六月になり、雨が降ってじめじめとした天気が続くある日の夕方。
とある住宅街の外れにある、人気の少ない緑地公園の林の中では、何か争うような声や音が響いていた。
「テメーの所為で、叱られただろうが!」
赤く染められた髪に着崩された制服と、いかにも不良生徒ですという見た目をした中学生ぐらいの少年が、
いかにも内気そうな小柄で眼鏡をした少年の腹を、サンドバッグのように蹴る。
『グハ…ッ!』と呻き声を上げる少年は既に何回も暴行されていたのだろう、傷だらけで出血している。
暴行を受け続ける眼鏡の少年の名前は、牛塚洵(うしづかじゅん)。
そして、赤髪の不良少年は牛塚剛(うしづかつよし)と言う。二人は同じ苗字だが、実の兄弟ではない。
洵は血の繋がった両親とそれなりに幸せな生活を営むごく普通の中学生だったが、
昨年の終わり頃、父親が不況のあおりを受けて職を失ってしまい、
それを苦にして両親が心中してしまったことで、彼の人生は一変してしまった。
両親の死後、洵は親戚の所へ引き取られることになったのだが、
その家では厄介者を押し付けられたというような感じで、何かと嫌味を言われる辛い日々。
更に、その家の子供…同じ年の従兄、剛には見下された態度を取られ、
何かと因縁を付けられては取り巻きと共にイジメられ、パシリにされる生活が待ち受けていたのだ。
今回も剛に脅されて課題を代わりにやらされたのだが、それが教師にバレて怒られた逆恨みによるものだった。
「おらおらっ!」
「ぎゃぁぁぁぁぁあっ!!」
剛は地面に倒れる洵の腹部を靴で数回踏み付け、悲鳴を上げさせる。
苦痛に歪む顔を見て満足する彼の所へ、同じく不良生徒らしき二人組の少年達がやって来た。
一人はド派手な金髪のウルフカット、もう一人は茶髪のソフトモヒカンで、
どちらも片手に水がたっぷりと入った金属製のバケツを持っている。
取り巻きの二人組が戻って来たのを知り、剛は一旦洵から離れる。
二人は呻き声を上げる洵に向かって、バケツの水をバシャアァと勢い良くぶち撒けた。
「うっ…ううぅ……」
全身ずぶ濡れになった洵の目からは、涙が溢れる。
何で自分がこんな目に遭わされなければならないのか、そんな悔しさに涙が止まらない。
「ぎゃははははっ!俺に恥をかかせるからだ、人間以下のパシリの分際でよ!」
「そうそう、人間以下の糞野郎が生意気なんだっての!」
「この間の試験、上位だったからって調子こいてんじゃねーよ!」
三人の不良少年達は、それぞれに殴ったり蹴ったりの暴行を加えて行く。
その内にエスカレートして行き、剛が力を入れ過ぎて勢い良く蹴飛ばしてしまう。
「グギャァ…ッ!」
洵が蹴飛ばされた先には、苔の生えた古い石碑が立っていて、それに頭からぶつかってしまう。
頭から血が流れるのを見て、流石にマズイと思ったのか、三人組は慌てふためく。
「うわっ、マジヤバくね?」
「頭から血出てんぞ!」
「に、に、逃げようぜ!」
そんなことを口々に言い、その場から一目散に逃げ出して行く不良少年達を、
洵は激しい痛みに呻きつつ、ぼんやりと霞み始めた視界に捉える。
(…ぐっ…うぅっ…何で、ボクがこんな目に…遭わなくちゃいけないんだ……
ボクは…このまま…死んじゃうのかな……)
[……助けて欲しいか?]
意識が朦朧としてきた彼の脳裏に、血の底から響くような低い声が響いた。
どうやら幻聴が聞こえるまで自分はヤバい状態らしいと、洵はフフフと笑った。
[……このまま死にたくはないだろう?何でもすると誓うなら、助けてやっても良いのだぞ?]
脳裏にまた声が響き、助けて欲しいかと問うてくる。
幻聴に助けを求めたって、どうにもならない。自分は、死んでしまうしかないんだ。
そう考えながらも、洵は『助けられるって言うなら……助けてみてよ』と答える。
[……ククククク、契約成立だな]
そんな声が聞こえたと思うと、洵の意識は瞬く間に闇に飲み込まれて行った…。
気付くと、洵は宇宙のように星々が煌いている幻想的な空間を漂っていた。
ここは、どこだろうか。ひょっとして、ここがあの世なのだろうか。
そんなことを呆然と考えながら、洵は星の海のような空間を漂い続ける。
その内に周囲の景色が急速に変化して行き、
壁や床が四角い石のブロックで構築された広い部屋へと姿を変えた。
まるで、テレビゲームなどでお馴染みの古代文明の遺跡や迷宮の大部屋のような感じだ。
所々に立っている立派な太い柱には、蝋燭などがないのに炎が灯る不思議な燭台があった。
大部屋内には、金や銀や宝石で彩られた豪奢な壺や箱などが沢山あり、
その中には溢れそうな程、大量の金貨や銀貨や宝石、豪奢な装飾具や刀剣類が納められている。
まさに、古代遺跡や迷宮の宝部屋という感じの光景だった。
「こ、ここは…?」
絵に描いたような金銀財宝に圧倒されながらも、洵は周囲を見回して首を傾げる。
当然ながら見覚えのない場所で、どういう場所なのかは全く分からない。
近くの柱には雄牛の頭部のレリーフが施され、何やら解読出来ない文字が彫られている。
別の柱には筋肉隆々とした人間の肉体、牛の頭部を持った怪物の姿が刻まれ、
中には人間の男に鞭を打つ姿や、踏み付けている姿のレリーフが施された柱もあった。
「えっと…これって、ミノタウロス……?」
洵はレリーフの牛頭人身の怪物がギリシャ神話に登場し、
テレビゲームなどでもよく登場する『ミノタウロス』にそっくりであることに気付く。
迷宮の主として登場することが多く、怪力の持ち主で凶暴な怪物として描かれることが多い。
「それにしても…す、すごい筋肉……羨ましいなぁ……」
近くに寄って見てみれば、怪物の逞しい肉体に思わず憧れの眼差しを向けてしまう。
これだけの肉体で腕力もあれば、自分みたいにイジメられることもないし、
それどころか返り討ちにすることだって容易に出来るだろう。
小柄で痩せた身体に、目が悪いことにコンプレックスを抱いている洵にしてみれば、
牛の頭部を持っていることを除けば、羨望の眼差しを向けてしまうのも無理はない理想の肉体。
「ん、これは……?」
洵は自分の近くに、煌びやかな光を放っている黄金の彫像が二体あることに気付く。
一体は二メートル近い男の彫像で、頭部には二本の牛の角が生え、彫りが深くて精悍な顔立ちに、
牛頭人身の怪物に劣らぬ筋肉隆々とした肉体で、牛の尻尾を生やしている。
上半身は裸で、下半身にはビキニパンツと腰布という露出が多い格好で、
それがまた男の肉体の逞しさや男らしく野性的な雰囲気を強調していた。
そして、もう一体は洵より十センチぐらい高いぐらいの少年の彫像で、
男の彫像のように牛の角と尻尾を生やし、ビキニパンツに腰布という格好で、
しなやかで引き締まった筋肉質な肉体をしていた。その顔立ちは、何故か洵に似ていた。
「ボ、ボクに似てる……?」
自分の顔にそっくりだが、肉体の発達具合が異なる少年の彫像に洵は息を呑む。
この自分そっくりな彫像は、一体何なのだろうか。そんな疑問を抱いていると…。
「……アステリオス。かつての戦乱により、命を奪われた我が最愛の息子」
背後から低い男の声が聞こえ、洵は『あひぃぃっ!?』と変な声を上げてしまう。
油の切れたロボットのように固い動作で、恐る恐る背後を振り返る。
そこには、黄金の彫像のとても良く似た風貌の男が立っていた。
烏の濡れ羽のような真っ黒な髪の間から伸びる、二本の黒褐色の牛の角。
睨み付けるように鋭い眼光を放つ、血のような深紅の双眸。
日に良く焼けた色黒の肌で覆われた、筋肉隆々の逞しい肉体。
漆黒のビキニパンツの上に、赤い腰布を巻き付けた格好をしている。
「ひ、ひぃぃいっ!?」
洵は男の放つ威圧感に恐怖してしまい、情けない声を上げてその場にへたり込んでしまう。
男はそんな情けない人間の少年を見下ろし、口端を上げて笑みを浮かべる。
「我は、この『アルデバランの迷宮』を支配するシュティーア族の者達を束ねる長。名は、サフィロス」
サフィロスと名乗った男は、少年の彫像の頬を愛おしげに撫でながら話を続ける。それによれば…。
この場所は、悪魔が暮らす悪魔界と人間界の狭間に位置し、
『アルデバランの迷宮』と呼ばれる迷宮の最深部にある『宝物庫』の一つ。
緑地公園の林の中にあった石碑は、この迷宮に繋がるゲートの一つで、
洵の血液を浴びるまで、人間によって何百年もの年月封印されていたらしい。
『アルデバランの迷宮』とは、人間界に何ヶ所も作られたゲートにより人間の男を迷い込ませ、
迷宮内に仕掛けられた罠に引っ掛かった男を襲い、精気…性エネルギーを搾り取る迷宮。
雄牛の悪魔であるシュティーア族は、このような迷宮を一定の集団で支配していることが多く、
サフィロスも配下の男達と共にこの迷宮を支配しているらしい。
「そ、そんな……あ、あ、悪魔って…ひ、ひぃぃぃ……」
目の前にいる男が悪魔だと知り、洵は青ざめた顔でブルブルブルと震える。
まさか、そんな存在が現実にいるなんて思っても見なかった。
しかも、自分はそんな存在に助けを求めてしまった。
悪魔は願い事を叶える代償として、魂を奪うというのはよく知られた話だ。
「貴様は、我と契約を結んだ。貴様を救ってやった代償に、我の望みを叶えてもらおう」
哀れな仔羊のように震える人間の少年を見下ろし、
サフィロスは獲物を前にした肉食獣のような笑みを浮かべる。
それが更に洵の恐怖を駆り立て、気を抜けば失禁してしまいそうな状態にしてしまう。
「ひ、ひぃぃぃい……か、勘弁して…っ……オレ、嫌だ…い、嫌…っ…た、た、魂取らないでよぉぉ……」
とうとう泣き出してしまった洵は、サフィロスに情けなく命乞いを始める。
魂を取られてしまうということは、死ぬのと同然だろう。辛い人生だったが、死ぬことは恐ろしい。
魂は悪魔に捕まったまま解放されることはないという話もあるし、普通に死ぬよりもっともっと辛いことかもしれない。
「魂を取る?ククク、確かに悪魔の中にはそうする奴らが多いのは否定しない。
だが、我らは違う。我らは人間の雄を性奴に堕とし、搾取することを好むのだからな。
しかし、貴様は他の人間の雄とは違う道を歩ませてやる。貴様は、これから我の息子として転生するのだ」
そう告げると、サフィロスは自らの胸に力を入れ、大きく発達した乳首から白い液体を発射した。
「ぶひゃぁ…っ!?」
顔面に生温かい液体をぶっ掛けられ、洵は思わず変な声を出してしまう。
開けてしまった口に、今度は直接ミルクが注ぎ込まれる。
甘い匂いと甘い味が口内に広がると同時に、
洵の目はトロンと蕩けて行き、その場にゆっくりと倒れてしまった。
シュティーア族は乳首やチンポからミルクを出すことが可能で、
サフィロスはそのミルクに魔力を込め、洵の精神を魅了したのだ。
「このまま宝物庫で犯すのも面白いが、続きは我が閨(ねや)でしてやろう」
脱力して倒れている洵の身体を軽々と抱え、サフィロスは宝物庫から出て行った…。
金や銀や宝石で彩られた豪奢な調度品が並ぶ広い寝室、
その中央には滑らかなシルクのシーツが敷かれた、大きなベッドが置かれていた。
寝室に入ったサフィロスは洵の身体をベッドに下ろし、血や泥で汚れた濡れたワイシャツに手を掛け、
ビリビリと引き裂いて行く。ワイシャツだけではなく、その下のシャツも引き裂いて行き、
傷や痣だらけの華奢な上半身を晒させる。魅了された洵は一切抵抗することもなく、
蕩けた眼差しで衣服を乱暴に引き裂くサフィロスを見つめるだけだ。
上半身の次は、学生ズボンにも手を伸ばして下着ごと一気に脱がせてしまう。
見た目相応の小振りな皮被りのチンポと、陰毛が生えていないツルツルの股間が露出する。
通常なら恥ずかしがって股間を手で隠すところだが、魅了されている洵は全く恥ずかしがる素振りを見せない。
「……辛い仕打ちに、こんな小さな身体でよく耐えたものだ。
だが、もう無理をする必要などない。我が力を与え、守ってやる。
息子として転生し、奴らへと存分に復讐してやるが良い」
数々の暴力行為を受けたことを物語る洵の身体を眺め、
サフィロスは残忍な悪魔のイメージにはそぐわない優しさを見せる。
自らの亡き息子にそっくりな顔をした人間だから、庇護欲が掻き立てられたのかもしれない。
傷と痣だらけの洵の身体を優しく撫でる姿は、息子に向ける父親の情のようなものが感じられる。
撫でる内に、最初から傷や痣なんて存在しなかったかのように、綺麗に消え去って行った。
「ククク、そろそろ儀式に入るとしようか」
ニヤリと笑うサフィロスは洵の身体を跨ぐと、その強く抱けば折れそうな細い身体を抱き寄せた。
胸に力を入れて乳首からミルクを水鉄砲のように勢い良く放ち、洵の顔面にぶっ掛けた。
「ひぁあ…っ!」
「ククッ、もっとミルクが吸いたいだろう?我が雄っぱいを吸ってみろ、ミルクを飲ませてやるぞ」
顔面ミルクまみれの洵の耳元で低い声で囁くと、自らの発達した胸部を押し付ける。
そんなサフィロスの甘い誘惑に、洵は全くためらう素振りを見せず、
大きく発達した乳首の片方を咥え込み、チュウチュウと音を立てて吸引を始める。
「ちゅぷ…ちゅぷ…ゴクゴク……」
まるで母親のおっぱいを吸う赤子のように、洵は夢中になって男の雄っぱいを吸う。
そんな洵の背中を、サフィロスは赤子に接する母親のように優しく撫で擦ってやっている。
かと思えば、自らの放ったミルクをローション代わりに使い、洵のアヌスに指を突っ込んで弄っている。
勃起した皮被りのチンポからは、先走りがよだれのように溢れ出ている。
ミルクまみれになったアヌスが充分に解れると、サフィロスは洵の身体を離させた。
「や…っ…もっとぉ…っ!」
「クククッ、そんなに我のミルクは美味かったか?ならば、ケツで味あわせてやるぞ」
物欲しげな声で雄っぱいをねだる洵を寝かせると、
サフィロスは腰布を脱ぎ捨ててビキニパンツをずり下ろした。
ビキニパンツの下から現れたのは、生い茂った真っ黒な陰毛のジャングルと、
とてもビキニパンツの下に収まっていたとは信じられない程、立派過ぎるものだった。
洵の片手では到底掴みきれない太さで、軽く三十センチ近くはありそうな長さの赤黒い肉棒。
包皮は当然のようにズル剥けの状態で、亀頭からはミルクの混じった先走りが滲み出ていて、
睾丸も鶏の卵ぐらいの大きさで、ビクビクッと時折痙攣している。
「ああぁ…大きいぃ……」
サフィロスは自らの巨根にウットリと見惚れる洵の脚を太い腕で掴み、
チンポもケツの穴も丸見えになるぐらい左右に大きく割り開いた。
そして、自らの巨根を一気に洵のアヌスに突き入れた。
「んぁあぁ…っ!ぁふぁ…っ…ぁん……」
充分に解されて蕩けているアヌスは、初めて巨大で立派過ぎるものを突き入れられたというのに、
全く痛みを感じることがなく、圧倒的な異物感と今まで味わったことのない快感に襲われるのみだ。
「ミルクで酔わせてやったからな、気持ちいいだろう?存分に啼き、我を楽しませろ」
そんなことを囁きながら、サフィロスは腰を動かし始める。
チンポが内壁に擦れる度に、洵の身体には痺れるような快感が走る。
抜いては突き入れられる動きを繰り返される内、洵の腰も自然と動き出してしまう。
今までオナニーしたことがなく、それでさえ滅多になかった洵にとって、
初めてのアナルセックスはこの世のものとは思えない程、気持ち良過ぎて刺激的なものだった。
「ククク、もう少し楽しみたいところだが、そろそろ種付けしてやろう。
ぐおぉぉおおおおおぉぉおっ!!」
「いひゃあぁぁぁぁぁああぁぁぁぁあああああっ!!!」
しばらくして、サフィロスは雄叫びを上げると共にイッた。
アヌス内に勢い良く大量に放たれる熱い精液を感じ、白目を剥きながら洵もイッた。
洵の射精が終わっても、サフィロスは未だに射精しているらしく、
アヌスの隙間からは飲み込みきれなかった精液がよだれのように溢れていた。
シュティーア族は『三度の飯よりエッチを好む』と言われる程、
性欲旺盛な一族であり、通常の射精量も多い。
サフィロスが射精を終えてチンポを抜いた時には、洵の意識はなくなっていた。
「これだけ種付けすれば、充分だろう」
気絶した洵の身体をうつ伏せにして寝かせると、
サフィロスはどこからかピンポン玉大の黒ずんだ青い玉を取り出した。
その玉はビー玉のように内部が透けて見えるようになっていて、
オタマジャクシに似た黒いものが蠢いているのが見える。
これは、サフィロスの息子アステリオスの力が封じられた宝玉。
人間の肉体にこの宝玉を取り込ませ、種付けされた精液を糧にさせることで、
アステリオスの力を宿した息子として転生させることが出来るのだ。
「生まれ変わったら、またたっぷり種付けしてやろう」
注ぎ込まれた精液が溢れ出し、生き物の口のようにパクパクしている洵のアヌスに宝玉を突っ込んだ。
宝玉は一瞬だけ青色の弱い光を放つと、周囲の精液を吸収し始めた。
宝玉が入れられてから数分が経過頃、洵の肉体に異変が現れ始める。
まず最初に変化が起こったのは、股間に生えているもの。
睾丸がビクビクッと震えながら少しずつ膨らんで行き、竿もビクビクッと震えながら少しずつ大きくなり始める。
亀頭が大きく膨らんで包皮が少しずつ剥けて行き、皮から飛び出たピンク色の亀頭は形を整えて行き、
以前までと同じものとは思えない程、立派なズル剥けのチンポへと姿を変える。
チンポが変化し終えると、どちらかと言えば白い方だった肌が、
股間の辺りからじわじわとサフィロスと同じ茶褐色に変色し始める。
股間から始まった色黒の肌は、周りの肌を蝕むように少しずつ広がって行く。
侵食し続ける色黒の肌が腹部に及ぶと、そこから筋肉の筋が少しずつ発達し始め、
洵の小柄で華奢な身体はゆっくりと引き締まって行きながら、色黒の肌へと変色して行く。
腹筋が薄っすらと割れて行き、胸筋も発達して乳首が大きくなり、背丈も少しずつ伸びて行く。
しなやかで引き締まった少年スイマーのような体型になると、牛の角と尻尾がニョキニョキと生えた。
変化が終わると、洵は宝物庫にあった少年の彫像に瓜二つな姿になっていた。
目の前で起こる変化を見守っていたサフィロスが、愛おしげに頬を撫でる。
「アステリオス、我が最愛の息子よ……」
「ん…んんぅ……」
サフィロスが涙を滲ませながら囁くと、洵だった少年が目を覚ました。
その目の色は、サフィロスと同じ血のような深紅に変わっていた。
「気分はどうだ、アステリオスよ?」
「あ……うん、問題ないよ。父さん、オレを生まれ変わらせてくれてありがとう!
こんな男らしい父さんの息子になれて、オレ…嬉しい!」
アステリオスとして生まれ変わった洵は、自分を転生させたサフィロスにガバッと抱き付き、
その逞しい胸に頬擦りして、チンポを身体に擦り付ける。
男臭い汗の臭いを思いっ切り吸い込み、恍惚とした表情になる。
「よし、生まれ変わった記念にたっぷり種付けしてやろう」
「うん、父さんの精液たっぷりぶち撒けてくれよ!ケツが疼いて疼いて、堪らないんだ。
父さんのでっかいチンポで、突いて突いて突きまくって欲しい!」
親子となった悪魔達はニヤニヤと笑い合うと、交尾を始めるのだった…。
客どころか監視員の姿も全く見られない屋外レジャープール施設内、
流水プール近くのあるベンチには二人の男女の姿があった。
一方はハーフかクォーターか分からないが、外国人の血が流れてると思われる高校生ぐらいの美少女で、
鮮やかな水色のビキニの水着を着ていて、胸の膨らみがかなり大きい。
もう一方は茶髪のソフトモヒカンで、ややツリ目で気が強そうな中学生ぐらいの少年。
百七十五センチぐらいはありそうな背丈で、すらりとした細身の肉体ではあるが、
それなりに筋肉が発達している身体には、ヤシの木の柄がプリントされたサーファーパンツを穿いている。
ベンチでは美少女が仰向けで横たわっていて、その上に少年が覆い被さって巨乳を揉んでいる。
美少女はグラビアアイドルとして少年誌を飾ることが多い、夏越麗菜(なごしれな)。
少年は、洵をイジメていた剛の取り巻きの一人で、松坂嵐士(まつざかあらし)。
「あっ…あん……嵐士くぅん…麗菜のおっぱい、もっとぉ揉んでぇ……」
「ははっ、麗菜ちゃんは乳揉まれるのが好きな淫乱なんだな!」
嵐士は鼻の下を伸ばしたいやらしい顔で、麗菜の胸の柔らかい感触を堪能するように揉む。
揉まれた麗菜は媚びるような眼差しと、男に媚びを売るような舌ったらずな声で甘える。
「んもぅっ…嵐士くぅんの意地悪ぅ!」
麗菜は小さな子供のように、プクッと頬を膨らませてそっぽを向く。
そんな姿を見て、嵐士はデレデレとした顔で麗菜の顔を自分に向け、強引に唇を奪った。
目を閉じてぎこちないながらも舌を絡めるディープキスをし、乳を揉み続ける。
サーファーパンツの下では、すっかり勃起して硬くなったチンポから先走りが滲み出ていた。
(ああ、俺の…俺だけの麗菜ちゃん…いつもジャ○プで見てた…麗菜ちゃんのおっぱい……
ああ、けしからんおっぱいだ……くーっ、パイ擦りしてもらいてぇ……)
少年誌のグラビアを飾るグラビアアイドルの中でも、嵐士が特に好きなのが夏越麗菜。
嵐士は巨乳な美少女が大好きで、こうして乳を揉んだり、パイ擦りしてもらうのが夢だった。
夜のオカズとして使用する頻度が高いのも、彼女であった。
鼻血が出てしまうのではないかというぐらい興奮し、鼻息荒く乳を揉み続ける嵐士だったが、
手や身体に感じる感触が少しずつ変化して行くのに気付く。
何だか乳が先程よりしぼんで行って、平べったくなって行ってる気がする。いや、気の所為ではない。
(な、何だ?おっぱいがしぼんで平らに…何だかゴツゴツしてる感じだし…何なんだ?)
流石に怪訝に思い、嵐士は恐る恐る閉じていた目を開けた。すると…。
「……うげっ!?」
目の前にいたのは、見慣れた顔だった。肌の色が日に焼けた小麦色になってはいたが、
いつも剛達と一緒にパシリにし、イジメていた少年の洵だった。
慌ててベンチから立ち上がり、不快そうに顔をしかめてペッペッと唾を吐き捨てる。
どういう仕組みか分からないが、麗菜だったハズの相手がいつの間にか男になっていたのだ。
男とキスしていたなんてノーマルの少年にとって、嫌悪感をもよおして当然だろう。
「ウシシッ!麗菜ちゃんがオレに入れ替わって、驚いたか?嵐士くぅん!」
ベンチから立ち上がった洵は、やんちゃな悪戯っ子のように笑い、
後半は麗菜の声を真似て嵐士の名前を呼んでからかう。
先程までは顔面しか見えていなかったが、洵の容姿は嵐士の知る姿とは異なっていた。
健康的な色黒の肌になって、しなやかに引き締まった筋肉に覆われた身体になっているだけではない。
頭部には黒褐色の牛の角が二本生えていて、後ろからは牛の尻尾が生えているではないか。
目の色も血のような深紅になっていて、いつも気弱でオドオドしていた彼とは別人のように、
元気一杯で自信に満ち溢れた雰囲気で、鼻にしている白いバンソーコがやんちゃさをより強調している。
そして、黒いビキニパンツを穿き、赤い腰布を巻き付けているという格好をしているのだ。
自分の知る人物とは異なる印象の少年に、しばらくは呆気に取られていた嵐士だったが、
キスしてしまったことと、馬鹿にされたことを思い出し、その怒りで顔を赤くする。
「そんなコスプレみたいな変な格好しやがって、この変態ホモ野郎が!
俺の初キス返しやがれ!ってか、俺の麗菜ちゃんどこにやりやがった!?」
強く握った拳を震わせ、怒鳴り散らす。いつもの洵だったら、恐怖で震えて泣きじゃくっていただろう。
だが、洵は気にした素振りもなく、『へー、初キスだったんだなー!』とニッコリと笑う。
「でも、大丈夫!これは、夢だからさー!現実のあんたは、初キスも初エッチもまだのチェリーボーイのまま!
ってかさ、男の乳を揉んでディープキスして、そんな風に勃起してるあんたこそ、変態ホモ野郎だと思うぞー!」
洵はここが嵐士の夢の中であることをバラしつつ、嵐士の股間を指差してからかう。
指差された股間を見てみれば、未だにサーファーパンツの前にテントを張っていた。
自分がチェリーボーイであることをからかわれ、自分のチンポが勃起してるのを指摘され、
嵐士の怒りのボルテージは一気に上がって行き、大爆発してしまう。
「なっ…!て、てっめぇ…言わせておけばっ!ぶん殴ってやらぁぁぁぁあっっ!!」
ブチギレした嵐士は握り締めた拳を勢い良く突き出し、ぶっ飛ばされる洵の姿を脳内に思い描く。
だが、突き出された拳はいとも簡単に掌で受け止められてしまった。
「ウシシッ!この程度の拳で、オレを殴れるとでも思った?ざっんねーんでしたー!」
「ぐっ…!てめぇ、一体…?」
舌をベロッと出してふざけた調子でからかわれ、悔しげに歯を噛み締める。
自分の拳がこうも簡単に止められるとは、自分の知る洵では絶対にあり得ないことで、
目の前にいる少年が見た目や雰囲気が変わっただけでないのは確かだ。
そんな嵐士の疑問を知ってか知らずか、洵はニッコリと笑うと口を開く。
「オレは、あんたの知るイジメられっ子の『牛塚洵』とは違うのさ。
悪魔として生まれ変わり、復讐する為に悪魔界からやって来たんだ。
『牛塚洵』という名は、生まれ変わった時に捨てたぜ。『アステリオス』、それが今のオレの名だ!」
アステリオスは自身の名前と正体を告げ、ニィッと笑った。
悪魔に生まれ変わったなどと言われても、普通ならば信じられる訳がないことだが、
こうも変わってしまった姿を見せられては、信じる他はなかった。
「悪魔に、生まれ変わった…?復讐、だと?」
「ああ、三人を纏めて堕とすのも面白そうだったけどさ。
先に剛と仲の良い二人を下僕にする方が、剛を悔しがらせそうだしな」
そこで一旦言葉を切り、『仲の良い友達に裏切られるってのが、一番衝撃だからな』と告げる。
「だ、誰が…お前なんかの下僕になるかよっ!くそった…ぶひゃっ!?」
掴まれていないもう片方の拳で殴り掛かろうとするが、
そんな嵐士の怒り顔に生温かい白い液体がぶっ掛けられた。
アステリオスが自らの胸に力を入れ、乳首からミルクを発射したのだ。
「ペッ…ペッ…な、何しやがる!?」
「嵐士、チンポ扱け」
口に入り込んだミルクを吐き出す嵐士に、アステリオスは命令する。
『はぁ?んなことする訳、ねぇだろうが!』と言う嵐士だが、
次の瞬間には身体が勝手に動き始め、サーファーパンツに両手を突っ込み、
自らのチンポを掴んでいつものように扱き始めた。
「はぁっ!あぅっ!な、何がどうなって…やがる…っ!?」
糸で操られるマリオネットのように、自分の意思を無視して動かされる身体に嵐士は目を見開く。
下半身を襲う快感の波を堪えながら、先程ぶっ掛けられたものに原因があるのだろうと判断する。
「そうさ、ミルクの力であんたの身体のコントロールは奪わせてもらった。
オレの下す命令に、決して逆らえはしないぜ。嵐士、サーパン脱げ」
「ちっ…くしょう!ふざけんな…っ!てめぇ、ぶん殴られてぇか?」
サーファーパンツに手を掛けて脱ぎ始める身体を止めようとするが、やはり止めることが出来ない。
相手に罵声を浴びせながら、嵐士は自分の肉体を完全に日の下に晒した。
サーファーパンツの下から現れた股間には、生え揃い始めた黒い陰毛が茂り、
その茂みからはバナナのように大きく太いチンポがそそり立っていた。
「へー、なかなかいいチンポ持ってるな!
包皮は多少被ってるけどさ、大きさも太さも立派で美味そう!父さんには見劣りするけど」
自分の股間をじーっと見つめられ、嵐士は『見るんじゃねぇっ!』と赤くした顔で叫ぶ。
「ウシシッ!恥ずかしがっちゃって、可愛いなぁ…嵐士くぅん!
んじゃ、オレがこれから言ったことをつべこべ言わず復唱しろ。あ、チンポは扱いたままでな」
「はぅ…っ!あぁっ!」
アステリオスの命令で、再び嵐士は両手でチンポを掴んで扱き始める。
また文句を言おうとするが、新たな命令の影響で何も言えない。それが、嵐士に屈辱感を味あわせる。
「俺、松坂嵐士は変態ホモ野郎です。変態ホモ野郎の松坂嵐士は、男の乳を揉むのが大好きな変態です。
変態ホモ野郎の松坂嵐士は、男の乳を揉んでいるだけで勃起する変態です」
「はぁん…俺、松坂嵐士は…ぁう…変態ホモ野郎です。
うぁ…変態ホモ野郎の松坂嵐士は…はぁあ…男の乳を揉むのが大好きな変態…です。
変態ホモ野郎の松坂嵐士は…ぁん…男の乳を揉んでいるだけで勃起する変態です」
「変態ホモ野郎の松坂嵐士は、男に自分のチンポを見られるだけで感じてしまう変態です。
変態ホモ野郎の松坂嵐士は、男に自分のチンポを見られてオナニーするのが好きな変態です」
「ああぁ…変態ホモ野郎の松坂嵐士は…ぁあん…男に自分のチンポを見られるだけで感じてしまう変態です。
変態ホモ野郎の松坂嵐士は…はぁあ…っ…男に自分のチンポを見られて…あぁ…オナニーするのが好きな変態です」
アステリオスが次々と告げて行く屈辱的な台詞を、嵐士は文句も言えずに繰り返して行く。
最初の内は屈辱感を味あわされていたが、次第にそんな台詞を言う自分にゾクゾクとした感覚を覚えるようになっていた。
「変態ホモ野郎の松坂嵐士は、男にチンポを踏まれるのが好きな変態です。
どうか、変態ホモ野郎の俺のチンポを踏み付けて射精させて下さい!」
「はぁあ…っ…変態ホモ野郎の松坂嵐士は…ぁんっ…男にチンポを踏まれるのが好きな変態です。
どうか…うぁ…変態ホモ野郎の俺の…チンポを踏み付けて射精させて下さい!」
嵐士は床に座り込み、自分のチンポを踏み付けやすいように脚を大きく開く。
「いいぜ、お望み通り踏み付けて射精させてやる…変態ホモ野郎の嵐士くぅん!ウシシッ!」
自分をイジメていた相手が堕ちた姿に愉快げに笑うと、アステリオスは嵐士のチンポを踏み付けた。
「ぐはあぁぁぁぁぁあああああああああああああっっ!!!」
床に擦り付けるようにグリグリと動かしてやると、背中を大きく仰け反らせてイッた。
「それじゃ、オレの下僕に…眷属になってもらおうか」
射精が終わって脱力して倒れた嵐士にニィッと笑い、不気味に青く光る手をその胸に突っ込んだ。
胸に突っ込まれたと言うのに、不思議なことに出血などはない。
嵐士の魂に、自らの下僕として生まれ変わらせる特殊な魔力を注ぎ込んでいるのだ。
手が抜かれても傷口なども一切なく、表面的には何もなかったように思える。だが…。
「ぐあぁぁぁぁあああああっ!」
いきなり大きな声で叫び出したと思うと、嵐士の肉体がビクビクビクッと激しく痙攣し始め、
肉体が少しずつ発達して行き、大人顔負けの筋肉の鎧に変化して行く。
頭部には黒褐色の牛の角が二本、後ろからは牛の尻尾がニョキニョキと生えてしまう。
「俺、松坂嵐士はシュティーア族として転生しました!
俺はアステリオス様に全てを捧げ、永遠に断たれることのない絶対的な忠誠を誓います!
アステリオス様、俺を下僕にして頂きありがとうございます!
うぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおっ!!!」
変化が終わった嵐士はその場に立ち上がり、気を付けをして直立の姿勢になると、
アステリオスへの忠誠を誓い、力強い雄叫びを上げた。
雄叫びと共に彼の大きくなった乳首と勃起したチンポから、大量のミルクが放たれた。
勢い良く放たれたミルクは床や自身の身体だけでなく、アステリオスにも降り注ぐ。
「ウシシッ!甘くて美味いな、嵐士くぅんの搾り立てミルクは!
って、オレの眷属になったんだから新しい名前をやらなきゃな。そうだな、『テンペスタ』でどうだ!」
自分にぶっ掛かったミルクを舐め、アステリオスは満足気にニッコリと笑う。
下僕として、同族として生まれ変わった少年に嵐の意味を持つ名前を与える。
『テンペスタ』という名前を得た少年は、興奮に鼻息を荒くして感謝の言葉を述べる。
「うおおおぉぉっ!素晴らしい名前を与えて頂き、ありがとうございまっす!
このテンペスタ、アステリオス様の下僕として誠心誠意尽くさせて頂きますっ!」
「ああ、よろしく頼むな!」
テンペスタは主人を力強く抱き締めると、主人の唇を奪ってディープキスをした。
深夜十時過ぎ頃、とある住宅地のとあるマンションの部屋。
木製の学習机の上には、教科書や筆記道具類ではなく、漫画の本や雑誌が並んでいて、
大型の液晶テレビの所にはマニア向けのゲーム機とソフトが並び、
ベッドの上や周囲には脱ぎ散らかされた衣服が散らばっている。
男の部屋らしく散らかった部屋の壁や天井には、アイドルやアニメやゲームの萌えキャラのポスターではなく、
引き締まった筋肉質な肉体を晒した男の水泳選手や、格闘ゲームなどのマッチョな男キャラのポスター。
壁に取り付けられた全身を映せる鏡の前に立つのは、中学生ぐらいの少年。
ド派手に染められた金髪のウルフカット、スポーツマンらしい爽やかな顔立ちで、
グレーの半袖のトレーニングシャツを纏い、紺色のハーフパンツを穿いた格好をしている。
少年は手に櫛を持ち、真剣な表情で髪型を整えていた。
彼もまた洵をイジメていた一人で、神戸雷蔵(こうべらいぞう)。
「よし、こんなもんでいいか」
雷蔵は髪型を整えて満足すると、櫛をハーフパンツのポケットに突っ込み、
トレーニングシャツに手を掛けて一気に脱ぎ捨て、スイマーらしく細マッチョな上半身を晒す。
高校生のスイマーに匹敵する肉体は、連日の屋外での練習によって日焼けしている。
上半身裸になると、今度はハーフパンツに手を掛けて脱いだ。
ハーフパンツの下から現れたのは、キラキラしたラメが入った紫色のTバックで、
薄く伸びる生地には股間の膨らみがもっこりと浮かび上がっていた。
いやらしい下着姿になった雷蔵は、鏡に映る自分を見てウットリとする。
実は雷蔵にはナルシストな面があり、自分の身体を鍛えることが大好きで、
こうして鏡の前でエロイ下着姿になった自分を眺め回すのが趣味だった。
「ああ…俺の身体、エロ過ぎる……」
鏡に映る自分の姿に酔いながら、雷蔵はボディービルダーのようにポーズを取って行く。
ポーズを取る度に、快感と興奮でチンポがTバックの下でピクピクッと震える。
フル勃起したチンポは伸びる生地のお陰で飛び出さず、Tバックの生地を突き上げる。
亀頭から溢れ出る我慢汁で、Tバックには染みがじわじわと広がって行き、
濡れた場所からは生地が薄っすらと透け、その下のチンポが透けて見える。
そんなエロイ下着を纏った自分の姿を見るだけで、全身にゾクゾクした快感が走り抜ける。
「ケツに食い込むのが、また気持ちいいぜ…っ!」
前の部分がチンポによって突き上げられている為、ケツに食い込む感触も堪らない。
勃起したチンポをTバック越しに撫でようと、股間に手を伸ばした時だった。
「へー、こんないやらしい下着あるんだなー!」
「んぁあ…っ!?」
いつの間にか背後に忍び寄っていたらしい人物が、雷蔵のチンポをTバック越しに撫でた。
快感に仰け反りながらも鏡越しに相手の姿を確認し、それが自分の見慣れた相手だと知る。
色黒になっていたり、牛の角や尻尾が生えていたりなどという変化はあったが、
その顔は間違いなく、剛達と一緒にイジメていた少年の洵だった。
だが、いつもオドオドしていたのに、人が変わったようにやんちゃな悪戯っ子のような雰囲気を纏っている。
何故自分の部屋に入り込めているのか、コスプレのような格好をしているのか。
「なっ…てめー…一体、どこから!?ってか、触んな!変態ホモ野郎!」
未だに自分の股間にTバックに触れる洵の手を掴み、離させると同時に突き飛ばす。
自分の秘密をよりによって、洵に見られてしまうとは…恥ずかしさと同時に怒りが沸き上がる。
「オレが『変態ホモ野郎』ってのは否定しないけどさ、
真夜中にそんないやらしい下着一丁で鏡に向かってポーズ取って、
勃起させてるあんたも充分変態ホモ野郎だと思うけどな!ウシシッ!」
「ぐっ…!だーーーっ、うるせーーーーーっての!」
洵の言葉に上手く言い返せることが出来ず、大声でわめいて蹴りを繰り出す。
腹を狙って繰り出されたそれは空振りに終わり、
素早く横に動いて避けた洵は、雷蔵の股間を力強く数回揉んだ。
「んぐぁぁああああああぁぁぁっ!!!」
股間に刺激を与えられた雷蔵は背を大きく仰け反らせ、
白い飛沫を上げるとその場にへなへなとへたり込んでしまう。
「ハァハァ……お、お前は一体…?」
自分の知っている洵とは、あまりにも違い過ぎる目の前の少年。
荒い息を吐きながら問う雷蔵に、少年はニヤニヤと笑って口を開く。
「オレは、あんたが知ってるイジメられっ子で臆病な『牛塚洵』とは違う。
悪魔として転生し、復讐する為にやって来たのさ。
オレはもう弱虫な『牛塚洵』ではない、『アステリオス』って立派な名前があるんだ!」
自身の名前と正体を雷蔵に告げ、アステリオスはニィッと笑った。
悪魔に転生したなどと言われても、普通ならばとても信じられないことだろう。
しかし、こうも変わってしまった姿を間近で見ている以上、告げられた内容を信じざるを得ない。
「復讐…俺達…俺に、復讐しに来たってことか?」
「そうさ!三人纏めて堕とすのも楽しそうだったけど、
先に剛と仲の良い嵐士やあんたを下僕にした方が、剛を悔しがらせそうだからな」
アステリオスはそこで一旦言葉を止めると、ニヤリと笑った。
「既に、嵐士はオレの下僕になってるんだよな。今は、この場にいないけど」
「なっ…嵐士が、お前の下僕に!?」
仲の良い友人の一人が、既に目の前にいる少年の下僕になっていると告げられ、
雷蔵は信じられないと目を大きく見開く。とてもじゃないが信じられない、信じたくないことだ。
「ああ、今ではオレに身も心も捧げる可愛い下僕になってるぜ。
あんたも同じようにしてやるから、心配する必要はないさ」
「くっ…俺は、お前の下僕になんかならねーよ!」
目の前の少年を睨み付け、雷蔵は自分は絶対に屈しないと断言する。
アステリオスはニヤニヤと笑い、『それは、どうかなー?』と言う。
「おい、それはどういうこ……はぁあ…っ!」
急に雷蔵の身体がカァーっと熱く火照り出し、会話が中断されてしまう。
チンポはビンビンに硬くなり、Tバックを突き破らんとばかりに勃起し、
先走りをダラダラと垂れ流しているのが、自分でも分かってしまう。
一体何がどうなっているのか分からず、困惑の表情でアステリオスを見上げる。すると…。
「…………ぁっ!?」
何だか知らないが、目の前にいる少年が輝いて見える。
破裂しそうな程、激しく高鳴る胸。全身に雷が直撃したかのごとき、痺れるような衝撃。
「ウシシッ!やっと、効いてきたみたいだな。あんたがさっきトレーニング後に飲んだプロテインに、
オレのミルクをこっそり仕込んでおいたんだ。
ちょっとしか入れてなかったけどさ、オレに惚れる効果はちゃんと効いて良かった良かった」
アステリオスに種明かしされるが、雷蔵の耳には届いていない。
ただただ目の前にいる相手の顔を、熱い眼差しで見つめて胸を高鳴らせるだけだ。
「あーーっ、もう我慢出来ねーよ!好きだ…愛してる…っ!俺とエッチしてくれ、頼む!」
見つめているだけでは我慢出来なくなり、雷蔵は目の前の少年に抱き付く。
『好きだ…っ!』、『エッチしてくれ!』を何度も繰り返し、自分の下半身を擦り付ける。
「オレに今までしてきたことを謝って、身も心も捧げる覚悟があるなら抱かせてやるよ」
呆気なく堕ちて自分の虜になった獲物に気を良くし、アステリオスは悪魔の囁きを紡ぎ出した。
ミルクの力で惚れてしまっている雷蔵にとって、断われるハズもない甘い誘惑。
「今までイジメて悪かった、ごめんな…すまない。俺に出来ることなら、何でもする。
あれだけひどいことしたんだ、俺の全てを捧げて償う。だから、だから…エッチしてくれ!」
「契約完了、だな」
ニヤリと笑ったアステリオスは、雷蔵の胸に青く光る手を突っ込んだ。
嵐士の時のように、魂に特殊な魔力を注ぎ込んで行く。
やがて、雷蔵の胸から手が抜かれる。やはり、表面的には何もなかったかのように見える。しかし…。
「ぐわぁああああああぁぁぁああぁっ!!!」
嵐士の身に起こったように、雷蔵も大きな声で叫んだかと思うと、
ビクビクビクッと激しく痙攣し出した身体に、見る見る内に変化が起こり始める。
全身の筋肉が発達して行き、高校生スイマーに匹敵する肉体が更に逞しく変化して行く。
黒褐色の牛の角が二本と牛の尻尾が一本、ニョキニョキと生える。
変化が終わると、雷蔵はその場に気を付けをして直立した姿勢になる。
「俺、神戸雷蔵はシュティーア族として転生しました!
俺はアステリオス様にこの身を捧げ、絶対的で不変の忠誠を誓います!
アステリオス様、俺を下僕にして頂いてありがとうございました!
んおぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおっ!!!」
雷蔵は忠誠を誓うと共に雄叫びを上げ、大きくなった乳首と勃起したチンポから大量のミルクを発射した。
「ウシシッ!これで、雷蔵もオレの眷属…下僕だ。うん、搾り立てのミルク美味い。
そうそう、新しく名前を付けてやらないと。よし、『ランポ』でどうだ?」
自分の顔面や身体に掛かったミルクを舐め、下僕として生まれ変わった少年に新しい名を与える。
『稲妻』や『電光』を意味する名前を貰った少年は、興奮した様子で口を開く。
「ぬおおおっ!素晴らしい名前、ありがとうございます!
このランポ、アステリオス様の下僕として全身全霊で尽くさせて頂きます!」
「ああ、よろしくな!んじゃ、最後の宴の準備が整うまで抱いて楽しませてくれよ!」
ランポは『はい、承知しましたっ!まずは、口でご奉仕させて頂きますっ!』と元気良く返事し、
ベッドの端に腰を下ろした主人のチンポを咥え込み、フェラを開始した。
「……ん、んん…んっ……こ、ここは?」
不快な蒸し暑さを感じ、剛は目を覚ました。すると、そこは見慣れた自宅の自室などではなかった。
苔が生えた四角い石のブロックで床や壁が覆われた、薄暗くてカビ臭い部屋。
窓は一切ないらしく、正面にはテレビなどでしか見たことのない牢屋のように鉄格子がある。
気温が高くて湿度が高いのか、じめじめとした不快な蒸し暑さがあり、
身に纏っている衣服が汗で濡れ、肌にピッタリと張り付く感触が気持ち悪い。
「なんつったっけか、これが地下牢ってやつか……って、何だこれは!?」
意識がはっきりと覚醒し、剛は自身が壁に大の字に磔にされていることに気付いた。
四肢を動かすと、鉄枷と壁を繋ぐ頑丈そうな鎖がガチャガチャと音を立てる。
「チックショーーーーーーッ!!な、何なんだよぉぉぉぉぉぉぉぉおおおっ!?」
大声でわめいて力一杯暴れてみるが、鎖はビクともしない。
むしろ、疲れと痛みを感じるだけでデメリットしかなかった。
「ぜぇぜぇ…ぜぇぜぇ……ク、クソったれ…っ!」
ひとしきり暴れた後で、荒い息を吐き出しながら毒づく。
この地下牢は、一体何なのか。何故、地下牢の壁に自分が磔にされているのか。
いくら考えても、さっぱり心当たりがない。
いつも通り、夜中の十一時過ぎ頃に自室のベッドで寝たハズだ。
剛の頭の中ではそんな思考が巡るが、問いの答えは全く思い浮かばない。
その時、コツコツコツと誰かの足音が聞こえてきた。それは一人ではなく、複数のようだ。
そして、それがこっちにどんどん近付いて来るのが分かる。
恐らくだが、自分をここに閉じ込めて拘束した犯人かその関係者達だろう。
一体、どんな奴が自分をこんな目に遭わせたのか。
「……ん、目覚めてたようだな。どうだ、地下牢に繋がれた気分は?」
「テ、テメーは…っ!?」
鉄格子の向こうに姿を見せたのは、剛が見慣れた人物だった。
従弟であり、取り巻きと一緒にイジメていた少年の洵。
見慣れている姿とはいくつか違っているものの、その顔は洵に間違いなかった。
牛の角と尻尾を生やし、ビキニパンツに腰布というコスプレとしか思えない格好だ。
彼は鉄格子の扉の鍵を開けると、ギィィイと音を立てて扉を開き、牢の中へと入って来た。
「何で、テメーが……ってか、テメーが俺をこんな風にしやがったのか!?
テッメーーーー、洵の分際で何様のつもりだ!とっとと俺を解放しやがれ、ぶん殴るぞ!?」
相手がいつもイジメている洵と分かり、いつもの調子を取り戻して鋭い眼光で睨み付け、
いつものように洵を怒鳴り付け、自分をここから解放するように脅して要求する。
自分の知る洵ならば、泣きじゃくって自分の言う通りにするハズだ。だが…。
「ウシシッ!どうやら自分の置かれてる状況と立場ってものが、理解出来てないみたいだな。
まあ、仕方ないか。試験はいつも平均か赤点ライン、課題はオレ任せで遊んでばっかいる馬鹿だし」
洵は剛の脅しに屈することなく、むしろ馬鹿にしたような口調でからかうだけだった。
そのことに剛は一瞬唖然としてしまうが、自分を馬鹿にされたことを理解して顔を赤くする。
「な、何だとぉぉぉぉぉぉおっ!?テッメーーーーー、俺を馬鹿にしてただで済むと思うなっ!」
四肢を激しく動かして鎖をガチャガチャと鳴らし、血走った目で吠える剛。
狂犬のような彼の姿を見ても、洵はニッコリと楽しげに笑ったままだ。
「それじゃ、あんたにいいもの見せてあげよっかな」
ニヤニヤと不気味に笑うと、コツコツコツと足音を立てて二人の少年がやって来た。
新たに牢の中に入って来た彼らの顔も、剛が見慣れたものだった。
「テ、テメーらは…嵐士…っ…雷蔵…っ!?」
自分と一緒に洵をパシリにし、イジメていた嵐士と雷蔵だった。
彼らも洵と同じく牛の角と尻尾を生やしていて、ビキニパンツ一丁という格好をしていた。
何故、自分の仲間で友人である二人がここにいるのか。まさか、自分を裏切って洵に付いたというのか。
「オレが企画した感動のごっ対面、喜んでくれたかな?
あんたの仲間だったこいつらは、今ではオレのものって訳さ。
オレに絶対的な忠誠を誓い、何でも言うことを聞く可愛い下僕だぜ」
自分の両脇に立つ二人を示し、流石にショックを受けているらしい剛に向かってニィッと笑う。
「う、嘘だろ…お前ら、俺を裏切るのかよっ!?なっ、嘘だと言ってくれ!」
「ウシシッ!いいな、その顔!その顔を、見たかったんだ!いやー、計画通り!
信じられないなら、こいつらがオレに忠誠誓ってる証拠を見せてやろっかな」
信じられないという様子で二人に話し掛ける剛に、洵はニッコリと満足気な笑みを浮かべ、
『手を使わずにイって、オレにぶっ掛けろ。精液だけじゃなく、ミルクもな』と二人に命令を下す。
「はっ、承知しました!」
「はっ、了解しました!」
二人は元気良く返事をすると、自らの穿いているビキニパンツからチンポをはみ出させる。
彼らのチンポは既に勃起していて、先端から先走りが糸を引いて垂れているのが分かる。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおっ!!!」
「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああっ!!!」
雄叫びを上げると共に、嵐士と雷蔵は勃起したチンポから大量の精液を洵に向かってぶっ放した。
それだけでなく、大きく発達している乳首から白い液体を洵に向かって放出した。
二人が放った精液とミルクが全身にぶっ掛かった洵は、口元に垂れるミルクをペロッと舌で舐めた。
「なっ…なっ…男がおっぱい出しやがった!?」
母乳を出せるのは雌のみで、雄は出せないというのが一般常識であり、
男である嵐士と雷蔵が出したということに、目を大きく見開いて驚愕する剛。
「雄牛の悪魔、シュティーア族に転生したからな。二人だけじゃない、オレだって出せる」
「シュ、シュティーアゾク?あ、悪魔に転生しただとっ!?ど、どういうことだよっ!?」
剛の問いに、洵はニヤリと不気味に笑って説明してやる。
「あんたらが逃げて行った後、オレはある人物と出会い、
その人の息子として…悪魔に生まれ変わらせてもらったのさ。
今のオレはあんたの知る『牛塚洵』ではなく、『アステリオス』って名前があるんだぜ」
そこで一旦止めると、アステリオスは両脇にいる二人を示して話を続ける。
「そして、ここにいる二人をオレの眷属…下僕として生まれ変わらせたって訳さ。
こいつらもあんたの知る『松坂嵐士』、『神戸雷蔵』ではない。
こいつが『テンペスタ』、こいつが『ランポ』。オレに身も心も捧げ、命令に従う可愛い下僕だ。
心配するな、こいつらのようにあんたもオレの下僕にしてやるからさ!」
自分達の正体と目的を告げ、アステリオスは獲物を前にした肉食獣のように笑う。
告げられた内容を理解し、剛は『テッメーーーーー、そいつらを元に戻しやがれ!』と怒鳴る。
「ざっんねーん、それは無理無理。仮に出来ても、戻すつもりないけど!」
ふざけた口調でからかうように言うアステリオスに、剛の怒りが爆発する。
「テッメーーーーーーーーーーー、ふざけてんじゃねぇええええええええっ!!!
俺を下僕にするだぁ?調子こいてんじゃねぇぇえええ、弱虫泣き虫洵の分際でっ!
誰が、変態ホモ野郎の下僕になんかなるかよっ!こんの変態ホモ野郎がぁぁぁぁぁぁっ!!」
顔をトマトや茹で蛸のように真っ赤にし、剛は怒鳴り散らしてアステリオスに向けて唾を吐き掛けた。
唾が相手の顔面に掛かったのを確認し、『ざまぁみやがれっての!』と笑う。
しかし、次の瞬間にはその顔は苦痛に歪み、『ぎゃぁあああああああっ!?』と悲鳴を上げる。
「人間如きが、俺の主人を愚弄するとは許せん!」
「この方に、貴様の汚い唾を掛けるとは許しておけねー!」
怒りを露にしたテンペスタとランポが、どこからか取り出した革製の鞭を剛に振るったのだ。
アステリオスに絶対的な忠誠を誓い、愛している彼らにとって剛の行動は許せなかった。
「許せん、許せん、許せねぇぇえええええぇええぇぇっっ!!!」
「俺達の大事な主を穢すとは、絶対に許せねーーーーわっ!!」
「ぎゃぁあああああああああっ!?」
二人の下僕達は煮えたぎる激しい怒りを爆発させ、何度も鞭を憎むべき相手に振るう。
ビシィィィィィィッ、バシィィィィィィと音を立てて振るわれる度、剛からは悲鳴が上がる。
振るわれる鞭によって、身に纏っていた衣服が破れるだけでなく、
所々にミミズ腫れが刻まれたり、皮膚がめくれて血が滲み出ている。
「二人共、そこまで!」
アステリオスの言葉に、二人は不服そうな顔もしながらも大人しく従った。
自分の感情よりも、主人の命令の方が彼らにとって絶対であるからだ。
「下僕になりたくないって言うんだし、下僕にするのは止めることにした。
こいつに徹底的に自分の立場を分からせ、堕としてやれ」
グッタリとした傷だらけでボロボロの剛を眺め、アステリオスはニヤリと笑う。
「絶対に、殺すなよ。心の方は壊したっていい、何するかはお前達に任せる。
とにかく、こいつに自分がどういう立場か理解させ、淫乱な雌にしてくれればそれでいい」
「はっ、仰せのままに!」
「お望みのまま、このクズを調教してやります!」
二人は主人の命令に返事をし、『俺達に任せて頂き、ありがとうございまっす!』と感謝の言葉を述べる。
従順で主人想いの下僕達に満足し、『じゃ、後でまた来るから』と告げて牢から出て行った。
主人の姿が見えなくなると、二人は互いの顔を合わせて不気味にニヤリと笑った。
「ぐっ…うぅ…っ……」
全身を襲う痛みに悶える剛に歩み寄ると、ボロボロの衣服をビリビリと引き裂いて剥ぎ取って行く。
最後に残った赤いボクサーブリーフを剥ぎ取ると、その下からは立派に生え揃った陰毛の茂み、
そして、小学生並みに小さくて皮被りのチンポが現れた。
陰毛は立派なのに、チンポは情けない程に小さい。
まだツルツルの股間であれば、発育が遅いという言い訳も出来ただろう。
「プッ、何だよ…こいつ、毛はモジャモジャなのに小せぇチンポだぜ!」
「プッ、マジ受けるわー!あれだけ『俺のチンポはデカい』って言ってたのに、短小包茎とか!」
テンペスタとランポはプププと笑い、短小包茎の剛をからかう。
「うぅっ…み、見るな…っ!」
自分の絶対に知られたくなかった秘密を知られ、剛は激しい羞恥心に襲われる。
よりによって、友人であった二人に知られてしまうとは。
常日頃、チンポの話題になると『デカい』と見栄を張っていただけに、余計に恥ずかしい。
「あぁ、誰に向かって言ってんだ?」
「こいつ、まだ自分の立場ってもんを理解してねーらしいな!」
ランペが剛の小さいチンポを掴み、包皮を一気に剥いてやる。
すると、亀頭にはビッシリと恥垢がこびり付いていて、チーズに似た臭気を放っている。
普段から入浴時に包皮を剥き、掃除をしていなかった証拠だ。
「うわ、くっせーーーーーっ!臭過ぎて、鼻が曲がっちまいそーだぜ!」
「チンカスの掃除もしてねぇのかよ、この短小包茎野郎!公害レベルに、くっせぇだろうが!」
鼻を塞いでふざけた調子で、剛に向かって『臭い、臭い、臭い』と言葉を吐き掛ける。
短小包茎であることだけでなく、恥垢がこびり付いて臭うことまでからかわれ、剛の目元から涙が滲み出る。
「うっうっ……ふぎゃぁあああっ!?」
涙を流す剛に向かって、テンペストが鞭を振るって悲鳴を上げさせる。
「へっへっ、いいかぁ?これから俺達が言うことを、繰り返せ!」
「さもなきゃ、鞭が飛ぶぜ!痛い思いしたくなきゃ、言う通りにした方がいいぜ!」
そう告げた二人が手にした鞭を床に打ち付けるのを見て、剛はコクコクと頷くしかなかった。
「短小包茎野郎の牛塚剛は、見栄を張って巨根と言っていましたが、
陰毛はモジャモジャなのに、チンポは五センチしかない短小包茎です!」
「た、短小包茎野郎の牛塚剛は…み、見栄を張って巨根と言ってましたが、
陰毛はモジャモジャなのに…チ、チンポは五センチしかない短小包茎です!」
「短小包茎野郎の牛塚剛は、普段風呂で剥いて掃除してないので、
亀頭にはチンカスがビッシリこびり付いて、すっげぇ臭いです!
公害レベルに臭くて、ごめんなさい!」
「た、短小包茎野郎の牛塚剛は…普段風呂で剥いて掃除してないので、
亀頭には…チ、チンカスがビッシリこびり付いて…す、すっげぇ臭いです!
こ、公害レベルに臭くて、ごめんなさい!」
剛はビクビクッと震えながらも、二人の告げる屈辱的な台詞を繰り返す。
「おい、こいつチンポ勃ってねー?」
「って言われても、小さくて分かんねぇって!でも、濡れてるってことはそうかもな!
短小包茎で臭うチンポって言って喜ぶとか、マゾなんじゃね?」
見た目的にはあまり変化はないものの、亀頭の部分が濡れ始めていることから、
先走りが滲み出ていることが分かり、勃起していることが分かる。
屈辱的な台詞を言わされて勃起させているのだから、マゾだと言われてもおかしくない。
「うぅ…ち、違う…勃ってなんか…っ!」
否定する剛だったが、チンポはピクピクッと震える。そのことに、二人は爆笑する。
「まっ、どっちだっていいけどな!」
「これから調教し、モノホンのマゾにしてやるぜ!」
テンペストとランポは不気味にニヤニヤと笑い、鞭を床に叩き付けた。
三時間ぐらいが経過した頃、地下牢では…。
「おらおらおらっ!」
「んぐっ…んんん…っ!」
拘束を解かれた剛が、テンペスタのチンポを咥え込んでフェラしている。
テンペスタは激しく腰を動かし、剛の口内をチンポで擦り上げる。
「ウシシッ!これがケツマンコってやつか!絡み付いて来て、堪んないなー!」
剛のケツにはアステリオスのチンポが突っ込まれ、激しく抜き差しを繰り返されている。
三時間に渡る調教によって、剛のケツはすっかりとケツマンコと化し、
チンポにいやらしく絡み付いて、ギュウギュウと締め付けるようになっていた。
初めて味わうケツマンコの感触に、アステリオスは興奮した様子で腰の動きを加速させて行く。
「はっ…はっ…はっ…アステリオス様のケツマンコの方が、断然気持ちいいですっ!」
剛のケツを犯すアステリオスのケツには、ランポのチンポが突っ込まれていて、
水泳で鍛えられた腰の動きで、主人のケツマンコを掘っている。
「あっ…あっ…!イク、イクーーーーーーーーーーッ!!」
「ぐっ…やべ、俺もイクーーーーーーーッ!!」
「うぅっ…うぉぉおおおおおおおっ!!」
アステリオス、ランペ、テンペスタがほぼ同時に絶頂を迎え、アステリオスは剛のケツに、
ランポはアステリオスのケツに、テンペスタは剛の口内に大量の精液をぶっ放した。
「ハァハァ…気持ち良かったぜ……」
「ハァハァ…やっぱエッチすんの気持ちいいな……」
「ハァハァ……二人共、ご苦労だった。ここまで堕としてくれれば、上出来だ」
精液と汗とよだれまみれで床に倒れる剛から離れ、
荒い呼吸を繰り返す三人の少年悪魔達は抱き締め合う。
三人の股間では、射精したばかりなのにもう力を取り戻しつつあるチンポがある。
「ハァハァ…さーて、仕上げに入るか」
アステリオスは床に倒れている剛に近寄ると、頭部の角から青色の光線を放った。
その光線が当たると、当たった場所から黄金へと変わって行く。
剛の身体に、黄金化の魔法を掛けているのだ。
快感に蕩けて口をだらしなく開けたアヘ顔で、精液や汗やよだれまみれの身体のまま、
アステリオスの掛けた魔法で、光り輝く黄金の彫像へと姿を変えてしまった剛。
「そのまま、一生いるといいさ。永遠に死ぬこともなく、快感を留め続けたまま、
淫らな彫像として存在し続けることが、あんたに科せられた罰だ」
復讐を遂に成し遂げたアステリオスは、満足気にニッコリと笑う。
「お疲れさまでした、アステリオス様!」
「肩をお揉みします、アステリオス様!」
テンペスタとランポが主人にベタベタとくっ付き、肩を揉んだり、チンポを揉む。
黄金の彫像になった剛と同じく復讐の対象であったが、今となっては従順で可愛い下僕の二人。
自分に宛がわれた部屋に戻って、二人に奉仕させようか…と、アステリオスが考えている時だった。
「……ククククク、面白い余興だったぞ。流石は、我が息子」
地下牢にアステリオスの父、サフィロスが入って来た。
父の姿を見ると途端に、アステリオスは父に駆け寄って勢い良く飛び付いた。
「父さん!オレが復讐するの、見ててくれたのか?」
「ああ、息子がどのように復讐するか気にせぬ親がいる訳がなかろう」
父親に身体やチンポを擦り付け、笑顔で甘えるアステリオス。
そんな可愛い息子の頭を、サフィロスは愛おしげに撫でてやる。
「我を満足させた褒美に、これからたっぷりと搾り取ってやるぞ」
「わーい、やったー!父さんのチンポ、大好き!
ミルクもチンポミルクも、たっぷり搾り取ってくれよ!」
「……そういう訳だから、後はよろしくな!それ、オレの宝物庫に飾っといて!」
テンペストとランポに向かってそう言うと、
アステリオスは父親に抱き上げられて地下牢から去って行った。
「「はっ、お任せを!……はぁ〜あ」」
地下牢に残された二人は揃って返事を返すと、大きな溜息を吐いた。
主人にたっぷりとご奉仕するつもりでいたのだが、
急に現れた主人の父がさらって行ってしまったのだ。溜息が出てしまうのも、無理はない。
「とりあえず、これ運んで…どうする?」
「そうだな……アステリオス様が戻って来られた時に、
疲れを癒される為に風呂とマッサージの支度をするのはどうだ?」
地下牢ではしばらくの間、真剣に話し合う二人の声が響き渡っていた。
END...
以前、こちらで大変お世話になっていた者です。
里帰り(?)も兼ねて本日できあがったばかりの新作を投稿させていただきました。
くろねこさま、ジンさま他、沢山の方々には大変お世話になりました。
今回の話は今週日曜日に控えた『父の日』にちなみ、
『乳の日』、『雄っぱいの日』ということで
昨年の年末に書いた話に登場した悪魔の種族をピックアップしたものになります。
『人外の者』に変えられてしまう作品は世の中にかなり多いと思いますが、
それプラス『息子化』や『兄弟化』というシチュエーションは大好物であります。
また『息子化』だけでなく、今回は『復讐』もテーマにしています。
『イジメられっ子』が『イジメっ子』に人外の力を得て、復讐する。
こちらも大好物なシチュエーションですが、
近年はテレビなどでイジメ問題が取り上げられていて、
なかなか書く気力がありませんでした。なので、ようやく書けて嬉しいです。
最後は催眠・洗脳ではないですし、雄っぱいの描写のヘタさなど、
いろいろと拙い話だと思いますが、楽しんで頂けたら幸いでございます。
少しでも多くの方の妄想の材料となれば、妄想族の一人として幸せです。
投稿した『搾乳』ですが、見直したら誤字・脱字が多くて
大変すみませんでした。
これからもこの部屋が盛り上がって行けばいいなと思っております。
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