最終更新: yajimatakatoshi 2016年01月26日(火) 10:05:19履歴
甲状腺濾胞細胞から生成される糖蛋白のサイログロブリンが、血中にどのくらい含まれているか計測するための臨床検査を意味します。他の臓器でサイログロブリンがつくられていないことから、甲状腺に関する疾患を調べる際に役立つ検査となっています。特に、甲状腺の腫瘍の有無および転移に関する指針として知られています。基準値の値は約32.7ng/dlで、これより高いと甲状腺分化癌、甲状腺腺腫、バセドウ病などが疑われます。低い場合は、サイログロブリン合成障害や無甲状腺症の可能性が見られます。
コメントをかく