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「痛いなあ……」
「当たり前だ! というか、俺の方が痛い!」
アイドルに鳩尾を殴られ、気がついたら半裸のアイドルにマウントを取られていたと言えば幸せそうだが、プロデューサーという立場からすればブラック過ぎる冗句だ。
ちなみに真に話を聞けば漫画だかの『女』になる方法を実践しようとした極めて冗談じみた内容だ。
はぁ、スキャンダルとか気にせずに一回痛い目みた方が真のためだったのか?
とりあえず諭すだけ諭して、次やったら恐怖のファン感謝祭が待ってると伝えた。
「あの、プロデューサーさん。真ちゃんは大丈夫ですか?」
どこから出てきたのか雪歩の姿があった。
「どうにかな。出きれば止めて欲しかったけど……」
まあ、真を止められるとしたら律子かあずささんくらいだろう。
とはいえ、アイドルに頭突きをかましたプロデューサーという不名誉な肩書きは得たく無かったが。
「真ちゃんが、その気で……」
呟くような声は上手く聞き取れない。
「プロデューサーさんが相手なら、姉妹でも良いかなって思ったんです、だけど……」
分かるのは目の前にいる雪歩は俺の知る雪歩とは違うということだ。
「あなたは真ちゃんを傷つけた!」
雪歩にしては大きめな声が響く。
「プロデューサーさん。アイドルとプロデューサーがそういうことしちゃ、イケないをですよね」
な、何をと聞きかけた声が喉の奥で消える。
雪歩がワンピースをはだけ、秘所が露わになる。下着はつけていなかった。
「簡単ですよプロデューサーさん? ひんそーでひんにゅーでちんちくりんな私に興奮しなければ、何もできないんですから」
いや、真に押し倒された時にすでに理性が決壊しかかっているとかはどうでも良い。
暗い眼をしたこの雪歩と事に及ぶのは非常に不味い。少なくとも雪歩には押し倒す力はないだろうし、真と違って走れば逃げ切れない事も、
「ちなみに、追いかけますから。どこまでも、このまま」
それ、お互いに人生終わりませんか? 雪歩さん……
「さあ、初めましょう?」

結論から言おう。表沙汰にならなかったためごまかしつつ雪歩はアイドル活動を続けたし、俺は大半を律子に任せたとはいえ、プロデューサー活動は続けた。
もっとも、今まで通りとはいかなかったんだ。真を避けるしかなかった。雪歩も、もちろん俺も。
だから、これは因果応報なのだろうか?
「プロデューサー、簡単ですよ。雪歩みたいに可愛くないボクに興奮しなければ良いだけですから」

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