「ほぼ」身内用。ここをじっくり見て興味出たら探して入ってみてくれてもいいです。編集などご自由に。不備や質問は米でもいいですが管理人のこと知ってたら直接だと対応が早い&内緒でもおk

「マスター!拙者、任務をこな……ま、マスター!?」

任務を無事終了させ、その報告に隠れ家へと来たアサシン。
しかし、そこに居たのは汗だくになり、頬を朱色に染め上げ、肩で荒い息をするルーデルの姿だった。

「は……はー……あ、アサシン……か……?」

「は、はいっ、アサシンですっ。」

ルーデルは薄く目を開き、アサシンの姿をぼんやりと捉える。

「だ、大丈夫でっ……。」

「ああ……少し、魔力を使いすぎたみたいでな……。」

「あ、汗を拭かないと……。」

ルーデルのシャツとジーパンを脱がしてから、白いタオルをアサシンが取り、それでルーデルの身体の汗を拭き取る。
服装が競泳用水着だけのルーデル、汗が滴り、吐息がとてもいやらしく聞こえる。
そして、そのルーデルの全身もアサシンには色っぽく見えた。

「ま、マスター……大丈夫ですか……?」

「ああ……しばらく……すれ、ば……。」

そうは言うが、アサシンは心配で仕方がなかった。
しかし、こういう時には汗を流す方が良いと言う。そして、汗を流すには水が必要だ。そのことにようやく気付いたアサシンは、急いでコップに水を汲みに行く。

水道水を充分に入れたコップを、ルーデルに飲ませる。
一口、二口とゆっくりルーデルが飲む。少しはアサシンも安堵したが、それでも、まだルーデルは疲労しているのが窺える。

キッチンに立ったアサシンは、まず米を炊き始めた。
薬はルーデルの家にはあまり無く、そもそも魔力切れに効く薬は魔力だ。その魔力を増減させるには運動するのと同様のエネルギーが必要。
だからこそ、食べやすいお粥を作ろうと思い立ったのである。

そして不出来ではあるかもしれないが、見栄え的にもそれなりのお粥が出来た。一口味見をしてみたが、それなりに美味しいとは思う。
冷蔵庫にあった最後の一個の卵を使用するのは気が引けた為、奥にあった鮭フレークの缶詰の具を使うことにした。
紅色の鮭の身が白いお粥に浮かんでいる。
ルーデルにレンゲでお粥を掬い、口へ運ぶ。ルーデルはそれをゆっくり食べる。その動作を何度か繰り返しながら、お粥の皿を空にした。

そうした後、ルーデルがある言葉を口にした。

「なあ、アサシン。」

「なんでござるか?」

「しよう。」

「え?」

「だから、しよう。って。」

会話することも楽になったことをアサシンは確認した。
しかし、その会話している人物の言葉を理解できなかった。

「交わるんだよ。」

「まっ、マスター!?」

「それが、一番効率が良い。」

確かに、魔力切れの一番の薬は魔力だ。
だから、とは、言っても。

不意に、ルーデルがアサシンの頭を寄せた。
ルーデルの唇がアサシンの唇と重ねられる。
強引な口付けは、ルーデルが魔力切れを起こしているようには思えなかった。
ルーデルがアサシンの唇を舌で割り、唾液を送り込む。そしてアサシンの唾液を舌で舐め取り、二人の唇は濡れきった。
まるで、快感を得るためではなく、魔力供給が目的の接吻だった。
それでも、アサシンが快感を感じるには充分すぎた。

これだけ淫らで、いやらしい、普段とは全く異なるマスターの姿。
そのマスターに深い口付けをされたこと。アサシンの頭を沸騰させるには、本当に充分すぎた。

「ほら、アサシンも興奮してる。」

ルーデルが視線で、勃ち上がるソレを見つめながら、自分の競泳用水着をズラして、己の秘部を見せつけた。
それに飛びつかずには居れなかった。

「はっ、くうっ、ま、ます、たあ……っ!」

「ん、っ、ふ……あさっ、しん……。」

お互いに名前を呼び合い、共鳴する。呼応する。
アサシンは止まらぬ勢いで打ち付けて、それをルーデルも受け止めた。

「ひあっ、ああっ、ん、ふ……はやくっ、出して……。」

魔力供給という名義をルーデルは忘れていなかった。だけどアサシンは、そんなことが頭に無いように腰を振り続けた。締まりつく中に自我を忘れ、獣のように奮い立たせる。

「ますっ、たあ。マスターっ……!」

何度も相手の名前を呼ぶ、ルーデルは名前を呼ぶ気力を失くしてしまった。アサシンの肩に捕まり、受け止めていた姿勢は消えて、耐えるように突かれるままにある。

「で、出ますっ……!」

動きが緩やかになり、アサシン自身をぐっ、と一番奥に固定する。
中で脈打つような感触がアサシンにもルーデルにも伝わる。

そのまま、二人は倒れこんだ。

__

「で、どうしてあんな風になったのでござる?」

「いやあ、体内で大豆を作る魔術を試してたら。」

あえて、突っ込まないスタイルを突き通したアサシンであった。

このページへのコメント

いつものすぎて逆に安心したけど反転くらい使おうか

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Posted by 検閲 2015年11月22日(日) 10:22:37 返信

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