最終更新:ID:rJNUOpYRug 2015年11月22日(日) 02:13:41履歴
「マスター!拙者、任務をこな……ま、マスター!?」
任務を無事終了させ、その報告に隠れ家へと来たアサシン。
しかし、そこに居たのは汗だくになり、頬を朱色に染め上げ、肩で荒い息をするルーデルの姿だった。
「は……はー……あ、アサシン……か……?」
「は、はいっ、アサシンですっ。」
ルーデルは薄く目を開き、アサシンの姿をぼんやりと捉える。
「だ、大丈夫でっ……。」
「ああ……少し、魔力を使いすぎたみたいでな……。」
「あ、汗を拭かないと……。」
ルーデルのシャツとジーパンを脱がしてから、白いタオルをアサシンが取り、それでルーデルの身体の汗を拭き取る。
服装が競泳用水着だけのルーデル、汗が滴り、吐息がとてもいやらしく聞こえる。
そして、そのルーデルの全身もアサシンには色っぽく見えた。
「ま、マスター……大丈夫ですか……?」
「ああ……しばらく……すれ、ば……。」
そうは言うが、アサシンは心配で仕方がなかった。
しかし、こういう時には汗を流す方が良いと言う。そして、汗を流すには水が必要だ。そのことにようやく気付いたアサシンは、急いでコップに水を汲みに行く。
水道水を充分に入れたコップを、ルーデルに飲ませる。
一口、二口とゆっくりルーデルが飲む。少しはアサシンも安堵したが、それでも、まだルーデルは疲労しているのが窺える。
キッチンに立ったアサシンは、まず米を炊き始めた。
薬はルーデルの家にはあまり無く、そもそも魔力切れに効く薬は魔力だ。その魔力を増減させるには運動するのと同様のエネルギーが必要。
だからこそ、食べやすいお粥を作ろうと思い立ったのである。
そして不出来ではあるかもしれないが、見栄え的にもそれなりのお粥が出来た。一口味見をしてみたが、それなりに美味しいとは思う。
冷蔵庫にあった最後の一個の卵を使用するのは気が引けた為、奥にあった鮭フレークの缶詰の具を使うことにした。
紅色の鮭の身が白いお粥に浮かんでいる。
ルーデルにレンゲでお粥を掬い、口へ運ぶ。ルーデルはそれをゆっくり食べる。その動作を何度か繰り返しながら、お粥の皿を空にした。
そうした後、ルーデルがある言葉を口にした。
「なあ、アサシン。」
「なんでござるか?」
「しよう。」
「え?」
「だから、しよう。って。」
会話することも楽になったことをアサシンは確認した。
しかし、その会話している人物の言葉を理解できなかった。
「交わるんだよ。」
「まっ、マスター!?」
「それが、一番効率が良い。」
確かに、魔力切れの一番の薬は魔力だ。
だから、とは、言っても。
不意に、ルーデルがアサシンの頭を寄せた。
ルーデルの唇がアサシンの唇と重ねられる。
強引な口付けは、ルーデルが魔力切れを起こしているようには思えなかった。
ルーデルがアサシンの唇を舌で割り、唾液を送り込む。そしてアサシンの唾液を舌で舐め取り、二人の唇は濡れきった。
まるで、快感を得るためではなく、魔力供給が目的の接吻だった。
それでも、アサシンが快感を感じるには充分すぎた。
これだけ淫らで、いやらしい、普段とは全く異なるマスターの姿。
そのマスターに深い口付けをされたこと。アサシンの頭を沸騰させるには、本当に充分すぎた。
「ほら、アサシンも興奮してる。」
ルーデルが視線で、勃ち上がるソレを見つめながら、自分の競泳用水着をズラして、己の秘部を見せつけた。
それに飛びつかずには居れなかった。
「はっ、くうっ、ま、ます、たあ……っ!」
「ん、っ、ふ……あさっ、しん……。」
お互いに名前を呼び合い、共鳴する。呼応する。
アサシンは止まらぬ勢いで打ち付けて、それをルーデルも受け止めた。
「ひあっ、ああっ、ん、ふ……はやくっ、出して……。」
魔力供給という名義をルーデルは忘れていなかった。だけどアサシンは、そんなことが頭に無いように腰を振り続けた。締まりつく中に自我を忘れ、獣のように奮い立たせる。
「ますっ、たあ。マスターっ……!」
何度も相手の名前を呼ぶ、ルーデルは名前を呼ぶ気力を失くしてしまった。アサシンの肩に捕まり、受け止めていた姿勢は消えて、耐えるように突かれるままにある。
「で、出ますっ……!」
動きが緩やかになり、アサシン自身をぐっ、と一番奥に固定する。
中で脈打つような感触がアサシンにもルーデルにも伝わる。
そのまま、二人は倒れこんだ。
__
「で、どうしてあんな風になったのでござる?」
「いやあ、体内で大豆を作る魔術を試してたら。」
あえて、突っ込まないスタイルを突き通したアサシンであった。
任務を無事終了させ、その報告に隠れ家へと来たアサシン。
しかし、そこに居たのは汗だくになり、頬を朱色に染め上げ、肩で荒い息をするルーデルの姿だった。
「は……はー……あ、アサシン……か……?」
「は、はいっ、アサシンですっ。」
ルーデルは薄く目を開き、アサシンの姿をぼんやりと捉える。
「だ、大丈夫でっ……。」
「ああ……少し、魔力を使いすぎたみたいでな……。」
「あ、汗を拭かないと……。」
ルーデルのシャツとジーパンを脱がしてから、白いタオルをアサシンが取り、それでルーデルの身体の汗を拭き取る。
服装が競泳用水着だけのルーデル、汗が滴り、吐息がとてもいやらしく聞こえる。
そして、そのルーデルの全身もアサシンには色っぽく見えた。
「ま、マスター……大丈夫ですか……?」
「ああ……しばらく……すれ、ば……。」
そうは言うが、アサシンは心配で仕方がなかった。
しかし、こういう時には汗を流す方が良いと言う。そして、汗を流すには水が必要だ。そのことにようやく気付いたアサシンは、急いでコップに水を汲みに行く。
水道水を充分に入れたコップを、ルーデルに飲ませる。
一口、二口とゆっくりルーデルが飲む。少しはアサシンも安堵したが、それでも、まだルーデルは疲労しているのが窺える。
キッチンに立ったアサシンは、まず米を炊き始めた。
薬はルーデルの家にはあまり無く、そもそも魔力切れに効く薬は魔力だ。その魔力を増減させるには運動するのと同様のエネルギーが必要。
だからこそ、食べやすいお粥を作ろうと思い立ったのである。
そして不出来ではあるかもしれないが、見栄え的にもそれなりのお粥が出来た。一口味見をしてみたが、それなりに美味しいとは思う。
冷蔵庫にあった最後の一個の卵を使用するのは気が引けた為、奥にあった鮭フレークの缶詰の具を使うことにした。
紅色の鮭の身が白いお粥に浮かんでいる。
ルーデルにレンゲでお粥を掬い、口へ運ぶ。ルーデルはそれをゆっくり食べる。その動作を何度か繰り返しながら、お粥の皿を空にした。
そうした後、ルーデルがある言葉を口にした。
「なあ、アサシン。」
「なんでござるか?」
「しよう。」
「え?」
「だから、しよう。って。」
会話することも楽になったことをアサシンは確認した。
しかし、その会話している人物の言葉を理解できなかった。
「交わるんだよ。」
「まっ、マスター!?」
「それが、一番効率が良い。」
確かに、魔力切れの一番の薬は魔力だ。
だから、とは、言っても。
不意に、ルーデルがアサシンの頭を寄せた。
ルーデルの唇がアサシンの唇と重ねられる。
強引な口付けは、ルーデルが魔力切れを起こしているようには思えなかった。
ルーデルがアサシンの唇を舌で割り、唾液を送り込む。そしてアサシンの唾液を舌で舐め取り、二人の唇は濡れきった。
まるで、快感を得るためではなく、魔力供給が目的の接吻だった。
それでも、アサシンが快感を感じるには充分すぎた。
これだけ淫らで、いやらしい、普段とは全く異なるマスターの姿。
そのマスターに深い口付けをされたこと。アサシンの頭を沸騰させるには、本当に充分すぎた。
「ほら、アサシンも興奮してる。」
ルーデルが視線で、勃ち上がるソレを見つめながら、自分の競泳用水着をズラして、己の秘部を見せつけた。
それに飛びつかずには居れなかった。
「はっ、くうっ、ま、ます、たあ……っ!」
「ん、っ、ふ……あさっ、しん……。」
お互いに名前を呼び合い、共鳴する。呼応する。
アサシンは止まらぬ勢いで打ち付けて、それをルーデルも受け止めた。
「ひあっ、ああっ、ん、ふ……はやくっ、出して……。」
魔力供給という名義をルーデルは忘れていなかった。だけどアサシンは、そんなことが頭に無いように腰を振り続けた。締まりつく中に自我を忘れ、獣のように奮い立たせる。
「ますっ、たあ。マスターっ……!」
何度も相手の名前を呼ぶ、ルーデルは名前を呼ぶ気力を失くしてしまった。アサシンの肩に捕まり、受け止めていた姿勢は消えて、耐えるように突かれるままにある。
「で、出ますっ……!」
動きが緩やかになり、アサシン自身をぐっ、と一番奥に固定する。
中で脈打つような感触がアサシンにもルーデルにも伝わる。
そのまま、二人は倒れこんだ。
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「で、どうしてあんな風になったのでござる?」
「いやあ、体内で大豆を作る魔術を試してたら。」
あえて、突っ込まないスタイルを突き通したアサシンであった。
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いつものすぎて逆に安心したけど反転くらい使おうか