「上で食べるの?それとも下で?」
「……両方がいいなー」
「だって。がんばってね、プロデューサー♪」
「照れながらさらっとそんなこと言わないでくれ。頼むから」


「あ、そうだ。プロデューサーも、やよいからおやつもらったらいいじゃない。
ほら、やよいはビタミン豊富、よ♪」
「嘘を吐くな嘘を」
「やよいはビタミン豊富でーっす!いぇい!」
「あー……うん。いつも野菜もいっぱい採ってるもんな。うん」
「ねえプロデューサー、やよい、……食べてくれます?」
「……だから頬を赤くして言うなと。あ、そうだ。律子」
「ん?なに?プロデューサー」
「お前も入れ」
「え?わ、私はいいわよ。見てるだけでじゅうぶ」
「やよい。律子もミルクをおやつにくれるってさ」
「わぁい♪律子さん、ミルクいただきまーす!」
「ちょ、やめなさいやよい!私ミルクなんて出ないって!
ぷ、プロデューサーまで何私の服脱がして、あっ!」
「律子は思いっきり揉まれながら強く吸い付かれるのが、大好きだそうだ。
やよい、俺が揉むから思いっきり吸ってやれ」
「うあーっ!思いっきり、いっきまーす!」
「ぅん!ちょ、待って、ダメだってばプロデューサー、お願いだからやめて……ひあ!」
「(ちゅううううううううっ!)」
「ふっ、ひゃぁぁぁぁ……ぷ、ぷろでゅーさー、わ、わた、わた」
「律子もたまには息抜きしないとな。ほら、胸の力を抜いて」
「しょれ、胸りゃなくて肩れ……ひゃぁっ!」
「うんうん。柔らかすぎず固すぎず、肌触りもしっとりなめらかで。
やよいも、律子みたいになりたいか?」
「はいっ!」
「じゃあ律子から胸を吸い尽くすくらいの気持ちで、思いっきり吸い付け!」
「うっう〜!プロデューサー、私がんばりますっ!」
「……ぅ、らめ、ほんとに私、もうダメだから……」


「簡単に限界を決めるんじゃない。
限界に挑戦して自分の殻を破ってこそ、新しい自分が見えてくるんじゃないか!」
「なんでこんなときにだけ、そんなセリフそんなまじめな顔して言うんですかぁ〜」
「よし!いくぞやよい!」
「はいっ!プロデューサー!」
「ひ〜ん……」
「(ちゅっちゅっちゅるっかりっちゅぱっこりっ)」
「ふっ!ぅぁ!ひっ!ひゃん!くぅ!はぁっ!」
「相変わらずいい反応するなぁ……やよい、律子横にするぞ」
「(こくこく)」
「もう律子、全然力入らないみたいだ。よいしょっと……やよい、こっちおいで」
「はーい!」
「そう。それでそっち向いて律子をもっと吸ってやってくれ」
「ぃやぁ……もうぃぃー……」
「よいしょっと……うぁー、プロデューサー。このかっこ恥ずかしいですー……」
「まあ、丸見えだしな。食べてくれとか言うのよりは、そっちの反応の方が似合ってるぞ」
「……うっう〜。プロデューサーのばかぁー」
「やよい、次は律子をこんな風に吸ってやれ(ちゅるちゅるちゅる)」
「っ!?(ぢゅうううううううううっ!)」
「やっ!それやぁーーーーーーーっ!」
「いや、そうじゃなくてだな……あれ、やりすぎたか?やよい?」
「ふぁ?……はぁ……」
「だいじょうぶか、やよい?」
「くー」
「……寝てるし」
「ふ……ぇへへ、プロデューサー……」
「はいはい。カゼ引くぞ。とりあえず汗拭いて着替えさせて、ソファにでも寝かせとくか。
レッスン用のジャージ、どこにあったかな。律子ー……あ」
「……ぁ、もう……やだぁ」
「こっちも寝言か。二人分、俺一人で汗拭いて寝かせるのか……終わるまで誰も帰ってくるなよー……」


 いったん〆

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