『ゼロの使い魔』を題材にした二次創作小説について語り合うスレ「ゼロの使い魔のSSを語るスレ」のレビュー等まとめwiki

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823 :リッターマイヤー:2011/09/12(月) 00:40:12.42 ID:hA0V6kKF
・メアリー・スーに祝福を
ある意味勘違い物の短編。(当時)
最初は娘が生まれてハッピーだったのに奇怪な我が娘の成長に苦悩する両親。
黄衣の王より神様?転生チートで未来がワクワクな主人公。
時間が進むごとに両者のコントラストがより鮮明に。
勘違いが顕著になり、醍醐味がでてきて面白い。
ところで、この主人公の使い魔は黄金蜂蜜酒がマストアイテムなあれになるのかな?
いあ いあ!

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/14(金) 00:48:48.50 ID:O0aHkKdI
・「メアリー・スーに祝福を」
破綻した物語は常識的な判断を持ちこんだ途端に意図せずアンチ作品と化す場合がある。
これを2次作品にある神様転生オリ主というジャンルに適用し、笑いへと昇華させてしまったのがこの作品。
原作知識ありTS転生銀髪オッドアイハイテンションオリ主の行動一つ一つを
ハルケギニアの住人の常識的な目線で追うことで非常にグロテスクな雰囲気を醸し出す。
前半に住人の手記、後半にオリ主の一人称で典型的な勘違いものの構造である。
現時点では読者的には転生オリ主モノに皮肉を利かせたシリアスな笑いといった印象だが今後は分からない。
なぜなら所々にクトゥルフ的な存在の影がちらついており、勘違いが解消された時こそ
終わりの始まりとなるのではないかという不安をひしひしと感じさせるからである。

574 :アルムおんじ:2011/10/16(日) 21:35:54.57 ID:1LxvvgpP
「メアリー・スーに祝福を」理想郷&なろう
クトゥルフクロスの筆舌に尽くしがたい第一部完結済みSS、怪作。
神様転生によってトリステインの伯爵家に生まれたTSオリ主もの、だが。
意図してかはわからないが非常に凝っている。
事前情報があるとフルには楽しめない。
このSSは普通に読むか、感情移入するかでまったく受ける印象が変わる筆舌に尽くしがたい作品。
怪作はクトゥルフクロスだから、という理由ではない。
まだ世界観が明らかになっていないので作風がガラッと変わるらしい第二部にも期待。
問題点は、前書きの通り最低限の知識がおそらく必須、あとラヴクラフト嫌いにはあわない。
また途中までは日記形式なので人によって好き嫌いがわかれるだろう。

183 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2012/01/31(火) 18:20:49.71 ID:N4ECWZSg

寸評

○始祖ブリミルの祝福を(メアリー・スーに祝福を)
<良い点>
第一部完結済み
展開の意外性
救いようのない世界観

<悪い点>
神転TS最強オリ主なので人によってはアレルギー?
救いようのない世界観

<総評>
主人公のメアリー・スーは、銀髪月眼のTS最強オリ主である。
「トリスタニア納涼祭」の義雄氏の作品。いわゆる神転オリ主ものであるが、
そんな都合の良い神様が居るわけねーだろという、神転ものへの一種のアンチとなっている。
第一部はアルビオン陥落までであり、当初はハルケ住人の手記+オリ主の手記で進む。双方の
認識のギャップを楽しむ構造になっている。
だが、第一部の最終章間近で雰囲気は一変する。それまでに溜まった歪みが解放される展開は、圧巻である。
皆も狂ったフルートの音と共に、その崩壊のカタルシスを味わって欲しい。
現在第一部が完結しており、第二部は凍結中。第二部では、サイトが相変わらずラッキースケベだったりと、
原作らしさがよく出ている。邪神に立ち向かう虚無や各国の奮闘は、そこはかとなく無理ゲー臭が漂っているが、
その逆境ゆえに、真っ直ぐなサイトの心根が眩しい。王道主人公をしている平賀才人が非常に魅力的。
更新再開が待ち遠しい作品である。

188 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2012/01/31(火) 23:13:26.74 ID:NS9LICO6

第一部 旧題 メアリー・スーに祝福を
義雄氏ならではの皮肉めいたパロディ
タイトルが既に、オリ主tueeeeeの源流である"メアリー・スー"と「アルジャーノンに花束を」をミックスさせたものか
物語りが進むに連れアルジャーノンのように"壊れて"いくところがなかなか隠喩めいている
おそらく乱読スコッパーほどニヤリとさせられる作品
レビュー等の知識無しに読むのがお勧めという怪作

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