Solaris11/OpenIndianaでもWindowsファイル共有機能(SMB/CIFS)があります。
基本はkernelに取り込まれているCIFSですが、sambaもオプションで使えます。
この2種類をWindows側から速度比較してみます。
先ずはkernel統合CIFSです。
export設定はzfsコマンドで設定できますので、シームレスな感じで使えます。
![](https://image01.seesaawiki.jp/z/b/zfslab/c20e3bd5703f7552-s.PNG)
続いてsamba。smb.confを書くことになりますが、使い慣れてればこちらの方が楽ですね。
![](https://image01.seesaawiki.jp/z/b/zfslab/c20e3bd5703f7552-s.PNG)
結果は、kernel CIFSの書き込みがかなり遅い結果となりました。
数Gのファイルを書き込む時には特に遅いわけでもなかったので不思議です。
NFSが書き込み時にSYNC書き込みになるため小さなファイルの書き込みで遅いという仕様は
あるのですが、それと同じことが起きているのではないかと考えて
![](https://image01.seesaawiki.jp/z/b/zfslab/3af7594accbb58d6-s.PNG)
かなり速い結果になりました。100MB程度だとメモリで受け止めてしまうからでしょうね。
一方、sambaの方もチューニングを少しはしてみないといけないので、
![](https://image02.seesaawiki.jp/z/b/zfslab/c28d9a2fd940272a-s.PNG)
READがかなり速くなりました。
基本はkernelに取り込まれているCIFSですが、sambaもオプションで使えます。
この2種類をWindows側から速度比較してみます。
先ずはkernel統合CIFSです。
export設定はzfsコマンドで設定できますので、シームレスな感じで使えます。
続いてsamba。smb.confを書くことになりますが、使い慣れてればこちらの方が楽ですね。
結果は、kernel CIFSの書き込みがかなり遅い結果となりました。
数Gのファイルを書き込む時には特に遅いわけでもなかったので不思議です。
NFSが書き込み時にSYNC書き込みになるため小さなファイルの書き込みで遅いという仕様は
あるのですが、それと同じことが起きているのではないかと考えて
zfs set sync=disabledで強制的に非同期書き込みにしてもう一度デストしてみました。
かなり速い結果になりました。100MB程度だとメモリで受け止めてしまうからでしょうね。
一方、sambaの方もチューニングを少しはしてみないといけないので、
socket options = TCP_NODELAYとして測定。
READがかなり速くなりました。
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