『ゼロの使い魔』を題材にした二次創作小説について語り合うスレ「ゼロの使い魔のSSを語るスレ」のレビュー等まとめwiki

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212 : リッターマイヤー : 2012/03/12(月) 02:08:18.44 ID:4Lqm0lNx [1/2回発言]
「おい貴様、ちょいとブリック買ってこい。南斗人間砲弾でな……!」

・帝王(貴族)に逃走はない(のよ)!
北斗の拳よりケンシロウに敗れた後のサウザー召喚。完結。
もう一度のぬくもりもへったくれもない性格に戻っているが、ともかくサウザーである。
原作第一巻のクライマックスシーンの。
「わたしは貴族よ。魔法が使える者を、貴族と呼ぷんじゃないわ」
「敵に後ろを見せない者を、貴族と呼ぶのよ!」
を、初めて紙面で見た時、聖帝サウザーを思い浮かべたのは自分だけではあるまい。
「退かぬ、媚びぬ、省みぬ」と実に似通っているではないか。
ゼロの使い魔が世に出て数年後、あの作品スレにて両者の融合を果たしたのが本作である。
文章、展開、テンポ共に文句なし。大変丁寧でありつつ小ネタをも繰り出すかなりの手練。
北斗の拳を知らなくてもかなり解説しているので優しい作りに。
強者が戯れで使い魔(のフリ)をする、というパターンど真ん中。やはり王道は強い。
チートキャラの魅力は「こいつなら仕方が無ぇ!」と読者に思わせることができるかにある。
そのせいか「あの作品wiki」掲載時に技名が大文字になるのだから推して知るべし。
そして愛に疲れた男。サウザーがままならぬ愛を抱く王族と出会う時、物語は急展開する。
テンプレにならず、本筋は外さず。というのは個人的に太鼓判なので◎
帝王はなぜ帝王なのかを、彼の者の軌跡を追ってもらいたい。

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