古澤頼子wiki 古澤資料館

筆を執って、写し取りたい風景に向き合うと……
自然と心が凪いできます……。そうして気持ちを落ち着ければ、
きっといいものが生まれる……そう思うんです。

この場所も、戻ってくるとホッとする、そんな場所です。
絵画や彫刻がなくても、素敵な人たちが居て……。

ここは……、そう、調和を感じます。
誰ひとり、同じ作風の人はいないのに、
不思議と調和が成り立ってる……。

これから私は、別の世界へ行くんですね。
美術館や博物館で感じていたような、
別の世界へ入り込む感覚が、現実に……。

どこまでできるかはわからない……。
けれど、私が芸術に触れて時代の息吹を感じるように、
ファンの人たちにも感じてほしい。私の世界を。

そうして、やりきったら、またここへ戻ってきます。
貴方のいる、この場所へ。
また新しい作品を、一緒に生み出すために……。

華やかな世界に触れたくて一歩踏み出した私を、
貴方はこんなところまで連れてきてくれました。
貴方が描いて、私が彩る……これが私の、私たちの世界……！